最新更新日:2024/10/02 | |
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移転に向けて引っ越し準備を進めています来年度4月の移転を前に、学校では夏休みから少しずつ引っ越しの準備を進めています。 図書館は今月12月1日より閉館し、画像で分かるように、所蔵する本を段ボールに詰める作業をしています。 本格的な引っ越し作業は、卒業式後の3月2日以降となります。 東京都現代美術館様との連携による美術研修旅行事前学習を行いました。
本日3、4時間目の1年2組の総合的な探求の時間では、1月の美術研修旅行で訪問する「東京都現代美術館」の学芸員・郷泰典様から美術館や学芸員の役割についてZoomを通して学び、事前課題をめぐって、現代美術への「感じる心」を深めました。
1月の美術館との連携研修では、「美術館の社会的役割」を知り、「美術を『もの』から『こと』へ」考えることを通し、美工生としてできることを考えようという目標を掲げています。 前半は、事前課題「これがアートだ!」をめぐり、郷さんが京都の街なかで見つけた「アート」の画像を見せながら、どのようなところにアートを感じたのかをお話ししていただきました。東京にお住まいの郷さんならではの京都への眼差しに生徒も新たな発見があったようです。 後半は、各班が撮影してきた「これがアートだ」と考えるものの画像を提示し、なぜ選んだかについて発表し、郷さんからコメントをいただきました。 今回の課題は、現代美術に接する経験がまだ少ない1年生に対し、「五感を働かせ、日常の中から自分の美しいと感じることや引っ掛かることを拾い上げ、記録するという行為を通して、ものの見方を広げたり、考え方を深めたりし、現代美術への距離を縮めてほしい」という郷さんからのご提案で実現しました。郷さんからひと班ずつにいただいたコメントは、生徒が感じたことを他者の見方を通して新たに深め、さらに考えるきっかけとなりました。 最後は、郷さんから投げかけていただいた「現代美術に関する問い(Q現代美術は皆さんにとって身近ですか?Q現代美術を身近にするにはどうしたらよいですか?など)」に対して、事前に生徒たちがディスカッションした内容について、郷さんからさらに投げかけをいただきました。「具体グループ」や「アンデパンダン展」の紹介、「観ることの大切さ」も伝えていただき、これから東京研修までに生徒たちが準備する課題が色々と明らかになりました。 2組はギャラリー訪問も実施しますので、ギャラリーでの見るべきポイントについても教えていただきました。あらためて来月の研修が楽しみになりました。 生徒の撮影してきた画像やコメントはどれも大変イキイキとしており、視点も個性的でとても素敵でした。「アーティストは気づかないことに気づける人。皆さんも何気ないものに気づけるようになってほしい」というメッセージをいただきました。1月の美術館訪問が楽しみです! 1年生の美術研修旅行はクラスごとに訪問先が異なり,1組は神奈川県立近代美術館葉山館様,2組は東京都現代美術館様と草間彌生美術館様,3組は水戸芸術館様のご協力を得て,研修を行います。3か所の特徴的な美術館の活動を通して探究し,各クラスの生徒がそれぞれに学んだことを持ち寄ることで,多様な知や経験が集合し,学年全体で生徒のインプットや好奇心が高まることを期待しています。 2分野選択での実習 (1年:造形表現) −2−【1年「造形表現」2分野選択】 後期が始まり、早くも2ケ月が立とうとしています。 1年生の「造形表現」では、2年生からの専攻につながる実習を、年度当初8分野すべて学習した後、3分野を選択、後期からは2分野を毎週並行して学んでいます。 1年次の学期末に2分野から1つ選択した分野を、2年生から専攻実習として取り組むことになります。 現在、各分野では3分野選択時とは違い、より専門的な実習内容に取り組んでいました。 洋画分野では、パステルによる静物画制作に挑戦、パステル画材のもつ特徴を上手く生かしながら、作品を製作していました。 漆芸分野では、花図柄での研ぎ出しパネルの制作をしており、細かい作業に一生懸命鶏組んでいました。 デザイン分野では、コンピュータはなくてはならないアイテムです。本日はソフトの一つであるIllustratorの基礎習得をしていました。 陶芸分野では、ろくろ成形による茶碗制作をしており、本日は高台を作る作業をしている途中でした。お茶碗がぶれないようにろくろの中心に置き、削っている様子は真剣そのものでした。 ※写真は各分野の実習の様子です。 市立高校グロ−バルフェスタ2022を開催京都市立高校では、各校が魅力あふれる高校づくりを進めており、その一端を知っていただこうと市立高校9校が集い「市立高校グローバルフェスタ2022」を、西京高校を会場に開催しました。 本校(美工)の体験では、「色が見える」ってどういうこと? というテーマで体験授業を実施、色が見えるということを理科的に理解したのちに、参加した中学生の方がイメージする「色」の組み合わせを、色紙を使って創り出して作品にしました。 参加した生徒の皆さんは、真剣に先生の話を聞き、短い時間の中で素晴らしい作品を楽しく作ってくれていたのではないかと思います。 また、付添いできた保護者の方には校長より、美工の教育活動について理解していただくため、説明をさせていただきました。参加していただいた保護者の方が少しでも本校のことをご理解いただけたなら幸いです。 中学2年生の皆さんには、今回の参加を通して各高校の特色ある授業を体験し、高校における「学びの魅力」や、「高校でなぜ学び、何を学ぶのか」、「将来どんな生き方をするのか」を考えるきっかけにしてほしいと思います。 1年美術見学旅行オンライン説明会を実施先週10日(土)に1年生保護者対象美術見学旅行オンライン説明会を実施しました。多くの保護者にご参加いただき、誠にありがとうございました。 1年生では、来月17日(火)から20日(金)の3泊4日で、関東方面への美術研修旅行を実施します。1日目と4日目は全体行動となりますが、2・3日目の2日間は、クラス別に美術館や芸術館との課題解決型研修を行う予定です。 この旅行に先立ち、各クラスでは「探究 l 」の授業において、事前学習を進めております。美術高校ならではの取組として、学校では大きな行事の位置づけとしており、生徒たちがどのような成果をあげるのか楽しみにしています。 説明会では、校長挨拶、続けて学年主任からの説明やお願いの後、旅行社から保険や新型コロナウイルス感染症対策などの説明をさせていただきました。その後、保護者の方からの質問を受け付け、回答をさせていただき終了となりました。 コロナ禍での実施となります。学校としましても、教育委員会および旅行社とも十分な対策を講じながら、旅行を実施したいと考えています。保護者の皆様にもその旨ご理解いただきますようお願いいたします。 中2生対象の市立高校グローバルフェスタ2022を明日開催します
京都市立中学校の2年生の皆さん対象の「グルーバルフェスタ2022」には、たくさんの中学生の皆さんからお申込みをいただきました。ありがとうございました。
いよいよ明日、開催します。 会場は京都市立西京高校、受付開始は13:00からです。 持ち物は、上履きと下足を入れる袋等、そして筆記用具です。 駐車所・駐輪場はありませんので、公共交通機関を利用してお越しください。 私たち美術工芸高校は、「色が見える」ってどういうこと? というテーマで体験授業を行います。 色が見えるということを理科的に理解したのちに、あなたがイメージする「色」を創り出して作品に生かす体験授業です。お楽しみに! 抽選の結果は既にお知らせしています。体験できる高校の決定連絡がなく、残念ながら参加できない方には申し訳ありませんが、受け入れ人数に上限がありますので、ご理解いただきますようお願いいたします。今後も各高校が説明会や体験会を計画してお知らせをしていきます。その際にはぜひご参加ください。 秋の専攻別美術見学(染織専攻&ファッションアート専攻)
遅くなりましたが、染織専攻とファッションアート専攻の美術見学の様子をご紹介します。両専攻の生徒たちは、大阪市中央公会堂の建物の見学ののち、国立国際美術館と大阪中之島美術館の二会場で開催されている『すべて未知の世界へ-GUTAI分化と統合』という企画展を鑑賞しました。
この展示は、1954年に兵庫県の芦屋で結成された美術家集団である「具体美術協会(具体)」の歩みを、「分化」と「統合」という二つの視点からとらえなおすという企画展です。 生徒たちは、同じ企画での展示ながら、2つの美術館それぞれが持つ雰囲気や空間によって異なる印象を鑑賞者に与えるという点にも興味を持ちながら深く鑑賞している様子でした。 また、大阪中之島美術館では、もう一つの企画展「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」も鑑賞しました。 ロートレックとミュシャのデザイン性に優れた作品の数々は、染織やファッションにおける文様のデザインにも通じるところがあり、メモやスケッチをしながら熱心にインプットをしていました。 普段はなかなか訪れることのない大阪の美術館での作品鑑賞は、とても刺激的で有意義な時間となりました。 校内写生を展示(3年:表現演習 l )本校マルチホール前オープンスペースでは、3年生表現演習科目E講座の授業で実施した「校内写生」の展示を行っています。 移転を前に、3年間の思いれのある場所を選んで描いた作品には、生徒一人ひとりの想いが込められ、力作が並んでいます。 この展示は1月9日(月)までとなっています。 ぜひ在校生の皆さん、足を運んで鑑賞しましょう。 数学の中間考査の問題解説で立体描写を考えました
定期考査を採点して返却した後には、問題解説をすることが多いのですが、今回の1年生数学の授業では、中間考査で出題されていた問題を観察した際に、美術で立体描写をする場面の話になっていました。
出題されていた数学の問題は、直方体の断面を用いた関数の問題でしたが、直方体などの図形は生徒が所有するiPadの数学ソフト「GeoGebra」を使って簡単に描くことができます。美術の授業での実習の際に、平面の用紙に立体を描くことはよくありますが、案外と狂いなくうまく立体に見えるように描くには練習が必要なのではないでしょうか。 タブレットで描く図形と、自分の描く絵とを見比べ、いろいろと試している生徒たちの姿が印象的でした。 1・2年人権学習を実施本日7日(水)のLHR時に、1・2年を対象に人権学習を実施しました。 今回の人権学習の目的は、来年4月の移転を前に、「部落差別(同和問題)」について正しく学び、被差別の歴史をもつ同地域のことを知り、この地域に建つ学校の生徒・教職員として正しい人権感覚を身に付け、自分や周りの方を守る力、理不尽なものの見方や考え方を見分ける力を身に付けることを目的としています。 講師には、京都市教育委員会学校指導課参与の初田幸隆先生をお招きし、「新しい学校」への扉を開ける〜学校移転を人権の視点で見る〜というテーマで講演をしていただきました。 講演では、世界で起こっている人種差別や人権問題を取り上げた後、「人権とは何か」を生徒と一緒に考えたり、日本国憲法における基本的人権について読み解いたりしました。 その後「同和問題」「部落差別」の問題についてできるだけ分かりやすく生徒たちに向け講義をしていただき、また、近世から始まる日本、京都、崇仁地域における身分制度や人権差別などの歴史についてもをお話しして頂きました。 講演の最後には、このような過去からこれまでの崇仁地域の歴史や成り立ちを知ったうえで、この地にある学校に通いながら新しい街づくりに参加していくことになることや、人類が目指すWell-beingの実現のためにも、SDGsで掲げる17の目標の達成をするために、人権の視点で物事を見ることや、人権を尊重した態度が最も重要になることを伝えていただきました。 生徒たちは、本当に真剣に講演の話を聞いており、一人ひとりが自分事として捉えてくれているようでした。 今後も、このような人権研修を続けていきます。 講演終了後、本校名和野校長より謝辞と生徒に向けてメッセージがありました。 ■校長メッセージ → こちら |
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