最新更新日:2024/10/01 | |
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中学3年生対象 文化祭の来場申込開始しました
令和4年9月3日(土)、4日(日)実施の文化祭につきまして、
一般の中学3年生対象に来場申込を受け付けます。 ■申込期間:7月28日(木)〜8月22日(月)PM12:00(正午) 申込方法を含む詳細はこちらをご覧ください。 2年生 薬物乱用防止教室
7月27日,全員学習の午後の時間,講師の先生をお招きし2年生の薬物乱用防止教室が行われました。
本日の講演会では,講師の先生の経験を交えながら,麻薬や覚醒剤などの薬物が持つ依存性の恐ろしさや,心身への悪影響,薬物乱用をやめることの難しさ等についてお話していただきました。 薬物乱用の多くは,興味本位や「一回だけなら問題ないだろう」という軽い気持ちから始まります。それが次第に心身を蝕み,いつの間にか自分や家族,関わる人たちの人生を狂わせていきます。 実際の経験をお話していただくと,私たちにとって無関係な話ではなく,自分の身を守るために適切な判断が必要なのだということがわかりました。 また,講演の中では,何か困難に直面したときに,「人と人との繋がり」が問題を解決するための原動力になってくれるというお話がありました。これは薬物乱用に限らず,あらゆる場面で大切にしたい考え方です。悩みや不安がある場合は一人で抱え込まずに,信頼できる友人や周りの大人・学校に相談しましょう。 講演後には質疑応答の時間を取りました。実際に薬物乱用に誘われた際の断り方や,家族との関係性の変化等,多くの質問があがりました。 そして最後に,代表生徒から講師の先生に花束とお礼の言葉をお送りしました。 高校2年生は,18歳成人を目前に控えています。今回のように様々なお話を聞くことで,一人ひとりが自分の選択の重さを感じ,自分のことも周りのことも大切にすることができるような価値観を身につけてほしいと思います。 3年生夏期補習 1期最終日
7月26日,昨日は3年生夏期補習1期の最終日。
普段の授業とは違い,1コマ75分。夏の暑さもピークを迎えますが,体調を崩すことなく学習時間を確保したい時期です。 4限の「論述世界史」の授業では、京都大学の論述問題に取り組みました。4人の生徒がそれぞれの回答を黒板やホワイトボードに書き出し,なぜこの回答になったのかを解説しているうちに,「やっぱりここも入れておくべきだった…」「優先順位を間違えた…」「好きな時代ばかり中心に書いてしまった…」と反省点が次々出てきていました。 5限の「発展有機化学」の講座では,前半の45分間はしっかり演習問題に集中します。後半は滝本先生による解説でした。先生がどうしてもできるようになってほしい問題,正解することはできたでしょうか? 夏休み中の課題発見のヒントになりましたね。 本日からは夏期補習2期が始まりました。3年生にとっては最後の文化祭準備もあり,様々な面で夏休みを充実させることができそうです。そんな生徒の皆さんを,堀川高校はいつでも応援しています。 24期生「非行防止教室」
7月25日,全員学習の午後に24期生1年生の「非行防止教室」が講堂で行われました。
京都府警察本部少年課の方々をお招きして,「非行の加害者にも被害者にもならないためにできること」をテーマにお話ししていただきました。 公演はまず,「だまし絵クイズ」から始まりました。一見馬のように見えるイラストが,角度を変えることによって蛙にも見えます。「非行」はだまし絵に通じるものがあり,何気なく過ごしている日常生活は,実は犯罪行為に抵触したり,逆に被害に遭ったりする可能性を孕んでいます。 顕著な例としてスマートフォンの使用が挙げられました。高性能なカメラや,発信力を持つこの情報媒体は,便利な反面危険性も持ち合わせています。友人の写真を勝手に撮影してSNS上に共有してしまうことや,自分の写真を共有してしまうこと,無防備に人間関係を広げてしまうことは後の大きなトラブルにつながりかねません。もちろん,対人関係に限った話でもなく,スマホ依存等によって生活習慣が大きく崩れることも,非行の原因にならないとはいえません。 夏休み期間中は,普段の学校生活が無くなる分,SNS上でのコミュニケーションの機会が相対的に多くなると考えられます。そのとき,非行の加害者にも被害者にもならないためには,どのようなことに気を付けて夏休みを過ごしていけばよいでしょうか。 先週の人権学習でご講演いただいた佛教大学の原清治先生のお話にも通じるものがありました。「対面授業とオンライン授業、どちらでもいいとしたらどっちを選ぶ?」という原先生の問いかけに、8割以上の生徒が対面授業に挙手した24期生。ネット社会の二面性とともに生きる世代であり,人と直接コミュニケーションを取ることの大切さを実感する世代でもあります。 今日の非行防止教室では,ネット社会で生きる世代として大切にしなければならない視点を,改めて学ぶことができました。 パーラメンタリーディベート講習会に参加しました。
7月23日(土)に、京都市立日吉ケ丘高校の英語村でパーラメンタリーディベート講習会があり、本校から3チーム9名の1年生が参加しました。これは京都公立高等学校校長会主催の会で、京都府下の公立高校から即興型英語ディベートに興味のある生徒が参加します。
第1部は東京大学英語ディベート部元代表の加藤彰氏を講師に迎え、「即興型ディベート入門“短い時間で考えるには?”」と題したオンライン講演会が開催されました。加藤氏は大学生・高校生の英語ディベート世界大会のジャッジのご経験もあり、生徒から出たよりよいディベーターになるためのさまざまな質問に答えてくださいました。 第2部では、他校のチームと交流戦を行いました。今回参加した生徒は全員1年生で経験は浅いものの、「オンライン授業は対面授業よりも教育によい」という論題に対して、自分の与えられた立場からしっかりと英語で立論・反論をしていました。 3年ぶりに対面での開催となった今回の講習会。参加した生徒は他校の生徒との交流を通して、英語を使って意見をやりとりする楽しさを感じ、もっと説得力のある表現を使いたい、言いたいことを英語で過不足なく言えるようになりたい、とさらなる成長への向上心をみせていました。英語を学ぶ同じ年代の生徒との交流が刺激となったようです。今回参加した生徒のこれからに期待が高まります。 写真 1・2枚目:試合前の準備中の様子 3枚目:今回参加した9名の生徒たち 夏の学校閉鎖日について
◆8月8日(月)〜16日(火)の間を、学校閉鎖日とします。
◆夏季休業中の在校生・卒業生の調査書等の証明書発行の依頼は、上記学校閉鎖日を除く、平日の9:00〜16:30に、まず堀川高校(075−211−5351)に電話でご連絡をいただきますようお願いいたします。発行までに時間がかかる場合もありますので、入手が必要な日までに余裕をもった、早めのご連絡をお願いいたします。 2年生JUMP交流会・論文書初め
21日,夏休み全員学習の午後,23期生の取り組みとして「探究の夏 JUMP 交流会」が行われました。他者の発表を聴き,自分自身も発表することで視野を広げ,発表と質問のスキルを磨くことが今日の目的です。
交流するグループは3〜4人で構成され,初対面同士が多い印象でした。また,各HR教室には「海の間」や「祭の間」など,探究基礎委員によって夏らしさをテーマとした名前がつけられていました。 探究基礎委員が司会進行に立ち,最初はアイスブレイク「私は誰でしょう」で緊張をほぐし,発表者と聴き手の大事にするべき観点を確認した後,いよいよ交流がスタートしました。 時間は1人7分間。それぞれに工夫がみられました。これまでに集めたデータを班のメンバーに見せながら発表する生徒もいれば,パワーポイントを作成している生徒もいました。他者に伝える難しさを改めて実感する機会となったのではないでしょうか。 また,今回の交流会では「聴き手がする質問」も目的を達成するための大きなポイントとなります。発表者が聴き手にとってよりわかりやすいと感じる説明を引き出せるような質問(素朴な質問)や,発表者が気づかなかった「主張の弱点」を明らかにすることのできる質問(クリティカルな質問)をすることで,今回の交流会をより有意義なものにしました。 夏休み中には論文執筆を進めていきます。本日の午後は,「論文書初めの会」を行いました。交流会で得た個人研究の成果を文字に起こすために必要な客観的視点を生かすべく,各自が熟考しながら書いていました。 1年生人権学習
7月22日(金),全員学習の午後に1年生の人権学習を行いました。佛教大学副学長・教育学部教授の原清治先生をお招きして,「ネット社会と堀川高生の実態」という演題でご講演をしていただきました。
講演会係の生徒の司会で、ご講演が始まりました。冒頭,先生からの「今自分が大学生だとして,授業はオンラインでも対面でも参加可能で,どちらでも出席したことになるとしたら,君たちはどちらを選ぶ?」という問いかけを皮切りに,24期生たちは「ネット社会に生きる現在及びこれからの自分」へと思考を深めている様子でした。先生の問いかけに対する生徒たちから出た意見は, 「分からないことがあったらすぐに質問できたり,意見を言えたりする」 「対面だからこそできる“対話”をたのしみたい」 などです。 そこから,先生の問いは「自分たちが“なぜ”このように考えることができるのか」また,「ネット社会においては個人への攻撃が助長されるのか」という,より本質に迫るものへと変化していきました。「多元的な評価に応えようとすると誰でもしんどくなる」という先生の冷静かつ温かいご指摘が印象的でした。 原先生との対話は,24期生が「堀川高校」で生きる自分たちを俯瞰し,捉え直す良い契機になったのではないでしょうか。先生は長い期間、堀川高校生にアンケートを実施してくださり、丁寧な分析から、毎年生徒たちに必要な考え方やあるべきふるまいを示唆してくださいます。原先生,今年も貴重なご講演をしていただき,本当に有難うございました。 超えていく存在
7月16日、本校にて中学3年生対象の学校説明会を実施しました。
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中でしたが、今年度はぜひ、お申し込みいただいたすべての中学3年生の方々に、直接に学校を見て、生徒と交わり、堀川を知って、ワクワクした感覚を抱いてほしいと願っておりました。ご参加いただきました方々、暑い中お越しいただきありがとうございました。 3部制としたためにご希望の時間帯にご参加いただけなかった方々や、多数のご参加をいただいたために会場内で窮屈にお感じになられた方々におかれましては、大変申し訳ございませんでした。 生徒たちの学校説明会は、6月10日に開かれた2年生による第1回リーダー会議から始まった。集まった20名ほどの生徒たちがそれぞれ、各パートのリーダーを担う。そして、代表1名と副代表2名が全体を統括する。1人1人が、来場者の方々に堀川の魅力を知ってもらいたいという願いとともに、自分なりの説明会にかける想いをはつらつと語っていた。 自分たちがまだ知らない堀川の魅力に気づく機会にしよう。 堀川の探究を見てほしい。探究で魅了したい。 自分が中学生の時に感じた胸の高まりを、今の中学生にも感じてほしい。 今日というこのスタート、そしてこれからの過程を大事にしたい。 説明会を築いてきた先輩たちは私のあこがれ。もっと良いものを創ろう。 全力で取り組むことによる楽しさをみんなで味わおう。 2年生に1年生約130名のスタッフが加わり、合計150名ほどの生徒たちが、6月29日のスタッフ会議に集った。学年を超えた集団が、ともに1つの作品を創りあげていく。「私は堀川が大好きです。そのことを中学生に伝えたい。ここに集った仲間とともに楽しみたい。」2年生代表が会議を締めくくった。 その後、何度かのリーダー会議、1年生を含めたスタッフ会議。それぞれの会議の前には、個別ミーティングを実施する。各パートの準備も進んでいく。その様子を教員が見守る。 前日の7月15日午後、授業はなく学校全体が説明会モード。スタッフ会議でのスケジュール確認に始まり、全館清掃、案内掲示、会場設営、舞台用機材確認などが同時並行で行われる。実際に取りかかると、大なり小なりの想定外のことが生じたり、新たなアイデアが浮かんだりする。その修正や変更のために、リーダーたちが教員を交えて相談している。 夕刻の最終リハーサル。それほど時間は残されていない。私はその時に初めて全体を見た。各パートに対して、これまでの準備に感謝するとともに、明日に向けたアドバイスを送った。 学校生活紹介を担った6名が、リハーサルを終えた後に私のところに来てくれた。生徒たちは約15分の舞台上で、紹介内容に応じた写真やスライドをたくさん用意し、スクリーンに投影しながら進めていた。中学生たちの堀川をより知ってほしいという、おもてなしの心がうれしかった。 6名の中にいる2年生リーダーが聞いてきた。 「私たちの学校生活紹介はどうでしたか。」 私は少し感想を述べたあと、投げかけてみた。 「思い切って、写真やスライドを映さないでやってみてはどうだろう。」 困惑した表情を浮かべる生徒もいれば、なぜと問いたそうなまなざしを向ける生徒もいた。時間をかけて準備をしてきた生徒たちにとっては、大胆な一言だったことだろう。 「みなさんには、伝えたいことを伝えることができる「ことば」があるじゃないか。」 その瞬間、生徒たちの表情が少し緩んだように感じたのは、自分勝手な見方かもしれない。 生徒たちは学校案内パンフレットの代弁者ではない。粗削りであっても、途中で詰まっても、互いの発言が重なっても、考えていた筋から少し逸れたとしても、まったく問題ない。6人はすでにお互いを補い合うチームワークを形作っている。 本番の日、生徒たちは自分たちで決めた形、視覚資料による補助に頼らない形で1回目の本番に臨んだ。何か吹っ切れたような様子に見えた。直後に6名に話しかけた。 「ことば」が生きているように感じたよ。 控室に戻ったあと、生徒たちはすぐさまその様子をビデオで見返し、改善に向けた議論と次への確認を行っていた。2回目終了後も同様。最後の3回目。ことばの運びや表情、舞台上に醸し出される雰囲気が、1回目とは明らかに違っていた。 終了後、1人の生徒が笑顔で伝えてくれた。「あれが私たちの本当の姿なんだと思います。」もちろん、1回目も満足のいくものだった。でもそこから貪欲に粘り強く、まだまだできるという可能性に気づき、挑んだあとの達成感のようなものが、その一言には込められていたように感じた。 私たち大人はあくまでも生徒のサポーター。大きな困難に対しては必要な支援を惜しまないものの、生徒が挑戦し躍動する場面を先回りして奪ってはいけない。 私たち大人を超えていく生徒たち。そのために私たちは、生徒たちに超えようとする機会を提供し、必要な助言を与え、超えたいという気概を感じるよう促していくことが大事だと思っている。一方、簡単には超えさせないよう、壁となって立ちはだかることも私たちの役割であろう。 いよいよ夏本番を迎えます。堀川高校では引き続き1、2年生の全員学習、3年生の夏季補習がおこなわれます。9月に控える文化祭に向けても、生徒たちはたくさんの「ことば」を交わしながら、自分たちの今を超えようと、先輩たちを超えようと、準備に熱を込めて進めていきます。 橋詰 忍 1・2年生学年アセンブリー
20日(水)夏休み前最後のLHRの時間に,1・2年生の学年アセンブリーが行われました。
1年生のアセンブリーでは,冒頭に学年主任から,「文化祭に全力で取り組む」「自分自身の遠い未来も見据える」「ねらいを意識し工夫して学習する」というこの夏の3つのテーマが語られました。 その後の国語・数学・英語の教科担当からのプレゼンでは,全員学習や夏休みの学習のねらいが明確に示され,24期生が夏に一層力を蓄えられるよう,次のようなエールが贈られました。 「土に養分があるからこそたくさんの花がつけられる。良い文章を読むための土台となる文法の定着を共に目指そう。ひとりになって,本を読もう。」 「夏休み明けの“スタートライン”を定めているので,その上で個々に応じた学習を工夫してほしい。」 「全員学習の取り組みを通して少し背伸びをし,“たのしむ”“自信をつける”夏にしよう。」 最後に,学年主任から「今回の堀川高校の学校説明会で,参加してくださった方との“対話”の重要性を実感した人も多いと思うので,大学の説明会の説明会に足を運んだ際も,個別相談に参加して“対話”しよう」と具体的なアドバイスも伝えられました。 堀川高校生として初めての夏。24期生全員で目線を上げていきます。 2年生のアセンブリーでは,冒頭に全員学習について国語・数学・英語の教科担当から具体的なねらいが説明されました。「断片的な学習ではなく,毎回のつながりを意識した学習に」が3教科に共通するテーマです。 その後は,SSH研究発表会に参加する自然科学部の生徒による研究内容の紹介や,探究基礎委員長によるJUMP交流会に関する説明がありました。この夏,23期生は各自の個人研究を深化させ,課題解決の糸口を見出していきます。また,各クラスから文化祭の取り組みについてのPRが行われ,期待が高まるとともに,夏に学年全体で切磋琢磨していく雰囲気が醸成されました。 23期生の中には,この夏から高い志を持って留学に挑む生徒もいます。「現地で自分の常識が崩されるかもしれないが、新天地でも堀川高校とのつながりを糧にチャレンジしたい」と語ってくれました。 堀川の外へ羽ばたき,内で躍動する23期生の夏に期待です。 写真 上・中:1年生アセンブリーの様子 下:2年生アセンブリーの様子 |
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