最新更新日:2024/10/01 | |
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息(いぶき)の宿泊研修 コースプレゼン
本日LHRの時間に,宿泊研修委員からの1年生宿泊研修コースプレゼンが行われました。
まず始めに,司会の生徒から宿泊研修のテーマと目標が発表されました。24期生である彼らのテーマは「全開」です。このテーマには「宿泊研修の機会を存分に活用し,BIG BOX(堀川高校)から飛び出し,思いっきり楽しみたい」「他者と関わり,自分から心を全開にし,今すでに持っているけれど自覚できていない,十分に発揮できていない可能性に気づきたい」,そんな思いが込められています。 そのテーマをもとに考えられた目標が,「自らの変容を愛しみ,ことばに刻む」「現実を語らい,新たな朋を見つける」。宿泊研修を通してこの目標が達成されたか「評価」できることを大切に,宿泊研修委員が時間をかけて考えました。このテーマ・目標のもとで24期生が行く先は,以下の5コースです。 ・北海道コース ・東北コース ・九州コース ・屋久島・種子島コース ・久米島・沖縄コース 委員の生徒たちはそれぞれのコースの魅力と,その地域が抱える課題について情報収集をし,“観光案内”ではないその土地の魅力を伝えるべくプレゼン練習を重ね,今日を迎えています。24期生ひとりひとりが,宿泊研修という機会に何を学び,その学びを得て自分をどう変容させていきたいのかを考えるための情報提供をどのように行ったらいいのか,コースごとに時間をかけて話合い,表現の工夫を行いました。 24期生たちは,これからコース希望調査票を提出し,教員・委員の調整を経て,7月下旬にはひとりひとりのコースが決定します。それをもとに,夏休みの間にそれぞれ個人がしっかりと事前学習を行う予定です。 18期生 向井悠真さん講演会
堀川高校普通科の卒業生である18期生の向井さんが,23期生の普通科に向けて,進路決定に関してご自身の体験をもとに講演をしてくださいました。
講演ではご自身の高校時代を振り返りながら,探究基礎やオープンキャンパス,ELCASなど様々な取り組みを経て進路決定していった過程をこまかく話してくださりました。「情報は自分で取りに行く」や「高校生らしいパワーをもって何事にも挑戦する」など,生徒に向けてのアドバイスやエールもいただきました。 生徒からの質問では,同じ普通科出身の先輩に対して日々の学習についての質問が多く出ました。その一つ一つに丁寧な,実感のこもった返答をしてくださいました。自分たちの高校生活の先にあるかもしれない先輩の姿を見て,生徒たちにも進路や学習に対する前向きな気持ちが高まったようでした。 7月学校説明会 第1回スタッフ会議
6月29日(水)の放課後,講堂で第1回スタッフ会議が開催されました。
これは,7月16日(土)に本校で行う中学3年生向け「学校説明会」で,リーダー,スタッフとして参加することを希望してくれた23・24期生が初めて一堂に会し,学校説明会の目的や目標,今後の予定などを共有するという場です。 副代表の生徒の進行で始まったスタッフ会議では,冒頭校長からの激励,そのあと企画主任,24期生学年主任からそれぞれ挨拶があり,学校説明会の歴史,先駆者たちがかけてきた想い,そして実際の参加者として感じたことなど,様々な視点からこの説明会の意義が伝えられ,教員と生徒でそれを改めて共有しました。 その後,2年生のリーダー生徒の紹介があり,最後には総括を担当する3名生徒の挨拶がありました。最後のリーダー代表の挨拶では,自身が中学生のときに,また昨年は1年生として学校説明会に参加した体験談やそこで得た想いなど,熱い言葉がスタッフに投げかけられました。「この説明会の取組を通して,伝えたい堀川高校の魅力を見つける」という代表の言葉に,スタッフたちはうなずきながら耳を傾けていました。 スタッフ会議の後は,全体会,個別相談,受付・誘導などのパートに分かれて,それぞれの顔合わせと目標の共有などが行われました。 次にスタッフが一堂に会するのは,7月15日(金),学校説明会の前日です。それまでに,各々がそれぞれの役割でどのようにこの行事に向き合い準備を重ねられるか,そんな「探究」的な日々の幕が上がりました。 放送局 NHK杯全国高校放送コンテストへ
本年度の第61回京都府高等学校放送コンテスト兼第69回NHK杯全国高校放送コンテスト京都大会において,本校放送局は,テレビドキュメント部門,創作ラジオドラマ部門の2部門に作品をエントリーしていましたが,テレビドキュメント部門は第1位,創作ラジオドラマ部門は第2位となり,どちらも全国大会に駒を進めることになりました。
テレビドキュメントの作品でインタビューに快く応じていただくなどご協力いただいた皆様、励ましの声をかけていただいた皆様、ありがとうございました。 対面のコミュニケーションが希薄になりがちな状況の中で,生徒たちは,取材や共同のものづくりといった活動を通して,自分の考えや他者とのかかわりを見つめなおすことができたようです。 全国大会に向けて,短期間ながら作品に改善を加えることができます。生徒たちは,さらに高みを目指します。 23期生宿泊研修解団式
27日月曜日1時間目,24日金曜日に帰着した23期生宿泊研修の解団式が行われました。
宿泊研修も現地研修を終え,一区切りを迎えます。はじめに団長の中村副校長から「おかえりなさい」と労いのことばがあり,その後「現地で見た自然が自分の思っていた『自然』とは全然違っていた」という生徒の感想を紹介しました。そして,「『非日常』の体験が普段使っている『言葉』,大きなところでは「平和」「戦争」「震災」「いのち」「アイヌの人々」「歴史」,身近なところでは「友達」「暑さ・涼しさ」など,そんな『言葉』に改めてひっかかったり,輪郭がぼやけてきたり,書き換わったりする契機となったなら,4泊5日の値打ちがある。」という話がありました。 その後,各コースのコース長から,現地研修の活動内容や,研修で学んだことの報告,関わってくださった方々への感謝のことば等が話され,その後,宿泊研修委員長から,「委員長として得た経験と反省を生かして,これからも活動を行っていきたい。みんなも現地研修で得た経験がどのように生かせるのか考えてほしい」とまとめの言葉を述べました。 最後に学年主任から,「いろいろなトラブルがあったが,一人一人が前を向いて行動していくことが重要」との言葉があり,解団式は閉会となりました。その後HRに戻り,2時間目からは通常の授業に取り組みました。 これから,宿泊研修報告書や,学校説明会での宿泊研修紹介ブースについても,宿泊研修委員を中心に取り組みを続けます。また,ひとりひとりが,「未知の世界を知ることで自分をみつめなおし,それを未来にいかす探究者になる」という宿泊研修の目標に日常を照らして,これからの学校生活を充実させていってほしいと思います。 保護者の皆様には,物心両面での宿泊研修へのお支えをいただき,本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。 2022年度7月学校説明会 申込受付開始しました
【中学3年生対象】(保護者参加は1名まで,生徒または保護者のみの参加も可)
7月16日(土)に本校で学校説明会を開催いたします。全体会と生徒や教員による個別相談の他,宿泊研修や探究基礎を紹介するブースの設置も予定しております。たくさんのお申し込みをお待ちしております。 ■申込期間:6月27日(月)9:00〜7月1日(金)17:00 申込方法を含む詳細は【こちら】をご覧ください。 【小・中学生 全学年対象】 より多くの方々に,より安全に,本校の取組や雰囲気を知っていただく機会の一つとして,7月16日(土)に行われる学校説明会全体会の動画を配信することにいたしました。学校長挨拶・学校概要説明の他,生徒が作成した探究紹介動画や生徒による学校生活紹介もございます。ぜひお申し込みください。(中3生対象の学校説明会にお申し込みいただいた方でも,併せてお申し込みいただけます。) 申込期間:6月27日(月)9:00〜7月14日(木)17:00 配信開始日時:7月19日(火)17:00頃 申込方法を含む詳細は【こちら】をご覧ください。 写真は,今年度の学校説明会ポスターです。たくさんのお申し込みをお待ちしております。 奄美大島コース最終日
奄美大島コース最終日は、知覧特攻平和会館での平和学習、武家屋敷・庭園の見学をし、鹿児島空港から伊丹空港へと帰ってきました。
知覧では、戦争のために亡くなっていった同年代の青年達の話を聞きました。講話を聞いたコース長は挨拶のとき、これからの時代を担っていく立場の人間としての責任について話していました。 また、他の生徒は、このような事が起きてしまうのは何故なのかがわからないと話していました。彼らがこれからの生き方を考える時に、思い出されるような講話だったのではないかと思います。 武家屋敷を見学した後、鹿児島空港へ移動。無事全員で伊丹空港へと帰って来ることが出来ました。最後の空港では、全員が時間通りに整列し指示や移動もスムーズに行われました。 伊丹で飛行機を降りたあと、解散式が行われました。コース長はコースのメンバーの成長が感じられると語っていました。 また、最後に研修委員で集まった際には、コース長の第一声は「楽しかった」でしたが、「失敗したと思うことも後悔もあるけど、全てが学びだった」とも話し、研修を通して出来るようになったこと・わかったことだけでなく、出来なかったこと・わからなかったことにも目を向けていました。 上:知覧特攻平和会館 中:武家屋敷での全体写真 下:解散式後の全体写真 みちのく東北コース最終日
23期生宿泊研修みちのく東北コースは、最終日となる本日、会津若松へ行くグループと福島第一原発周辺へ行くグループとの二手に分かれ、研修を行いました。
会津若松では、江戸時代や明治時代、戊辰戦争などの痕跡の色濃く残る史跡を訪れる班が多く、全身で歴史を感じていました。 福島第一原発方面では、被災地域の散策や東京電力社員の方との対話を通じて、原発事故について知見を深める密度の濃い時間を過ごしました。 その後、福島空港から飛行機で大阪へ戻り、みちのく東北コースの現地研修の全行程が終了しました。生徒には、この研修で得た「非日常」体験を、自分の言葉で語り直し、考え続けていってほしいと思います。 上:鶴ヶ城 中:東京電力社員の方との対話 下:空港での解散式 北海道コース 5日目の研修の様子と帰路
濃密なこの研修もついに最終日。朝食前には「互いに早起きできるように工夫しました!」という笑顔も見られ、全員時間に余裕を持って行動できました。
本日はアイヌ文化の振興や普及啓発を目指す民族共生象徴空間 「 ウポポイ(アイヌ語で“大勢で歌うこと”)」での研修です。 アイヌの伝統的な口琴「ムックリ」の演奏を体験したり、「シノッ(日常の歌・踊り・語り)」や「イノミ(儀礼の祈り)」の実演を観賞したりしました。 施設の方は自然界の音をイメージして上手にムックリを演奏していらっしゃいましたが、生徒たちは音を出すだけで苦戦。コツが要ります。 昼食時はアイヌ食を体験しました。 アイヌ文化は学説的には9〜13世紀頃に成立したとされていますが、旧石器文化に端を発し、擦文文化を経て、現代に至るまで変化しながら語り継がれてきました。生徒たちは、体験や博物館での学びを通し、アイヌ文化を切り口として文字上では知り得ない「北海道」を再発見できたと思います。 本日は昨日以上の大雨で移動の際に随分濡れてしまいましたが、「大丈夫?」「上着貸そうか?」と互いに助け合う姿が垣間見えました。 5日間でじわじわと強まった69人のチーム力を実感しつつ、空港へ。新千歳空港からは2団に分かれるので、荷物を預ける前に解散式を挙行。コース長の呼びかけのもと、長期間大変お世話になった旅行社の方々や、支えてもらった大人への感謝が伝えられました。最後まで声を掛け合いながら帰路につきます。 23期生北海道コース一同は、北の大地で蓄えたパワーを来週からも発揮していきます! 屋久島・種子島コース 5日目の研修の様子と帰路
最終日は,朝から鹿児島市内の班別研修を行いました。
生徒たちは各班で事前に決めた行程表をもとに奮闘しながらも,散策を楽しんだようです。この後,バスで空港まで移動し,18時すぎに関西に帰ります。 写真:班別研修の様子 |
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