京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/11/05
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10月26日(土)の京都城巽音楽フェスティバルへのご来場、本当にありがとうございました。とても多くの方にお越しいただいたため、お席を譲り合いながらお聞きくださいましたことに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

ヴァイオリン特設講座 −2

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9月15日(木)【第2日目】

ヴァイオリン特設講座の第2日目は、京都市立芸術大学教授 四方恭子先生をお迎えしました。

左手のポジションと弓と弦の位置の関係、安定した姿勢、カデンツの流れをよくするための工夫、ゆっくり厳しく練習するための具体的な方法などをお教えいただきました。最後には全員に向けて「今よく分からないことも、続ける中で気づくことが必ずある。それは続けなければわからないことです。そして様々な経験を経て、人として豊かに育つことが大切です」とご助言いただきました。生徒たちそれぞれが今後も心に留めて、磨いていくことでしょう。四方先生、本当にありがとうございました。

ヴァイオリン特設講座 −1

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9月14日(水)・15日(木)

ヴァイオリン特設講座を2日間連続で開催しました。

本校ではコンクールや課外のコンサートなどに挑む生徒も少なくありません。また1年生は、午前中の弦楽器専攻の実技試験で自分の精一杯の実力を披露したばかりでもありました。2日間連続の特設講座。In put とOut putを短期間に連続して体験する中で、より感覚が磨かれ、意欲の高まりを自覚できたのではないでしょうか。受講した生徒たちはもちろん、聴講した全学年の生徒にとって、大変貴重な時間になりました。

【第1日目】
東京藝術大学教授 玉井菜採先生をお迎えしました。
ヴァイオリニストならではの両手、両腕、体の使い方などをご教授いただいたほか、部分的な音楽のイメージだけでなく、前後の音楽との関係性を考えることで、その部分の描き方が決まってくることなどをお教えいただき、生徒の音楽も変化してきました。ご指導の中でオーケストラに現れる対旋律を傍らでお歌いになったり、弾いてくださったり…。自由自在に音楽を息づかせて示してくださる玉井先生の魅力にも触れることができました。玉井先生、大変有意義な時間をありがとうございました。

阿部 裕之先生 ピアノ特設講座

9月7日(水)
京都市立芸術大学教授 阿部 裕之 先生をお迎えして、ピアノ特設講座を行いました。

<受講曲>
ショパン バラード 第1番
シューマン クライスレリアーナ 作品16より
ベートーヴェン ソナタ 第26番「告別」第1楽章

阿部先生の奏でられる音楽はとても洗練されていて、作曲家が意図した作品本来の美しさが純粋に再現されていました。本校のホールは残響が多めの造りなのですが、先生の指のコントロールとペダリングは絶妙で、いつものホールとは思えないほどクリアな演奏を拝聴しました。生徒たちは、阿部先生の技術を至近距離で拝見させていただき、大変充実した時間を過ごしました。

講座終了後には、生徒たちの質問にもお答えくださいました。特に印象的だったのは、「演奏する際、拍子を考えながらも、曲の内容や作曲家の思いなど同時にいろいろと考えなければならないが、どのようにしてそれらのバランスをとったらよいか」という質問に、「ピアノを演奏する際は、同時に色々なことをしなければいけないので、本当に難しい」と共感して下さった上で、「拍子感を体に取り込んだ上で、体で拍子を感じ、頭では曲の構造などを考え、ハートで表現したらうまくいく」とお話しくださったことです。生徒たちは皆、“目から鱗が落ちた”ような表情で、「早速、練習に生かす!」と大変意気込んで帰って行きました。

阿部先生、大変お忙しい中、生徒たちのためにお時間を作ってくださり、本当にありがとうございました。

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迫 昭嘉先生 ピアノ特設講座

9月5日(月)
東京藝術大学教授 迫 昭嘉先生をお迎えして、ピアノ特設講座を行いました。

<受講曲>
ベートーヴェン ソナタ 第23番「熱情」第1楽章
ベートーヴェン ソナタ 第27番 第1楽章
ショパン 幻想曲 作品49

講座では、演奏する際の体の使い方や、手の構造を意識して演奏することの大切さ、テンポ(すなわち時間を刻むこと)についての哲学や、その捉え方の時代ごと違いなどを教えていただきました。迫先生のご演奏は自然で深く、作品の本質を捉えた説得力のある音楽に、生徒たちは皆、聴き入っていました。

講座のまとめとして迫先生からいただいたアドヴァイスをご紹介します。
「テクニックをつけるということは、難しい曲を練習して弾けるようにすることだけではない。体の使い方について考え、基本の重心をおとして、余裕を持ち、空間をつかみながら演奏すること、それを練習することが“テクニックをつける”ということである。」
「まずは、曲に共感すること。それを聴いている人と共感する。すなわち“伝える”ということである。伝えるためには、自分のパワーポイントがちゃんとしていないと伝えられない。そこだけがしっかりとしていて、他の無駄な体の力は抜く。」

生徒たちは、先生の音楽とお話を伺い、今後もさらに精進していこうと意欲が益々高まった様子でした。迫先生、大変お忙しい中、お越しくださって、本当にありがとうございました。

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声楽特設講座を開催しました!

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8月19日(金)

東京藝術大学准教授の中島郁子先生をお招きして「声楽特設講座」を実施し、声楽専攻の3年生6名に対して、長時間にわたり個別にレッスンをしていただきました。

詩の意味を理解し、最も伝えたい言葉を意識して歌うこと、音楽表現をする上で、次のフレーズのイメージを作るためには休符も大切な要素であることなど、生徒それぞれの課題について丁寧にご指導くださいました。

受講した生徒たちはもちろん、聴講した1、2年生にとっても、客観的に学ぶことのできた貴重な時間となりました。

中島先生、本当にありがとうございました。

文化祭に関するお知らせとお願い

明日8月27日(土)に、堀音恒例の文化祭“音高祭”を行います。

今年度も新型コロナウィルス感染防止のため、1日のみの開催といたしました。

また、会場内の人数を制限するため、ご覧いただけるのは在校生の保護者の方、各ご家庭2名まで(事前申込制)に限り、当該のお子様の学年の舞台発表のみとさせていただきます。

その他のご家族の方々や卒業生の皆様方にはまことに申し訳ありませんが、ご来校いただいても会場への入場をお断りさせていただくことになります。

堀音生の活躍を応援してくださる皆様には心苦しい限りですが、なにとぞご理解くださいますようお願いいたします。

【御礼】第49回オーケストラ定期演奏会

7月22日(金)
京都コンサートホール大ホールにて,「第49回オーケストラ定期演奏会」を開催いたしました。

今年は客席数の制限を解き,952名ものお客様にご来場いただくことができました。

どのステージにも温かい大きな拍手を頂戴し,アンコールにはショスタコーヴィチ作曲 ジャズ組曲第2番よりダンス第1番を演奏しました。生徒たちは全てを出し切り,喜びと達成感でいっぱいの様子でした。生徒および学校関係者一同,心より感謝し厚くお礼申し上げます。

また,本校PTA音友会からご来場の皆様に向けて「堀音サポーター協力金」のお願いの呼び掛けがあり,多くの皆様から合計340,300円のご協力を頂戴したとのご報告をいただきました。誠にありがとうございました。

今後とも京都堀川音楽高校へのご支援,ご協力をお願い申し上げます。

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こんにちは、音楽研究部です!

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7/22に開催する「オーケストラ定期演奏会」に向けての活動として、
7/12と7/19の2回、ミュージカル映画「巴里のアメリカ人」の鑑賞会を催しました。オーケストラの所属に関係なく、6人の生徒が集まり、アットホームな雰囲気の中で互いに映画内の表現を考察しました。

参加した生徒からは、
〇「パリを舞台に、貧しいながらも楽しく過ごしていたアメリカ人の人生が、人々との出会いで華やかに彩られていく、というストーリーです。時代背景、文化、人間性、演出が色濃く表現されていて、とても興味深い作品でした。登場人物の誰を取っても個性的で、どの場面も目が離せず、クスッと笑える場面もあれば、ハラハラドキドキが止まらない場面もあります。オススメのミュージカルは?と聞かれれば「パリのアメリカ人」と答えるぐらい面白かったので、興味を持たれた方は是非ご鑑賞下さい♪」(3年)

〇「たくさんのパッセージについて、総譜の解説ページに書いてあるガーシュウィンの思惑とヴィンセント・ミネリの映画の方では、イメージが全然違ったことに驚いた。興味深い」「ジーン・ケリーなどの素晴らしい役者が出演しており、挿入曲もガーシュウィンが携わり、芸術作品としてクオリティが高いと思った」(3年)

〇「映画の空気感が独特だと感じたので、演奏時にもその雰囲気を大切にしたいです。とても鮮やかな映像で観ていてとても楽しかったです。ありがとうございました」(1年)

……などの感想をもらいました。またこのような活動をしていきますので、これからも音楽研究部をよろしくお願いします♪
                        副部長 門上祥子

われらが大先輩!佐渡裕氏の特別指導!

7月14日(木)

第49回オーケストラ定期演奏会を前に、今年も、本校卒業生で芸術顧問の世界的指揮者 佐渡 裕 先生が、特別指導に来てくださいました。

ここ2年、コロナ禍で中止していた保護者参観を今年は実施し、100人を超える保護者の皆様にお越しいただき、また、NHK、京都新聞、KBS京都、読売新聞の取材も入り、緊張と興奮の2時間半となりました。

ご指導いただいたのは、7月22日(金)に京都コンサートホールで行う第49回オーケストラ定期演奏会で披露するベートーヴェン「運命」とガーシュウィン「パリのアメリカ人」の2曲です。佐渡先生のおっしゃることを一言も聞き逃すまいと、佐渡さんをじっと見つめ、楽譜にペンを走らせる生徒達の姿、佐渡先生の迫力あるご指導でみるみる演奏が変わっていく様子に感動しながら聴き入る保護者の皆様。ホールいっぱいに濃密な時間が流れました。

予定の2時間を大きく超えてご指導いただいた結果、恒例のトークコーナーや質問コーナーを持つことはできませんでしたが、素晴らしい音楽の時間を過ごすことができました。

定期演奏会まであと1週間。今日の学びを糧に、よりよい演奏をご披露できるよう、全員で練習を重ねていきます。どうぞご期待ください。(本日まで、入場券の追加受付中です。)

<保護者の方の感想>
◯「舞台の照明のように景色を変える」など端的な言葉でガラッと音が
変わるのを実感し ました。生徒たちと共にとても素敵な時間を過ごせ
ました。
◯生徒たちが奏でる音がみるみるうちに変化し、一体感とともにどんど
ん素敵になっていく瞬間は、とても素晴らしく感動でした。佐渡さん、
お忙しい中を本当にありがとうございました。
 

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ピアノ公開レッスンが行われました!

7月4日(月)6,7限

モスクワ音楽院講師で、くらしき作陽大学特任講師のアントン・イグブノフ先生をお迎えし、本校音楽ホールにて「ミニコンサート&公開レッスン」を行いました。

はじめに、ミニコンサートではバッハのシャコンヌ、シューベルトの即興曲op.90 作品49、ショパンのバラード第4番を披露いただき、素晴らしい演奏に一同圧倒されました。

続いて、本校生徒2名に対してレッスンを行っていただき、全校生徒が聴講しました。
「いいピアニストはここでホールの静寂を聴いてから次を弾き始める。落ち着いて呼吸をする時間を持とう。」「シューマンは男性、しかもドイツの。そのシューマンが作曲した曲を弾くのだということを念頭に置いて。」など、様々な観点からご指導いただき、直接ご指導いただいた生徒本人やピアノ専攻の生徒だけでなく、すべての専攻の生徒にとって貴重な時間となりました。多くの生徒がレッスンの間中、頷きながら必死にペンを走らせ、食い入るようにステージを見つめていました。

終了後には、時間の許す限り質問を受け付けてくださるということで、長蛇の列ができましたが、一人一人に丁寧におこたえくださいました。

アントン・イグブノフ先生、くらしき作陽大学の先生方、本当にありがとうございました。


以下は、レッスン受講生徒の感想です。
〇ミニコンサートでは高音と低音の響きが綺麗で立体感があり、感動しました。ダイナミクスの幅も大きく、引き込まれました。レッスンでは、ホールでの演奏のポイントを教えていただきました。教えていただいたポイントを意識して練習しようと思います。ありがとうございました。

〇緊張してしまいましたがとても楽しく、30分という短い時間の中で密度の濃いレッスンを受講することができました。ロシアンメソッドについて初めて学ぶことができ、指先への重みのかけ方や音楽の流れの作り方など、たくさんの視点からご指導いただけてとても嬉しかったです。今日学んだことを最大限に生かして、もっと繊細な音を奏でられるようになりたいです。
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