最新更新日:2024/05/29 | |
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「あたりまえの幸せ」って何だろう 〜5月は憲法月間です〜
あたりまえ 高村 光太郎
あたりまえのことでも 僕は言う あたりまえのことでも 僕はする あたりまえでないことでも 僕は言う あたりまえでないことでも 僕はする 上の詩は高村光太郎(たかむらこうたろう)さんの詩です。 この詩を読んで,皆さんはどんなことを感じましたか? あたりまえのことって,どんなことでしょうか? あたりまえでないことって,どんなことでしょうか? あたりまえのこと,それは例えば「学校に行きたい」と思えること。「おはよう」と,あいさつが自然にできること。昼食がおいしいこと。健康で毎日を過ごせること。楽しいときに笑えること。悲しいときに泣けること。悔しいときに「悔しい」と言えること。つらいときに「つらい」と言えること。大きな声でみんなと歌を歌えること。そう,毎日の生活の中のあたりまえのこと。あたりまえのことがあたりまえのようにできること。そして,それを「みんな」ができること。それが「幸せ」であり,その「幸せ」をみんなが同じように感じることのできる世の中が「平和な世の中」なのです。 けれども,世界では今なお,飲み水や食べ物がなく,飢えに苦しんだり,家族のために働き,学校に通うことすらできなかったり,戦争で大切な家族を失ったり,未だ撤去されずに残っている地雷で腕や足に大けがを負ったりする子ども達がたくさんいます。また,日本も含めて,大地震や津波,大雨による洪水といった災害によって,あたりまえの生活をある日突然奪われた子ども達がたくさんいます。そんな子ども達もまた,「私」と同じ地球に生まれ,同じ時間の流れの中で過ごし,当然のことながら「あたりまえ」のことを望んでいるのです。そして,「私」にとってあたりまえのことが,あたりまえでない現実があるのです。 「自分」にとって「自分」は一番大切です。だから「自分が大切であるのと同じように,自分の周りにいる人を大切にする。」あまりにも「あたりまえ」のことですね。しかし,そんな「あたりまえ」に,なかなか気づくことができていない「私」がいるというのもまた事実です。 新型コロナウイルスの影響で,生活が一変した約2年間,「あたりまえ」と思ってきた生活がどれほど貴重で尊いものであるかを,私たちは身に染みて感じることになりました。まだまだ,安心できない状況は続きそうです。けれども,「あたりまえの幸せ」を大切に思える「今」だからこそ,「自分に何ができるか」を改めて考える良い機会ではないかと思います。折しも5月は憲法月間です。憲法は「私」と「あなた」一人一人の「あたりまえの幸せ」を守るためのきまりです。「あたりまえ」のことを大切にできているか,自分の心をじっくりと見直す(自分と向き合う)機会としてとらえ,自分の中でしっかり考えてみましょう。 5月はじめの「朝のあいさつ・付き添い運動」
本日5月はじめの「朝のあいさつ・付き添い運動」が行われました。朝早くはまだ肌寒い日もありますが,日中は早くも夏の気配を感じさせるようになりました。日中暑い時間帯もありますが,暑さに負けずにがんばっていきましょう。
朝のあいさつは1日のパワーの源です。5月のさわやかな風とともに,学園生の「おはようございます!」という大きな声と笑顔で5月がスタートしました。 バスケットボール部 春季大会(4月30日)善戦し,最後まであきらめずプレーしましたが,33−49で惜敗しました。 今日の課題と成果を今後の練習で確認し,夏季大会につなげてください。 応援に来てくださった保護者の皆さん,本当にありがとうございました。 ラグビー部 春季大会(4月30日)前半リードして折り返すも,後半最後に2本トライを奪われ,惜敗しました。 この試合の成果と課題を今後の練習で確認し,夏季大会につなげてください。 応援に来てくださった多くの保護者や学園生の皆さん,本当にありがとうございました。 女子バレーボール部 春季大会(4月30日・5月1日)5月1日(日)は伏見中学校で,会場校の伏見中学校と対戦しました。1セット目は,序盤サービスエースもあり,リードする場面もありましたが,相手の強いスパイクに崩され,セットを奪われました。2セット目は,うまくスパイクにつなげて攻撃ができた場面もありましたが,相手チームの固い守備に阻まれなかなか得点できませんでした。結果,0−2で敗退しました。 今日の成果と課題を今後の練習で確認し,夏季大会につなげてください。 応援に来てくださった保護者,学園生の皆さん,本当にありがとうございました。 第1ステージ なかよし集会企画運営を4年生のきっずチームの学園生が,工夫を凝らしながら行いました。オンラインとはいえ,画面の向こうの1年生を喜ばせるため,ていねいに準備し,司会進行をしていました。 1階と2階のフロアを1年生が入場行進した際には,どのクラスからも大きな拍手と笑顔いっぱいの「おめでとう」の歓声が上がりました。 学年からの発表も,どれも工夫いっぱいの「1年生のために」という想いがたくさん込められていて,大きな盛り上がりを見せました。 最後には2年生の代表の学園生が1年生の教室まで,アサガオの種のプレゼントを届けてくれました。一人一人に手紙が添えられていて,どの1年生も大切そうに持ち帰っていました。 今年度も感染予防対策のためオンラインで実施しましたが,同じ時間本当に素敵で温かい雰囲気を共有することができました。これからも,第1ステージではこの「温かさ」を大切に,つながっていきたいと思います。 1年生の皆さん,本当にご入学おめでとうございます。 風を凌いで 高く泳ぐや こいのぼり
甍(いらか)の波と 雲の波
重なる波の 中空(なかぞら)を 橘(たちばな)かおる 朝風に 高く泳ぐや こいのぼり 「こいのぼり」の歌の歌詞です。 凌風学園のグラウンドにある校旗の掲揚ポールに昨年度京人形青年会の皆様から寄贈していただいた「こいのぼり」が天気の良い日には青空を悠々と泳いでいます。 さて,「こいのぼり」の歌と言えばすぐに出てくるのが「屋根より 高い こいのぼり」で始まる歌だと思いますが,「甍(いらか)の波と 雲の波」の方は,大正時代から歌われているものです。みなさんのお家の方はご存じかと思いますので,一度歌ってもらってください。「聞いたことある!」という人もいるかもしれませんね 歌詞の意味は次のとおりです。 かわら屋根(いらか)が波のように重なり雲も波のようだ その重なっているかわらの波と雲の波の間,空の中ほどに 橘の花(ミカンの仲間で5〜6月に白い花が咲く)の香りがする 朝の風に吹かれて こいのぼりが高く泳いでいる 5月の青空を泳ぐこいのぼりの情景が目に浮かびましたか? 「こいのぼり」には,子どもが様々な困難に出会っても,それを乗り越えて成功できますように,また,滝を登る鯉(こい)のように元気でたくましく育ちますように,という願いが込められています。そんな大人の願いとともに,5月5日の端午の節句(子どもの日)には「こいのぼり」を飾るようになりました。 凌風学園の校名の「凌風」にも「風を凌ぐ」,つまり困難(風)にあってもそれに耐え,乗り越え進んでいける子どもに育ってほしいという願いが込められています。なんだか,学園生の皆さんの姿と滝を登る鯉の姿が重なってきますね。 いよいよゴールデンウイークに突入し,新緑がまぶしい時季を迎えます。五月晴れの下,2年ぶりの部活動の春季大会で後期課程の学園生の皆さんの輝く姿を期待しています。コロナの状況は未だ安心はできませんが,「あせらず,あまえず,あきらめず」今できることに精いっぱい取り組んで,凌風学園の空に泳ぐ「こいのぼり」のごとく,この難局をみんなで乗り切っていきましょう。 5年生 「図書館オリエンテーション」
第2ステージになり,図書室も3階になりました。子どもたちは,入る前からワクワクし,早く色々な本を手に取りたい!という気持ちが溢れていました。
出典や索引など,調べる上で大切なことをたくさん学ぶことができました。連休明けから,図書室へ行くことができます。まずは100冊読破,目指しましょう! 第3ステージ 学級旗製作
家庭訪問期間が始まってから,第3ステージでは放課後に学級旗の製作を行いました。各クラスで決めたデザインをもとに,代表で少しアレンジを加えたりしながら,製作していきました。
家庭訪問期間3日目,ついに8年生も9年生もすべてのクラスが学級旗の作成が完了しました。各クラスの学級旗のお披露目はまだですが,どのようなデザインになったのかとても楽しみですね。 部活動があるにも関わらず協力して作成してくれた各クラス代表のみなさん,ありがとうございました。学級旗は,学級目標を示すシンボルです。各クラスにおいて,素晴らしい1年となることを祈っています。 代表委員から4年代表チームへ代表委員の先輩たちからは「これでなかよし集会を盛り上げてください」「なかよし集会,頑張ってください」と声をかけてもらい,4年生代表チームの学園生も「ありがとうございます」「頑張ります」と応えていました。 第1ステージで行うなかよし集会ですが,2,3ステージの先輩たちの「おめでとう」も受け取り,4年生たちの準備もいよいよ大詰めです。 28日のなかよし集会では,1年生を笑顔いっぱいでお迎えできるといいですね。 |
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