「 So many men, so many minds. 」
〜十人十色〜
今年度も,引き続き,毎月,短い英語のフレーズを「今月の言葉」として皆さんにお届けしていきます。令和4年度 最初の言葉は「So many men, so many minds.」(十人十色)です。また,北門を入ったところの掲示板と,東西階段の途中の掲示板に,掲げますので,皆さん,どうぞ,ご覧いただければ,と思います。
さて,いよいよ,本日(4月6日),令和4年度始業式を迎え,新年度がスタートし,学校に活気が戻ってきました。明日には,入学式を予定しており,新入生の皆さんの入学を心待ちにしております。
新年度が始まっても新型コロナウイルスに関しては,今なお収束の域には達せず,予断を許さない状況にあります。マスクの着用,換気の徹底,3密の回避,など,まだまだ感染症防止対策を講じて過ごす日々が続きます。一日でも早く,穏やかな普段の生活を取り戻せることを祈りつつも,今年度も引き続き新しい生活スタイルを心掛けて,学校でも家庭でも十分に注意をしていただきたいと思います。
新年度のスタートにあたり,毎日の学校生活において,2つ大切にしてほしいことを,みなさんに,お願いしたいと思います。
一つ目は、「自ら考え、目標をしっかり持って取り組んでほしい」ということです。日々の学習に、また様々な行事など取組の一つ一つにも、希望を持って、前向きに取り組む姿勢を心掛けてください。そして、一日一日を大切に過ごし,その積み重ねが、着実に将来の夢へと繋がっていくと思います。
二つ目は、「感謝の気持ち・思いやりの気持ちを忘れないでほしい」ということです。私たちは、たくさんの人に支えられ、様々な他人(ひと)との繋がりの中で生きています。
「 So many men, so many minds. 」〜十人十色〜 という言葉があります。
世の中には自分とは違ういろいろな人がいます。相手を認め、尊重することが、よりよい人間関係を築くことにつながります。これからは、より多様性が求められる社会になります。自分の意見をしっかり持ち、発信するとともに、他者理解ができ、受け入れられる力をつけることが大切になります。そのためにも、まわりへの思いやりや感謝の気持ちを持つことを忘れないでください。やさしくて温かい,お互いを思いやる気持ちにあふれた本校の校風をこれからもしっかりと継承してほしいと思います。
では,今年度も,まだまだいろいろと制限がありはしますが,毎日の学校生活や行事などにおいて,私たちができることを考え,工夫し,我が「朱雀愛」を,みんなの力で,さらに育んでいきましょう!