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最新更新日:2025/07/24 |
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新入生美術入門研修開催!−2−![]() ![]() ![]() (つづき) 美術に関する講義から展覧会鑑賞,そして動物の写生を行うなど,生徒たちは1日中一生懸命に取り組んでいました。 動物園での写生では,動く動物をいかに描くのかに苦慮し,なかなか良いポーズをとってくれない動物には四苦八苦しながら,水彩絵の具を使いながら描いていました。描かれた動物の写生は,校内展示を予定しています。 どんな作品ができたのか,とても楽しみにしています。 新入生美術入門研修開催!−1−![]() ![]() ![]() 良く晴れ渡り,昼間は汗ばむくらいの日差しの射す19日(火)に,本校では1年生対象に「新入生美術入門研修」を実施しました。 本校で学習する「観る,感じる,考える,創る」ことを,この美術入門研修を通じて体験してもらい,これから美術工芸に関することを専門に学ぶにあたって,自覚と美術への意欲を育むことが目的です。 研修一日のスケジュールは下記の通りです。 8:45 学校集合 9:00 ZOOMを活用したオンライン研修 ・国立近代美術館の歴史についての講義や解説 ・企画展,コレクションについてのラーニング 等 9:30 京都近代美術館へ移動 10:00 美術館にて,展覧会を観賞 ・「サロン!雅と俗-京の大家と知られざる大阪画壇展」 ・「第1回コレクション展」 12:30 京都市動物園到着後,随時昼食 動物写生会 16:20 終了・解散 玄関ロビーの作品展示![]() 本校の玄関ロビーには,作品を展示するための展示棚があります。 皆さんは気づいていますか? 図書館では,本校に寄贈していただいた作品を中心に所蔵作品約600点に中から,生徒たちに鑑賞してもらうため,定期的に作品の入れ替えを行っています。 今回のテーマは ”萌芽”。 ご覧の通り,ハヤブサの写生,牡丹が描かれた漆の作品,螺旋を施した陶の壺が展示されています。 それぞれの季節に合った作品をチョイスし,展示していますので,ぜひ鑑賞してください。 普通救命研修会を実施(教職員研修)![]() ![]() ![]() 18日、年度当初の教職員研修として普通救命研修会を実施致しました。 学校は生徒にとって安心・安全な場所でなくてはなりません。その観点から,この救命研修は毎年この時期に実施しています。 生徒ひとり一人の生命に関わる重要な研修であり、学校で間違いのない救命処置を行う為には全教職員が判断や手順を正しく理解し、身に付けることが肝要であると考えています。 研修では京都市中京消防署より3名の隊員を講師に向かえ、救急現場での経験を元に、いざという場面で生徒を救えるよう心肺蘇生法とAEDを使った救急処置と気道異物除去や止血法を実習形式で学び、養護教諭からもアナフィラキシー・ショックに備えた対処とエピペンの使用方法について研修を行いました。 全職員が真剣に取り組み、緊急の際にお互いが協力し合って命を守る行動に移れるための再確認できる機会となりました。 生徒会活動「前期生徒会役員選挙」![]() ●前期生徒会役員選挙 前期の生徒会役員選挙の告示が行われました。執行部部長(会長),執行部副部長(副会長),書記局長,会計局長の選挙が下記の日程で実施されます。 立候補受付期間:4/18〜4/21 選挙運動期間:4/22〜4/26 立会演説会:4/27 投票:4/27 選挙結果発表:4/28 今年度の生徒会活動を担う役員選挙となります。生徒会を運営してみたい,生徒会でこんなことを率先してやってみたい,こんな学校づくりをしてみたいなど,思いを持っている人は立候補してみませんか。 「平面構成による美しさの表現」(表現基礎 l )記念棟2F展示室前スペースに,現2年生の1年次に表現基礎lで描いた作品が展示されています。 自然物でも人工物でも,私たちが美しいと感じるものには,その中の色や形などの組立に,いくつかの原理的な要素を見つけることができます。 それらは「構成美」と呼ばれ,「シンメトリー」「リズム」「アクセント」など色や形の変化と統一をバランスよく組み立てるための法則を持っています。 今回の課題では,点・線・面をモチーフにして,この「構成美」を意識した色彩表現をしています。 ![]() ![]() ![]() ウクライナから避難された方々の受入のための支援金4月2日(土)・3日(日)、三条河原町の街頭にてウクライナから来られた方々の受入支援のための募金活動を本校生徒2年生有志6名が行いました。 支援金は2日間で30万円弱が集まりましたので、先日、京都市国際交流会館を訪問し、「ウクライナ・キーウ(キエフ)京都市民ぐるみ受入支援ネットワーク事務局」の方にお渡ししました。 キーウ市をはじめウクライナから京都に避難されてきた方々の支援に活用していただければ嬉しく思います。 訪問した生徒たちには、お礼に手作りのウクライナのお守り「モータンカ人形」をいただきました。大切にしたいと思います。ありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() 牡丹の花![]() グラウンド脇の花壇に,今,写真のようにピンク色の牡丹が,大きく花びらを広げて咲いています。 このボタンは,35年以上前から毎年花を咲かせているもので,もともとは日本画専攻の生徒が写生をするため植えられたものです。約25年前まで日本画専攻の生徒は,朝6時くらいに登校し,教員の指導の下,写生を毎日していました。(今はその姿を見ることはできません。)牡丹の花は早朝が一番美しく,太陽が高くなると少しずつしぼんできます。だから早朝に写生を行うのです。 移転を来年に控え,この牡丹が咲いているのを見ることは,今年で最後になります。この牡丹を愛でながら,私自身,日本画の非常勤講師として写生指導していたことを懐かしく思い,また,寂しく思っています。(校長談) 授業が始まりました。![]() ![]() ![]() 本日から授業が開始しました。 昨年度はコロナ禍の感染対策のため,多くの期間で45分授業でしたが,今年度当初は50分授業を実施しています。 2・3年生では専門実習授業が始まり,各専攻では前期課題や秋の美工作品展へ向けた制作をしています。 写真は,3年生の実習授業の様子です。 今年度も各学年の授業を,できるだけ多く紹介したいと考えています。 第1回進路講演会 −ウスビ・サコ氏−![]() ![]() ![]() 令和4年度第1回進路講演会を開催しました。講師として、京都精華大学前学長であるウスビ・サコ先生をお迎えしました。 前半は、ウスビ・サコ先生の生い立ちや専門分野、精華大学で取り組んでおられること、コミュニケーション・文化やアートの捉え方など、多様な話題について、ご講演いただきました。 グローバルな視点を持つこと、多様性を認め合うことの大切さについて、わかりやすく面白くお話しいただき、締めくくりには、本校生徒に向けて「自分の変化を怖れるな」「問い」を立てられる力をつけてほしい、というメッセージをいただきました。 後半は、質疑応答の時間を長めにとり、多くの生徒がサコ先生と対話ができる形式で進行しました。 生徒からは、素朴な疑問や、普段の生活の中での悩み、グローバルな視点で気にかけていることなど、様々な質問が上がりました。好きな食べ物、一番怖かったこと、留学のきっかけ、マイノリティ・マジョリティについて、文化盗用について等、生徒たちの硬軟織り交ぜた質問に対して、サコ先生は、多くの気づきが得られるお答えをしてくださいました。途切れなく手が挙がり、時間が足りないほどでした。 講演会後の生徒達の感想では、「悩んでいたことを別の視点で捉えられて楽になった」「新しく知った考え方を実践していきたい」「人との対話を大切にしたい」「自分の意見や考えを言えるように頑張る」といった前向きなエネルギーに満ちた声が多数上がり、サコ先生のお話に非常に感銘を受けたことが伝わってきました。 生徒たちの視野を広げ、力づけるとともに、不安や悩みが緩和するようなお話をしてくださったウスビ・サコ先生には、改めて深く御礼申し上げます。 また、今回の講演会は、生徒スタッフが主体となり企画運営を行いました。3月にZOOMで行ったサコ先生との事前交流会の内容をふまえて、お話しいただく話題や、会全体の構成や時間配分を考えました。 生徒スタッフが司会進行や自己紹介、ご挨拶をし、事前交流で「全校生徒にシェアしたい!」と思ったお話を引き出すためのご質問を投げかけたり、質疑の時間に多くの手が上がるよう、講演会前にアンケートを配布し、質問や相談を考えておいてもらうなど、良い会になるように工夫をしました。生徒スタッフの皆さんの取り組みに感謝し、心から労いたいです。 今日良いと思ったこと、やってみようと思ったことを、是非、生活の中で実践してほしいと思います。そして「もっと詳しく知りたい」と思ったことを自分で調べて、視野を広げていきましょう。 |
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