今日は体育館をのぞいてみると,2年生が生活科「あそんでためしてくふうして」の学習で1年生を招いて「いっしょにあそぼう会」を催していました。
明るい体育館は,楽しいかんばんや工夫を凝らしたあそびコーナーがあり,子供たちの楽しそうな声が響き,まるでお祭りのような感じでした。
2年生同士で協力して活動を進め,1年生に優しくあそび方を教えてあげていました。はじめは,1年生に話しかけるのがちょっぴりはずかしそうにしていた子もいましたが,少しずつ慣れてきて会話が弾んでいました。
1年生が楽しめるように,様子を見ながらルール少し変えてあげたり,より分かりやすく説明したり,見本をやって見せてあげたり・・と活動がうまくいくように2年生なりに,よく考えて1年生に関わっていました。
友達と協力しながら自分たちで考えて,何度も練り直してつくり,1年生のことを思いやりながらルールを考えていくその活動の集大成が今日の姿となって表れているのだなと思いました。
国語科や図画工作科など他の教科との関連を図りながら学習を進めることで,この生活科の学習がより充実したともいえます。2年生の生き生きした活動ぶりに,身近な生活を楽しく豊かにする主体性が育っていることにうれしく思いました。
人とつながり高め合う学習は子供たちの学力を高めます。
コロナ禍ではありますが,子供たちの健康を守りつつ工夫して教育活動を進め,「主体的・対話的で深い学び」の実現のため,子供たちの学びをしっかり積み上げていきたいと思います。