最新更新日:2024/12/22 | |
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第3回探究道場 「Launching プロジェクト」
「Launching(進水)を知っていますか?新しく造った船を初めて水に浮かべることです。今回は特に、船が水に入る瞬間に注目して、より良い進水について探究します。探究という未知の海に進水しましょう!」こんなコピーで参加を募った第3回探究道場を,12月11日,今年度初めて,対面形式で行うことができました。
本能館に集まってくれた中学生参加者の密を避けるために2会場に分け,タイムテーブルを15分ずらした形で開始しました。最初に行ったのはアイスブレイク。堀高生の道場スタッフたちが,今日初めて会う人とグループを組む中学生たちのコミュニケーションがスムーズに進むように,楽しいゲームを用意しました。会場内では笑い声も聞こえ,一気に和らいだムードに。そして開会。校長からの挨拶に続いて,今日の探究活動に必要な知識を学ぶ講義を,スタッフ代表(今日の“師範”です)が行いました。「エネルギー」という考え方の共通理解をしたあと,今日のキーワード「造波抵抗」について解説がありました。 そしていよいよ各グループが今日のミッションに挑みました。船は,発泡スチロールやビニールテープ,ストロー,ビー玉など,限られた材料で作れるものを考えます。堀高生道場スタッフは,中学生から考えを引き出したり,議論の進行を助けたり,うまくファシリテイトしていました。一旦出来上がった船を,室内に設置された,道場スタッフ渾身の力作である木製スロープを配備した実験用プールに持って行き,船を台車に載せてすべらせて進水させる実験を行いました。その結果を見て,新たな知見を得て改善点を話合い,その改良を加えた船でまた実験を行う・・・この繰り返し「探究のサイクル」を体験してもらいました。 まとめとして,グループで得た気づきや,行った工夫を,道場スタッフの司会で交流しました。最後には,実際の船が「造波抵抗」に負けないためにどんなしくみを取り入れているか,水泳選手はどんな工夫をしているか,などを堀高生道場スタッフから講義として聞き,今日の探究活動での学びを整理しました。あっという間の2時間余り,充実した時間となりました。 ご参加いただいた中学生のみなさん,本当にありがとうございました。中学1年生2年生のみなさんは,来年度にまた探究道場でお会いできることを楽しみにしています。 今日「暁」の3年生が手にしたもの。
【その1】
本日LHR時に,大学入学共通テストの受験票を手にしました。受験票は,共通テスト本番に持参するのはもちろん,共通テストを使用する大学に出願する際に必要なアイテムがセットになったたいへん重要な書類となります。晴れて合格した際の手続きまで,長い時間苦楽をともにするものでもあります。 各HRで担任から受け取ったあと,学校で撮影した個人写真を慎重に張り付ける生徒たちの姿がりました。良い緊張感と,さあこれからだ!という決意が伝わってくる2階のフロアでした。 【その2】 7時間目の終了のチャイムとともに,エプロン姿のPTA役員さんが,各教室前に大きな箱を持って登場なさいました。 今日はPTA主催「3年生を励ます会」の日。毎日自分の進路目標に向かって頑張っている3年生を労おうと,校長揮毫の「暁」の文字をデザインに使ったクリアファイルと,毎年恒例となっている,白河総合支援学校の食品加工班の生徒さんたちが焼いてくださった,パンとクッキー,新作のガトーショコラをプレゼントしてくださいました。パンやお菓子のお持帰り用の袋には,役員の方が「暁」の文字の消しゴムハンコを作成。1枚1枚に押してくださいました。また,教室の後ろには,多くの保護者の方々からの手書きの応援メッセージカードが貼られ,気に入った言葉があれば,いただけるという趣向もありました。 PTA会長の放送での激励のご挨拶のあと,各クラスそれぞれの方法で,パンの種類の希望をとっていました。生徒たちはほっこりと楽しそうな表情で,プレゼントをいただき,それを見守る担任団の先生方がとても嬉しそうなのが印象的でした。 白河総合支援学校の生徒のみなさん,この日のために打ち合わせやシミュレーションなど,本当にご苦労をおかけしました。ありがとうございました。おかげさまで,生徒たちのたくさんの笑顔をみることができました。 また,生徒たちにこのようないい時間を下さったPTAの全ての方々に,心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 写真 上:担任から配布された受験票をしっかり確認 中:希望のパンをじゃんけん大会でゲット 下:思いのこもった品々 23期生宿泊研修コース別会
本日,LHRの時間に23期生は宿泊研修のコース別会を行いました。
今日のコース会では,担任団以外の付添教員の発表があり,各教員から23期生宿泊研修への期待が語られました。 3月の現地研修に向けて,北海道,みちのく東北,屋久島・種子島,奄美大島,沖縄・久米島の各コースが生徒と旅行会社との打ち合わせを控えた状況であり,打ち合わせに向けて班別研修の行程表を完成させるため、「行程に無理がないか」「交通機関に遅れが出たらどうするか」等細かいシミュレーションをしました。どのコース・班にも活気が感じられ,2つの班が互いの行程表を見せ合って,良いところを取り入れようとしていたコースもありました。 【中学1・2年生対象】 11月学校説明会動画のご案内ひとつひとつ,積み重ねて。
先週金曜日,特別時間割一期のスタートと同時に,3年生専用自習室を平日19:20まで開室する取組を始めました。昨年度も行っていた自習室開室時間の延長ですが,今年度は生徒たちから強い要望が出て,学年としても学校としてもそんな生徒たちを応援しよう,と今年もこの取組が実現しました。感染予防や終了時の戸締り・消灯・終了時刻の厳守など,自分たちが責任を果たすことも約束してくれています。今日もその取組を活用して,集中して机に向かう生徒の姿がありました。
休み時間や放課後には,校内のあちこちで,3年生が教科の先生方に質問している姿が目につきます。聞こえてくる生徒の声からは,質問の仕方が変わってきたことが伝わります。「こう考えてみたのですが・・・」「模試の解答例のここの部分の根拠がつかめなくくて・・・」など,能動的な質問になっていることに成長を感じます。 大学に出願の際に必要な「調査書」の発行の時期にもなってきました。統括室が発行業務を行う「調査書」は本校での学習や生活,活動のさまを記載して,最後は校長印を押して大学に送る重要な書類です。その発行には生徒が「発行願」を正確に記入して提出する必要があります。この手続きも自分の進路実現のために大切なものです。今日の放課後の教室では,担任の教員を囲んで,記入について慎重に確認をしながら届を書いている生徒たちがいました。 あわてず,あせらず,あなどらず。堀川高校生21期生として,来るべき日に向かって丁寧な毎日を積み重ねていってほしいと願います。 23期生 宿泊研修委員の役割
23期生の宿泊研修しおり作成が鋭意進行しています。そんな中,本日昼休みの時間帯に宿泊研修委員長と副委員長が,宿泊研修委員会を代表して,団長の副校長へ,しおり巻頭言の寄稿のお願いにあがりました。副校長から「宿泊研修に何をしに行きたい?」と尋ねられると,「個人の知りたいや探究を深堀しに行く」「個性の豊かな集団が一致団結できるような取り組みを行っていきたい」というように大きな目標を委員が口にしてくれました。すると「そのためにはどんなことをしていこうか?」とさらに副校長から問いかけられると,「お互いの価値観を認め合っていくことが大事だと思います。」と宿泊研修委員長が高い意志を示してくれました。
このあと,団長からは「その達成のために,具体的にこれから委員会がどんな風に取り組んでいくのか,各コースの班長などをどのように巻き込んでいくのか,考えていってほしい。”泥臭い”仕事も大事にしてほしい。」という言葉を頂いて,今日の会は締めくくられました。 今後,考査後には班別研修旅行社との各班打ち合わせ,1月にはコース別のシミュレーションと,学年全員をひっぱっていく必要のある取組が控えています。委員たちの働きに大いに期待しています。 【重要】過年度生の調査書発行について
統括室(進路指導室)は令和3年12月25日(土)〜令和4年1月5日(水)の期間が閉鎖となります。この期間は調査書の発行手続はできません。年始の対応は1月6日(木)からとなります。調査書が必要な場合は,上記の期間以外に手続きを行ってください。
ただし,調査書発行の電話依頼については、1月4日(火)から可能です。1月4日(火)・5日(水)に連絡をいただいた場合,発行は最速で1月6日(木)となります。ご了承ください。 なお,調査書の発行の依頼の方法については,下記の堀川高校HPの「卒業生へ」にある「各種証明書等の発行」を確認してください。 http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/gradua... 調査書発行に関してご不明な点は, 堀川高校 統括室(075-211-5351)まで平日の9:00〜16:45にお問い合わせください。 師走
朝夕ぐんと冷え込むようになった今日この頃。ここ数日は3学年の時間割が異なり,生徒も教員もチャイムに頼らず時間管理が必要な緊張感を持って過ごしています。
3年生は卒業考査を終えて昨日今日のマーク型模擬試験を切換えに使いながら,明日から特別時間割第一期を始めます。学校で“普通”を大切にしながら,大勝負に向かう日々,担当教員に限らず,全校でサポートしていく準備は万端です。 2年生は本日より後期中間考査。宿泊研修のあと,集団としての成長を感じながら,何より重要な学習に向かう姿勢を改めて確認してきました。この考査で,これまでより一段高みをめざした「本気」を見せてくれることを期待しています。 1年生は本日まで平常授業。明日から後期中間考査となります。学校説明会リーダー・スタッフ,探究基礎STEPや宿泊研修の班別研修の準備で,計画性や集中力を身につけてきたであろう生徒たちが,この考査でその力をどのように活かしてくれるのか,楽しみです。 12月,1月,2月と,どの学年も,「次」の自分のためにとても大切な時間となってきます。感染症予防には油断なく十分注意しながら,また寒さ対策も怠りなく,しっかりと力を蓄える時間としてほしいと考えます。引き続きご家庭のご支援もどうぞよろしくお願いいたします。 写真:玄関の桜の照葉の名残りと堀川通植込みの銀杏の落ち葉 第16京都教師塾生 学校実地研修の受入
京都市教育委員会は平成18年9月に「京都教師塾」を開講,「「教師になろう」という高い志と情熱・行動力にあふれる塾生が,大学で身に付けた専門的知識を基盤として,京都市の教員の熱意溢れる取組や本市教育の理念,市民ぐるみの教育実践に直接ふれ,教師に求められる資質や実践的指導力に磨きをかける場」として,これまでに4,000名を超える塾生を輩出しています。塾生は学校実地研修も行う研修内容となっていて,堀川高校でも毎年高校の教員を目指す大学生や大学院生を10日間をメドにお預かりしています。
今日は2名の塾生が初めて本校を訪れ,朝から校長への挨拶,副校長からのオリエンテーション,教職員連絡会での紹介,HR関係を研修するクラスでSHR時に生徒を前にしての自己紹介など,日ごろの学生生活から一気に“先生””社会人”としての時間を過ごしました。自分の専門の教科の授業はもちろん,探究基礎や他教科の授業の見学や,生徒指導や特別活動に関する担当部署からのレクチャー,堀川高校特有の生徒の主体的取組の見学など,自分で時間割を組んで,積極的に学ぶ時間となります。 明日,もう1名が合流し,今年度は3名の塾生が大学の授業の予定と折り合いをつけながら,本校での実地研修を行います。本校の教職員皆が,塾生の学びを応援する心づもりは十分です。 写真:生徒と,また教職員と,場と状況を理解した上で,適切なコミュニケーションを取ることを研修する場面もたくさんあります。 最後の11月説明会リーダー会議
11月29日(月)の放課後,最後の11月学校説明会リーダー会議が行われました。
まずは,先週行った全体会・個別相談・パネルディスカッションのパートごとのふり返りの会で出た反省や成長を共有しました。スタッフの生徒たちからは「人前で臆せず話すことができるようになった」「機械トラブルなどに臨機応変に対応できた」「情報共有をもっと柔軟にできたらよかった」などの声が挙がっていました。 次に,リーダーひとりひとりが「この学校説明会を通してどう変容したのか」についてふり返りました。「適切に計画を立て実行していくには,まずは全体の見通しを持つことが大切だと学んだ」「リーダーとは人に指示を出して引っ張る人ではなく,ひとりひとりの成長を支える役であると考えた。そのためにどうすればいいか他のリーダーたちと試行錯誤しながら取り組んだ」「『楽しいという言葉を使わずとも楽しさを伝える』というテーマをどうすれば体現できるか,仲間との対話を通して考え,中学生にその成果を届けることができた」など,実際に悩み,考え,多くの仲間や教員と言葉を交わしたリーダーたちだからこそ感じた成長ばかりでした。 最後は,学校説明会スタッフ・リーダー活動を支えた企画部の教員から,リーダーたちへ熱い思いのこもったメッセージが伝えられ,1か月という濃厚であっという間に過ぎた11月学校説明会スタッフ・リーダー活動が幕を閉じました。 23期生だけで作り上げた今回の説明会。午前・午後ともに例年以上のお申込みがあり,午後は個別相談・探究基礎セッションともに全面オンラインで実施するなど,「景(ひざし)の23期生」にふさわしい,堀川に差し込む新しい光を感じさせる説明会となりました。 当日ご参加いただいた皆様,誠にありがとうございました。 |
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