京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/22
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1年生 3日間の美術研修【2日目・3組】

1年3組のオンライン研修2日目の様子です。
午前は、前日に引き続き「美術的人生すごろく」の制作に取り組みました。午後は、神奈川県立近代美術館 葉山様の学芸員の先生方を交えて、発表会を行いました。

短い制作期間の中で、各グループで協力し、見た目も中身もユニークなすごろくを完成させました。それぞれの個性が発揮され、バリエーション豊かな題材が並びました。
「ごく普通の中学生が美術を志し、悩みやトラブルを乗り越えて作家として活動するようになるまでの道のりをえがいたもの」、「作品を擬人化し、作品目線で様々な出来事や環境の変化を経験するもの」、「すごろくで遊びながら美術に関わる職業について学べるもの」等々…。講義の中で学んだ知識や、調べ学習で得た情報や心に響いた感想をフィードバックした内容と、高校生らしい柔軟でユーモアに富んだ感性が組み合わされて、実際に遊んでみたくなるものばかりです。コマ一つ一つの面白さや、イラストや色使いなどのビジュアル的な工夫に加え、それぞれが何を美術的人生のスタートとし、どのような経験や出会い、チャレンジが転機となり、そのストーリーのゴールは何なのか、という筋立てにも、面白い発想が詰め込まれていました。

発表会では、学芸員の先生方から、生徒たちへの温かいエールと、専門的な視点からのアドバイスをいただきました。
「美術的人生」を送ることに関して視野を広げるとともに、自分の将来や進路、他者との関わり、日々の過ごし方についても様々な可能性を考える機会となりました。
全体会で他クラスの皆さんに鑑賞してもらうのも楽しみです。

神奈川県立近代美術館 葉山様の先生方には、数ヶ月にわたる準備の段階から全面的にご支援・ご協力いただきました。沢山の貴重なお話をお聞かせいただき、長時間にわたる研修の間も丁寧なご指導をしてくださり、大変お世話になりました。本校の生徒たちに親身に寄り添っていただき、惜しみないご支援をいただきましたことに深く感謝を申し上げます。

まもなく2年生になり、また一歩大人に近づく生徒たちにとって、未来に目を向ける豊かな学びの時間となったことと思います。



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1年生 3日間の美術研修【2日目・2組】

1年2組の2日目は、グループワークからのスタートです。初日に考えた各々の「妄想屋台」のアイデアを少人数のグループで見せ合い、質問や今後考えていくべきポイントなどについてざっくばらんに意見を交わしました。
2日目も、初日に引き続き水戸芸術館の森山純子様に研修にご協力いただきました。Zoomを通して生徒のグループワークに参加し、生徒が考えていることやグループワークでの生徒同士の会話に優しく耳を傾け、水戸芸術館で「妄想屋台祭り」に実際に取り組まれた時の経験や、アートプロジェクトやアーティストなどを例に挙げながら、教員や友人とは異なる視点で助言をしてくださりました。グループワークの終わりには、クラス全体に対して、人の集め方やターゲットの設定、様々なアクシデントへの対応等について考えておくことの重要性についてお話いただきました。森山様からのお話やグループワークでの意見交換を通してより具体的にイメージを広げられた生徒も多く、その後の制作につながる有意義な時間になりました。
 
午後からはいよいよクラス内での発表会です。
制作した模造紙のプレゼンシートもさることながら、好きなことや妄想したことをいきいきと話す様子には、見ている側もわくわくさせられました。生徒たちが二日間でつきつめた「魅力の予感」は個性にあふれ、オンラインで発表会にご参加いただいていた森山様も、柔軟な発想とその取り組みの様子に大変感心されていました。
今回は、自分自身がこんなことをすれば楽しい!という気持ちや、他の人にぜひこんな気持ちを味わってほしいという願いを形にするためにはどうすれば良いのか?ということについて考えましたが、その価値観は一人ひとり違います。しかし、今回の発表会のように、自分の気持ちをのびのびと発表できる雰囲気やそれを受容できる大きな器を持てることは本当に素晴らしいことです。

今回の研修を行うにあたり、打ち合わせを含めて長い期間をかけてお力添えを頂いた水戸芸術館の皆様、きむらとしろうじんじん様には心より感謝申し上げます。今回の経験を単なる体験として終わらせるのではなく、これからの自分の生き方や考え方とどのようにつなげていくのか、今後の生徒の成長に期待しています。


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1年生 3日間の美術研修【2日目・1組】

1組は,昨日から引き続き「んまつーポス」さんのご指導のもと,ダンスの撮影を行いました。
昨日の「1カット撮影」で披露したダンスをベースに,各班で銅駝らしい場所,映像に残したい場所などをテーマに撮影場所を選び,それぞれのカットをつなぎ合わせて完成させました。鑑賞会のあと,撮影スタイルによる身体感覚の違いや,瞬発的な熱量が生み出すもの,作品をじっくり作り込むことなど,表現することに対する姿勢やアーティストとして大事にしていることなど色々なお話をしていただきました。
午後には,昨日体験したメタバースの世界でダンスを踊りました。

2日間に渡り,森美術館の学芸員 白木様からも様々な場面でご指導をいただき,大きな刺激をいただきました。

身体との新しい出会いや,感覚に目覚めた二日間となりました。

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2年美術見学を実施(その2)

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 三十三間堂では風神像や雷神像など多くの仏像を鑑賞したり、庭園や回廊を散策したりしました。その後、智積院会館で昼食・休憩をとった後、智積院では長谷川等伯の障壁画を鑑賞しました。

 国立博物館では、ロダン像の前で学年全体の記念写真を撮った後、常設展を鑑賞しました。それぞれの場所では、思い思いにスケッチしたり、感想を書き留めたりする生徒の姿が見られました。

 鑑賞という観点では、智積院や博物館のように展示方法や照明の当て方等の演出された作品を鑑賞するのと、養源院のように作品が奉納された当時と同じ場所で自然光のもとで鑑賞するのを、対比して鑑賞することができたことは大きな学びです。

 京都には、多くの作品と出会える場所があります。今後も機会を見つけて主体的に作品を鑑賞して感性や発想力を豊かにし、今後の学習活動や各自の作品制作につなげてほしいと思います。

2年美術見学を実施(その1)

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 3月10日(木)、天候にも恵まれ、日中は汗ばむ陽気で、訪れた智積院や方広寺の庭には梅の花が咲き誇る中、2年美術見学を実施しました。

 感染防止対策の観点から3つのグループに別れて、京都国立博物館、智積院、三十三間堂、養源院、方広寺を見学しました。

 養源院では、宗達襖杉戸絵や血天井、養源院の由緒について説明していただきました。杉戸には象や獅子、麒麟等が大胆な構図で描かれており、奉納された当時と同じ場所で自然光のもとで鑑賞しました。

1年生 3日間の美術研修が始まりました!【1日目・3組】

1年3組は、神奈川県立近代美術館 葉山館様のご協力のもと、研修に取り組みます。本研修では、美術に関わる人生をシミュレーションする「美術的人生すごろく」を制作します。すごろく制作を通して、美術に関わりながら生きる様々な方法や、美術と社会の関係について、楽しみながら学んでいきます。すごろく制作には、3人1組のグループで取り組みます。美術に関わる中で、こんな出来事が起きるのでは?こんな仕事があるのでは?と様々なアイデアを膨らませました。
すごろく制作にあわせて、葉山館の3名の学芸員の先生方と、現在葉山館で展覧会を開催している洋画家の奥谷博先生のオンライン講義を受けました。学芸員の先生方からは、絵画の保存・修復・運搬のお仕事や、教育・福祉と美術の関わりについて学ぶとともに、先生方がこのお仕事につくまでの経緯や、美術に関わるにあたっての心情や価値観についても語っていただき、非常に興味深く聞かせていただきました。
奥谷博先生は、ご自身のアトリエから中継をしてくださいました。長年の制作活動で感じたことや、豊富なご経験を聞かせていただき、創ることの面白さ、創り続けることでしか辿り着けない境地のようなものを感じることができました。愛用されている筆をお見せいただく場面もあり、大変貴重な機会となりました。美術の世界の奥深さ・幅広さを知るとともに、この先の人生にどんなことが起きるのか、想像が膨らむ一日でした。

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1年生 3日間の美術研修が始まりました!【1日目・2組】

1年2組は、午前中に水戸芸術館 現代美術センター 芸術監督 竹久侑様をオンラインでお迎えし、「社会と美術館」をテーマに、水戸芸術館現代美術センター様がこれまでに取り組んでこられたプロジェクトを例として挙げながら、社会的な背景の中でアートをとらえることについて講義をしていただきました。
アートプロジェクトにおいては、完成した状態よりもそのプロセスを重視することや、美術(自分の表現したいことやもの)よりも社会や地域を大切にすることが重要だという言葉が印象的でした。これから作品制作を続けていく生徒たちにとって、社会的な背景の中でのアートをとらえることはとても重要です。興味深く熱心に聞いている様子を見て、頼もしく感じました。

午後からは,アーティスト きむらとしろうじんじんさんのアートからインスピレーションを得て,「妄想屋台祭り」のワークを本格的に開始しました。まず、岡崎公園・御所・市役所周辺の3つのエリアに分かれてフィールドワークを行い,2月25日のきむらとしろうじんじんさんをお迎えした事前学習にて,あらかじめ考えた「屋台」をどこに設置したいかについて,実際に足を運んでイメージを広げました。午前中の講義やフィールドワークを経ることで、それまでに考えていたことよりもさらに具体的なアイデアが浮かび、いきいきとした様子で活動していました。
また、オンラインでつながって生徒の活動を見て頂いていた水戸芸術館 現代美術センターの森山純子様からも、zoomを通して助言や質問をいただき、より考えを深めることができました。
明日は、グループワークで他者の意見を聞きながら考えていたことをまとめ、発表会を行います。生徒一人一人がどのようなことに興味を持ち、考えているのかを共有することが楽しみです。

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1年生 3日間の美術研修が始まりました!【1日目・1組】

1年生は,今日から3日間,学校で美術研修に取り組みます。本来はこの時期に関東方面への美術研修旅行として課題解決型学習を実施する予定でしたが,コロナ禍のため訪問研修はかないませんでした。そのため,学校での学びを実施したいと計画し,訪問予定の美術館や連携アーティストの方のご協力を得てこれまで事前学習を進め,今日の実施となりました。各クラスの1日目の様子をお伝えします。

1年1組は,東京の森美術館様と宮崎を拠点とするダンスカンパニー「んまつーポス」さんにご協力いただき,オンライン&対面による研修を行います。テーマは「身体表現による鑑賞」。美術教科で取り組んでいる「つくる」ことに加えて,探究Iでは「見る」を中心に学んできましたが,この研修ではさらに,「見る」ことについて考えていきます。その中には,「見る」「見られる」「見せる」など様々な「見る」があります。「つくる」ことにも繋がるこの意識を広げてもらうことを今回の研修の目的としています。
そして今回の研修では,さらに「身体」という要素を加えます。メタバースという仮想空間によって得られる身体感覚と,実際にグラウンドに出て体を動かしダンスを踊るなど,身体が,デジタルの身体とリアルな身体を行き来することにより,身体について再認識したり,別の新しい感覚を発見することを期待しています。

1日目午前中
オキュラスという機器を用いて,メタバースと呼ばれる「仮想空間」内において,自分で作成したもうひとり自分(アバター)と自身の身体をリンクさせ,デジタル空間内で黒板に落書きしたり,物をひろったり,さらには距離を隔てた友人と同じデスクで挨拶を交わしました。

1日目午後
「だだだだ・だ」という曲に合わせて,各グループが1フレーズを担当しダンス制作をしました。グラウンドに出て,実際に身体を動かしながら短時間でダンスを考え,練習し,最終的には音に合わせた1回撮りで,1組全員で1つのダンス映像作品を制作しました。

今回考えたダンスをベースに,明日は本格的な映像制作を行います。今から完成が楽しみです!

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探究II(総合的な探究の時間)発表会を開催しました。

先月に行った2年生の探究IIの活動をご紹介します。
2月24日(木)の午前中,2年生の探究II(総合的な探究の時間)授業では課題研究の発表会を実施しました。
2年生は,今年度の課題研究で「STEAM」の観点を取り入れながら,一つの問題を多様な視点から考察し,グループで小論分を制作しました。この日は,その研究についてプレゼンテーションを行いました。

1年生は全員が数グループに分かれ,2年生の発表を見ることで,今までにない様々な視点や考え方を学ぶ良い機会となりました。

実施について,昨年度は対面で行いましたが,感染予防の観点から,1年生は自宅にてオンライン参加しました。
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地域連携「詐欺被害防止啓発グッズデザイン画の取組」(その2)

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 本校では、生徒会活動の取組の1つとして、様々なボランティア活動に取り組んでいます。

 昨年7月に中京警察署地域課からの依頼を受け、生徒会で地域にお住いの高齢者が特殊詐欺の被害にあわないための啓発グッズのデザイン画作成に取り組むことになりました。

 生徒会の呼び掛けに5名の生徒がデザイン画を提出し、この度クリアファイルとして地域の高齢者の方に配布していただけることになりました。

 この活動に対して、中京警察署から感謝状をいただくことになり、本日、中京警察署長の代理として名和野校長より、5名の生徒に感謝状を手渡しました。アートの力で社会課題の解決に向けて貢献できたように思います。

 今後も、「アートと社会とつなぐ」を教育活動の重要なテーマとして位置づけ、生徒自ら学ぶアートがこれからの社会でどのような役割を果たしていくのかなど、様々な学びの機会をつくりたいと考えています。

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行事予定
3/11 1年生探究l オンライン研修3日目
3/12 新3年コース別説明会(午後)
新2年専攻ガイダンス(午前)
1・2年保護者学校評価期間(〜3/18)
3/17 入学者説明会・教科書販売(新入生) ※在校生登校禁止

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『京都市立銅駝美術工芸高等学校「学校いじめの防止等基本方針」』

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