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最新更新日:2025/07/29 |
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小さな「小さな巨匠展」
京都市全体の催しである「小さな巨匠展」は中止になりましたが,つくり上げてきた作品を六角校舎1回フロアに展示し,校内での「小さな『小さな巨匠展』」として披露してきました。それも今日が最終日。教職員や,特に1年生の目にはよく触れることだったでしょう。
こうして写真を見ると,並んでいるのは確かに作品なのですが,内容的な密度感やまとまり,作品同士が高め合っているように見えるところが,7組そのものを表しているように思えてきました。 7組の生徒さんたちも深草中学校で3年間を過ごし,それぞれの成長を遂げ,卒業が近づいてきました。そしてそれぞれの進路に向かってすべきことをし,やり遂げてきたのです。 ![]() ![]() 1年生の投稿,研究授業の様子
写真は先週の研究授業 2年生 社会の様子です。ペリー来航からの時期の社会や生活の様子を複数の資料から読み取ってまとめ,開国とはどんなできごとだったのかをつかもうとしています。歴史的な出来事が起きた年や人物名も知識の一つですが,現代にあてはめて,鎖国とは,貿易を始めるとはどうなることかを理解できると,歴史の学習が未来に役立つのですね。
1年生 M.T.さんの投稿が掲載されました。多くの大人が批判したいことを自分も同じようにつられて批判するのは一見かっこよく見えますが,この生徒はそういうステレオタイプに陥らず,社会の問題を体験と関連付けて,自分の頭で,複数の角度から考察して考えをもつことができています。 * * * “ジェンダー平等”とは? 私は一つ,疑問に思っていたことがある。 教室の引っこしがあった時の出来事だ。男女で別の役割がわりふられた。男子は主に力仕事を。女子は自分の机さえ運べたら後は掃除を。まだ教室にいくつか残った段ボールを運んでいる男子の横で掃除をするのは少し違和感があった。 先生はお互いに合った仕事を,と気づかってくれたのだろう。しかし,私は力が強い方だし,男子でも掃除の方が得意な人もいるんじゃないかと思ったので,男女で分ける意味はあるのか疑問に思った。 他にも,男性であったが今は女性として生きているアスリートの方が,男女どちらの部門で出場するか,というニュースを見たことがある。ほとんどの人は女性部門でいいと言うなか,一部の人は男性部門だと主張していた。 一度,こんな問題が起きるなら,男女混合でいいんじゃないかと思ったことがある。が,それでし合いは成り立つだろうか。筋肉量の差などで不平等が生まれるのは明らかである。 そう考えたら,掃除の例もお互いのことを考えた末の役割だったのだと分かった。ジェンダー「平等」は「同一」ではなく,お互いを考えた優しいきまりごとだ。 ![]() リモート授業は? 1年生の投稿,研究授業の様子
登校を控えている生徒のみなさん,リモートでの授業への参加に本気が出せましたか。登校を再開したときのためにも,朝学活の時間帯からの生活のリズムは保ちましょう。
写真は先週の研究授業 2年生 英語の様子です。電車で目的地に行き着けるよう尋ねたり情報を伝えたりする表現が使えるようになってきました。長時間のやりとりが難しい今,タブレットパソコンを活用しています。 1年生F.E.さんの投稿が掲載されました。現代では「正しい知識」の根本の一つが,科学的に正しいかどうかだと思います。その時代,人々が安心・安全の拠り所としていたはずの法自体が正しくなかった……これからを生きる皆さんも,知識自体が正しいかどうかを確かめる目を育んでいきましょう。 * * * 正しく知って差別なくす 「正しく知って,正しく行動する」。私はハンセン病にかかっていた方の話を聞きこの言葉がどれだけ大切な言葉なのかを知った。 このまえ人権の学習で,初めてハンセン病という病気を知った。ハンセン病とは,「らい菌」によって主に皮膚や末梢神経が侵される感染症の一つ。日本では昔,らい予防法というハンセン病にかかった人たちを隔離する措置が行われていた。私は驚いた。突然,家族と別れて違う場所で暮らさなければいけなくなるなど漫画やアニメの中の世界でしかないと思っていた。 だがそれは現実にあったのだ。国の措置のせいで国民は,正しい知識がないにもかかわらず勝手にハンセン病を怖い病気だと認識し,ハンセン病患者やその家族を差別した。私は,国がなぜハンセン病という病気にかかっただけでこんなにもその人たちの自由を奪うのか,国民はなぜ何も知らないのにこのような差別をするのか疑問に思った。 差別とは,人の間違った知識や考えで生まれるものだ。なので,正しい知識を知ることが大切だ。そのために,周りに流されずしっかりと自分の考えを持って行動していくことが大切だ。私もこれからは,自分の考えを見直して正しい考えを持っていきたい。 ![]() 1年生の投稿掲載,研究授業の様子
兄弟姉妹の関係などで登校を控えなければならない生徒のみなさんがいます。自分やご家族の体調にも気を配りながらの自宅学習になり,不自由な思いをしてもらっているところです。こんな時,GIGA端末のタブレットがあってよかったと思う反面,
タブレット つけてるだけなら テレビといっしょ と使い方,受け止め方を再確認してほしいと心配に思うこともあります。リアル教室に比べるとディスプレイの向こうの教室は小さくて遠い。登校しているとき以上に本気で取り組む強い意志が必要です。タブレットや教科書・ノートなどを置く位置や位置関係,自分の姿勢などを工夫することで,勉強しやすさが変わりますよ。 写真は先週の研究授業の様子,音楽です。歌えないので代わりに指揮の工夫を,自分の動きをタブレットで録画するなどして取り組んでいました。 1年生 M.Z.さんの投稿が掲載されました。SDGsは誰もが取り組むことのできる世界の改善につながる営みなんですね。 * * * 世界の課題 つまっている 僕はSDGsを学んで思ったことがあります。それは世界がかかえている課題がとてもつまっているなと思いました。 例えば海の問題などです。海に誰かがプラスチックゴミとかを捨てて海の砂浜がゴミだらけになっていることや魚がプラスチックゴミを食べていることを僕は見たことがあります。これを防ぐために考えたのはいろいろな人に呼びかけをすることです。写真を見せたら絶対ダメだなと思うと思います。だから僕はこう考えました。 その他にも,僕は世界のCO2に対する考えがすごいと思いました。例えばプラスチックを燃やしたらCO2が多く排出されます。そのためにプラスチック袋ではなく,エコバッグを使うのがすごいと思いました。布を再利用するなど,いろいろあります。だから僕も協力したいと思いました。 このことから世界のSDGsに対する考えや対応がすごいと思って,まずは友達や家族にSDGsを広めたいと思います。 ![]() |
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