京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/06
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「一生懸命がかっこいい」学校を  右帯「配布文書」最下部に本年度の研究授業レポートを掲載しています。

小さな「小さな巨匠展」

 京都市全体の催しである「小さな巨匠展」は中止になりましたが,つくり上げてきた作品を六角校舎1回フロアに展示し,校内での「小さな『小さな巨匠展』」として披露してきました。それも今日が最終日。教職員や,特に1年生の目にはよく触れることだったでしょう。
 こうして写真を見ると,並んでいるのは確かに作品なのですが,内容的な密度感やまとまり,作品同士が高め合っているように見えるところが,7組そのものを表しているように思えてきました。
 7組の生徒さんたちも深草中学校で3年間を過ごし,それぞれの成長を遂げ,卒業が近づいてきました。そしてそれぞれの進路に向かってすべきことをし,やり遂げてきたのです。
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1年生の投稿,研究授業の様子

 写真は先週の研究授業 2年生 社会の様子です。ペリー来航からの時期の社会や生活の様子を複数の資料から読み取ってまとめ,開国とはどんなできごとだったのかをつかもうとしています。歴史的な出来事が起きた年や人物名も知識の一つですが,現代にあてはめて,鎖国とは,貿易を始めるとはどうなることかを理解できると,歴史の学習が未来に役立つのですね。
 1年生 M.T.さんの投稿が掲載されました。多くの大人が批判したいことを自分も同じようにつられて批判するのは一見かっこよく見えますが,この生徒はそういうステレオタイプに陥らず,社会の問題を体験と関連付けて,自分の頭で,複数の角度から考察して考えをもつことができています。
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   “ジェンダー平等”とは?
 私は一つ,疑問に思っていたことがある。
 教室の引っこしがあった時の出来事だ。男女で別の役割がわりふられた。男子は主に力仕事を。女子は自分の机さえ運べたら後は掃除を。まだ教室にいくつか残った段ボールを運んでいる男子の横で掃除をするのは少し違和感があった。
 先生はお互いに合った仕事を,と気づかってくれたのだろう。しかし,私は力が強い方だし,男子でも掃除の方が得意な人もいるんじゃないかと思ったので,男女で分ける意味はあるのか疑問に思った。
 他にも,男性であったが今は女性として生きているアスリートの方が,男女どちらの部門で出場するか,というニュースを見たことがある。ほとんどの人は女性部門でいいと言うなか,一部の人は男性部門だと主張していた。
 一度,こんな問題が起きるなら,男女混合でいいんじゃないかと思ったことがある。が,それでし合いは成り立つだろうか。筋肉量の差などで不平等が生まれるのは明らかである。
 そう考えたら,掃除の例もお互いのことを考えた末の役割だったのだと分かった。ジェンダー「平等」は「同一」ではなく,お互いを考えた優しいきまりごとだ。
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リモート授業は? 1年生の投稿,研究授業の様子

 登校を控えている生徒のみなさん,リモートでの授業への参加に本気が出せましたか。登校を再開したときのためにも,朝学活の時間帯からの生活のリズムは保ちましょう。
 写真は先週の研究授業 2年生 英語の様子です。電車で目的地に行き着けるよう尋ねたり情報を伝えたりする表現が使えるようになってきました。長時間のやりとりが難しい今,タブレットパソコンを活用しています。
 1年生F.E.さんの投稿が掲載されました。現代では「正しい知識」の根本の一つが,科学的に正しいかどうかだと思います。その時代,人々が安心・安全の拠り所としていたはずの法自体が正しくなかった……これからを生きる皆さんも,知識自体が正しいかどうかを確かめる目を育んでいきましょう。
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   正しく知って差別なくす
 「正しく知って,正しく行動する」。私はハンセン病にかかっていた方の話を聞きこの言葉がどれだけ大切な言葉なのかを知った。
 このまえ人権の学習で,初めてハンセン病という病気を知った。ハンセン病とは,「らい菌」によって主に皮膚や末梢神経が侵される感染症の一つ。日本では昔,らい予防法というハンセン病にかかった人たちを隔離する措置が行われていた。私は驚いた。突然,家族と別れて違う場所で暮らさなければいけなくなるなど漫画やアニメの中の世界でしかないと思っていた。
 だがそれは現実にあったのだ。国の措置のせいで国民は,正しい知識がないにもかかわらず勝手にハンセン病を怖い病気だと認識し,ハンセン病患者やその家族を差別した。私は,国がなぜハンセン病という病気にかかっただけでこんなにもその人たちの自由を奪うのか,国民はなぜ何も知らないのにこのような差別をするのか疑問に思った。
 差別とは,人の間違った知識や考えで生まれるものだ。なので,正しい知識を知ることが大切だ。そのために,周りに流されずしっかりと自分の考えを持って行動していくことが大切だ。私もこれからは,自分の考えを見直して正しい考えを持っていきたい。
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1年生の投稿掲載,研究授業の様子

 兄弟姉妹の関係などで登校を控えなければならない生徒のみなさんがいます。自分やご家族の体調にも気を配りながらの自宅学習になり,不自由な思いをしてもらっているところです。こんな時,GIGA端末のタブレットがあってよかったと思う反面,
   タブレット つけてるだけなら テレビといっしょ
と使い方,受け止め方を再確認してほしいと心配に思うこともあります。リアル教室に比べるとディスプレイの向こうの教室は小さくて遠い。登校しているとき以上に本気で取り組む強い意志が必要です。タブレットや教科書・ノートなどを置く位置や位置関係,自分の姿勢などを工夫することで,勉強しやすさが変わりますよ。
 写真は先週の研究授業の様子,音楽です。歌えないので代わりに指揮の工夫を,自分の動きをタブレットで録画するなどして取り組んでいました。
 1年生 M.Z.さんの投稿が掲載されました。SDGsは誰もが取り組むことのできる世界の改善につながる営みなんですね。
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   世界の課題 つまっている
 僕はSDGsを学んで思ったことがあります。それは世界がかかえている課題がとてもつまっているなと思いました。
 例えば海の問題などです。海に誰かがプラスチックゴミとかを捨てて海の砂浜がゴミだらけになっていることや魚がプラスチックゴミを食べていることを僕は見たことがあります。これを防ぐために考えたのはいろいろな人に呼びかけをすることです。写真を見せたら絶対ダメだなと思うと思います。だから僕はこう考えました。
 その他にも,僕は世界のCO2に対する考えがすごいと思いました。例えばプラスチックを燃やしたらCO2が多く排出されます。そのためにプラスチック袋ではなく,エコバッグを使うのがすごいと思いました。布を再利用するなど,いろいろあります。だから僕も協力したいと思いました。
 このことから世界のSDGsに対する考えや対応がすごいと思って,まずは友達や家族にSDGsを広めたいと思います。
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1年生の投稿掲載,研究授業の様子

 先週の木曜日の午後に研究授業を行いました。各教科の授業場所で授業のやり方や生徒のみなさんの活動の様子を見,その後,より学び甲斐があり学び心地のよい授業にするための話し合いをもちました。もともとは小学校の先生方にも参加いただく計画でしたが,感染症対策のため学校間の移動を控えたかたちです。
 写真は1年生の国語で,「不便益(ふべんえき・不便のよさ)について話し合う」場面です。
 1年生のK.T.さんの投稿が掲載されました。テスト問題とちがって人生には正解の分からない問いが多いものですが,正解だという実感はなくても,「こうして悩みながらも一生懸命 生きているぞ」という実感があること自体が正解なのではないでしょうか。
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   悩んだ末にクラブを選択
 僕は5年生の春の終わりごろからバスケットボールを始めました。それまでは遊びでやっていたくらいで3歳ごろからやっていました。そして小学校を卒業して中学校は,クラブチームと部活両方をやっていました。クラブチームは週1〜3回ほどで相手も強くやりがいがありました。部活は週5で仲の良い友達とやっていて楽しかったです。
 昨年11月,部活の試合とクラブチームの試合が重なってしまいました。時間も。僕はまよいました。部活の方は小学校の時のクラブチームの友達がいて,クラブチームの方は相手も強いし,高校の先生が見に来て目を付けてもらえて推薦してもらえるかもしれないという状況でした。
 僕はクラブチームの方を選びました。クラブチームは来られる人が来るかんじで6人しか来られず2勝2敗でした。部活の方は完敗だったそうです。クラブチームで良いプレーができたかはびみょうで,結局,どっちに行ったらよかったかは今でも分かりません。
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7組 書き初め表彰,1年生の投稿掲載

 京都市中学校教育研究会国語部会主催の書き初め展で,7組のO.R.さんが特選,Y.R.さんが優秀と認められました。マスクをしていてもわかる笑顔の伝達表彰時の写真です。2人とも楷書で力強く書いてくれました。
 以前ポスターを紹介した「小さな巨匠展」がコロナの影響で中止になりました。7組では,教室の前にその作品を展示することにし,小さな「小さな巨匠展」をせめてしようということになっています。

 1年生の投稿掲載が続いています。SDGs学習を始めたことで,大人も含めて考えさせられることが多くなりました。A.H.さんの投稿です。
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   僕にできるSDGsとは
 僕はたんさんの授業をうけているなかでとても印象に残っているものがあります。それは,総合の学習でしたSDGs(持続可能な開発目標)です。
 地域のことや世界のこと,自分の身の回りにひそんでいるSDGsをみつけ,それをどう解決するかを考え意見を班で発表することができました。他の人の意見をきいていると自分が今後頑張っていきたいSDGsの目標などをしっかり発表できていて,もう実際にやっているという人もいたのでとてもすごいと思い僕もやってみたいと思いました。
 僕は班の発表で,次のようなことを話しました。家でやっていることはゴミの分別やエコバッグを使っていることで地域でやっていることは家の近くの人と一緒に地域のゴミ拾いをしています。拾ったゴミはもちろんリサイクルできるものはしています。昔からやっていますが昔は葉っぱやみぞのそうじが中心でしたが今は,プラスチックのゴミなどがたくさんあり少し大変になりました。
 このようなことがあり,このSDGsの活動というのはすごく大切なものであり環境をよくする一番の近道だと僕は思いました。
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1年生 S.H.さんの投稿が掲載されました

 ものの「見方・考え方」を育むことや,コミュニケーション能力を高めることは,今の学校教育で大切なことだとされています。この生徒は自分の見方・考え方を新しくしてくれる人に出会ったんですね。そして,その方から理由を伺えるような短いやりとりができたんですね。さらにこの根本には「異質なものを拒まない」という姿勢があるように思います。
 珍しい出会いだけでなく,教室の中での一見ありふれた関わりの中にも,ひょっとすると自分を広げ深められる種は埋まっているかもしれませんよ。
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   “台風おじいさん”に出会う
 私はいつも塾に電車で行っている。その日も同じ電車で塾に向かっていた。でも一ついつもと違うことがあった。
 夕方頃,塾に向かう電車に乗り込んだ。私はいつも塾に行く時,スマホを触っている。でもその日はたまたまスマホをも触っていなかった。すると,となりに座っていた青い目のおじいさんが話しかけてきた。
 そのおじいさんは少し変わった人だった。「私,台風好きな人です」。私はその言葉に驚いた。台風といえば,停電になったり,木が倒れたりろくなことがない。だからみんな嫌いなんだって,ずっとずっと思い込んでいた。
 私は驚きと同時になぜ台風が好きなのか分からなかったので聞いてみると,「新しい空気が入ってくるから!」と答えた。私は納得してしまった。確かにおじいさんの言っていることも合っているなと。そんな話をしているうちに駅について,おじいさんと別れた。
 その時,初めて出会ったのに,なぜかおじいさんと友達になった気分でウキウキした。いつもとちか違う1日に出会ったおじいさんに私のまだせまい世界を,少し広げてもらった気がした。
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 写真は1年生の技術分野。明るくなった木工室で,設計図を確かめたり相談したりしながら製作に取り組んでいました。
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1年生の取組にご協力ください「チャリボン」

【新型コロナウィルス感染症ではこの頃,のどの痛みの症状が多く聞かれます。いつもの元気が出ない,のどが痛いなどの体調不良があれば登校を控えるようお願いします。】

 チャリボン」とは,認定特定非営利活動法人が呼びかける,一定の条件を満たす古本などを各ご家庭からお預かりすることにより被災地の環境をより良いものにできる活動です。
 1年生は,全ての人が暮らしやすい社会を目指しその一員として考え行動することを柱に総合的な学習の時間に取り組んでいますが,今期はこの取組を社会とつながる道と捉えて活動しています。地域の方々のご協力も得られ,町内にもこのポスターが掲示されることでしょう。
 ご家庭で眠っている本をこんなかたちで生かしてみませんか。
 ご協力お待ちしております。

※感染対策のため,ポスターにあります日時に,屋外(校門)でのお預かりとなります。
※手指消毒,マスク着用,スタッフとの距離をおいてのやりとりをお願いします。
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校舎三景

 2年生の国語では,おそらく保護者の皆様の中学校時代の教科書にも載っていた『走れ メロス』を読んでいました。今日は「心情曲線とその説明」に各自黙々と取り組んでいました。教材としては長い文章を,自力で通して読み取り,分かったことを記入しています。担当教員がリモート参加生徒への指示を入力・送信する姿もありました。
 2年生の社会では「ペリー来航から開国までの経緯をまとめ,開国の影響を考え説明」する課題に取り組んでいました。生徒がタブレットで自分のワークシートを撮影しています。こうして画像データを提出し,交流・発表に用いるんですね。
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1年生 M.Y.さんの投稿が掲載されました

 1・2年生は今日一日,学習確認プログラムです。今年度最後の回です。定期テストもそうですが,小学校のときよりも長い期間の学習の成果をまとめて試すテストであり,これに向けて家庭で自学自習することに大きな意味があります。返ってきたら,「がんばりグラフ」も参考に,自分の学習の仕方がどうなのか見直しましょう。
 写真は受験の様子と,書き初めが掲示された六角校舎ラウンジです。

 1年生の投稿が掲載されました。全ての人が暮らしやすい社会の実現には,制度・政策も大切だし,私たち一人一人の捉えが正しいことも大切なんですね。
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   コロナ 正しく知り行動を
 私の学校では人権学習として「ハンセン病」について学びました。ハンセン病は昔,国が島に隔離したりして長年苦しまれた病気です。私はハンセン病について詳しく知れば知るほど,日本はもっと違う政策をしたりできたんじゃないかと思います。
 今でもコロナで同じようなことが起きています。なぜ同じことを繰り返してしまうのか。そこはしっかりと考えて,日本の未来のために改善しなければいけないと思います。
 けれどハンセン病かん者に対する差別を生み出したのはまぎれもなく国民だったと思います。特になにかも分からずに「ハンセン病は危ない!」みたいなイメージをもって差別していました。なんでもかんでも情報を取りこんで,それを行動にうつしてしまうのはだめだなと思いました。
 なので私は,「正しく知って,正しく判断する」,それを第一に その情報が本当に正しくて信用できるのかを考えて,物事を判断して生きていきたいです。
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学校目標

学校評価

部活動ガイドライン

カリキュラムマネジメント

主体的・対話的…研究の記録1年次

研究の記録 4年次 各教科

研究の記録 3年次 各教科

研究の記録 3年次 総合的な学習の時間

全国学力・学習状況調査の結果

月行事予定表

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