子どもは詩人

「キレイな雪」
　六角形
　見たことないから
　うそだと　思っていた
　でも　六角形の雪があったから
　雪は　きれいだなと思った

「日光」
　朝　ゆきがつもった
　太陽をあびているゆきは
　ほうせきみたいに　まぶしい
　でも　すぐゆきはとける
　悲しいけど
　ゆきっていい気持になる

「雪になれば」
　わたしは　まう
　雪になってひらひらと
　
　わたしは　まう
　雪になっておどるように
　
　そして　雪のもうふの上に着地した
　トンっと

　白い雪に着地して
　わたしはこう思った

　だれかにとられないかなと
　ずっと　みんなといっしょにいたいなと