いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
8月25日から始まった2学期も今日で終了です。この2学期も京都府に発令された4回目の非常事態宣言の最中、スタートしました。そのため、今学期も多くの学校行事が変更される、または、中止となりました。部活動においても秋季新人大会が中止となり、せっかく新チームを結成し、さあ今から気持ちを新たに頑張るぞと言った瞬間だったので、1・2年生の落胆は想像できます。そんな中で実施された紫風祭「展示の部」ですが、1学期から多くの期間で、緊急事態宣言が発令され、教科授業や部活動での活動制限がされていた中、できることをコツコツと積み上げ、素晴らしい作品を見せてもらえました。生徒のみんなの思いと努力が実を結び、立派な学習成果を上げたということでしょう。
また、非常事態宣言が解除された10月7日には、6月から延期された総合陸上競技会が学年別ではありましたが行われ、全員で団結して一生懸命に競技する姿が見られました。そして10月28日、全校生徒で取り組んだ合唱コンクール。1ヶ月を切った中で練習を積み重ね素晴らしいハーモニーを聞くことができました。数少ない行事の中、みんなで力を合わせ目標に向かい積み上げていく。そして、やり遂げる。加茂中生の力をまざまざと見せつけられました。校長として、そんな君たちをたいへん誇らしく思います。
さて、明日から2週間ほどの冬休みとなります。夏休みほどの長さはありませんが、結構な期間です。3年生は、自らの進路を切り開く最終場面にさしかかっています。計画性を持って学習に取り組み、有意義な時間を過ごして下さい。1・2年生は、この2学期にやり残したことを取り戻す最良の時間です。自らの課題を見つけ、解消できるように頑張ってください。冬休みというのはお正月を含む期間なので、どうしても生活のリズムが乱れがちです。計画性を持った休みになるようにしてください。また、多くの人が集まったり、出かけたりする機会もあると思います。最近では、コロナウイルス感染症は、小康状態となっていますが、油断は大敵です。不要不急な外出は避け、今まで通りしっかりとした感染症対策をして過ごすように心がけてください。1月6日には、全校生徒の皆さんが、元気でやる気に満ちた姿で登校してくれることを期待しています。
保護者の皆様、地域の皆様、今学期もおかげをもちまして無事終了することができました。ありがとうございました。この冬休み期間、ご家庭・地域に子どもたちをお返ししすることとなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
校長 山下 道夫