京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/26
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ともに 〜 つながろう 創り上げよう 〜

11月の朝会の話

 11月。早いもので,2学期の半分が過ぎました。11月1日のオンライン朝会で,子ども達に以下の話をしました。

 皆さんには,2学期の始業式で「みんなで楽しもう」という話をしました。前半を振り返ってみましょう。自分も周りの人も気持ちよく楽しんでこれましたか?
 今日は,「みんなで楽しもう」のヒントになる話を少し紹介します。学校の中で校長先生が見たり聞いたりしたことです。どんなヒントがあるのかな,考えながら聞いてください。

・掃除の時間…学校に来られたお客様が,「掃除が行き届いていますね。とてもいい気持ちになります。」とほめてくださいました。その日の掃除時間,「お客様がこう言ったはったよ。みんなのおかげです。」と話したら,その人達は「じゃあ,もっと頑張ろう。」と言ってくれました。
・なかよし遠足…うろうろ星人ではなかったけれど,うろうろしてみんなの様子を見ていた時,あるグループのリーダーが「先生,まずいです。このグループ,自分も入れて全員地図が読めません。」と言ってきました。「それは困ったね。」と言いながら,どうするのかなと思っていたら,「だから,他の人に聞きながらここまで来ました。」と話してくれました。
・放課後…運動場から男の子と女の子の会話が聞こえてきました。男の子は転んでどこかをすりむいていたようです。女の子が保健室へ行くことを勧め,男の子が「大丈夫,すぐに家に帰るから。」と返すやり取りが何回かあり,「ひどくなったら困るよ。一緒に行こうか?」という女の子の言葉の後,男の子が「じゃあそうしようかな。優しい女の子やなあ。」と保健室へ行きました。
・給食の時間…一人の子が,心がしんどくなることがあって給食に手を付けられなかったそうです。その様子を見た何人かが「少しでも食べた方がいいよ。」「体がしんどくなるで。」と声をかけ,その子は食べ始めました。声をかけた子たちはガッツポーズをしていたそうです。

 さて,これらの話からみんなはどんなことに楽しくなるヒントを感じましたか?校長先生は,
・掃除の話では,頑張ってきたことをほめられたうれしさと,「もっときれいにしてもっと気持ちよくなってもらおう」という思いを感じました。
・なかよし遠足の話では,自分達で解決できそうにない時には助けを借りて解決しようとする姿を見ました。
・放課後と給食の話では,相手を心配する声かけと,その気持ちに感謝する言葉を伝えたり受け容れたりする,人を思い合う気持ちを感じました。
 そして,これらのことでさらに感心したのは,誰かに言われて動いたのではないということです。自分達で気が付いて行動し,自分もうれしい,周りの人もうれしい,そうやって「気持ちいいね」が広がっていく。それが「みんなで楽しもう」につながりますね。授業の時間でもその姿はたくさん見つけました。それだけみんなが成長しているなと感じます。
 「みんなで楽しむ」姿が,これからもたくさん見られることを楽しみにしています。

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スポーツフェスティバルの開催について

おはようございます。
本日の,「スポーツフェスティバル」は『30分遅らせて開催』します。
各学年の開始予定時刻も30分遅れます。
よろしくお願いします。

なかよし遠足

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 今日は全校児童,なかよし遠足で植物園に行ってきました。まずは運動場に集合し,出発式を行いました。その後,事前に6年生がくじを引いた順番でグループごとに出発しました。道中,リーダーが他のメンバーを気にしながら歩いている姿が見られました。植物園では,グループごとにネイチャーラリーをし,きれいなコスモスが咲いていたり,かもが泳いでいたりと自然に親しむことができました。5時間目には,振り返りの会をリモートで行いました。「昨年度は行けなかった遠足に行けて楽しかった。」という感想が出ていて,今年度はなかよし遠足ができて本当によかったです。

朝の読み聞かせの会

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 今日は,朝の読み聞かせの会がありました。子どもたちは久しぶりの読み聞かせをとても楽しみにしていました。読んでくださるお話に最後まで集中して聞き入っていました。読み聞かせボランティアの方々,朝早くからありがとうございました。来月もどうぞよろしくお願いします。

スポーツフェスティバルに向けて

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 10月26日(火)のスポーツフェスティバルに向けて,赤組,白組のスローガンが決まりました。6年生の係の児童が模造紙に書いたものを体育館前に掲示しています。当日は,2学年ずつの競技,演技になりますが,6年生児童がリーダーになり,係活動など学校全体が団結できるようにがんばっています。当日を楽しみにしていてください。

放課後まなび教室開講式

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今日は,放課後まなび教室の開講式がありました。

子ども達は先生のお話を聞いた後,早速学習に取りかかりました。

人権の掲示板 歴史を知ること

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 歴史を知るということは,時に「痛み」を伴う。

 知るも恐ろしい出来事。
 もし,それが自分や家族の身に起きたことであったら…。

 想像するだけで,息苦しくなることもある。
 知らない方が楽かもしれない。

 けれど,本当に知らないままでいいのだろうか。


 そんな時,絵本はそっと寄り添ってくれる。
 そして,また前を向かせてくれる。

 子ども達には,そんな絵本にも触れて学んでほしいと思う。

『あるひ あるとき』 
あまんきみこ作 ささめやゆき 絵 
(のら書店 2020.6)

緊急事態宣言中の放課後の校庭解放を中止します

 日頃より本校教育にご理解とご協力をいただき,ありがとうございます。
 緊急事態宣言の中で2学期が始まりました。学校では感染拡大防止に向けての取組を徹底しながら教育活動を進めてまいります。
 その一つとして,明日(26日)から緊急事態宣言が明けるまでの期間,放課後の校庭解放を中止させていただきます。子どもの遊び場を確保したい思いもありますが,残暑が厳しいことも加え,学校で密になりやすい場を少なくし,子ども達をリスクからできるだけ遠ざけたいと考えています。
 本日,子たちを通じてお渡ししている「感染拡大防止等に向けたご家庭での取組の徹底について」もお読みください。ご協力をお願いするばかりで申し訳ありませんが,よろしくお願いいたします。

2学期!学校生活をみんなで楽しもう

 夏休みが明け,今日から2学期が始まりました。登校してくる子ども達の笑顔で,朝の曇り空が一気に明るくなったような気がしました。みんな元気に過ごせていたようで,本当に嬉しく思います。
 コロナ感染拡大防止のため,始業式もオンラインで行いました。オンラインによる教室での始業式にも,子ども達はだいぶ慣れてきたようです。
 私からは子ども達に以下のことを話しました。

 今年の夏休みは大雨が続き,そのせいで川の水があふれたり,山や崖が崩れたりして大きな被害が起こりました。紫明小学校も,鴨川が近くを流れているので,怖い思いをした人がたくさんいたと思います。
 そして,コロナウイルスに感染する人もたくさん増え,今,京都は緊急事態宣言が出ています。これは,コロナに感染することをみんなの力でしっかり防いでいこうということです。そのために気を付けていくことがたくさんあります。人と話をするときはマスクをつける,ソーシャルディスタンスを守る,手洗い・うがいをこまめにする,体の調子がいつもと違うなと思ったら無理をしないで休む,これらが基本です。これまでみんなが気を付けてきたことですが,自分と周りの人を守るために,気を緩めないで守っていきましょう。
 1学期の終業式で「あ・そ・べ」の話をしました。これは,まず新しい学校・学年に慣れていくために大事にしてほしいことでしたが,2学期は,これに付け足して「みんなで楽しもう」を目ざしてください。学校生活すべてを楽しんでほしいです。勉強も,運動も,行事も,遊びも。「楽しいな」と感じられるように力いっぱい,取り組んでいきましょう。嫌だな,やりたくないなと思うだけでは楽しさは感じられません。そんな時は,どうしたら楽しさを感じられるようになるかな。「みんなで」がポイントです。自分一人ではうまくいかないことはたくさんあります。周りの人に助けてもらいましょう。そして,自分が楽しいと感じているとき,他の人はどうかな,楽しめていない人はいないかな,と周りの人にも気を配ってみましょう。周りの人と一緒に,みんなで楽しむことができればその楽しさは何倍にもなります。
 2学期は1年間の中で一番長い期間です。たくさんの行事もあります。コロナ対策で,工夫しなければならないことがたくさんありますが,楽しみながら取り組み,力をつけていってほしいと思います。1学期よりも楽しいクラス,1学期よりも素敵な紫明小学校を,みんなの力で作っていきましょう。

 2学期もどうぞよろしくお願いいたします。

       ↓お花の先生 細江様が活けてくださいました。
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図書のはなし 「おこだでませんように」

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 少し前の話になりますが,みなさんは,七夕の日に何を願いましたか。
子ども達の短冊を見ると,
「絵がじょうずになりますように。」
「しょうぼうしになれますように。」
可愛らしい願い事が,たくさんあります。

 さて,この絵本の1年生の「ぼく」の願い事は?


 発達障害心理学の研究者である赤木和重氏は,「子育てのノロイをほぐしましょう 発達障害の子どもに学ぶ」(日本評論社,2021年)で,こう述べています。

『私たちは,知らず知らずのうちに「子育て,かくあるべし」という硬直した正しさにとらわれ,縛られ,息苦しくなっているように感じます。その“ノロイ”ゆえに,子どもを追いつめ,そして,親自身も追い詰められている印象を受けます。』

 「〜ねばならない」「〜あるべき」という“must思考”から,「できることから」という“can思考”にシフトすることで,“ノロイ”が少し解かれるかもしれません。

「こんな我が子もまた可愛い!」
と思って,そして,
「こんな自分もまぁいいかな。」
なんて思いながら,少し力を抜くことも大切ですね。


「おこだでませんように」
くすのきしげのり 作
石井聖岳 絵
小学館,2008年
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