ボールの直径の測り方を,グループで考えました。
「球の直径を工夫して測ってみよう。今,あるものだけで測ることができるよ!」というと,「え〜,どうやって〜?!」と子どもたち。
ボールを切って測る以外にどうやって測るのか,見当もつかない様子。
定規をとにかくあててみる…でも,うまく測ることはできません。
コンパスで挟んで,写してみる…いい線です。
体育で使うボールでもできる測り方を見つけるよう言います(コンパスでは無理です)。
グループでこうじゃない?これは?など,みんなで知恵を絞ります。
筆箱を2つ使ってみるというヒントを出すと,「あーーー分かったーーーー!」とあちらこちらで,試す様子が見られました。
アイデアが浮かばない班に「筆箱2つで挟んでごらん」と言うと,「やっぱり〜!!!分かった分かった!」と試し始めます。
「球を,ちょうど真っ二つに切ったときの切り口の円が一番大きい。この円の直径が球の直径である」ということを生かすと,球の直径を測るやり方が分かります。
「学習したことを生かすってこういうことだね。計算を正確にできることも大切だけど,こうして考えることは楽しいね」と子どもたちと話しました。