京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/22
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学校教育目標 「自ら学び、未来を創造できる生徒の育成」〜楽しくなければ学校ではない〜

3年生の学校生活 その48(198) 

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今日の締めはレク大会!レク係が盛り上げてくれました!明日はもう最終日。しっかり寝てや〜

修学旅行 夕食

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みんな元気に夕食を食べることができました!とてもキレイな会場で、子どもたちも興奮して喜んでいました

3年生の学校生活 その47(197) 

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素敵な夕食です!充実した1日のご褒美ですね!

3年生の学校生活 その46(196) 

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今治国際ホテルに到着しました!

3年生の学校生活 その45(195) 

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しまなみ海道で風になった僕達

修学旅行 クラフト体験

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レザークラフト体験を楽しみました!

修学旅行 サイクリング1

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安全にサイクリングできるようにインストラクターさんに説明を受けてます!

修学旅行 平和へのことば

 1945年8月6日、朝の8時15分に原子爆弾が投下され、その瞬間に子どもからお年寄りまで、10万人もの命が奪われました。
 8月6日、月曜日の朝は快晴で真夏の太陽がのぼると、気温はぐんぐん上昇しました。深夜0時に出された空襲警報が午前2時10分に解除され、ようやく休みかけていた人々は午前7時9分、警戒警報のサイレンでたたき起こされましたが、警報は午前7時31分に解除されました。一息ついた人々は、防空壕や避難場所から帰宅して朝食をとったり、仕事に出かけたりと、それぞれの1日が始まろうとしていました。その矢先、原子爆弾は私たちがいるこの場所のほぼ真上で投下され、その43秒後、地上約600mの上空で目が見えなくなる程の光を放って炸裂し、小さな太陽ともいえるような火の球となり、中心温度は100万度を超えました。さらに、0.2秒後には直径400m程の大きさとなり、このあたりの地表面の温度は3000〜4000度に達し、コンクリートや鉄も溶けてしまい、瞬時に10万人もの尊い命が奪われてしまいました。ここで原子爆弾の犠牲となられた数多くの方々の御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。そして今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に心からお見舞いを申し上げます。
 原子爆弾により広島が壊滅しましたが、皆さんの努力によって新たに作られた、この美しい広島を目にして、私たちも社会のために何ができるのかを考え、人生の困難と試練を乗り越える思いを強く持ちたいと思います。そして、平和に過ごせることに感謝の気持ちを持ち、この平和を維持するために努力していきたいと思います。
 今年はオリンピック・パラリンピックが開催され、多くの競技で日本人が活躍し、私たちも感動しました。オリンピックは平和な国でしか開催することができず、日本が平和だからこそ開催できたのです。
 私たちは、平和を当たり前と考えて日々を過ごし、友達と遊び、クラブ活動を楽しみ、学校へ行く日常生活を送っています。しかしその日常は事故や病気、コロナ感染症、あるいは戦争、原子爆弾などによって突然大きく変わると知りました。日常は突然失われ、平和は突然失われることがあると知っておく必要があるのです。
 法律、制度そして今の平和な日本は大人たちが作ったものです。中学生の私たちは親や祖父母が作ってくれた平和な日本に住んでいるのです。でもこれから成長し、あと10年もしたら、私たちがこの平和な日本を作る立場へと変わっていきます。そして私たちの子どもの世代に受け継いでいくことになります。
 今日この場に来て、どうやって平和な日本を維持しようとしているのかをしっかりと見て学んでおくことが大切だと思います。「すでに」中学生という発想のもとで、中学生として平和を作り維持するために何ができるか何をするべきなのかを考えていきたいと思います。そして、行動に移す勇気を持つことが必要です。中学生となり、私たちに求められているのは知識と心の成長だと思います。知識や科学の進歩により、私たちはインターネットを使って海外の人とつながり、雲の上を飛んで海外に行けるようになり、病気を治したり、宇宙へ冒険したりすることができるようになりました。しかし一方で、そうした発見はより恐ろしい殺人兵器へと変貌しうるのです。私たちは科学や知識を学び、平和、幸福、繁栄のためにあらゆるものを活用していく役割があります。それは人間以外のどんな動物にも不可能であり、人間にしか与えられていない役割です。人間は宇宙に存在する万物あらゆるものを「平和」「幸福」と「繁栄」のために活用する使命があるということです。そして「核」を医療に使うのか爆弾に使うのか。「核」を使って多くの人の病気を治療し、命を救うのか。もしくは「核」を使って多くの命を奪うのか。その判断も人間にゆだねられています。
 私たち一人一人の力と知識だけでは平和を維持することはできないかもしれません。でも、私たちも学び続け、昔の方の知識と世界中の知識と良心を集めることで、世界の平和と幸福を、繁栄を作ることができるのではないかと思います。私たちはその役割を果たすにはまだ未熟です。でもその思いは持っています。だからこそ私たちはここにいるのです。私たちは、祖父母や親とつながっているように歴史とつながっています。そして未来ともつながっています。
 原子爆弾で失われた命や苦しみを二度と繰り返さないため、どうすればいいのかを自らに問わなければなりません。いつの日か、原子爆弾の惨事を証言する被爆者の声が私たちのもとに直接届かなくなるでしょう。しかし、1945年8月6日の朝の記憶を決して忘れてはいけません。その記憶があれば、私たちは成長することができ、道徳的な想像力を働かせ、成長していけるでしょう。そして平和と幸福を追い求め実現させることができるのです。今、この原爆が投下された真下にいることで、亡くなられた多くの方々とその家族の悲しみを思い、京都にいる私たちの大好きな家族や友達を想い、生きていることに感謝したいと思います。
 広島は原子爆弾によって一変しました。日本も大きく変わりました。しかし今日、私たちは平和な日々を生きています。私はこの生活を守りたいと思います。平和な未来こそ、私たちが作り上げる未来です。そのために私は平和学習を通し学び、成長していきたいと思います。
令和3年10月16日 生徒代表 森 奈那

修学旅行 瀬戸内海にて

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天気にも恵まれ、この後のサイクリングに子供たちは胸をときめかせています!

3年生の学校生活 その44(194) 

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ランチタイム!2時からのサイクリングに備えパワーチャージ!しまなみブルーが広がってます!
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学校行事
10/16 3年修学旅行
10/17 3年修学旅行
10/18 3年代休日
10/19 3年代休日
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