京都市立学校・幼稚園
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学校教育目標 心を磨き、未来へと向かい、自らやり抜く生徒の育成 〜 絆 ・ 夢 ・ 力 〜

変わらない自然と大きく変化する社会の中で

 新型コロナウイルスの感染状況は減少の傾向にあり,緊急事態宣言も全国で解除されることになりました。しかし,このまま収束するとは限らず,まだまだコロナ禍での生活が続きそうな不安が残ります。そのような中,私たちは何を大切にすべきなのでしょうか。
 マスクの着用,ディスタンス,音楽やスポーツ活動の制限,会食の自粛など,この1年半の間に,社会は大きく変化しました。世界が一変したように感じます。ウイルスとの闘いという表現もされます。しかし,このウイルスはもともと生物の一部が体外に飛び出したもので,生物間を行き来することで,遺伝情報を水平方向に伝達し,生物の進化を加速させるものです。ヒトの遺伝子の約4割はウイルス由来のものだともいいます。よって,ウイルスは生態系にとって必要なものであり,撲滅させることは不可能です。自然という視点では,世界は全く変わっていないのです。
 一方,私たち一人一人には人生があります。変わらない自然の中で,また,大きく変化する社会の中で,どのように生きるべきなのでしょうか。ナチスドイツの強制収容所での日々を描いた「夜と霧」の著者で心理学者のフランクルは,人生の価値を,「創造価値」「体験価値」「態度価値」の3つとしました。人間には「創造する喜び」と「美や真理、愛などを体験する喜び」があります。そして,創ること、体験することが叶わないような状況でも、運命をどう受けとめるか、どう振る舞うかは,人生において大きな価値があり,それが「態度価値」です。強制収容所という絶望的な状況で,わずかなパンを取り合う人がたくさんいる中,最後のパンの一片を苦しんでいる人に与える人もいたそうです。どんな状況でも,いかに振る舞うかという、人間としての自由だけは誰にも奪うことはできません。すなわち,幸福を感じ取る力を持てるかどうかは、運命への向き合い方で決まります。
 今まで,1年半以上に渡って,多くの制限がある学校生活の中で,皆さんは仲間や先生との絆,学校でみんなと笑顔で過ごせる喜び,などを大切にして毎日を過ごしています。これは,コロナ禍の中で,皆さんが示している,素晴らしい「態度価値」です。皆さんの純粋な心には,運命にしっかりと向き合い,人間としての幸福を感じ取れる力があります。是非,その力を大切にして毎日を有意義に送って下さい。

                  校長 佐々木 祥晴

1年生の美術科作品展示

 1年生の美術科授業での作品が特別校舎に展示されています。学校生活に活気も戻り,生徒の作品が花を添えています。
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神中だより7

 神中だより7を配布いたしました。詳しくは配布文書をご覧下さい。下のリンクからもご覧いただけます。
神中だより7

GIGA端末を使った授業(3年・技術・家庭)

 3年生の技術・家庭科の授業で「家庭におけるエネルギーの消費」について授業をされていました。先生が解説 をする際には YouTube を使用されたり 、 生徒の言語活動の場面では、インターネットで調べさせたりと、GIGA 端末の機能を存分に活かした授業が行われています。授業の冒頭でロイロノートのアンケート機能を使って生徒の意見をリアルタイムで表示したりすることで,生徒は意思表示しやすく,教室全体にもすぐに共有できる良さがあります。
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GIGA端末を使った授業(2年・理科)

 GIGA端末を使った授業では,アクティブラーニングの形式として教師が出した課題に生徒が挑戦してに取り組む基本的な形があります。GIGA端末を「 検索ツール 」として活用したり,友達と相談して課題に取り組む姿が見られます。また,ロイロノートというソフトを使って生徒の考えたことを提出したり,交流したりしています。
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