京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/11/01
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10月26日(土)の京都城巽音楽フェスティバルへのご来場、本当にありがとうございました。とても多くの方にお越しいただいたため、お席を譲り合いながらお聞きくださいましたことに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

園芸部

 こんにちは。園芸部です。
 今回の活動は、成長したウィンターコスモスの剪定をした後、新しい花を植えました。
 一つ目は「ポーチュラカ」です。この花言葉は「いつも元気」「無邪気」で、多肉質な葉が特徴です。そのため、暑さや乾燥に強く、夏でもかわいい花を咲かせます。
 二つ目は、「トレニア」です。花言葉は「ひらめき」「温和」で、ポーチュラカと同様、暑さに強い花です。夏に咲き、スミレに似ていることから「夏スミレ」と呼ばれることもあります。
 梅雨も明け、これから暑い日が続きますが、充実した夏になるよう、花のように元気にがんばります。
      園芸部部長 2年 北田美結
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音楽研究部 夏の音楽映像鑑賞会

こんにちは。校内で密かに、地味だけど、活発に蠢き始めている音楽研究部です。今年度の研究テーマは、「J.シュトラウス2世/喜歌劇《こうもり》序曲です。「序曲に用いられたナンバーは、本編でどのように扱われたものなのか、その場面の様子や歌詞の内容を知りたい」という意見を採り上げ、演奏比較の体験も是非!そして部員以外も参加してもらおう!と、気持ちが膨らみ、ポスターを作り、《こうもり》全3幕・2時間半の鑑賞会を2公演を打つことに。DVDは瀬戸田部長の厳選で、13日はクライバー/バイエルン国立管弦楽団(バイエルン国立歌劇場)、16日はベーム/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(映画形式)。当日は「部員ではないが聴講生的に音楽研究部の行事に訪れたい」という感想ももらい、主催側としては嬉しい気持ちになりました。今後も魅力的な企画を考えて活動していくつもりです。(報告:3年副部長上林)

【参加者の感想】
・2回も観たので、内容もしっかり把握できた。映画館ではないので、気づいたことやツッコミなど、喋りながら観ることができ、より楽しめた。指揮者により、重めだったり、あまり溜めなかったり…違いがあり参考になった。ウィンナーワルツでは、踊りながら歌っていて、雰囲気が掴めた。(2年岡部)
・序曲は、オペレッタの内容の伏線を張っているということに驚いた。よく耳にしてきたが、これからは映像が同時に浮かび、少し聴き方が変わるだろう。(1年島村)
・全曲を聴いたことで、序曲に用いられている音楽の場面がよくわかった。当時の文化や流行、他の国に対するイメージなどが現れていて、とても興味深かった。(2年門上)
・ホールの大スクリーンでの上演は、音響も良く、作品の魅力が一層引き出されていて、臨場感があり楽しいひとときでした!(3年佐倉)

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芸術探求事業「長唄講義」2

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三味線と長唄の体験

芸術探求事業「長唄講義」1

三味線/杵屋勝九郎先生、杵屋寿哉先生、長唄/今藤小希郎先生をお迎えし、6月12日(火)1,2年生合同で開催しました。解説は本校日本音楽史担当の井口はる菜先生です。
本物に触れる貴重な機会、京都の音楽高校だからこそできる豊かな時間を今年は実現でき、本当に良かったです。
三味線や長唄の歴史や解説のあと、動物の様子や情景などを表現した音楽を鑑賞しました。大変関心を寄せたようで「真顔で弾かなければならないのですか?」「今藤先生は扇子を持ってらっしゃいますが何か意味はあるのですか?」「座っていては声が出にくいと思うのですが、なぜ立って歌わないのですか?」などの質問が相次ぎました。先生方のお答えがまた楽しく和やかなもので、生徒たちは興味深く耳を傾けていました。
三味線の体験レッスンや、長唄も実践し(勧進帳)、最後には先生方のすばらしい演奏を鑑賞しました。 
感受する力を全開にして、邦楽を身近に、そして西洋音楽との違いやそれぞれの魅力をたくさん感じたことでしょう。先生方本当にありがとうございました。
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「中学生対象スクールガイダンス」を行いました!

7月3日(土)13:30〜

令和3年度中学生対象スクールガイダンスを行いました。

もともとは5月実施の予定でしたが,緊急事態宣言のため,昨年度に続いて延期となり,例年よりも規模を縮小した形での実施となりました。

まず,オープニングとして卒業生の演奏(声楽 束原由貴さん・ピアノ 福田優花さん)とインタビューをお聴きいただいたあと,校長挨拶,生徒3名によるパワーポイントを使った学校紹介,本校教員による音楽通論ガイダンスと続き,音楽科で学習する科目「ソルフェージュ」(聴音・視唱)のミニ授業体験・紹介を行いました。

例年は,ソルフェージュの教室に入っていただき,中学生一人に高校生が一人ついて,いっしょに授業を体験してもらう形で行いますが,今年は,ホールの客席についたままの状態で,2年生7名がデモンストレーションと客席でのサポートに入って,ステージとのやりとりの形をとりました。2年生は,聴音や視唱の実演を中学生の前で披露するとともに(仕込みは一切なしです!),グレード別少人数講座での学習の様子をそれぞれ紹介し,「聴音では弦楽四重奏の音をとったりするのはものすごく難しいけど,楽しいです!」(A講座),「私はソルフェージュを中3から始めました。授業では,講座人数がすごく少ないので,じっくり教われます。今からでも大丈夫!」(D講座)などと,本音で話してくれました。

続いての「入試説明」で全体会は終了。その後,希望者の方々に,「在校生との交流コーナー」と「個別相談」にご参加いただきました。

短い時間でしたので,もっとお知りになりたいことがおありだったかと思います。
10月1日(土)には,入試の課題曲発表を含む学校説明会もありますが,いつでもお気軽に本校にお問合せいただければと存じます。

【お問合せ先】
電話(075)253−1581(平日8:30〜17:00)
e-mail ongaku@edu.city.kyoto.jp


次は,8月7日(土)午後に行う「中学生対象レッスン」で,お目にかかりましょう!

<参加アンケートより>
「学校での雰囲気などいろいろ知れたのですごく良かった」(中学3年)
「すごくわかりやすく魅力が伝わった」(中学3年)
「ますますこの学校に来たくなった」(中学3年)
「演奏や視唱を聴けたり,聴音の体験ができでよかった」(中学2年)
「聴音をもっとやりたかったです。面白かったです」(中学1年)
「校内の様子について,もう少し知りたかった」(中学1年)

【写真上から】
 校長挨拶
 学校紹介
 卒業生演奏&インタビュー
 (上:束原さん,下:福田さん)
 ソルフェージュ体験
 (上:聴音のデモンストレーション,
  中:客席にサポートに回る本校生,
  下:視唱のデモンストレーション)
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力を抜けば抜くほど,力が出る!

6月29日(火)〜7月1日(木)

文化庁の「芸術による子どもの育成事業」として,「野口体操」の講座を,各学年ごとに2時間ずつ,3日間にわたって開催しました。

講師は,野口体操創始者の野口三千三氏から直接教えを受け,現在,体奏家/ダンスアーティストとしてご活躍の新井英夫先生と,アシスタントの板坂先生にご指導いただきました。

「野口体操」とは,数十年前,東京藝術大学の体育の授業に取り入れられていた体操です。本校教員のなかにも,東京藝大在学中に体育で習ったという先生もいます。

お手本は自然界。「動」という漢字を分けてみれば「重力」。動きは,重力・重さの流れの関係によって生まれる。動きの主エネルギーは重さの流れ,そのきっかけを作ったり微妙なコントロールをするのが筋肉の役目,という自然の原理を体感する様々な方法・体操を教えていただきました。

大きな「ポリ幕」をみんなで持ち,ほんの少しのエネルギーで幕を動かすと,それが全体に伝わり波ができる様子=空気の重さの流れを全員で感じました。【写真1枚目】

寝ころんだ状態で,友人に両足のかかとを持ってゆすってもらうと,胴体から頭の先,手の先へと微振動が伝わってゆらゆらゆれる「寝にょろ」【写真2枚目】

同じく寝ころんだ状態で,片腕を垂直に上げ,友人にその手のひらを両手で包むように持ってもらって,腕の重さに任せて揺らしてもらうと,蛇のようにぐにゃぐにゃと揺れる「腕にょろ」【写真3枚目】

体重の移しかえで重さの流れを腕に伝え,両腕を回転させる運動【写真4枚目】などなど,様々な動きを体験するなかで,生徒たちは徐々に「脱力」することを体得していき,同時に,脱力したところにエネルギーが通っていく感覚をつかんでいきました。腹式呼吸と胸式呼吸についても学びました。

最後に新井先生が,前後に少し足を開いて長い鞭を手に立ち,鞭をゆっくり前にやり,後ろにやり,そして瞬間的に前にもってくると……「衝撃波」が生まれて,大きな音をたてました!【写真5枚目】

力を入れずに腕を前後に動かし,瞬間的に鞭を前にやるときに,体重移動とともにくっと力を込めるのです。鞭はどこにも当たっていないのに,パーンというすごい音が!みんな,びっくり!

講座終了後,何人もの生徒がトライして,成功していました。【写真6枚目】

様々な動きを学ぶなかで,一番力が抜けているところが一番よく動いていることを発見しました。
楽器を弾くとき,歌うとき,余計な力が入っているとよい音は生まれません。力を抜くと重力の重さを力に変えられます。フォルテッシモやピアニッシモ,高音の発声,速弾き…,演奏には「脱力」が大切であることを学びました。

体がほぐれて,とても気落ちがよかったですね。
今後の演奏に,日々の生活に,ぜひ野口体操を取り入れていきましょう。

新井先生,板坂先生,楽しく興味深いご指導をありがとうございました!
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