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最新更新日:2024/06/15 |
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芸術探求事業「長唄講義」2![]() ![]() ![]() 芸術探求事業「長唄講義」1
三味線/杵屋勝九郎先生、杵屋寿哉先生、長唄/今藤小希郎先生をお迎えし、6月12日(火)1,2年生合同で開催しました。解説は本校日本音楽史担当の井口はる菜先生です。
本物に触れる貴重な機会、京都の音楽高校だからこそできる豊かな時間を今年は実現でき、本当に良かったです。 三味線や長唄の歴史や解説のあと、動物の様子や情景などを表現した音楽を鑑賞しました。大変関心を寄せたようで「真顔で弾かなければならないのですか?」「今藤先生は扇子を持ってらっしゃいますが何か意味はあるのですか?」「座っていては声が出にくいと思うのですが、なぜ立って歌わないのですか?」などの質問が相次ぎました。先生方のお答えがまた楽しく和やかなもので、生徒たちは興味深く耳を傾けていました。 三味線の体験レッスンや、長唄も実践し(勧進帳)、最後には先生方のすばらしい演奏を鑑賞しました。 感受する力を全開にして、邦楽を身近に、そして西洋音楽との違いやそれぞれの魅力をたくさん感じたことでしょう。先生方本当にありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() 「中学生対象スクールガイダンス」を行いました!
7月3日(土)13:30〜
令和3年度中学生対象スクールガイダンスを行いました。 もともとは5月実施の予定でしたが,緊急事態宣言のため,昨年度に続いて延期となり,例年よりも規模を縮小した形での実施となりました。 まず,オープニングとして卒業生の演奏(声楽 束原由貴さん・ピアノ 福田優花さん)とインタビューをお聴きいただいたあと,校長挨拶,生徒3名によるパワーポイントを使った学校紹介,本校教員による音楽通論ガイダンスと続き,音楽科で学習する科目「ソルフェージュ」(聴音・視唱)のミニ授業体験・紹介を行いました。 例年は,ソルフェージュの教室に入っていただき,中学生一人に高校生が一人ついて,いっしょに授業を体験してもらう形で行いますが,今年は,ホールの客席についたままの状態で,2年生7名がデモンストレーションと客席でのサポートに入って,ステージとのやりとりの形をとりました。2年生は,聴音や視唱の実演を中学生の前で披露するとともに(仕込みは一切なしです!),グレード別少人数講座での学習の様子をそれぞれ紹介し,「聴音では弦楽四重奏の音をとったりするのはものすごく難しいけど,楽しいです!」(A講座),「私はソルフェージュを中3から始めました。授業では,講座人数がすごく少ないので,じっくり教われます。今からでも大丈夫!」(D講座)などと,本音で話してくれました。 続いての「入試説明」で全体会は終了。その後,希望者の方々に,「在校生との交流コーナー」と「個別相談」にご参加いただきました。 短い時間でしたので,もっとお知りになりたいことがおありだったかと思います。 10月1日(土)には,入試の課題曲発表を含む学校説明会もありますが,いつでもお気軽に本校にお問合せいただければと存じます。 【お問合せ先】 電話(075)253−1581(平日8:30〜17:00) e-mail ongaku@edu.city.kyoto.jp 次は,8月7日(土)午後に行う「中学生対象レッスン」で,お目にかかりましょう! <参加アンケートより> 「学校での雰囲気などいろいろ知れたのですごく良かった」(中学3年) 「すごくわかりやすく魅力が伝わった」(中学3年) 「ますますこの学校に来たくなった」(中学3年) 「演奏や視唱を聴けたり,聴音の体験ができでよかった」(中学2年) 「聴音をもっとやりたかったです。面白かったです」(中学1年) 「校内の様子について,もう少し知りたかった」(中学1年) 【写真上から】 校長挨拶 学校紹介 卒業生演奏&インタビュー (上:束原さん,下:福田さん) ソルフェージュ体験 (上:聴音のデモンストレーション, 中:客席にサポートに回る本校生, 下:視唱のデモンストレーション) ![]() ![]() ![]() 力を抜けば抜くほど,力が出る!
6月29日(火)〜7月1日(木)
文化庁の「芸術による子どもの育成事業」として,「野口体操」の講座を,各学年ごとに2時間ずつ,3日間にわたって開催しました。 講師は,野口体操創始者の野口三千三氏から直接教えを受け,現在,体奏家/ダンスアーティストとしてご活躍の新井英夫先生と,アシスタントの板坂先生にご指導いただきました。 「野口体操」とは,数十年前,東京藝術大学の体育の授業に取り入れられていた体操です。本校教員のなかにも,東京藝大在学中に体育で習ったという先生もいます。 お手本は自然界。「動」という漢字を分けてみれば「重力」。動きは,重力・重さの流れの関係によって生まれる。動きの主エネルギーは重さの流れ,そのきっかけを作ったり微妙なコントロールをするのが筋肉の役目,という自然の原理を体感する様々な方法・体操を教えていただきました。 大きな「ポリ幕」をみんなで持ち,ほんの少しのエネルギーで幕を動かすと,それが全体に伝わり波ができる様子=空気の重さの流れを全員で感じました。【写真1枚目】 寝ころんだ状態で,友人に両足のかかとを持ってゆすってもらうと,胴体から頭の先,手の先へと微振動が伝わってゆらゆらゆれる「寝にょろ」【写真2枚目】 同じく寝ころんだ状態で,片腕を垂直に上げ,友人にその手のひらを両手で包むように持ってもらって,腕の重さに任せて揺らしてもらうと,蛇のようにぐにゃぐにゃと揺れる「腕にょろ」【写真3枚目】 体重の移しかえで重さの流れを腕に伝え,両腕を回転させる運動【写真4枚目】などなど,様々な動きを体験するなかで,生徒たちは徐々に「脱力」することを体得していき,同時に,脱力したところにエネルギーが通っていく感覚をつかんでいきました。腹式呼吸と胸式呼吸についても学びました。 最後に新井先生が,前後に少し足を開いて長い鞭を手に立ち,鞭をゆっくり前にやり,後ろにやり,そして瞬間的に前にもってくると……「衝撃波」が生まれて,大きな音をたてました!【写真5枚目】 力を入れずに腕を前後に動かし,瞬間的に鞭を前にやるときに,体重移動とともにくっと力を込めるのです。鞭はどこにも当たっていないのに,パーンというすごい音が!みんな,びっくり! 講座終了後,何人もの生徒がトライして,成功していました。【写真6枚目】 様々な動きを学ぶなかで,一番力が抜けているところが一番よく動いていることを発見しました。 楽器を弾くとき,歌うとき,余計な力が入っているとよい音は生まれません。力を抜くと重力の重さを力に変えられます。フォルテッシモやピアニッシモ,高音の発声,速弾き…,演奏には「脱力」が大切であることを学びました。 体がほぐれて,とても気落ちがよかったですね。 今後の演奏に,日々の生活に,ぜひ野口体操を取り入れていきましょう。 新井先生,板坂先生,楽しく興味深いご指導をありがとうございました! ![]() ![]() ![]() ネットトラブルを防ごう!
6月29日(火)6限
1年生の特別授業として「ネットトラブル防止」をテーマに,京都府警ネット安心アドバイザーの石川千明先生をお招きして,非行防止教室を行いました。 簡単なゲーム形式によって,ネットトラブルに巻き込まれやすいSNSのやり取りや実例を体験し,いかにして巧妙にトラブルに巻き込まれていく可能性があるかを学びました。特に悪意ある者が,巧妙に若者に接近し,誘いをかけてくることがあります。注意しているようでも,上手く取り込まれてしまう場合もありますので,今日の学習を生かし,トラブルに巻き込まれないように十分注意してほしいと思います。 また,書き込みや写真をネット上にあげるときには,それが誰かを傷つけることにならないか,許可を得ていない人や物が写っていないかなど,十分な確認が必要である,ポイントは「それが肉親や先生が見ても大丈夫な内容になっているか」だ,とご指導いただきました。 怒りやイライラ,人をねたむ気持ちが起ったりしたときに,つい人を傷つけるような投稿をしてしまう,ということも起こりがちです。よく考え,よく確かめてからにしましょう,と語ってくださいました。 石川先生,ありがとうございました。 <生徒の感想より> ・今回一番強く感じたのはTwitterなどで写真を投稿するのではなく文だけ書いていても場所や家がバレる可能性があると知り,とても怖いと思った。 ・軽い気持ちでしたことが重大なことになり,被害者になったり,思わぬところで加害者になってしまったりするので,小学校の時から,SNSには注意して!と先生に言われてきたけど,高校生になってSNSを始めたので,改めて注意して使っていこうと思った。 ・掲示板やSNSは,削除しても記録(ログ)が残るので気をつけなければいけないなと思いました。 ・体験型のものはとても楽しく,今までで一番楽しみながら学べたのではないかと思いました。“カギあか”にしていても危険な場合があることは不安だけど,正しく使って安全にSNSを楽しめるとよいなと思いました。 【写真】授業の最後に,振り返りクイズに取り組む様子 ![]() ![]()
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