6月12日(土)
緊急事態宣言下のため,昨年度に続き今年も,一般の方にはご来場いただかず,在校生と保護者の方の前で,3年生が渾身の演奏を披露しました。
本日は,第1日目として,ピアノ専攻13名と管打楽専攻7名の演奏でした。
密をさけるため,昨年度末にPTA音友会の寄贈により整備された,ホール=アリーナ中継システムを活用して,ホールには3年生とピアノ・管打楽専攻の1,2年生,そして,3年生の本日出演の生徒の保護者の方各1名にお入りいただき,アリーナでは,1,2年生の保護者と別の専攻の1,2年生を中心に鑑賞いただきました。
本来なら,ホールいっぱいのお客様の前で演奏する緊張感や高揚感を感じながら,思い切り自分が磨いてきた音楽を皆様に届ける日となるはずでしたが,残念です。
しかし,今できる精いっぱいのかたちのなかで,頑張ってくれたと思います。
来週は,同様のかたちで,指揮・声楽・弦楽が行われます。
< 生徒の感想〜ピアノ専攻 K >
正直に言って,一年前の自分が今日のことを想像できたでしょうか。
大きな拍手で舞台に上がり,演奏後,さらに大きな拍手を贈ってもらえる。
こんな当たり前を,去年1年間,感じることができなかった。
そして,今日,この当たり前が実現されてうれしかった。
この実現のために協力してくださった先生方,後輩,保護者の皆さんに,本当に感謝しています。
【写真左】ホールの様子
【写真右】アリーナの様子(休憩中,明るい状態)