最新更新日:2024/05/30 | |
本日:10
昨日:326 総数:874923 |
進路実現のために(3年・表現演習1)国公立大、関東系私大、近畿圏私大、専門学校、就職など進路志望先によって美術に関する試験課題が異なるため、いくつかの講座に分けて、きめ細かに丁寧に指導します。「表現演習1」の時間割は、月曜日の5限・6限・7限と火曜日の1限・2限に設定しており、2日にまたがるものの、課題の制作や合評・講評など連続性をもった学び、指導ができるようにしています。 【A講座】 主に京都市立芸術大学を志望する生徒たちが学ぶ講座です。 市立芸大の実技入試では,デッサン・色彩表現・立体表現が課されます。 今は,イメージ表現とモチーフ構成の色彩表現の課題を行っています。 【B講座】 主に京都市立芸術大学以外の主に国公立大学の油画科・彫刻科を志望する生徒たちが学ぶ講座です。 油画科は,主に木炭石膏デッサンと静物や人物などの油彩画が課されます。 彫刻科は,主に木炭石膏デッサンと粘土による人物などの模刻や立体表現などが課されます。 今は,人物の油彩と粘土による頭部の彫塑を行っていました。 8専攻専門実習紹介(染織)【染織専攻】 2年生では,ペストリー制作と浴衣制作を同時に行っています。 浴衣は型染め技法で制作,今は植物をテーマに四方連続によるデザインをよく理解しながら下絵を制作中でした。毎年制作した浴衣を着て,祇園祭に出かける生徒もいます。また,タペストリーは,動物をテーマに下絵を考え,今は写真にあるように糸染を行っていました。 3年生では,美工作品展に向けて自由制作のアイデアスケッチをしながら,2年次後期から取り組んでいる帯の制作に取り組んでいました。 一本一本糸を通しながら,丁寧に織っていくのは大変労力が必要なことですが,生徒たちは一生懸命取り組んでいました。 10月の美工作品展で,生徒たちが制作した作品を,ぜひご覧いただければと思います。 (写真上:2年生の制作の様子) (写真中・下:3年生の制作の様子) 「中学生・保護者向けQ&A」を掲載しました!8専攻専門実習紹介(日本画)これから8回に分け各専攻ごとに,現在の実習の様子を紹介します。 【日本画専攻】 2年生では,春休みから実習室に鶏3羽を約2か月間ゲージで飼育しながら,写生(鉛筆写生と着色写生)を行います。その後,本紙で描く大きさと同等の紙に下図を描き,パネルに張った和紙に写して,本紙制作に移ります。 今は,本紙の下塗りをしているところでした。 3年生では,2年次後期から写生をはじめ,本紙制作に取り組んでいた風景画の仕上をしています。 これまで学んだ技法や表現方法などを駆使し,試行錯誤を繰り返しながら作品制作に取り組んでいます。日本画の特徴である岩絵の具の扱いは大変難しいのですが,独特な表現は他の絵画表現にはない魅力があります。 (写真上:2年生の制作の様子) (写真中・下:3年生の制作の様子) 専門実習の3分野選択が開始(1年・造形表現)〜3〜生徒たちは、専攻実習の専門性の高い授業を楽しみながらも真剣に一生懸命に取り組んでいました。 (写真上:デザイン分野「ビジュアルデザインイラストレーション」) (写真下:ファッションアート専攻「創作トートバッグの制作」) 専門実習の3分野選択が開始(1年・造形表現)〜2〜入学後、1年間かけてすべての分野を学びながら専攻を決定するというシステムにより、より良い専攻決定ができるようにしています。 (写真上:漆芸分野「紙紐とカシューによる器の成型」) (写真中:陶芸専攻「型皿のデザイン構想」) (写真下:染織専攻「藍染めと型による抜染」) 専門実習の3分野選択が開始(1年・造形表現)〜1〜本日から、その3分野選択の1分野目が始まりました。 (写真上:日本画分野「水干絵具による着色写生」) (写真中:洋画専攻「油絵の具による静物画」) (写真下:彫刻専攻「粘土によるベートーベン面取りマスクの模刻」) ハンドボールの練習(1年・体育)
1年体育の一つの講座では,グラウンドでハンドボールの球技に取り組んでいました。
パス練習やシュート練習など,コロナ禍における教育活動のガイドラインの基づき,感染予防対策に十分配慮しながら,取り組んでいます。 コロナ禍の中,ホームステイの時間が増えている今,学校での体育授業は,心身の健康のためにも必要不可欠なものだと考えています。 展示作品入れ替え
玄関のある展示棚の作品の入れ替えがありました。
図書館では,数々ある所蔵作品を生徒たちへ鑑賞してもらうため,定期的に作品の入れ替えを行っています。 今回はご覧の通り,竹工芸の花籃(はなかご)とアヤメを題材としたシルクスクリーンの作品です。 季節に合った作品を,ぜひ生徒には鑑賞してほしいものです。 美術館の役割と美術史を学ぶ(1年・造形表現授業)
1年造形表現の授業では,「美術館の役割と美術史」について京都国立近代美術館の学芸員,松山さんに講演をしていただきました。
本来なら4月に美術館に出向き,講義を受ける予定でしたが,緊急事態宣言期間中ということで,ZOOMを使ったオンラインでの取組となりました。 講義では,所蔵作品を画像で紹介して頂いたり,その制作背景や作品の保存方法,展覧会の企画についてなど様々なお話をしていただき,生徒たちは熱心に聞き入っていました。 レポートには,「美術館や鑑賞に対する考え方が深まった」等,様々な気づきが書かれていました。 |
|