最新更新日:2024/09/18 | |
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3月30日晴れ 離退任式
3月30日、離退任式が行われました。コロナ禍の中、また、平日にも関わらずたくさんの人に来ていただきました。
今年で定年退職になる私に対しても、たくさんのプレゼントや花束そして温かいお気持ちをいただきました。式場の体育館からグランド途中まで続いた花道の最後に椅子が並べられていました。いつもなら4月に行われる大原自治連主催の歓送迎会を、コロナ感染防止のため中止となり、それをこの日にグランドで行うことになったようです。そこでいただいたのが、下のキルトです。 一軒一軒自分の家にある子どもの体育袋とか思い出に残っている品の一部分を切り取り、それをつなぎ合わせてキルトにしていただいたものです。右下には『絆』の文字、そして裏には私の似顔絵。よくこんなことを考え、作ったなあと、ただただ驚くばかりでした。 今日31日、改めていただいたキルトを部屋で広げると、縦27枚、横18枚。実に486枚の正方形が縫い付けられていました。今の家庭数の10倍近くの数です。涙が出てきました。一人の人間のために、多くの人が声をかけ、集めて完成させていただいたキルトです。同時にいただいた卒業生のフォトグラフも感動でした。卒業生たちの今の姿とあったかいメッセージが綴られていました。卒業してからも、大原を思い、現在(いま)をがんばっている卒業生たちの姿を見ることができました。ありがとうございます。 今日、あるお母さんからメールをいただきました。「校長先生の退任はホントに淋しいことですが、このプロジェクト?のおかげて保護者OBと久々に交流できたり、こんなスゴイことが出来るんだという達成感もいただいたので、勝手に感謝です!ありがとうございました」このように書かれていました。うれしかったです。 離退任式の最後に言った言葉をここに残して、「文責:校長」を終えたいと思います。 「20年間、好き勝手をやらせていただき、この地を去りますが、それもこの学校が残ったからこそです。これからも魅力あるこの地で、新たな魅力をたくさん見つけていただき、この地の宝である子どもたちのために、力を合わせて、新たなドラマをつくってください」 今後の京都大原学院に、そして大原地域に幸あれと願います。ありがとうございました。 |
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