4月当初の職員会議で,昨年度の反省も踏まえ「子ども達の歩き方(引率の仕方)」について話し合いました。「子ども達は廊下を歩いているとき,他の教室で学習していることに気持ちが向いていないようだ。」「人権教育の『相手を大切にする』という観点からも他者意識をもって歩くことは大事。」「何年か前はきちんとできていた。」等々。
とても大切なことということで教職員の意見は同じ方向を向いていました。そこで今一度子ども達に働きかけ,相手意識をもって歩くことができる力をつけていこうということになりました。『1日で力がつけば,もう指導しなくてもよい。でも,いつまでもできなければ,3月の終わりまで指導を続ける。そういうスタンスで行きましょう。』…とベクトルがそろいました。
4月最初から,どのクラスも教室の前できちんと列になり,静かに歩きだしています。時には近づいてきたことがわからないくらい静かな学年もいます。
こんな風に学校のベクトルがそろったとき,子ども達の成長はとても早いです。(ちなみに3枚目の1年生は,ろうかに出てからいつまでもしゃべっていたので,一度教室に戻って並びなおし!ということになっていました(^^))