6年生の理科では,「私たちの生活と電気」の学習のまとめとして,一人一台のGIGA端末を使い,電気を効率よく使うためのプログラミング体験をしました。前の学習の「生物と地球環境」では,SDGsについての話もして,「なんか聞いたことあるけど,そういうことだったのか。」や,「知ることって大事だな。」という意見が出てきました。また,地球規模での環境問題を目の当たりにして,小さなことでも自分にできることはやっていきたいと,たくさんの子が考えていました。今回のプログラミング体験では,「電気も大事なエネルギーだから,効率よく使えるといいな!」という意識で学習に臨むことができました。
プログラムを組む際には,「暗いとき」かつ「人が動いたとき」などいくつものプログラムを組み合わせることで,本当に必要な時にだけ明かりををつけることができることに気がつき,「これって僕の家の玄関にある夜に人が通った時だけ光る電気と同じ仕組みだ!」と,プログラミングが生活の中の様々な場面で利用されていることに感心している姿が印象的でした。
また,「暗いとき」かつ「ゆれたとき」に「スイッチon」というプログラムを組むことで,「これって,夜中に地震が起きた時に使えるんじゃない?」という声や「それなら,不安を少しでもなくせるように明かりはニコニコマークで光るようにしたら?」というやりとりも見られ,理科で学んだことが実生活に生かされていたり,これから活用したりしていけることについて具体的に考えている姿も見られ,6年生としてしっかり学習している姿をとてもうれしく思いました。