京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/22
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第31回 数学オリンピック 地区表彰

 本日考査後,今年度の数学オリンピック予選の地区表彰者として表彰を受けた2年生の生徒について,校長からの伝達表彰を行いました。
この表彰は,各地区の応募者の約1割の成績上位者に与えられる賞。強者揃いの数学オリンピック応募者の中で,優秀な成績を修めた成果です。

 彼は,自分で全ての手続きをして応募したので,担任も公益財団法人 数学オリンピック財団からこの受賞の報を受け取るまでその挑戦を知りませんでした。高校1年生のときも応募をしていたことも話してくれ,嬉しい驚きでした。このように,主体的に学校の外の世界で評価の機会を得て,ごく自然に自分を鍛えようとする心構えは,本当に頼もしいと思えます。

 校長から賞状が渡されたあと,担任の教員を交えて,少し話をする時間を持ちました。校長の「数学はあなたにとってどういうところが面白い?」という質問に対して,「自由にものごとを考えられ,自由に表現することができるところです。」という本質的な回答をしてくれました。将来は数学の研究者を目指しているとのこと。彼が数学に対して益々の探究心を発揮してくれることと,数学を自分の他の興味関心や,社会や世界と繋げていってくれることを楽しみにしています。

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3月2日(火)からの学年末考査について

 京都府の緊急事態宣言が2月末に解除されました。本校では引き続き感染拡大に留意しながら,教育活動を実践してまいります。ご家庭におかれましても,これまで同様,生徒の健康観察等,ご協力をお願いいたします。

 明日2日(火)〜5日(金),9日(火)の1,2年生学年末考査につきましては,お知らせしておりました通り,既に発表している各学年の「学年末考査時間割」に変更なく実施いたします。
 学年末考査後の各学年の取組については,学年からの指示に従ってください。

 どうぞよろしくお願いいたします。

お元気で

 陽ざしに温かさを感じる本日,20期生生徒諸君の第73回卒業式を挙行しました。卒業生1人1人が凛々しく爽やかな「自立する18歳」としての姿を見せてくれました。そして,力強く巣立っていきました。
 新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言が解除されたところですが,密集の回避や時間の短縮等,拡大防止にできる限り留意しながら実施しました。みなさまに趣旨をご賢察いただき,またご協力をいただきましたことに,深く感謝申し上げます。
 以下に,卒業式式辞の一部を紹介します。


 20期生諸君,卒業おめでとう。君たちの卒業を心から祝します。

 君たちが卒業とともに手にする自由は,高校生であるというある種の束縛からの解放だけでなく,保護からの離脱も意味します。束縛は感じやすいものですが,保護は気づきにくいものです。自分を守ってくれるものが乏しいと思われる世界にただ独り立つ,ということを想像してください。

 今や,世の中のほとんどのものが,他者からの依存に応えようとデザインされているように思われる中で,私たちはその利便性ゆえに,依存していること,守られている側にいることを忘れてしまいます。私たちにとって,他者や社会というものは,自分の前に立ちはだかるものかもしれません。しかし,私たち自身がそれに向き合い,その中に依存先を開拓していくことで,やがて,私たちを支えてくれるものに変わっていくのでしょう。

 今後,これまであった時間の区切り,行動の制限,それらの束縛はどんどん緩やかになっていきます。そして,保護も確実に希薄になっていきます。なぜ,保護が希薄になるのか。それは,君たちが「誰かに何かに守られる側」から,「誰かを何かを守る側」に立場を変えていくからです。謙虚に自らを見つめ,自分のもつ能力と情熱を自分以外の人や社会のために使ってほしいと思います。成長するというのはそういうことでもあります。

 自由になって束縛からも保護からも放たれるとき,1人の人間としてどのように生きるのか,という問題に直面します。答えはさまざまあるでしょうが,どのような答えにせよ,自分の責任で求め,導き出すほかありません。それはとても難しい取組です。覚悟が必要になります。ひとり困難を前にして,「人間は実に弱い存在である」ということを思い知ります。臆病な自分に気づきます。ただし,臆病であるからといって,恥じる必要はありません。大切なのは,困難から逃げないことです。手に汗し,ひざ震える思いの中で,逃げずにこらえることはつらいものですが,そうして耐え忍ぶこともまた勇気と呼ぶのです。自分自身に誇りをもって,1人の人間として生きるために,自由に生きるために,どうか君たちの中にほんものの勇気を育んでください。

 人間は1人で生きていません。また,1人では生きていけません。個人のかけがえのない大切な生活は,私たちの生きる社会や世界の動きと無関係には存在しない,ということを忘れないでいてください。人間の未来に希望を見出す営みは,過去を振り返り,現在を知ろうとする努力から始まります。私たちの不断の努力と見識によって,成熟した社会を築いていくことが必要です。誇り高く自由に生きるためには,自らが,真に豊かで平和な社会を創ろうとする一員として,行動することが必要です。

 20期生諸君,みなさんは「虹」と呼ばれてきました。谷内秀一前校長が3年前の入学式で,「虹」に託す思いを語られました。自分や自分たちとは異なる多様な考えを否定,排除するのではなく,受け入れ,尊重すること。わかり合えないからこそ,わかり合おうとする態度と力を,ことばによる対話を通して育ててほしい,という思いでした。

 君たちの中のある人が,クラスの日誌の中に書いていました。「この1年間の中だけでも,驚くほど私は変わりました。中学3年生の自分と比べると,もはや別人のようです。高校での3年間でたくさんのことを経験し,変わりました。いつまでも感謝の気持ちを忘れずに走り抜けたいと思います。」また,ある人はこう言っていました。「堀川での人との出会いが自分を変えてくれた。総力をあげてぶつかってくる人たちに囲まれていた。そんな堀川らしさを心ゆくまで浴びた自分がいる。」

 人は環境を生かし取り組むことによって,成長することができる。君たちは君たち自身の力で人を変えることができる。君たちはこれから歩む人生において,謙虚に学び,人と交わり,多様な経験を重ねていきます。見えるものをまっすぐに見て,聞こえるものをじっくりと聴くこと。そしてまた,想像力を豊かにし,見えないものを思い,聞こえない声を受けとめること。そのために,君たちのもつ力を正しく,余すことなく使ってほしいと思います。自分が願うものを,自分らしく追い求めていこうとしつづける君たちを,母校である堀川はずっと見守っていきたいと思っています。

 20期生のみなさん,ここに1つ,堀川に大きな歴史を刻んできたみなさんに対し,心から感謝を伝えたいと思います。ありがとう。

橋詰 忍

第73回 京都市立堀川高等学校 卒業式

 弥生3月。朝から春めいた陽の光に恵まれた今日,第73回卒業式を無事挙行することができました。現在の状況の中で,こちらからのさまざまのお願いにご理解とご協力をいただき, 20期生237名の卒業を祝してくださいました堀川同窓会会長様,堀川財団会長様,学校評議員様,地元本能自治会会長様,そして堀川高等学校PTA会長様の5名の来賓の方々,また20期生保護者の皆さまに心より御礼申し上げます。

 京都市長 門川大作様,京都市教育長 在田正秀様からは御祝辞を頂戴し,生徒・保護者に配布させていただきました。また,卒業生の出身中学校始め,多くの祝辞・祝電をいただき,アリーナに掲示いたしました。皆さまの祝意を,卒業生・保護者・教職員一同,感謝いたしております。本当にありがとうございました。

 答辞代表生徒,校歌ピアノ演奏生徒,卒業証書授与の際のクラス代表生徒,記念品贈呈代表生徒,卒業生の歌「旅たちの日に」ピアノ演奏生徒を始め,全ての虹の20期生が清々しく堂々とした姿を見せてくれました。

 答辞を述べた生徒は,3年間のさまざまな場面を振り返りながら「理不尽な総力」という言葉を逆説的に使って,自身と仲間の堀川での成長と周囲への感謝を,率直に伝えてくれました。

 在校生代表生徒は,先輩たちに刺激を受け,“堀川”を知った自分たちが,現在の1年生22期生とともに,4月に迎える23期生を牽引して“堀川”を受け継いでいくと,力強く送る言葉を述べました。

 退場曲は生徒たちが選んだ,ゆずの「虹」とRADWIMPSの「正解」。各クラス担任を先頭に,校長と学年主任の祝福を受けて,拍手の中アリーナを後にしました。出口では,学年担任より花が贈られ,アリーナ場外には教職員が花道を作って見送りました。

 式終了後には,保護者の皆さまに,校長より教育委員会からいただいた感謝状の贈呈も行いました。卒業記念品としていただいた,アリーナの音響機器一式は大切に活用させていただきます。

 教職員一同,20期生の卒業生と保護者のみなさまに,「さきくとばかり」願っております。

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行事予定
3/2 1・2年学年末考査
3/3 1・2年学年末考査 (前期選抜追検査)
3/4 1・2年学年末考査 スクールカウンセラー来校
3/5 1・2年学年末考査 午後:自宅学習 13:30〜生徒校内立入禁止 (前期選抜追検査合格発表)
3/6 終日生徒校内立入禁止
3/7 終日生徒校内立入禁止
3/8 中期選抜(自宅学習日) 終日生徒校内立入禁止
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
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