最新更新日:2024/11/01 | |
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いままでのあなた これからのあなた
つい先日に令和3年を迎えたと思いきや,早くも1月の下旬となりました。あらためまして,本年もどうぞよろしくお願いいたします。
虹の20期生は「近い未来」の実現に向けた大きな関門に挑むとともに,「遠い未来」に向けた新しい一歩を踏み出そうとしています。自ら掲げた高い目標の実現に向け,この3年間での学びや経験を通して蓄積してきた総合的なエネルギーを自信とし,誇り,最後まで粘り強く挑戦していくことを期待しています。 大学入学共通テストの前日である今月15日に20期生激励会を開催しました。翌日に控えた大学入試だけに焦点化せず,これからの長い人生において自己や人類の未来を切り拓くために学び続けていく生徒諸君を激励することを目的としています。昨今の情勢に鑑み,感染防止対策に留意しての実施でした。 激励会の最後には,堀川高校を長く応援してくださっている地域の方のご協力によって毎年作成している20期生学年旗を披露しました。そこに書かれた「虹」の文字には,生徒諸君がこれまでに重ねてきた時間と積み上げてきた経験を思い,自分の変化と成長を確かなものとし,かけがえのない仲間との絆を改めて実感し,そして20期生という自分の学年にidentityとprideを持ち,より豊かな人生を歩んでいってほしい,という願いを込めました。 20期生は,高校生活に卒業という形で区切りをつけようとしています。いままでの時間と取組に一定の終止符を打ち,次のステップに向けて勇気をもって踏み出してほしい。その先に広がる新しい世界にはきっと祝福に満ちあふれている。待っているだけでは掴めないものだが,扉をたたき立ち向かっていくことで幸せを呼び込むことができることを信じている。 卒業と祝福。この2つをメッセージとして伝えたく,学年旗には「いままでのあなた」,そして「これからのあなた」という言葉を添えました。これからの前途ある歩みの中で,自分が願うものを自分らしく追い求めていこうとし続ける生徒諸君を見守っていきたいと思います。 共通テストが終わり,今週には生徒諸君が担任の先生方との面談を実施しています。初志を貫徹し,自らの可能性に蓋をせず,覚悟を新たにして挑むことの確認です。そして,1人1人の意志を出願という形で宣言します。今日は1つ1つの生徒の思いを教員で共有し,実現に向けた組織的戦略を立てるための進路検討会を行います。約1か月後に控えた国公立大学前期個別試験まで,そして後期まで,私たちも総力をあげて支援を尽くす決意です。 担任の先生との面談の中で,ある生徒が発した言葉が私の心に残っています。「旗に書かれた『これからのあなた』に込められたメッセージが自分の心に染みている。自分も可能性を拓くことができるんですね。」 君たちは,自分では気づいていないほどの力を備えた大きな存在です。 橋詰 忍 京都大学「情報通信技術のデザイン」オンライン発表会に参加しました!
1月20日(水)午後,京都大学大学院情報学研究科の修士科目「情報通信技術のデザイン」(担当:佐藤高史教授,神田崇行教授)の高校生向け発表会に,本校1,2年生情報ゼミ25名と西京高校1,2年生10名が参加しました。
この「発表会」は全国的にも珍しい高大連携の取組で,この科目を履修している大学院生が,科目最後の「試験」として“情報通信技術がどのようにデザインされているか”をテーマに「できるだけ分かりやすく」高校生に向けてプレゼンテーションするという企画です。今年で8年目の取組ですが,今回はコロナ禍の影響で初のオンライン発表会となりました。 今年は,「APIエコノミー」「自然現象から学ぶ最適化」「情報通信技術のフリーミアムビジネスモデル」「人と社会の模倣によるデザイン」の4つのテーマが用意されており,デモも交えながら,大学院生のみなさんが大変分かりやすいプレゼンテーションをしてくださいました。 プレゼンテーションの後には,高校生と大学院生がグループに分かれてワークショップに取り組みました。テーマは「発表で学んだ技術を使って新しい製品のアイデアを考える」です。生徒たちは大学院生のみなさんと一緒にホワイトボード機能を用いて多くのアイデアを整理しながら,これからの情報社会についての考察を深めていきました。最後のワークショップの議論内容の報告は堀川高校と西京高校の代表が担当し,各グループで出されたアイデアの内容を参加者みんなで共有しました。 今回参加した生徒達の感想の一部を紹介します。 「最新の情報技術を知るのは楽しかった。全部理解できたわけではないけど,身近にそういう技術があると知って新しい視点を得られた。新しい視点を得るのはいろいろな問題点,良い点も見つかるということなので大事にこれからの探究に使いたい。」 「オンラインという形になってしまったのは残念だったが,このような大学院生さんとの交流は初めてでとても有意義だった。自然や社会を模倣した情報通信技術の発表が自分は特に印象的だった。自分は人工音声について探究しようと考えていたのだが,この自然や社会に既存するものを模倣するという方法は探究で何か活かせるのではないかとふと思った。」 「自然現象を,プログラミングに活用する『最適化』の発想が面白いと思った。大学院生の人たちが僕達の意見をまとめるのが上手でそういうふうにいろんな意見を素早くまとめられるようになりたいと感じた。探究活動中,ある程度思いついたことはメモしているつもりだけど,大学院生の人達は一見必要なさそうなこともメモしていたのでそういった必要なさそうなものの中にもヒントになりうるものがあるんだと実感した。」 京都大学の皆様,今年も大変貴重な機会を提供して下さいまして本当にありがとうございました! 「新しい生活様式」の再確認
本日,各HRでは,学校生活部作成のプリント掲示とともに「マスクの正しい使用方法について」の改めての注意喚起を行いました。また,マスクを外さざるを得ない機会となる昼食中についての注意事項も,併せて確認しました。ご家庭でも手洗いなどを含む感染予防対策には,慣れからの油断なく努めていくよう,お声がけをよろしくお願いたします。
3年生は連日行われている生徒と教員の担任面談,明日多くの教員が参加して行う進路検討会,23日(土)24日(日)の保護者懇談を経て志望校を最終確認し,国公立大学出願に向かいます。今日は,統括室と3年学年団が,外部機関が行う全国的な動向分析などのいくつかの説明会を,例年のように外部会場に出向く形ではなく,校内でオンラインにて視聴し,配信部屋の換気等にも気を配りながら,情報を得ています。明日の進路検討会では,それらの情報も活用しつつ,日々それぞれの生徒と向き合ってきた教員だからこそ看取ることのできる,生徒のつけてきた力や現在の学習状況等の情報を共有し,生徒の覚悟をいかに支援するか,時間をかけて検討します。 土日の保護者懇談も,感染予防にはできるだけ配慮をして行います。保護者の皆さまもご来校の際には,マスクの着用,手洗い・手消毒のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。また,体調のすぐれないときには,ご無理いただくことなく,担任までご連絡ください。 大寒 天気は晴
今日は1,2年生については終日模擬試験,3年生は特別時間割第二期2日目。学年ごとに時間割が異なります。休み時間もずれるので,生徒たちは他学年に気を遣った過ごし方をしてくれています。こういう配慮が自然にできるようになることも,「小さなおとな」が身につけるべき大切な力。
今日は二十四節気の大寒(だいかん)。今年は2月3日が立春なので今日から2月2日までの期間も指します。まだまだ冷え込みは続きますが,今日の昼間の陽光は近づく春の気配を伝えてくれていました。 写真 左:模試の間も窓・ドアを締め切らずに常時換気。 右:特別時間割 数学の過去問演習の解説の時間。 特別時間割第二期開始
昨日1日で気持ちの切換えをした3年生が,今日から特別時間割第二期の時間割で,進路実現に向かっています。担任との面談や教科担当者への相談・質問する姿が,校内のあちこちで見られます。感染予防に十分気を配りながら,また寒さ対策も十分に行いながら,地に足をつけて頑張っていきましょう。
本日3時間目には,1年生の世界史Aの授業で研究授業が行われました。今日のテーマは19世紀のアメリカ。授業担当の教員は,国の膨張に伴って生じた課題や当時の政策に注目させ,「国民」とは?という大きな問いを投げかけていました。アメリカの「今」につながる本日のテーマについて,教員と生徒たちがことばのやりとりをしながら,深めていました。同じ教科の教員だけでなく,何人もの教員が,参観していました。教員も互いに学び合って,よりよい授業,教科指導を目指しています。 2年生は共通テスト前日の先週のLHRで「来年の今日を想像する」というタイトルで,来年自分たちが大学受験の勝負に挑む令和4年の1月2月の日程について,今の3年生の日程をスライドさせて仮に作ったものを見てみる取組を行いました。一人一人が,これからの1年の重要さに気づく時間となりました。 明日は1,2年生とも校内で模擬試験に取り組みます。目標を持って受験し,自分の学習状況を点検する機会としてください。 さあ,これから。
本日より授業始業時間を繰り下げ,短縮45分授業への変更を行っています。1,2年生は9時10分にHR教室で出欠確認と健康観察票の確認をして1日を始めました。
3年生は共通テストを終え,個別試験に向けて切換えの一日。9時30分から統括室長の司会で進路アセンブリーを行い,進路指導主事と学年主任の話を聞きました。3人の教員から共通して,共通テスト2日間の労いと今日堀川高校にようこそおかえりなさいの言葉が贈られました。また,その後の自己採点の結果は結果として冷静に受け止めながら,自分の強い思いでここから個別試験までの時間に力を伸ばしていこう。時には,これまで一緒に堀川で過ごしてきた朋や先生方に,頼ることも大事。先生方ともたくさん話をしよう,とこれからの心構えについて話がありました。生徒たちは,それぞれの先生方らしい励ましの言葉を受けて,自己採点に向かいました。 明日からはそれぞれの講座で個別試験に焦点を絞った特別時間割二期が始まります。同時に,担任と先生方との面談も始めています。今日一日,気持ちをうまく切換えて,いざ思いを定めたら,ただひたすらに前へ進んで行きましょう。教職員皆で,皆さんの頑張りを支えていきます。 写真 左:朝3年生HR教室で生徒を迎えた担任の先生からのメッセージ 右:今日も自習室で勉強するのが一番落ち着く,という生徒たち 大学入学共通テスト 2日目
昨日の長丁場,ご苦労さまでした。
皆さんが奮闘しているその間に時雨が降ったのですが,その後の空に,美しい大きな虹がかかっていました。 もう1日,集中して,できる限りを尽くしてほしい。いままで積み重ねてきたことは,確実にあなたの力になっていますから。 大丈夫,大丈夫。 明日,学校で待っています。 大学入学共通テスト 1日目
昨日の激励会で統括室進路指導主事が,初めての共通テストにも,今年度の異例のスタートにも動じず,堀川高校での時間を積み重ねてきた20期生たちを「凪〜calm〜」と評しました。今日はそんな20期生にふさわしい,寒さの凪いだ日となりました。
本当によく頑張ってきた!自分のいままでを信じて,いってらっしゃい。 保護者の皆さまも緊張の朝であったかと拝察いたします。その気持ちを押さえて,笑顔で送り出してくださったことでしょう。ありがとうございます。 まずは今日1日,皆で思いを届けます。大丈夫,大丈夫。 保護者の皆さまへ 1月18日(月)からの時差登校の実施にともなう授業時間の変更等について
保護者のみなさまには,長期にわたる新型コロナウイルス感染拡大防止の取組について,ご理解とご協力をいただき,誠にありがとうございます。
京都府への緊急事態宣言の発令にともない,公共交通機関を利用する生徒の多い本校では,1月18日(月)より,始業時間を繰り下げ,45分短縮授業を行うことといたしました。本日生徒に周知し,保護者宛て文書を配布いたしました。こちらをご確認いただきご協力をお願いいたします。 また,感染拡大防止対策については,以下のことを含め,一層の注意喚起・配慮をして学校教育を展開してまいります。ご家庭ではお子様に,毎日の健康観察票への記入をはじめ,お声がけを重ねてお願いいたします。 〇通学時には利用する交通手段を問わず,マスクを着用し,人混みを避ける。 〇下校時にも人混みを避け,遅くとも午後8時までに帰宅できるよう,速やかに帰宅する。 〇不要不急の外出や,下校時の飲食,感染リスクの高い校外での活動を控える。 〇こまめな手洗いの励行と常時換気を徹底する。 〇昼食はHRの自席でとり,マスクを外している間は話さない。食後の歓談の際には,必ずマスクを着用する。 〇授業等において,感染防止対策を講じてもなお感染リスクの高い活動(身体接触のある活動,マスクを外して行う活動など)については実施を避ける。 〇部活動は原則として校内に限定して実施する。活動時間を平日休日とも2時間以内とする。 20期生激励会
本日のLHR時,20期生激励会を行いました。
例年大学入試センター試験の前日に行いますが,目の前の受験への激励のみならず,生徒たちのこれからの人生を,教職員や後輩たちみなで激励する,という意味を込めて行っています。今年度はこの状況に鑑み,感染予防策を徹底し,時間を大幅に短縮する,など,さまざまな工夫と配慮を検討して行いました。 会の初めには,在校生ひとりひとりが折った折り鶴で形作られた「虹」の文字(通称ツルモジ)を,生徒会執行部の生徒たちが代表して20期生の代表生徒に手渡しました。 その後,統括室進路指導主事の激励の言葉に続き,11名の担任団全員が壇上に上がり,学年主任が代表して思いのこもった言葉を伝えました。 最後に,校長から「虹」の旗のお披露目とともに,旗の「虹」の文字に添えられた「いままでのあなた これからのあなた」に込めた思いが熱く伝えられました。 退場時には,多くの教職員が花道を作って,拍手で生徒たちを送りだしました。 明日明後日の大学入学共通テストは,生徒たちの思い描く未来へのひとつの通過点。今までの自分を,また自分たちを信じて,思い切り力を発揮してきてほしいと,全ての教職員と後輩たちが願っています。 写真上:20期生卒業式準備委員会代表生徒から後輩たちへのお礼のことば 中:担任団の思いを集めた,学年主任の激励 下:校長からのプレゼント 「虹」の旗 |
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