最新更新日:2024/10/18 | |
本日:9
昨日:172 総数:933347 |
今年もお世話になりました
師走も28日となり,いよいよ2020年もあと3日となりました。本来ならオリンピック・パラリンピックで日本中が大いに沸き,希望に満ちた一年となるところでしたが,ご承知のようなコロナ感染症のため,思ってもみない年となりました。音楽の世界でも今年はベートーベンの生誕250周年ということで,今頃は世界中で「第九」の演奏が行われ,シラーの原詩「我々は神の名のもとに平等であり,世界の人々が互いに手を取り,歓喜の歌を歌おう!」という歌声が満ちていたはずです。
春から,感染拡大防止のため,世界のあちらこちらでロックダウンが行われ,本校でも3月〜6月まで臨時休校となりました。特に合唱や管楽器という飛沫が心配される活動は特に注意が必要とされ,音楽界全般の活動が一時中止されました。6月以後も学校は再開しましたが,様々な制限の中で活動を行ってきました。しかしながら,「音楽を止めない」との意識から,慣れない中でオンラインでのレッスンをはじめ,10月にはオーケストラ定期演奏会も一部縮小しながら,なんとか行うことができました。また,音楽の世界ではディスタンスを十分に取った演奏活動や,ネットを利用した動画配信など,これまでにあまり行われなかった活動が広がってきました。今後も,感染状況に十分配慮しながら,新たな手法も取り入れるなかで,学校も,音楽の世界も前向きに取り組んでいきたいと思っています。後年,「2020年は音楽の新たな世界の幕明けであった」と言われるように願っています。 本日から学校はお休みとなりますとなります。新年は1月4日からまたこのページを再開します。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 十字屋さんで説明会を行いました
24日(木)午後5時より,十字屋三条本店5F J-SQUAREで,本校学校説明会を開催させていただきました。毎年,四条大宮の十字屋サロンで説明会を開かせていただいておりましたが,今年度は三条本店で「学校説明会&コンサート」と題して開催いたしました。感染症対策として,15〜20名程度の皆さん方を想定して開催いたしましたが,満席になるなど,クリスマス・イヴにもかかわらず多くの皆様にご来場いただきました。初めに学校長よりVTRを使用して学校の概要や教育の特徴について説明させていただき,続いて「ピアノの公開レッスン」として,2年生ピアノ科の生徒へのレッスンの一部をご覧いただきました。普段とは違う会場で,また学校とは違うピアノ(ベーゼンドルファー)の特徴をどう演奏に生かして表現するか,作曲者の意図や背景にわたった解釈や,それを生かす表現を考えながら演奏することを指導していました。
後半は本校卒業生で現在大学院在籍中の小林小百合さん(ピアノ)と奥本凱哉さん(声楽)・鶴岡空輝さん(ピアノ)によるミニコンサートを行いました。お忙しい中,ご参加いただきました皆様に感謝申し上げます。 冬季進学補習および学力補充講座が始まりました
本日から冬季休業に入りましたが,25日まで冬季の進学補習および学力補充講座が行われています。
3年生は年明け早々に行われる「大学入学共通テスト」に備えた実践的な講座を,主に受験科目となる英語・国語・社会科の科目を中心に講座が行われます。1,2年生は進学のための補習と,日常の学力を補充する講座が行われています。もちろんレッスン室を使用して自分自身で音楽の実技力向上を目指して登校する生徒も多くおります。冬休みと言えども,自らの学力や音楽を自らで向上させる取り組みを,怠らずに頑張ってほしいものです。 全校人権学習,冬休み前アセンブリー
冬休み前授業最終日の本日,全校人権学習を京都府助産師会理事の渡邉安依子先生をお迎えし,「性と生に話しをしよう」というテーマでお話を伺いました。
まずは,「助産師とは?」というお話しから始まり,日本の性教育が国際的にみて課題が多い点をご指摘いただき,性の話しは,恥ずかしいとか,人前でするものではないという固定観念から脱し,科学的な理解にもとづき,人としての当然のこととして一人一人が受け取るべき課題である。しかしわが国では性教育の現実はかなり厳しく,子どもたちの性意識や性に関する知識も十分ではなく,性に関する関心が以前より薄れてきていると言われています。また,子育てにおけるネグレクトやDV,暴力などの事件が後を絶たない現状もあります。性教育は人権教育ととらえ,子どもであっても,恋人同志であっても,夫婦であっても相手を「支配」するのではなく,一人の人格のある人間として尊重し,言葉に耳を傾けることの大切であり,自分自身が体や心の被害にあった時は,友人や先生,専門機関などに遠慮なく相談し,話しを聞いてもらうことで,重荷を分かち合えることが大切であるというお話しをいただきました。その後,HR教室で感じたこと,質問などを記入して渡邉先生に後日ご回答をいただくことになっています。 さらにそのあと,もう一度アリーナに集合して冬休み前の諸注意を行いました。コロナ禍でたいへんな年末年始ですが,感染には十分気を付けながら,身体と心を休めながら次へのエネルギを蓄えるいい時間を過ごしてもらいたいものです。 特別授業「誰かに伝えたくなる放射線の話し」が行われました
堀音生2,3年の理科の授業の一環として,京都大学環境安全保健機構放射性同位元素総合センター助教の角山(つのやま)雄一先生にご来校いただき,特別授業を行っていただきました。音楽専門学科の本校では,これまであまり機会がありませんでしたが,理科を担当していただいている安藤悠太先生のご紹介で,普通教科の特別授業を行うことができました。角山先生は放射線に関する授業を多くの場所で行っておられ,小中学生や高校生への授業も多くご経験ということもあって,たいへん興味深い「放射線」の基礎知識の話しをされ,堀音生たちも楽しく,そして「興味深々」といった表情で話を聞いていました。その後,理科室の地下で採取したチリに含まれている放射線を可視化する実験をグループごとに行い,実際に放射線が出ているようすを目にすることができ,歓声が上がっていました。そのあと生徒からの質問にも丁寧に答えていただき,楽しい一時間をすごすことができました。
堀音の日常(その5)〜合唱・合奏授業成果発表会を行いました
本校生徒がが全員で一緒に授業を受けるのが「合唱・合奏」の授業です。1〜3年生120名が週2時間この授業を履修しており,主に管楽器・弦楽器・打楽器,指揮専攻は「合奏」を,声楽・ピアノは「合唱」を行います。作曲や理論はどちらかに参加することになります。従って,オーケストラ定期演奏会等では合同のステージとして,合唱付きのオーケストラ曲を取り上げることになります。ピアノやヴァイオリンなど一人でコンサートやコンクールに挑戦するだけでなく,同じクラスの仲間と,また学年を超えて合唱や合唱をすることで,大いなる刺激を受け,また,それぞれの専攻を超えて,「音楽」という共通のテーマのもと,仲間たちと集団で一つのもの(曲)を作り上げていくことを学べる機会があるのも,本校の大きな特色の一つと言えるかもしれません。
グローバルフェスタ2020に参加しました!今年度は,感染防止の対策をとり,各校が参加人数を絞って実行されましたが,本校は初めて本格的に参加し,70名を超える中学2年生とその保護者の皆様が「堀音」の体験にお越しくださいました。「堀音生の学校生活を覗いてみよう」をテーマに高校2年生のフルート四重奏のウェルカム演奏に続いて,2年生の二人がスライド画面を通じて,写真やクイズも交えて,堀音生の学校生活を紹介しました。入試関係の説明や授業の体験のあと,再びフルート四人でクリスマスソングを演奏しました。少しでも堀音のことや生徒たちの日常生活を知っていただくことができたように思われます。 「日本音楽史」特別授業〜「筝曲講座」を実施しました!
12月8日(火)3・4限に、2年生「日本音楽史」の特別授業として文化芸術探究「日本の室内楽 -箏を中心とした糸のしらべ-」を実施しました。
講師には生田流箏曲家の野田弥生先生と野田友紀先生、本校で「日本音楽史」をご担当いただいている井口はる菜先生をお迎えし、20面の箏をずらりと並べた壮観な本校音楽ホールで行いました。 第3限は楽器とその歴史についての解説、筝のみならず三味線や胡弓の説明と実演、これまでの授業の振り返りや、有限会社琴伝の方による筝のメンテナンス実演なども交えながら、三曲合奏(箏・三味線・胡弓)や筝(十三弦)と十七弦の合奏なども聴かせていただき、筝を中心とした日本の楽器の歴史とその発展を学びました。 第4限は2人一組で箏に向かい、平調子の調弦を行った後、初めて触れる筝で「春の海」の合奏にトライするなど、新たな経験を積みながら、伝統音楽の懐の深さを知ることができました。 野田弥生先生、野田友紀先生、井口はる菜先生、琴伝の皆様、本日はありがとうございました。 この場をお借りしてお礼申し上げます。 【12/24開催決定!!】学校説明会&コンサート@十字屋 三条本店
本年度はじめての校外説明会を開催します。
今回は、十字屋三条本店のJ-SQUAREをお借りし、卒業生のコンサートを中心にして、京都堀川音楽高校をより深く知っていただこうと企画いたしました。 音楽に興味・関心をお持ちの児童・生徒の皆さん、本校に進学を希望する児童・生徒の皆さんや保護者の皆様のご参加をお待ちしております。 ◆京都堀川音楽高等学校 学校説明会&コンサート@十字屋三条本店 日時 2020年12月24日(木)17:00〜19:00 場所 十字屋 三条本店5階 J-SQUARE 内容 学校紹介/ピアノ公開レッスン/ 卒業生によるコンサート/質疑応答ほか PTA音友会のチェロコンサートが行われました
12月1日(火)
本校ホールにおきまして音友会主催のチェロコンサートが行われました。このコンサートは,今年度コロナの影響により活動が普段通りに行えない中で,音友会として何か独自の行事が行えないかとの声もあり,役員の皆様の発案により実現しました。 今回お招きした近藤浩志先生は,本校出身で東京藝術大学卒業後,国内外で各種演奏会やコンクールで数々の実績を積まれ,現在大阪フィルハーモニー交響楽団チェロ首席奏者をお務めになるほか,ソリストとしても数々のコンサートでご活躍されています。また,ジブリなどの映画音楽やNHKの番組にもご出演され,ソロでCDをリリースされるなど,多方面でご活躍されています。 今回は相愛大学附属音楽教室講師をお務めになり,近藤先生との共演も多くされておられますピアニストの小柳祥子先生のピアノと共に,ベートーベンのチェロソナタ第三番や,エルガーの愛の挨拶,ラフマニノフのヴォカリーズなどを演奏していただきました。また,来場者の私達ともコミュニケーションをとっていただき,和やかな雰囲気の下で,素晴らしい落ち着いた音色を聞かせていただき,まさに至福の時を持たせていただきました。 近藤先生,小柳先生ほんとうにありがとうございました! |
|