最新更新日:2024/11/05 | |
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風を凌いで 12月23日
本日5限にZoomによる2学期の終業式を行いました。以下,終業式のお話です。(写真は終業式の日の登校時間の様子です)
長かった2学期も今日が終業式。そして平成2年もあと8日で,新しい年を迎えます。 今年はなんといっても「コロナ」という言葉抜きでは語れない1年でしたね。コロナの影響で私たちは,今まで経験したことのない生活を送ることになりました。3月からの休校期間をはじめ,「また明日」と言える当たり前の毎日がなくなることを誰が想像したでしょう。マスクの着用,無言の給食,行事や部活動の試合の中止,学校・家庭での様々な活動の制限など,みなさんにとって本当に我慢と辛抱の1年だったと思います。 6月の学校再開後は,新しい生活様式での生活が始まりました。感染防止のために,学校や家庭,地域でもいろいろと制約がある中での生活を過ごしましたが,皆さんはその中でどんなことができるようになったでしょうか。どんなことを頑張ったでしょうか。改めて,今年の学校生活と自分を振り返ってみましょう。 まず,休校となった3月から5月の3か月。誰も経験したことのない毎日。不安もあったでしょう。ときに生活リズムが乱れることもあったでしょう。それでも淡々と家での日々を過ごし, 目の前のやるべきことを大切にしてきました。そして,その3か月の経験で皆さんは,「てまきずし」という合い言葉で表される新しい生活様式を知らず知らずのうちに身に付けることができました。 日々積み重ねてきた行動と実行は, 繰り返した分,君たちの力になっています。それは, 嫌だなあ, 不安だなあ, 寂しいなあ…という気分を持ちながらも, 「やりぬく」という力です。少々のことには耐えられる,そんな心の強さを得られたということです。 そう考えると,学校が再開した6月から今日までの約半年間,これまで誰も経験したことのなかった時間の中で,君たちは新しい生活様式に合わせて「変身し」,新たな学校生活に「挑戦し続けた」ということです。「変身すること」を「チェンジ」,「挑戦すること」を「チャレンジ」と言います。特に,この2学期を振り返り,みなさんの日々の学園生活から気づいた,「チェンジ」と「チャレンジ」の姿をいくつか紹介します。 毎朝,校門で君たちを迎えていると,以前までは照れくさそうに挨拶できずに通り過ぎていたのに,2学期の途中から大きな声で自分から挨拶をしてくれるようになった学園生が何人もいます。元気な挨拶はとても気持ちがいいです。 12月の懇談会の様子を担任の先生にたずねてみると,1学期は苦手だった科目にこつこつ取り組んで,2学期ずいぶんと力をつけた学園生がたくさんいることを知りました。 また,第2ステージの縦割り掃除や児童生徒会活動のハッピースクール大作戦では,上級生がリーダーとして下級生と一緒に掃除をしたり,自分たちで考えた活動に上級生と下級生が一緒になって取り組んだりしている様子に,凌風学園が大切にしてきた「つながり」を感じることができました。 凌風ミニ運動会や凌風ミニ発表会をはじめ,6年生の研修旅行や9年生の修学旅行,部活動の代替え大会や新人戦では,ステージや学年,クラスや部活動で決めた目標を大切にして,みんなで力をあわせて取り組む姿にも,君たちのつながりや成長した姿をたくさん見ることができました。 旧児童生徒会本部の皆さんは,みんなが集まっての学園集会や児童生徒総会,本部役員選挙の立会演説などができない中で,Zoomやテレビ放送を使いながら,新たな形に挑戦し,工夫をしながら活動を続けてくれました。そんな先輩の姿をしっかり受け止め,新しい児童生徒会本部の皆さんがこの12月,Zoomを使ったリーダー講習会や冬のハッピースクール大作戦に取り組んでくれています。 コロナの影響で大変な1年だったけれど,「できない」とあきらめずに,「できること」を考えて,工夫して取り組む姿はすばらしいです。その姿をこれからもずっと続けてほしいと思います。「チェンジ」と「チャレンジ」。「変わる」ためにも「挑戦する」ためにもまずは目標をしっかりもつこと,そして目標の先にある「なりたい姿」「なりたい自分」に向かって,これからも努力を続けましょう。 このように,これまで頑張ってきた凌風学園の皆さんだからこそ,これからさらに頑張ってほしいことを2つ伝えておきます。 1つ目は学習面の話です。先日の学園評価アンケートの結果にもあらわれていましたが,学校の授業以外に家庭で自主的に学習に取り組む時間に課題が見られます。つまり家でも勉強する時間をしっかりとってほしいということです。特に第2,第3ステージの皆さんは,宿題や週末課題だけではなく,毎日時間を決めて自分で計画的に家庭学習に取り組む習慣をつけてほしいと思います。その積み重ねが,どんなときにも自分の力を安定して発揮することや,難しい問題にも粘り強く取り組める力を生み出します。 2つ目は生活リズムチェックの結果,テレビやゲーム,ケータイ・スマホといったメディアの使い方について「一日あたりに使用する時間」の長さに心配な点があることです。具体的にはどの学年も休日になると2時間以上使用している学園生の割合が平日と比べて大幅に増えています。さらに,昨年と比べると平日でも2時間以上使用している学園生の割合が増えています。これは大きな課題です。そんな中,最近では,学園内でも,SNSやケータイ・スマホに関する友達同士のトラブルがおきています。使用時間が増えることで,家庭での学習時間が少なくなったり,トラブルが起きたりしないように,SNSやケータイ・スマホについては正しい使い方や家庭での約束・ルールを決め,マナーやモラルを守って使用してください。 明日からいよいよ12日間の冬休みが始まります。チャイムのない生活となりますが,学校がなくても,早寝早起き朝ごはんを心がけ,勉強や運動,お家のお手伝いなど,よりよい時間の使い方を考えて,規則正しい生活を送るようにしてください。 コロナについては全国的にまだまだ不安な状況があります。感染防止のために「てまきずし」を続け,年末年始もできる限り人が多く集まる場所に出かけることは控えましょう。コロナだけではなく,風邪やインフルエンザが流行る季節ですので,健康管理には十分気をつけましょう。また,いつも以上に交通安全や地域での行動や遊び方に注意をしてください。新年の1月5日には全員が元気に登校してもらいたいと思います。そして,三学期は,自分が頑張ってきたこと,各学年やステージで取り組んできたことにさらに磨きをかけ,みなさんの力で,凌風学園をもっともっと良い学校にしていきましょう。 学園生の皆さん,どうぞよいお年をお迎えください。以上で2学期終業式のお話を終わります。 【第2ステージ集会】
12月21日の6時間目に,第2ステージ集会を開きました。
第2ステージでは5〜7年生でたてわり班を組んでいます。7年生をリーダーとして,このステージ集会や,たてわり掃除などで活動しています。本日の第2ステージ集会でもリーダーとして5・6年生を優しく,頼もしく引っ張ってくれました。 集会ではまずはアイスブレイキングとして,たてわり班でゲームを行いました。その説明も7年生が担当し,どの班も楽しく活動することができました。 次に各学級から,2学期の成果と課題,その改善点の発表を行いました。各学級の代表委員が自分の学級について報告する姿に,各々が第2ステージでの学びを通して成長したことを感じました。 最後に副学園長先生より,学園評価アンケートから見える成果と課題についてお話をしていただきました。第2ステージの学園生に,「自分からあいさつをすること」と「自分のよいところを見つけること」をがんばってほしいという言葉に,学園生たちも気持ちを新たにしていました。 今回の第2ステージ集会を通してそれぞれ感じたことがあったと思います。それを大事にして一日一日精一杯努力し,よりよい成長を目指してほしいと思います。 9年生 薬物乱用防止教室
本日6限に9年生は薬物乱用防止教室を行いました。南警察署の方々を講師に招き,薬物がどのように自分に迫ってくるかや,薬物に依存してしまうことの恐ろしさなど,具体的にお話していただきました。講師の方の体験をもとにしていただくお話は,鮮明にその様子が思い浮かぶほどでした。
この講演を受け,9年生も薬物の怖さを強く感じたことと思います,講師の方がおっしゃられたように,流されることなく,正しい判断をして,自らを薬物から守るとともに,自分の大切な人も薬物から守ることができる大人になってほしいと思います。 ダメ!絶対! 児童生徒会本部リーダー講習会
放課後に,リーダー講習会を行いました。例年,大学に行かせてもらったり,大学の先生や大学生に学校に来ていただいたりして,様々な活動を行っていましたが,今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の関係で,リモートを用いた形で実施しました。
児童生徒会本部の学園生は,まず,来年度の児童生徒会目標を考えるにあたって,今の凌風学園の強みや弱みを考えました。そして,「つながり」や「異学年の交流」といったことをもっと活発にしていきたいという思いをもちました。そこで今回は,「どんなことをしたらいいのか?」「より交流を活発にするには?」「今できることはどんなこと?」といった,みんなから出てきた「どうしよう?」に答えていただきました。 リモートを用いた形での実施だったため,少し伝わりにくいことや聞き取りにくいことはあったものの,熱心に,メモををしたり,自分が思ったことや感じたことをしっかりと言葉で伝えたりする姿がたくさん見られ,すてきでした。 学園生の言葉にもありましたが,今回学んだことを,自分たちの目標づくりに生かすことが,とっても大事になってきます。大変貴重な経験ができ,よかったと思います。 4年生きっずチーム
7時間目に,きっずチームの取組がありました。前回のじゅにあミーティングの報告をしたり,ハッピースクール大作戦の取組準備をしたり,1月の朝会の発表内容を考えたりしました。
児童生徒会本部の7・8年生に聞いたことを生かして,第1ステージならではの取組を行ってもらえたらと思います。 4年生のみんなも,だいぶ慣れてきたので,どうすればみんなが関心をもってくれるか,楽しんでくれるかということを,一生懸命考えていました。 どんな取組を広めてくれるのか,楽しみですね。 令和2年度京都府健康教育推進優良校 健やか賞 受賞
この度,学校保健をはじめとする健康教育を増進し,心身ともに健やかな児童生徒の育成に取り組んで来た本校の功績が認められ,令和2年度京都府健康教育推進優良校として「健やか賞」の表彰をいただきました。
開校以来,「健康の大切さを実感し,自ら進んで健康管理に努め,自分や仲間の健康に配慮することができる学園生の育成」を目指して,保健教育や保護者と連携した生活リズムチェックの取組,う歯予防の取組,児童生徒会やきっずチームの活動,食教育や体育における体力づくり,学校安全など,学園で継続して取り組んで来た多くの活動を評価していただいたことを大変うれしく思います。 今後も凌風学園生の心身の健康のために,健康教育を推進していきたいと思います。 凌風制作展 開催中
12月14日(月)〜18日(金)14:30〜17:00頃まで,これまでの学習で制作した作品を展示しております。個人懇談会時にお子様の作品を見ていただければと思います。会場は以下の通りです。エントランスにも会場図を掲示しております。
1・4年・5組(1〜6年) 1階 会議室 2・3年 2階 ランチルーム 5年 4階 多目的室2 6年 4階 多目的室3 7年 4階 多目的室1 8年 3階 多目的室2 9年 3階 多目的室3 5組(7〜9年) 3階 多目的室1 新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取組の徹底について吹奏楽部の皆さんからのプレゼント
7・8年の吹奏楽部の皆さんが,クリスマスにぴったりなトーンチャイムの演奏をプレゼントしてくれました。今日は,4年生を対象に,演奏してくれました。
トーンチャイム独特の音色が,コミュニケーション全体に響き渡り,とても心地の良い気分になりました。演奏が終わると,4年生から大きな拍手がおこっていました。 吹奏楽部の皆さん,ありがとう! 7年生人権学習
12月は人権月間です。毎年,凌風学園でも,各学年がこの時期に様々な人権課題について,あらためてしっかりと学習しています。7年生では「違いを知る・障がいのある人,仲間について考える」をテーマに,松永信也さんを講師にお招きして学習をしました。視覚障がい者の方の講演を通して,障がいのある人への正しい理解や,相手の立場に立って行動するということ。そして,共に生きていくことを学習しました。松永さんのお話は,今まで自分たちがわかっているつもりでわかっていなかったことなど,気づきの多いお話でした。7年生のみんなもメモを取りながら,目と耳と心でしっかりと話を聞いていました。
講演の最後には,松永さんご自身の経験から,「人はいつ何どき怪我をしたり,病気になったりするかわからない。だから,誰でも参画できる社会を君たちが作ってほしい。」という思いや,人の生きる力について熱くお話いただきました。講演が終わった後の質疑応答の時間には,時間内に収まらないほどたくさん手が挙がり,7年生にとってとても学びの多い,有意義な時間になったことがわかりました。 今日学習したこと,感じたことをみなさんの生活に活かしていってほしいと思います。 |
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