京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/23
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中学生対象オープンスクール「BIKO Art Hunting」にご参加いただき、ありがとうございました。 次回のオープンスクールでお会いできることを楽しみにしております。

21日 進路講演会

 本校では,毎年春4月と秋10月の2回,進路講演会を開催し,様々な分野でご活躍の方をお招きしてお話しいただき,生徒のキャリア意識向上に取り組んでいます。

 今年度は,年度当初,新型コロナウィルス感染症への対応から長期の臨時休業となり,開催ができませんでしたが,秋の進路講演会は,講師の先生のご理解を得て,実現することができました。

 今回は,武蔵野美術大学の日本画学科准教授の岩田壮平先生にお越しいただき,美術系大学を目指すようになった経緯,日本画を専門にするようになったきっかけなど丁寧にお話しいただきました。制作活動をしていて行き詰ったときには,自分のこれまでを振り返ってよく考えてみることで答えは自分の中に見つかる,また,様々な場面で人とのつながりで道が拓け,次へ進むチャンスを手にすることができるというような経験に基づくアドヴァイスをいただきました。

 講演の後,生徒からも質問が出され,丁寧に答えていただきました。

 講演会終了後,午後には,日本画専攻の実習に入っていただき,生徒と対話していただきました。また,放課後は,広報担当の方から,武蔵野美術大学に関心を持つ生徒対象に説明会を開いていただきました。
 
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銅駝へようこそ(44) 文化祭 その2

●文化祭準備

 前回のHP記事にも書きましたが,クラス劇の準備は5月初めくらいからスタートします。役者,脚本,衣装,大道具,小道具,背景,音響,照明など生徒たちでやりきります。劇の統括責任者,それぞれのパートの責任者を決めたり,生徒会が招集する全体の会議の開催など,教員が支えながら生徒が主体的に活動する大きな学習の場です。意見の違いや思うように進行しない場面も生じますが,お互いを認めながら対話し着地点を見つけ,それぞれの生徒の個性や持ち味をうまく出し合って協働していくその過程が貴重な学びです。

 大道具や小道具,背景,衣装なども美術専門校高校の生徒らしい,クオリティの高いものを制作します。

※写真 衣装の制作
    背景の制作
    大道具の制作
    グラウンドで声出し練習
    大道具「工事現場のフェンス」

※「工事現場のフェンス」は全部手作り。金網部分は針金で全部編んで制作している。
   
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秋色 キンモクセイの香り漂う

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 「秋色」は秋の季語。 秋の景色,秋の気配,秋らしい趣を表現する言葉。学校の中にも「秋色」が五感で感じられます。歴史のある本館の東側には,キンモクセイの樹があり,今,色も香りも真っ盛り。

 後期に入って時間割が変わり,1年生の専門科目「造形表現」は,選択した2分野の実習が始まります。この時期,クラブ活動も,再度入部登録ができるので,登録用の掲示物が置かれています。なんと「ハンドボール同好会」が新設立。楽しみです。
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銅駝へようこそ(43) 文化祭 その1

●文化祭
 本校は、6月末に文化祭を2日間行います。銅駝の文化祭と言えば何といっても「クラス劇」。クラス劇以外に,文化系クラブの発表や舞台発表,そして最終日の午後に実行委員会主催で行う「夕焼け祭」があります。
 クラス劇は5月初めくらいから取掛かり,相当な熱量で取り組みます。脚本,衣装,大道具,小道具,背景,音響,照明など生徒たちでやり切ります。さすが美術専門高校の演劇と言われるほど,クオリティの高い発表が続きます。

●文化祭テーマ
 文化愛テーマは全校から募集します。「銅駝」の漢字を使いながらのテーマが恒例。
  2015年 「絵駝万芽祭」(えだまめさい)
  2016年 「駝異夏舞斗祭」(ダイナマイトさい)
  2017年 「駝美手祭」(ダビデさい)
  2018年 「駝威主奇祭」(だいしゅきさい)
  2019年 「愛銅瑠祭」(アイドルさい)

●オリジナルうちわ
 テーマが決まると,オリジナルうちわの募集が始まります。全校生徒に呼掛け提出されたイラストを掲示して生徒全員の投票になります。投票数の多かった上位4点が実際にうちわとなり,裏面に文化祭のプログラムを印刷して,生徒,教職員,ご来場の保護者に気に入ったもの1つを贈呈。体育館でクラス劇を見ながら,パタパタできます。

●クラス劇紹介ミニポスター
 各クラスは劇のタイトルを入れた紹介ポスターを作成します。何種類かつくるクラスもあって,文化祭までの間,どんな劇だろうと皆な楽しみにします。

●主演賞・助演賞ノミネート
 クラス劇は審査され,「劇賞」のほか,「主演賞」「助演賞」も決まります。学校玄関には,「主演賞」「助演賞」にノミネートされた役名と役者(生徒)の名前が貼り出されます。
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3年アートフロンティアコース「実習A」作品展 開催

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●3年「実習A」作品展を記念棟2Fの展示室で開催中」


 「実習A」は,3年アートフロンティアコースに設置されている科目で,8専攻とは異なる分野の実習4口座の中から,選択して学ぶものです。前期科目であるため,前期終了後,後期の初めに作品展を行っています。後期には「実習B」が開講されます。


※実習A
 ・マンガ創作講座 
 ・アニメーション講座
 ・ステンドグラス講座
 ・木でカトラリーを作ろう講座

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社会とつながる学び デザイン専攻の生徒が「ホームヘルパー」をデザインする

 2022年度から高校で実施される新しい学習指導要領では「社会に開かれた教育課程」が重要な内容になっています。

 「社会に開かれた教育課程」とは,
・よりよい学校教育を通じて
 よりよい社会を創るという目標を社会と共有
・これからの社会を創り出す子供たちに必要な資質・能力を
 教育課程で明確化
・学校教育を学校内に閉じず,
 社会と連携,資源の活用をして教育課程を実施

という内容です。

 本校では,すでにこのような内容を教育活動の中に取り入れて,実践を進めています。

 昨年度3年アートフロンティアコースのデザイン専攻の生徒が,京都福祉サービス協会との連携授業でホームヘルパーの人材確保のために効果的なアプローチは何かを課題研究しました。社会とつながるデザインの専攻実習です。

 生徒は実際に協会事務所を訪問し,介護の現状やホームヘルパーの仕事について教えていただくとともに,ヘルパーを利用されている現場にも同行させていただきました。そういう学びを踏まえて生徒たちは「ホームヘルパー」という仕事をいかに知ってもらい,この仕事に就く人を増やすかという課題をアートで解決することに取り組みました。

 グループごとにアイデアを出し,中間発表としてプレゼンテーションも行いました。生徒たちは,ポスター,パンフレット,動画2本を作成し,高く評価していただきました。

 この度,社会福祉法人京都福祉サービス協会の情報誌『Associe(アソシエ)』2020年9月号にその連携授業の様子を記事にしていただきました。

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 今年度もこの取り組みは継続する予定です。

※昨年度の学習の様子はこちらから→
 学校HP記事2019年10月25日
 学校HP記事2019年11月18日
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1年専門科目「造形表現」 後期初めての授業 京都市動物園でスケッチ

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 1年生の専門科目「造形表現」は,前期は2時間の授業が週2回,後期は3時間の授業が週2回となります。前期に当初8分野の実習をすべて学び,そこから3分野選択をして実習を進めてきましたが,後期は3分野から選んだ2分野を並行して学びます。1年生の終わりには2分野から1つの専攻を選んで,2年生,3年生で専攻実習を行います。

 本日は後期初めての授業ということで,4月に実施できなかった京都市動物園でのスケッチに取り組みました。
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秋の鴨川

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 秋の朝の鴨川は,さわやかで美しい。通勤,通学も鴨川沿いを通ってという気持ちになります。

 鴨川沿いには小さい花をつけた秋の草花が咲いていて,その間から鴨がピョコピョコ歩き出してきます。こちらもちょっと気を使って邪魔をせぬように通ります。鴨川の水面にも鴨の群れが見え,自然の美しさを感じます。

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PTA【申込受付中】校外研修「銅駝にまつわる歴史を辿る京都散策」,校内研修「多肉植物寄せ植え」

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 すでにご案内しておりますが,本校PTAの校外研修,校内研修のお申込みを学校事務室で受け付けております。ぜひご参加ください。

●PTA校外研修

★『銅駝にまつわる歴史を辿る京都散策』

・日時  11月7日(土)10:00〜16:00
             15:00〜の泉涌寺拝観後自由解散 
・集合  本校10:00
・参加費 2800円
・詳細→ 校外研修ご案内

★申込み 申込書に参加費を添えて本校事務室へ
★締切  10月16日(金)


●PTA校内研修

★『多肉植物寄せ植え』

・日時  11月14日(土)10:30〜12:30
              (受付10:10〜)
・場所  本校 本館2F 25号教室
・参加費 500円
・詳細→ PTA校内研修ご案内

★申込み 申込書に参加費を添えて本校事務室へ
★締切  10月23日(金)

10月14日(水)後期始業式 校長の話

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●後期始業式にあたって

 美工作品展を終えて,今日から後期となりました。

 かつて経験してことのない新型コロナウィルス感染症への対応から,異例づくめの前期の学校生活でしたが,皆さんは学校からの呼びかけをしっかり受けとめ,学習や制作によく努力しました。立派でした。その締めくくりとして素晴らしい美工作品展が開催できました。

 リニューアルされた立派な京都市京セラ美術館で開催した作品展には,5日間でのべ約4100人の方にご来場いただきました。270名の美術高校の作品展に,これほどたくさんの方にご来場いただき作品を見ていただけたことはたいへんありがたいことで,感謝しなければなりません。 

 来場された方は,2ヶ月間の臨時休業があったにもかかわらず,このように素晴らしい作品を発表したことを褒めていただき,高校生の感性,表現力に感動したという感想をたくさんいただきました。

 私は,全員というわけにはいきませんでしたが,何人かの生徒の皆さんと話をすることができ,作品のコンセプトや苦労,先輩の作品を見た感想や,高校卒業後の目標など聞かせてもらいました。10代後半の皆さんの考えや思いに触れ,それぞれしっかり物事を考えていることにあらためて,さすが銅駝の生徒だ,と思いました。銅駝に入学しようと思ったのはなぜか,と何人かに尋ねました。きっかけがこの作品展であったという人がいました。銅駝はずっとあこがれであったと話してくれた人が,入学してからもあこがれがあると話してくれたのが印象的でした。やはり,周りの人の作品,先輩の作品を見て,銅駝へ入学という目標を果たせた今も,まわりにあこがれをもって自らの高校生活において熱い思いをもってくれていることに嬉しく思いました。。
 
 卒業生にも後輩の作品を見てどう思うか,と尋ねました。皆の作品はすごい,と口々に言いました。そして,卒業した後も,美工作品展に来て高校生の作品を見て刺激を受けないと自分がダメになると言う先輩もいました。実は卒業生の保護者の方もたくさん来ていただいていました。卒業生と一緒ではなく,保護者だけでの来場でした。自分の子どもの作品展ではないのに,美工作品展には足を運んでいただける。皆さんが創り出した作品が,他の人の心を動かし変化させたり,人をひきつけつながりを増やしていく。芸術は本当に尊いものだと思います。

 作品はやはり人そのものだと思います。だから,作品を制作することは美術専門の授業だけで成立しているのではありません,普通教科の科目,特別活動,そういうものを全部含めた銅駝での高校生活,もっと正確に言えば,銅駝の高校生活も含めた,皆さんの日常の生活から生み出されているのだと思います。そういう風に思えば,新型コロナウィルス感染症のために,作品制作が不十分だとか,何かが足らないというのではなく,今年の作品は,「with コロナ」という特別な日常の中で創り出されたかけがえのない作品であったということです。

 いずれにしても美工作品展は,前期までのひとつの到達点です。前期の課題や反省点に下を向くことなく,これからの自分の火種,着火剤として後期をスタートしてください。2020年度後期,私も皆さんと一緒に,一日一日大切に過したいと思っています。

2020年10月14日 後期始業式
                        校長  吉田 功


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12/18 大掃除3年

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