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最新更新日:2024/07/23 |
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食堂営業再開へ。
15日(月)からの食堂営業再開に向けて,準備が行われました。
速やかな食事提供のため,メニューは丼ものに限定。混雑をさけるため,食券は事前購入制。受け渡しカウンターに向かう動線は一方通行。厨房と飲食スペースの間には,ビニールシートを設置されました。1方向を向いて食事をとれるよう,机と椅子のレイアウトを大きく変更しました。1つの席はその日1回限りの使用とするため,食後には使用済みを知らせるプレートを机に置くことになっています。もちろん,手洗いの徹底もよびかけています。食堂の業者の方が,営業時間の前後に,念入りに机を消毒してくださいます。 1人ひとりがルールとマナーを守って,昼食を楽しんでほしいと思います。 ![]() ![]() 金曜日3限 ロングホームルーム
梅雨の季節となり,今日は蒸し暑い1日でした。
新型コロナ対策のために換気することと熱中症対策のために空調を入れることの両方をうまく行うために,窓を少しだけ対角線上に開けたり,空調を効かせる時間と換気する時間を分けたりしながら対応しています。 7限授業の1週間が終わりました。今日は各学年でロングホームルームがありました。 20期生(3年生)は,アリーナで進路アセンブリーを実施しました。はじめに進路指導主事が「1,2年生の時に探究基礎の授業を通じて得た学びを,将来を切り拓く力につなげよう」と呼びかけました。続いて学年主任が,高校でのFinal Stageとなるこの1年間の学習計画やそれぞれの時期での重点,学ぶ姿勢について熱く語りました。「ひとつになる 高みをめざす ひとりになる」に挑んでほしいというメッセージ。生徒たちを最後まで応援したいと思います。 21期生(2年生)と22期生(1年生)では,クラス委員や係決めを行いました。そのあと,クラスによって,自己紹介や仲間づくり,交流のための取組で盛り上がったり,生徒がクラスの前に立って企画立案のための議論を進行したり,先生の話しを聞いてこれからの高校生活について考えたり。 少しずつ新しいクラスに慣れ,マスク越しではあるものの生徒自身が互いに言葉を交わす場面も増えてきました。 ![]() 大きな拍手
先週,学校が再開して間もない時,1年生の学年集会でお話しさせていただく機会をいただきました。5月末の学習オリエンテーションの時に,ある先生が話した「ブラックホールでピタゴラスの定理は成立するのか」などの話題にも触れながら,堀川高校での学びについてお話ししました。
次に,私はこんなことを生徒へ投げかけてみました。「私の合図で,クラスごとに大きな拍手を響かせてください。」私のお願いをどのように捉え反応してくれるのか,とても不安でした。しかし,どのクラスも大きな拍手をアリーナに響かせてくれました。 私がそんなことを投げかけてみた理由は2つ。1つは,単純に生徒の“声”が聞きたかったということ。6月からの登校で,1年生にとっての高校生活は始まったばかりです。仲間づくりはまだまだこれから。しかし,感染防止のマスクのために会話も十分にできない状況です。そんな中,「自分はここにいる」という1人1人の主張を直接聞きたかった。 2つめは,クラスや学年という集団の中で,他の人とつながってみてほしかったということ。自分の“声”と他の“声”を共鳴させて,それを生徒自身が実感し,1つの方向に向かって取り組む経験をしてほしかった。私の投げかけに対して,一生懸命応えてくれた人もいれば,意味が理解できず戸惑った人,恥ずかしさゆえに控えめだった人,反応したくなかった人など,さまざまだったことでしょう。それでいい。学年やクラスの中にいる1人1人の考えは異なり,特徴も個性もそれぞれ。それらをお互いが知り,認めあってほしい。集団が目標を共有し,それを達成しようとする集団になる時には,1人1人が役割を担う。先頭に立つリーダー,支えるフォロアー,考えるブレイン,まとめるコーディネーターなど。そういったすべての役割が重なりあうことによって生み出されるパワー,エネルギーを感じてほしい。それを最大限にするために,自分と他者との対話を重ね,知恵を絞り,関わり,挑戦すること。自分の役割が集団に力を与えること,その集団の中で力をもらい自分が強くなっていくこと。そんな経験をこれからの堀川高校でたくさんしてほしいと思っています。 そんなことを生徒に話しました。ともあれ,6クラス分の大きな拍手を聞かせてもらえたことは,とてもうれしいことでした。 今週から7限まで授業を実施しています。昨日の午後,各学年のいろんな授業を見学しようと校内を歩いてみました。6限目,アリーナでの2年生の体育。生徒たちがグループに分かれて何かをやっている。足を挙げていたり,体をそらしたり,寝そべっていたり。何をやっているのかわからない不思議な光景。体育の先生に聞いてみると,臨時休業中に考えた自分たちのオリジナル体操を発表するための話し合いや準備をしているらしい。おもしろそう。そのときちょうど休憩時間を迎えました。次の7限目にいよいよ発表だそうです。休憩時間に男子生徒が小走りしながら私に声をかけてくれました。「校長先生もいっしょに体操しませんか。」とてもうれしいお誘いでした。まだよく知らない私に,壁を作らず気さくに声をかけてくれる青年。人の心を温かくさせてくれる一言。そんな風にして,人との関係を築いたり,心を豊かにさせたりすることができる。生徒から教えてもらった気がします。 橋詰 忍
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