最新更新日:2024/10/02 | |
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【本校生徒の皆さんへ】台風14号接近に伴う対応について
●現在,台風14号が日本に接近しており,今週末には近畿地方に最も近づく予報です。11日(日)まで美工作品展を開催中で,会場当番にあたっている生徒もいますが,京都府南部が暴風警報が発令された場合は,以下のような対応をします。
■10日(土)・11日(日)美工作品展4日目・5日目 (1)午前7:00現在暴風警報が発令されている場合 ・当番生徒,別途美術館に来場するよう指示されている生徒は自宅待機 (2)午前7:00以降に暴風警報が発令されている場合 ・当番生徒,別途美術館に来場するよう指示されている生徒は自宅待機 (3)暴風警報は発令されていないが,台風の影響で公共交通機関が遅延やストップして美術館に来れない場合 ・当番教員の手元にある会場用携帯番号(別途連絡済み)に電話をかけてその旨を伝え,自宅待機。 ★Classi に上記内容と会場用携帯番号等を掲載しているので,生徒はタブレット等でClassi を必ず確認してください。 PTA校内研修ご案内「多肉植物寄せ植え」
●PTA校内研修「多肉植物寄せ植え」
・日時 11月14日(土)10:30〜12:30 ・会場 本校25号教室(本館2F) ・内容 多肉植物の寄せ植え 鉢にデザイン絵付け ★ご案内文書は10月14日(水)にお子様を通じて配布いたします。 こちらからもご覧いただけます→PTA校内研修ご案内 ★申込締切 10月23日(金)まで ご案内文書にある申込用紙にご記入の上,参加費とともに 学校事務室へお申し込みください。 7日(水)第41回美工作品展 第1日目 午前に,こどもみらい館の永田萠館長,京都市教育委員会の稲田新吾教育政策監,午後に村上圭子京都市副市長がご来場
7日午前,美工作品展に,絵本作家でこどもみらい館館長の永田萠先生,京都市教育委員会の稲田新吾教育政策監,午後には,村上圭子京都市副市長が,公務ご多忙な中,ご来場くださいました。
作品を制作した生徒から,作品制作のコンセプトや制作の工夫,苦労などを聞いていただき,励ましの言葉をかけていただきました。 7日(水)第41回美工作品展 1日目
●7日(水)
本日,第41回美工作品展が始まりました。 午前10:00,会場と同時に多くの方々にご入場いただきました。 会場は,京都市京セラ美術館2F南側,6室の展示室に, ・1年生「表現基礎」課題作品,「デッサン」(細密描写) 「Another Kyoto」(色彩表現) ・2・3年生専攻実習作品 日本画専攻・洋画専攻 ファッションアート専攻 デザイン専攻 染織専攻・漆芸専攻 陶芸専攻・彫刻専攻 の作品416点を展示しています。 ★新型コロナウィルス感染症防止の対応から,今年度は 来場者にご記帳いただくのことを控えております。 受付で,作品展案内チラシ,学校案内等をお取りいただき ご入場ください。 ★ご入場者にアンケートのご協力をお願いしています。 作品展案内チラシに掲載しておりますGRLコードで アクセスしていただきご回答ください。 第41回美工作品展 受賞作品10月7日(水)〜10月11日(日)「第41回美工作品展」 開催 皆様のご来場,ご観覧をお待ちしております
●いよいよ10月7日(水)から,第41回美工作品展をリニューアルされた京都市京セラ美術館で開催いたします。
「美工作品展」は,1950年(昭和25年),当時の日吉ヶ丘高校美術課程時代に「美術コース展」として開催して以来続いている本校の伝統ある行事で,今年度41回目を迎えました。1年生は「表現基礎」の課題作品,2年生・3年生は各専攻(8専攻)で取り組んだ作品,約400点を展示いたします。 今年度は年度当初より新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応として約2ケ月の臨時休業となり,その間,学校での通常の授業,実習ができないという大変厳しい条件の中,生徒は,臨時休業中も様々な学びを重ね準備をし,学校再開後は,ひたむきに情熱を注いで制作に取り組んできました。その成果をぜひご覧いただきたく思います。多くの皆様のご来場を待ちしております。 ●第41回美工作品展 日時:10月7日(水)〜11日(日)10:00〜18:00 ※入場は閉館の30分前まで 会場:京都市京セラ美術館 (左京区岡崎) TEL:075-771-4334(受付時間/10:00〜18:00 ) 主催:京都市教育委員会・京都市立銅駝美術工芸高等学校 ★入場について(入場無料) ・美術館に入館するためには,事前の予約が必要となります。 ・希望される観覧日時がお決まりになりましたら, ・美術館予約専用サイトか予約専用電話からご予約ください。 ★予約方法 ・ご案内はがきやポスターのQRコードへアクセスされますと 本校の美工作品展ご案内ページが開きます。そちらから 美術館の予約サイトにつながります。 ・こちらからもアクセスできます →「京都市京セラ美術館サイト」 ★ギャラリートークについて 本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため, 中止とさせていただきます。 6日(火)美工作品展開催前日 専攻ごとに合評
6日(火)
作品展示の完了した専攻から,合評を行いました。 写真上 洋画専攻 陶芸専攻 下 漆芸専攻 染織専攻 6日(火)美工作品展開催前日 展示準備,写真撮影
6日(火)
昨日会場に作品を搬入したあと,美術館で準備を始めましたが,本日も午前中から準備を行いました。生徒は自分の作品だけでなく,同じ専攻の仲間の展示も手伝います。 3年生の作品は,卒業アルバムに掲載するため,作品1点ずつ,プロの手によって丁寧に撮影していただきました。 5日(月)美工作品展,作品搬入
5日(月)午後から,明後日から開催の美工作品展に向けて,作品搬入を行いました。専用のトラックに,作品や示に必要な機材・道具を積込み,学校を出発。会場となる京都市京セラ美術館の展示室に運び込み,展示準備を行いました。
準備は明日も引き続き行います。 10月5日(月)前期終業式
●前期終業式に
前期末終了の日、もう一年の折り返し点になりました。今年は、新型コロナウィルス感染症への対応から、臨時休業や体育祭、文化祭、また宿泊行事の中止など本校で大事にしている教育活動が通常通り実施できず、皆さんにはずいぶん心配や苦労をかけました。その様な中で、精一杯力を注いだ作品を美工作品展に展示します。とても楽しみにしています。美工作品展はこの校地で美術専門高校として独立開校して以来41回目,リニューアルされた京都市京セラ美術館で開催ができることとなりました。 すでに皆さんは、十分理解していると思いますが、美工作品展は京都市教育委員会と共に本校が主催する展覧会です。皆さん一人一人が主催者であることをしっかり自覚して,開催期間5日間を過ごしてください。そして、京都市教育委員会をはじめ多くの人たちにこの開催を支えてもらっていることを忘れないでください。270名の生徒の作品展に毎年数千人の方が来場され、楽しんでいただきまた激励していただいている、そういう学校の生徒である自覚と誇りを持って行動してください。 さて、前期終業式にあたり、皆さんにお話をします。 私は、この学校に着任するまで、美術館にさほど足を運んだことがなく、美術の作品をじっくり楽しむという経験をあまりしてきませんでした。もったいないことをしてきたと後悔しています。しかし、皆さんの作品を見るようになって、「これは何だろう」「どのようにして制作したのだろう」「なぜこのタイトルなのだろう」と様々に考えたり想像しながら鑑賞することがとても豊かな時間であると思うようになりました。私は,限られた時間ではありますが、皆さんの制作している姿や制作過程を見た上で作品を見るという貴重な経験ができています。完成した作品だけなく,制作の様子を見ていると,何時間も、幾日もかかって制作している過程で、悩んだり行き詰まったり、苦労したこともあっただろう,そういう様々なことを経て完成までたどりついたという、そのすべてを尊いと思います。皆さんの作品を見に来ていただく方には、ぜひ「見えている」作品の,「見えない」部分にも思いをめぐらせて鑑賞していただけたらと思っています。 人は、五感の中で「視覚」優位で、ものを見ることで、感じたり考えたり、判断したりすることが日常的で、「見えない」ものに向き合うことには弱い生き物だと思います。時には、「見えない」ものは「わからない」あるいは「存在しない」ことにしておこうとします。しかし、世の中、「見えない」から「存在しない」などということはありません。「見えない」から「ない」ものとして除外し、「見えている」ことだけで物事を判断していると間違いを犯すことがあります。 今年、新型コロナウィルスという「見えない」ものと向き合わなければならなくなった私たちは、日々苦労をしています。そんな日常の中で視覚障害者の方は、「視覚」による認識、判断ではなく、それ以外の体の機能を用いて「見る」という行為をされているようです。従って、視覚障害者は、新型コロナウィルスウィルスが見えないということよりも、普段、ものに触れて認識、判断しているのに、ものに触れることを警戒しなければならないとか、ソーシャルディスタンスの感覚がわからないという困りを抱えているそうです。また、聴覚障害者は、マスクによって相手の口元や表情が見えないことでコミュニケーションがとりづらくなったり、筆談を敬遠されるなどの苦労があるそうです。ここには,「ものが見える」私たちが「見えていない」問題が存在しているのです。 私たちは、日頃ものをよく見ているのでしょうか。「見えない」というより「見ようとしていない」ことはないでしょうか。残念なことに世の中には、相手には見えないことを利用して、自分の感情や欲望を満足させている人がいます。そういう人は相手が深く大きく傷つき悲しんでいることを見ようとしません。しかし、海に浮かぶ氷山のように、水面から上の見えている氷の下には、その何倍もの見えていない氷の塊で支えられているように、「見えている」ものの下に、その何倍もの「見えていないもの」があることを忘れてはなりません。 私たちは、すべてが「見えている」「わかっている」と思い込まず、謙虚に、「存在している」けれど「見えていない」部分があることをしっかり自覚し、その様なところにも思いをはせて、ものごとを考えたり、判断する努力をしなければならないと思います。そのためには、これまでの経験だけに寄りかからず、また同じ発想や同じやり方だけにこだわり続けるのではなく、対話したり視野を広げ、多様なものを受けとめるようにして「見える」「認識する」部分を広げていくことが大切なのだと思います。 皆さんもぜひ,「見えていること」「見えていないこと」について考えてみてください。 2020年10月5日 前期終業式 校長 吉田 功 |
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