最新更新日:2024/09/25 | |
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2学期中間テスト今回のテストは1学期テストと異なり,実施教科,配点等が大幅に増えています。そのため,5〜8年のどの学園生もこれまでの定期テスト以上に緊張感をもって臨んでいる様子でした。このテストは長い2学期の学習面での取り組み方を修正する良い機会でもあります。自分の目標の達成のためにも,どの教科も最後までしっかり頑張ってください。 少しずつ涼しくなってきています。最後まで全力で臨めるように,体調管理も大切にして,残り2日間もがんばってください。 風を凌いで 9月14日
「私,失敗しないので!」
これは, 人気テレビドラマ「Dr.X大門 未知子」で,毎回, 天才外科医の「大門 未知子」が難しい手術に向かうとき,必ず周囲の医者に向かって言い放つ決めゼリフです。 みなぎる自信にあふれたその言葉通りに,彼女はあらゆる難手術を見事に成功させます。手術後, 必ず患者の胸元に手のひらを置き, その後, スタッフに「お疲れ」と一声かけ, 手術室をあとにします。なんともいえない爽快感と達成感が視聴者にも伝わってきます。 「私, 失敗しないので!」 この天才外科医の言葉を裏付けるものがドラマの最終回に明かされます。映し出されたのは彼女のノート。それは手術中のあらゆる事態に対処できる処置の仕方を綿密に記した彼女のものでした。「必ず患者を救う」という医者としての信念から,いついかなる手術においても, 想定外を想定内にし,ベストの処置を施す。そのために万全の準備をしたノート。これこそ「私,失敗しないので」の自信を支えていたものでした。 人間誰しも何か大きなことに挑戦するとき, 不安や恐怖に襲われるのは当然のことです。一生懸命に取り組めば取り組むほど,自分に足りないところが次々とあらわになってきます。しばしばマイナス思考に陥ることもあります。ましてや人の命を預かる医師。大門未知子も例外ではありませんでした。むしろマイナス思考をもっていたからこそ,不安や恐怖を感じるからこそ,そうならないための勉強をしたり,練習をしたり,対策を立てたのです。彼女は, 命というものに対して常に謙虚に向き合い, 努力を怠らない真面目さを持っていたのです。そして, 見えないところで徹底的に取り組んだ結果, 本番で自分の持てる力やパフォーマンスを最大限に発揮できる「自信」を得たのです。 自信とは「自分を信じること」「自分を信頼できること」です。その「自分」とは,「過去に頑張った自分の姿」にほかなりません。過去の自分の努力が今の自分の自信を支えているのです。 フィギュアスケートの羽生結弦選手は,演技直前のリンク上で「自分はできる。必ず成功する。」とつぶやくそうです。それは,単なる「おまじない」や「自己暗示」ではなく,「必要なことをすべてやってきた。だからできる。成功する」という「自分」を信じる「自信」を確かめているのだと思います。その証拠に,演技が終わった瞬間,自分が納得いく演技が出来たときには高く拳を挙げ,ミスがあったときにはその修正の度合いを親指と人差し指の間をあけ,その幅で自分に示します。常に客観的に自分の演技を振り返ることが出来るというのは,まさしく「自信」の証です。絶好調と思える時も,そうでないときも,やるべきことは変わりません。 さあ,今週16日(水)から,第2,第3ステージは2学期の中間テストが始まります。テスト勉強で問題を解いていて,間違えたとき,解けないときも「どうしよう」と不安にならず,逆に「ラッキー」と思ってください。なぜならば, 本番までに自分のできないことが一つ,できるようになるチャンスにめぐりあったのですから。その時こそ,「勉強ファイヤー」で顔晴るのです。9年生はいよいよ正念場!「不安を越える自信」をつけて臨めるよう,テスト直前まで努力を積み重ねて欲しいと思います。「もう2日しかない」ではなく,「まだ2日ある!」と受け止め,残された時間を自分の味方につけましょう。 「あせらず」「あまえず」「あきらめず」 みなさんの健闘を祈ります。 9年 社会 学び合い
9年生の公民的分野の学習では,はじめに現代社会の特色について学習します。今回は,少子高齢化,情報化,グローバル化のうちの1つを選び,それについて一人一人が調べ,交流を行いました。今回は,ロイロノートを使用,資料を提示しながら発表しました。少子高齢化社会では安心して子育てができる環境など様々な取組があること,情報化した社会では正しい判断とモラルの行動をとること,グローバル化社会では多文化共生社会を築いていくことなどを理解しました。そのうえで,よりより社会にするために工夫をすること,様々な国々と協力し合うことの大切さなどを考えることができました。
風を凌いで 9月7日
「ありがとう」 しょうじ たけし
ありがとう ありがとう いえば とっても いい きもち いわれりゃ もっと いい きもち ありがとう ありがとう 今日からスタートした凌風学園伝統の児童生徒会活動「ハッピースクール大作戦」。「ハッピースクール大作戦」とは, よりよい凌風学園をみんなで作っていくために, 1〜4年生のキッズチームや5〜9年生の児童生徒会が中心となって, 朝のあいさつ運動やベル着の徹底,標準服の身だしなみを整えるなど,自分たちで考えた企画に協力して取り組む児童生徒会活動です。 まずは代表委員会が中心となり行う朝のあいさつ運動。「おはようございます」と朝の校門で学園生達があいさつを交わしています。 朝の元気なあいさつはする側も,される側も元気がわいてくるものです。今年のあいさつ運動では「笑顔で会釈することや相手の目を見てあいさつをするなど気持ちを込めたあいさつをしよう」と呼び掛けています。 コロナウイルス感染防止対策のためマスクを着用し,声を控えめにしながらのあいさつ。だからこそ, 大切にした笑顔。会釈。そして相手の目を見ること。そこに相手を思う気持ちが込められます。その大切さにも あいさつ運動を通して学園生たちは気付いていくことでしょう。 さて,日本の朝のあいさつは「おはようございます」ですが, 英語では「グッドモーニング」。直訳すると「良い朝」になります。ちなみに,ドイツ語では「グーテンモルゲン」といい,これも「良い朝」という意味になります。イタリア語では「ボンジョルノ」,フランス語では「ボンジュール」といって,これらは「良い日」という意味になるのだそうです。 実は,日本のあいさつには続きがあるといわれています。例えば「おはようございます」は「お早くから、ご苦労様でございます」など,朝から働く人に向かって言うねぎらいの言葉だったそうです。同じように,「こんにちは」は「今日は,ご機嫌いかがですか」と, 出会った人の体調や心境を気遣う言葉。「こんばんは」は「今晩は良い晩ですね」や「ご無事に一日をお過ごしになっていい夜をお迎えになりましたね」という祝福の意味も込められた言葉だそうです。そのように考えてみると, グッドモーニングやボンジュールなども「良い朝を迎えましたね」とか「良い一日となりますように」という,相手の幸せを願ったり,祝福したりする気持ちが込められているということがわかります。あいさつを交わすことがお互いにとって心地よいのはそういう気持ちが込められているからなのでしょう。 あいさつを漢字で書くと「挨拶」。「挨」には「互いに心を開く」、「拶」には「相手の心に近づく」という意味があります。アイヌの人たちが遠来の客に対して使うアイヌ語の「こんにちは(イランカラプテ)」は,一語ごとに区切っていくと,「あなたの心にそっと触れさせてください」という意味になるのだそうです。何気なくかわしているあいさつは,まさしく信頼関係を築いていく一瞬(ひととき)なのです。また, あいさつは「心のオアシス」とも「人と人との関係を近づける魔法の言葉」とも言われます。お互いに笑顔で挨拶をすると心の距離が少し縮まったように感じるのはきっと,あいさつがお互いに相手の存在を認め,心を通わせようという意識を表す行為であるからではないでしょうか。 「あ」 あかるく 笑顔で 「い」 いつでも 「さ」 自分からさきに 「つ」 毎日つづけて 「ハッピースクール大作戦」を機会に,校内だけではなく,地域でも毎日のあいさつを自分から心がけていきましょう。あいさつを通じて,多くの人との絆を結んでいきましょう。 8年生 学習確認プログラム
9月7日(月)と8日(火),8年生は学習確認プログラムを行います。今日は1限から国語,社会,数学の3教科に取り組みます。明日は理科,英語の2教科です。
8年生のどのクラスも,真剣に問題用紙に向かう学園生の姿が見られました。テスト後は,復習シートを活用して,今回の学習確認プログラム後の振り返りも怠りなく頑張りましょう。 【給食室から】夏野菜のかきあげ○胚芽米ごはん ○夏野菜のかき揚げ ○かみなりこんにゃく 〇赤だし ○牛乳 先日,ある先生と好きな給食について話していた時「夏野菜のかきあげ」の名前がでてきました。【夏野菜のかきあげ】は,夏野菜である「ゴーヤ」と「かぼちゃ」を使った献立です。ゴーヤの苦味に苦戦する低学年の姿もありましたが,「(他の具材と)一緒に食べたらおいしい」,「ゴーヤだけでもいける!」という感想もたくさんいただきました。 【給食室から】ひじきのソテー○コッペパン(国産小麦100%) ○コーンのクリームシチュー ○ひじきのソテー ○牛乳 【今日のひじきのソテーはいつもと違う!】2〜3年生の学園生に伝えながら回っていると「緑の野菜が入っている!」「ツナが入っている!」と色んな声が返ってきました。今日のソテーには【ツナ】が入っているのです。 ソテーに程よくツナの油が絡まり,身の旨味と共においしさがupします。学園生,教職員からも「おいしかった」「もっと提供の頻度をあげてほしい」といった感想が聞かれました。いつもの献立も少し材料を変えるだけでがらりと印象が変わることがあります。次に食べられる日はいつになるでしょうか…楽しみです。 風を凌いで 9月1日
「命の底力を伝える」 この言葉は,鎌田實(かまた みのる)先生が「奇跡 命のメッセージ」という著書の中で述べられている言葉です。鎌田先生は,医師として原子力発電所の爆発事故が起こったロシア,チェルノブイリ近郊で多発した甲状腺がんの治療に尽力されました。また,イランなどの紛争地で傷ついた多くの人々を助けるために,医療に携わってこられました。その鎌田先生が2011年に起きた東日本大震災で様々な活動をされ,そこで見たことや感じたことを「奇跡 命のメッセージ」という一冊の本にまとめられたのです。
一番大切なもの,一番大切な人,かけがえのないもの・・・・それらが一瞬にして奪われ,失われた地震,津波,そして今もなお残る放射能被害。 生きのびた人々は,そんな現実の中で今も生き続けています。 2011年の東日本大震災のあと,私たちの考え方や生き方は大きく変わったと言われます。何がどう変わったのか。それは,当たり前の毎日が当たり前ではないことを知ったこと。人と人をつなぐ絆の大切さに気づいたこと。一人一人自らが何か行動を起こすことが誰かのためになると多くの人が感じ,動き始めたこと。 古来,大きな試練の日々が訪れるたび,人はそれを乗り越えるための力を身につけてきました。人が力をつけるということは,集団や社会が優しく,しなやかに,そして強くなることです。 再び訪れた大きな試練,新型コロナウイルスとの闘いの日々。目に見えないものが身近にあるということへの不安感。だれもが互いに猜疑心をもってしまい,その心の弱さが,「新型コロナウイルス感染症に関する差別や偏見」を生み出しています。 「新型コロナウイルス感染症に関する差別や偏見」とは・・・・,感染者の多い都会から来た人に心ない言葉を投げかけること。感染者やその濃厚接触者とされる人を避け,非難すること。さらには感染拡大の防止に向けて懸命に働いておられる医療従事者やその家族にまで向けられる数々の言葉の暴力・・・・。悲しいことです。つらいことです。誰もが不安をもっています。しかし,その中で自分にできることは何かを一生懸命考え,行動している人はたくさんいます。なのに,なぜか起こってしまう差別や偏見。 8月25日に文部科学大臣から「新型コロナウイルス感染症に関する差別,偏見の防止に向けて」というメッセージが出されました。その内容は,「正しく恐れる」ことの大切さを伝えるものでした。 さて,みなさん,「てまきずし」は実行できていますか。これは,自分を守り,相手を守るための「感染しない生活」と「感染させない行動」を常に意識するための合言葉です。決して疑いをもって人を見たり,避けたり,排除することではありません。なぜなら,他人事ではないからです。新型コロナウイルス感染は「誰にでも起こりうる」のです。もし感染しても,きちんと治してくださる医療従事者の方がおられます。 だからこそ,何よりも大切なのは,「自分を思い,大切にするように,他の人を大切に思い,大切にする」ということなのです。 私たちに心のソーシャルディスタンスは必要ありません。相手を思いやる気持ちや相手の心に寄り添う気持ちに距離をおく必要はないのです。私たちが一番予防しなければならないのは,心が差別や偏見に感染することです。 私も,あなたも,自分自身が一番大切なのです。そのことを強く意識することが差別や偏見に感染することから私たち自身を守る方法ではないでしょうか。 屋上からの風景(ダブルレインボー)
雨上がりの屋上からダブルレインボーの撮影に偶然成功しました。
2重の虹(ダブルレインボー)は,珍しい天体現象で,なかなか見ることができません。内側の主虹は,太陽の光が雨粒などに反射屈折することででき,主虹に反射してできたものが外側の副虹となります。 2回の反射により2重の虹(ダブルレインボー)ができますので,副虹は主虹より薄い色合いになります。 電話相談窓口のお知らせ
新型コロナウイルスに関する不安や困りをはじめ,子どもや子育てに関する様々な悩みについて,以下のような電話相談窓口が設置されています。
・こども相談24時間ホットライン 電話075−351−7834 教育委員会所管 受付時間:24時間365日受付 ・親と子のこころのホットライン 電話075−801−1177 子ども若者はぐくみ局所管 受付時間:9時〜16時30分(火曜日及び年末年始は休み) ・ヤングテレホン 電話075−551−7500 京都府警察本部所管 受付時間:24時間365日受付 ・こども相談総合案内 電話075−254−8107 教育委員会所管 ※相談内容に応じて,広く子どもに関わる適切な相談機関 をご紹介する電話窓口です。 受付時間:月・火・木・金 10時〜20時30分 水・土・日 10時〜16時30分 (祝日・年末年始は休み) |
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