最新更新日:2024/10/02 | |
本日:201
昨日:305 総数:909442 |
1年専門科目「表現基礎1」 手の触覚で立体造形する五感をはたらかせるということを大切に表現活動をしていますが,今回の課題は「触覚」。 テーマは「流れ」。目隠しをしてから粘土で「流れ」をそれぞれ表現します。一定時間制作をしたら,生徒が目隠しをしている間に,教員が作品の置場所を変えます。その後,生徒は目隠しを外し,その講座のみんなの作品鑑賞を各自で鑑賞します。そうして,目隠しをして造形した自分の作品を探します。果たして,視覚に頼らず,手の感覚だけで制作した作品を視覚で見つけることができるのか。 生徒は作品制作中の手の感覚,手の動きを思い出しながら,自分の作品をピタリとあてていました。 2年生・3年生 専攻実習 ひたむきに作品制作しています。
2年生,3年生は週6時間の専攻実習があります。秋の美工作品展に向けて,精力的に作品制作に取り組んでいます。
新型コロナウィルス感染症拡大防止対応として約2ケ月の臨時休校中,郵送やオンラインで課題配信や授業配信を行いましたが,学校の実習室で制作ができなかったことは大変厳しいことでした。専攻の教員は,作品制作,実習につながる内容の課題提示をオンラインでしながら,授業再開を待ちました。生徒は,そのような厳しい現状の中で,今,一所懸命作品制作に取り組んでいます。 過日ご案内の通り,「第41回美工作品展」は,今秋10月7日(水)〜11日(日)まで,リニューアルした「京都市京セラ美術館」で開催します。ぜひ生徒の素晴らしい作品をご観覧ください。 ※写真上 3年染織専攻 2年洋画専攻 下 2年デザイン専攻 3年ファッションアート専攻 他専攻はまた後日紹介します。 京都府公立高校紹介サイト「まるごとスクールWeb」開設! 銅駝の紹介動画をぜひご覧ください。
今年度,第1回「京都市乙訓地域公立高校合同説明会」(当初6月末予定)が新型コロナウィルス感染症拡大防止の対応のため,中止となりました。また各高校の学校説明会も予定していた時期に開催できない状況となっています。
そのような中,中学生が各公立高校の情報をできるだけ早く入手していただき,進路選択に役立ててもらうために,京都府市両教育委員会が,「京都府公立高校紹介サイト〜まるごとスクールWeb」を開設しました。各高校が作成した学校紹介動画を見ることができます。また,『学校案内』(パンフレット)のデータを入手することもできます。 銅駝も本校ならではのオリジナル動画を作成しましたので,ぜひご覧ください。 ■特設サイトURL http://www.kyoto-be.ne.jp/kyoto-be/kyoto-public... 動画は「市立銅駝美術工芸」という校名をクリックすると上のサムネイルが出てきますので,それをクリックしてください。 ●銅駝の『学校案内』は,残念ながら7月3日時点で,新しい『学校案内』のデータに更新してもらえていません。 ●新しい本校の『学校案内』(パンフレット)は,ご希望の方に郵送しますので,お気軽に学校にお電話ください。 ※写真上 「まるごとスクールWeb」ページの本校動画サムネイル 下 「まるごとスクールWeb」ページの画面 京都高校教員交流会(8月6日開催)「オンラインを活用したアクティブラーニングの実践」で本校教員が講師をします。
8月6日(木)に,京都高大連携研究協議会主催の「第6回京都高校教員交流会」が開催されます。Zoomを使ったオンラインによるイベントです。
新型コロナウィルス感染症拡大防止に伴い,学校現場は学びの保障のために様々な対応をしてきています。その中で,オンラインによる教育活動が開始された学校もあります。新しい学習指導要領で推奨されているアクティブラーニングとオンライン授業の在り方について,またリアルな対面授業とオンライン授業との併用に関して考える機会となるイベントです。 コーディネーターをされる立命館大学文学部の細尾萌子准教授は,本校のICT活用公開授業にも複数回ご参加いただき,貴重なご助言をいただきました。今回このような機会をつくっていただき,本校の東一郎主幹教諭が講師をさせていただきます。多くの学校の先生と学びあう機会になればと,学校としても感謝しているところです。 ぜひ,多数ご参加くださいますよう,本校からもご案内させていただきます。 ●第6回京都高校教員交流会 「オンラインを活用したアクティブ・ラーニングの実践」 ・日時 8月6日(木)18:00〜20:00 ・場所 Zoom によるオンライン ・参加費 無料 ・対象 高等学校教員 ・定員 25名 ●イベントの詳細,参加申し込み等については, こちらから→第6回京都高校教員交流会案内チラシ ※チラシでは「教諭」」となっていますが正しくは「主幹教諭」です。 2年生専門科目「表現基礎2」 新しい課題 着彩
2年生専門科目「表現基礎2」は,デッサンの課題を終え,その学んだことを活かしながら,今回は着彩の課題です。
モチーフは,紙風船,缶入り飲料水,色紙です。 第41回美工作品展 ご案内
今年度10月に開催する「第41回美工作品展」についてご案内します。
今年は,改修工事が終了した京都市京セラ美術館で全学年の作品展を行います。 ご案内はがき,チラシはこれから作成いたします。 保護者宛てご案内→こちらから ●第41回美工作品展 日時 令和2年10月7日(水)〜11日(日) 10:00〜18:00 場所 「京都市京セラ美術館」2階南側展示室 (京都市左京区岡崎) 3年専門科目「表現演習1」 進路志望別講座で実技力・応用力を
3年生の専門科目「表現演習」は,進路志望別に講座を分け,1・2年生の「表現基礎」で学んだ基礎力の上にさらに実技力,応用力を育成する科目です。
様々な課題に挑戦し進路志望先の実技試験に対応できる力をつけるため,一人一人に対して,きめ細かな丁寧な指導を行います。 1日(水) 前期生徒会立会演説会・投票前期生徒会の執行部役員については,執行部長(1名)に立候補2名,副執行部長(1名)に立候補3名,書記局長(1名)に立候補2名,会計局長(1名)に立候補1名となり,本日教室テレビによる立会演説会が行われました。 立候補者の演説,推薦者の演説はとても立派でした。立会演説会終了後,投票が行われました。 7月1日 創立記念日1880年(明治13年)7月1日,京都御苑内に「京都府画学校」として創立され,開校式が挙行されました。 それまでの時代,画家になるためには,まず師匠に弟子入りし,長い年月修行をして師匠の描き方を習得しなければならず,他の流派の描き方を学ぶことはできませんでした。画学校では,様々な先生から絵を学ぶことができ,徒弟制度によらず学校に通うことで画家になる道が開けたことは画期的なことでした。画学校設立のきっかけになったのは,1878年(明治11年)に南画家の田野村直入が,京都府知事の槇村正直に学校設立の建議書を出し,続いて四条派の画家の幸野楳嶺が望月玉泉らとともに建議書を提出したことによります。発足当時の画学校は校長(摂理)が田能村直入,望月玉泉,小山三造,谷口藹山,鈴木百年,幸野楳嶺が教員となりました。 その後校舎として使っていたお里御殿が破損したため,河原町の織殿(現在の日本銀行京都支店)に移転しました。学校は,それ以後も上京区川端通荒神口上ル,現在の第四錦林小学校の場所,大正時代になって東山区今熊野日吉町に移転しました。校名は,京都市画学校,京都市美術工芸学校と変わり,1901年(明治34年)からは京都市立美術工芸学校となりました。1911年(明治44年)には絵画専門学校が創立され,両校は兄弟校として発展していきました。絵画専門学校が現在の京都市立芸術大学となります。 戦後,一時期京都市立美術高等学校となりましたが,1949年(昭和24年),総合制の下で,京都市立日吉ヶ丘高等学校に普通課程・商業課程・美術課程として引き継がれました。その後,美術課程を単独の専門高校として独立させてほしいという要望が出され,約10年余りの議論・検討の末,創立100周年にあたる1980年(昭和55年),銅駝中学校が統廃合された跡地である現校地に京都市立銅駝美術工芸高等学校という校名で美術専門高校として独立しました。それから40年,昭和初期の建築物であるこの趣のある校舎と,実習棟,記念棟(記念棟は創立110周年を記念して建てられました)で,多くの生徒が学び,卒業していきました。 歴史と伝統のある学校は,ただ単に最初のものを守り続けてきたから今も存続しているのではなく,教育の根幹にかかわるところをゆるがせにせず,一方で常にそれぞれの時代の状況をよくとらえその先を見つめながら,改革や新しい挑戦をしてきたからこそ,今に至っているのだと思います。 2023年には,京都駅東部崇仁地域に新築移転し新しいステージが始まります。本校は,未来に向けて「希望を創る」学校として,10代後半の青年が伸び伸びと広く深く学び,自己の可能性を広げられる教育活動を続けていきたいと考えています。 創立記念日の今日,今一度,本校の歩んできた道のりを振り返り,これからの学校の未来に期待し,日々の教育活動を大切にしていく気持ちを新たにしたいと思います。 現在,本校玄関の陳列ケースには,創立記念日に関連して,画学校初代校長の田能村直入作「十六羅漢図帖(部分)」が展示されています。この作品は,銅駝美術工芸高等学校として現校地に独立開校した際,田能村直入のご遺族から寄贈を受け本校収蔵庫に保管しているものです。 ※写真 上 『創立百二十周年記念美工沿革史』 中 『京都府画学校計画図』(鈴木松年筆) (創立百二十周年記念史・京都市芸術大学百年史) 2023年,新築移転・完成予想図 下 玄関陳列ケース「十六羅漢図帖(部分)」 6月30日(火) 夏越(なごし)
今日,6月30日は「夏越」(なごし)。12月31日の大晦日,「年越」(としこし)に対して,「夏越」は,半年間の罪や穢れを祓い(はらい),後半の無病息災を折るということで,各地の神社では大きな「茅の輪(ちのわ」が飾られ,参拝者がそれをくぐる(ちのわくぐり)という習わしがあります。
京都が発祥と言われる「水無月」という和菓子は,この夏越の日に食べるという文化があります。生徒の皆さんはどんな和菓子か知っていますか? 白色の外郎(ういろう)生地に小豆が上にのっている三角形の和菓子です。小豆は悪魔祓い,三角形は氷を表しているそうです。 新年1月から今日で半年経ち,折り返し点。年度でいうと4月から4分の1が終わったところ,しかし授業・学校生活という点では,ようやく1ケ月間できたということになります。新型コロナウィルス感染症という大きな課題に直面し,今年の「夏越」の区切りは,複雑な思いで迎えることとなりました。しかし,仕方がないとか残念というような気持ちだけで今年度を終えたくありません。心がける点,注意すべき点はみんなで実行しつつ,学校生活がより良いものになるよう教職員もしっかり取り組みます。 明日は7月1日,本校の創立記念日です。銅駝への思いを改めて寄せ合いたいと思います。 ※写真上 二条木屋町下ル,一之船入付近の紫陽花 下 水無月 |
|