正門の今年の桜は,子どもたちには,あまり見てもらえなかった年になりました。
「いよいよです。やっとです。〜」そんな思いからスタートした学校再開。2か月がたち,1学期終業式を迎えようとしています。
連日の豪雨で,気温もさほど上がることもなく,肌寒い感じもします。でも,せみは,夏がやってきたことを知っていますね。雨の合い間合間にせみの鳴き声を聞くと,子どもが「ほら!先生,せみを見つけたよ。」と見せに来てくれると,夏を感じます。今日もどこで見つけたのか,せみをちゃんと捕まえて見せてくれました。
「よく見つけたね。どこにいましたか。」
「え〜,普通に歩いていたら,見つけた。」
「いえいえ,先生が,普通に歩いていても見つけることはできません。」
「どうして?わかるよ。先生も見つけられるよ。」
子どもの見る視点が違うのでしょう。さすが,子どもです。
でも,いよいよ本格的な夏がやってきそうです。その前に,この1学期の振り返りをしていきます。