楽しい理科の実験を紹介します。実験の前には手洗いをしっかりし,火には十分気をつけてください。(火を使うので,お家の方と一緒にしましょう。)
(1)金属製のお玉にアルミニウムはくを巻き,大さじ2杯くらいの砂糖と小さじ3分の1くらいの水を入れます。(お玉はこげてしまうかもしれないので,安いものを使用してください。100円ショップなどでも買えます。)
(2)ガスコンロの弱火で,割りばし(2分の1本)でかき混ぜながら,こがさないようにゆっくりとかします。
(3)砂糖がとけてぶくぶくあわ立ってきたら,火から遠ざけ,すばやく少量のベーキングパウダー(小さじ5分の1くらい)を入れ,割りばし(2分の1本)でかき混ぜます。
(ベーキングパウダーはスーパーで購入できます。)
(4)発生した二酸化炭素でふくらんだらできあがりです。よく冷えてから,お玉からはずして,アルミニウムはくをきれいにとって食べてください。
やけどに注意して,うまくできるまで砂糖や水・ベーキングパウダーの量を変えたりして何度も試してみてください。より本格的な作り方は,教科書(理科の世界2)の16ページに載っています。また,インターネットやYouTubeでも調べられますので参考にしてください。
この実験は,ベーキングパウダーに入っている炭酸水素ナトリウムが熱せられて分解し,二酸化炭素を発生させる化学変化を利用しています。