最新更新日:2024/10/18 | |
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新年度のご挨拶
新年度の始まりにあたり,ご挨拶申し上げます。日ごろは,本校教育の推進にご理解ご協力をいただき,誠にありがとうございます。
新型コロナウィルス感染症の対応,対策に世界中が苦慮しています。見えない,聞こえないウィルスを意識しながら生活をすることは,とても大きな不安と疲れを伴いますが,学校では,声を掛け合い気を緩めずに,改めて日ごろからの感染予防の取組をしっかりと行ってまいります。そして,感染により亡くなられた方やそのご家族,また感染された方や関係者への配慮など,人として何をすべきか,どうあるべきか考え行動しなければなりません。 このような状況の中,3月27日より新年度体制(児童生徒237名・教職員164名)で学校がスタートしました。初日の新着任者研修では,今年度も,成逸女性会顧問の穴瀬初栄さんにお話いただきました。研修の中で穴瀬さんは,「学校とともに」という言葉を何度かおっしゃいました。「地域とともに」と学校ではよく言いますが,地域からみると「学校とともに」です。当たり前のことですが,その言葉がとても新鮮で心に残り,地域の学校であることを改めて考える機会となりました。 また昨年度,成逸女性会のフラワーアレンジメント(PTA家庭教育講座)に参加されたある保護者が,「本当なら我が子を地域の学校に行かせてやりたかったけれど,病気のため叶いませんでした。でも,こうして学校のある成逸地域のみなさんに温かく受け入れてもらっていることがわかり,本当に嬉しいです。」と涙を浮かべお話されたことがありました。地域に支えられていることを実感した忘れられない出来事です。地域の皆様,今年度も,ともに子どもたちを温かく見守っていただきますようお願いいたします。 午後からの第1回職員会議では,学校経営方針を説明し,今年度も「子どものいのちと人権を徹底的に守る」ことを周知しました。学校におけるすべての教育活動の根幹です。子ども,保護者,そして教職員から学び,感動と感謝の気持ちが溢れる北総合であるよう,心して取り組んでまいります。どうぞ,よろしくお願いいたします。 京都市立北総合支援学校 校長 伊丹 由紀 令和2年度学校経営方針 |
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