2月20日(木)に,京都市の障害保健福祉推進室・子ども若者はぐくみ局と総合支援学校PTAとの教育懇談会が京都市役所西庁舎で開催されました。総合支援学校8校からは,PTA会長と総合支援学校PTA連絡協議会の役員,学校長が出席しました。
総P連 久保会長から,在学中から卒業後までの暮らしの充実に向けて,以下の4つの最重点項目について提案いただき,続いて,各総合支援学校からも様々な観点から意見・要望等を出していただきました。
1 障害のある子どもが,生涯にわたって地域で安心安全に
生活していくための,雇用の拡大,福祉施策の拡充,
生活環境の改善,整備を進めること
2 医療的ケアを必要とする子どもや病弱の子どもも含め,
すべての障害のある子どもが,社会参加・自立するための
雇用の促進と就労支援の拡充を進めること
3 共生社会の実現に向けて,広域に渡る支援ネットワーク
の充実等,教育と福祉・労働等の諸機関の相談,支援,
連携を一層強め,生涯にわたる支援の確実な実施に向けた
取組を進めること
4 非常災害時における障害のある子どもへの対応のあり方や
支援体制整備を進めること
鳴滝総合支援学校 林PTA会長からは,
「鳴滝総合支援学校は、病弱の児童生徒と職業学科の生徒が在籍しています。それぞれ夢や希望は違いますが、安心して学べる教育環境の充実と高等部卒業後にいきいきと生活するため,夢や希望をもって働くための施策や支援等の充実をよろしくお願いします。」と,要望を伝えてきました。
各校の役員の皆さんからも,子ども達の生涯にわたる安心で充実した生活を願う切なる発言が多くありました。このような行政との話し合いを継続していくことで保護者・学校の思いが直に伝わり,子どもたちや卒業生のよりよい暮らしが実現していくものと思います。
参加されたPTA会長,役員の皆さま,大変お疲れ様でした。