最新更新日:2024/11/01 | |
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3年生物理 特別授業
12月11日(水)、KEK(高エネルギー加速器研究機構)から杉山泰之先生をお招きして、3年生の物理選択者を対象とした特別講義を実施しました。
素粒子と宇宙、加速器とその応用、また杉山先生のこれまでの研究者としての経験などをお聞きし、将来の自分自身の姿を考える機会となりました。 令和元年度「第4回探究道場」のご案内
今年度第4回目の「探究道場」のご案内です。本校の生徒がお相手いたします。中学生のみなさん,ふるってのご参加をお待ちしております。詳細はこちらをご覧ください。
開催日時:令和2年1月11日(土) 9:45〜12:15 探究テーマ:「橋梁プロジェクト」 私たちが普段何気なく渡っている橋。その頑丈さを疑ってみたことはありますか? もしも橋が人や車が通るのに充分耐えられる構造でなけば、大変ことになってしまいますよね。実はこれまで、橋には強くするための様々な工夫が施されてきました。実際に手を動かして橋を作ってみることで 、その秘密について深く考えてみましょう。 今回の探究道場では、本当に強い橋の構造とは何かをみんなで探究していきます。 申込み受付期間:令和元年度12月10日(火)〜12月18日(水) 申込み方法:申込ページまたは上記の詳細をご覧ください。 FAX送信用参加申込書はこちらをご覧ください。 探究道場参加保護者同意書はこちらです。 PTA主催 3年生を励ます会
11月も終わり、来週からは12月です。いよいよ大学入試の本番を意識してきた3年生を激励するために、11月29日(金)の放課後、毎年恒例のPTA主催「3年生を励ます会」をカフェテリアで開催しました。
白河総合支援学校の生徒さん手づくりパンとクッキーが用意されていて、白河総合支援学校の生徒さん自身が堀高生一人ずつに渡してくださいました。温かい紅茶もふるまわれ、短い時間でしたが19期生たちはほっと一息、リラックスした時間を過ごしていました。 来週からは特別時間割による演習講座が始まります。心のこもった励ましを受けた19期生たちは、感謝の気持ちを忘れずに進路実現を目指していきます。 SCI-TECH RESEARCH FORUM 2019
SSHタイ海外研修に参加する2年生3名は、11/23(土)に関西学院大学(三田キャンパス)で開催された SCI-TECH RESEARCH FORUM 2019 に参加し、英語での研究発表を行いました。
2つの研究発表を行いましたが、ともに多くの聴衆を集め、研究内容についての活発な議論ができ、そしてアドバイスをもらうことができました。 タイで開催されるISSF(International Student Science Fair)での発表に向けて、よい経験となりました。 〜堀川高校PTA広報委員会より〜「ほり川」を発行・配布しました。
堀川高校保護者の皆様へ
PTA広報委員会より、本日、機関紙「ほり川」167号を発行し、お子様に配布させていただきました。 文化祭、体育祭、探究基礎発表会と学校行事が盛り沢山の号となっております。頑張っている子供たちの思い出に残るような、保護者も見て元気になれるような広報誌をモットーに作成しました。 今年度のスローガン『新しい時代への扉の鍵を堀高生と共に開けよう!』です。扉の鍵が誌面に8個あります。探してみてください! 是非、ご家族でご覧ください。 広報委員一同、ご家庭で会話の弾む一冊となることを願っております。 堀川高校バスケットボール部OB・OG戦
毎年11月に行われている堀川高校バスケットボール部のOB・OG戦が11月17日の日曜日に開催されました。
午前中には現役男子と若手OBが試合を行いました。 午後からは男女に分かれてOG・OBの方と試合を行いました。 世代を超えての交流は生徒たちの刺激になったと思います。 最後には毎年恒例のフリースロー大会を行いました。 男女ともに現役生が優勝できず、今後の課題としたいと思います。 12月から始まる新人戦に向けて激励もしていただき、よい時間となりました。 令和元年度「第3回探究道場」のご案内
今年度3回目の「探究道場」のご案内です。本校の生徒がお相手いたします。中学2・3年生のみなさん、ふるってのご参加をお待ちしております。詳細はこちらをご覧ください。
開催日時:令和元年12月14日(土) 9:45〜12:15 探究テーマ:「帆船プロジェクト」 時は大航海時代…技術は大きく進歩し、人々は遥か遠い海の向こうへ帆船に乗って冒険していました。どのような形の帆なら風の力をうまく利用できるでしょうか。真っ直ぐ?曲げてみる? 今回の探究道場では、より効率よく風の力を受けられる帆船を製作してみましょう。手や頭を動かすだけに留まらず、実際の結果までを楽しむのが探究。その醍醐味を十分に味わってください! 申込み受付期間:令和元年11月16日(土)〜11月24日(日) 申込み方法:申込ページまたは上記の詳細をご覧ください。 FAX送信用参加申込書はこちらをご覧ください。 探究道場参加保護者同意書はこちらです。 中学3年生対象探究科進学説明会(午前)&中学1・2年生対象学校説明会(午後)
11月9日(土)はたくさんの中学生・保護者の来ていただいた一日でした。午前中は「人間探究科/自然探究科」中学3年生・保護者対象進学説明会、午後からは中学1・2年生・保護者対象の学校説明会を開催するという内容でした。
午前の部には435名、午後の部には1294名の方に来場していただき、説明を聞いたり在校生と直接話をしていただいたりして、堀川高校を感じていただきました。混雑した時間帯もありましたが、お越しいただき本当にありがとうございました。 午前の中学3年生対象の部では、全体会で4名の1年生スタッフによる「パネルディスカッション」を通して堀川高校の様子や受検に関する体験談など聞いていただきました。本校教員による「学習アドバイス」も参考になったことと思います。全体会終了後には、校内を自由に見学していただきましたが、特に本校の在校生が対応する個別相談コーナーが人気となっていました。 午後からの中学1・2年生対象の部では、1年生生徒による「探究紹介」と「学校生活紹介」のプレゼンテーションが行われました。その後、参加者のみなさんに自由に校舎内を巡っていただきましたが、校内の各施設では生徒スタッフが学校生活の様子、探究活動などを紹介しており、多くの方に見たり聞いたりしていただきました。 この日の説明会は、たくさんのリーダーやスタッフたちが毎日一生懸命に企画し、運営の準備をしてきました。この生徒たちの熱い思いも感じていただけたことと思います。 (写真上)午前の1年生による全体会パネルディスカッション (写真中)午後の1年生による全体会での探究活動プレゼン (写真下)午後の1年生による学校紹介 ワケありちりめんじゃこ
小さい時からちりめんじゃこが好きでよく食べていた。今もよく食べている。先日、ふと感じたのだが、以前食べていたちりめんじゃこと最近のそれとはかなり違っていることに気づいた。
子どものころ食べていたちりめんじゃこは、形が不揃いで、大き目なものから小さなものまでさまざまな大きさのじゃこたちだった。さらに赤い小エビが何匹か入っていた。子どものころ、食べるときには、大きなじゃこから小さなじゃこをお皿の上に大きさ順に並べながら、小さい方から順番に食べていた。変わった食べ方をしていた。これが好きだった。そして何よりもうれしかったのが、じゃこではなく、赤い小エビだった。たくさんのちりめんじゃこの中から赤い小さな小エビを見つけ出し、それもお皿の上に並べてから食べていた。赤い小エビを見つけた時のうれしさ、ボーナス感は何物にもたとえようのないものだった。今でも覚えている。 ところが、最近食べているちりめんじゃこは大きさがほぼ均等になっていて、さらに赤い小エビがほとんど見つけられないのだ。なんでだろうと考えてみたのだが、おそらく意図的にそうしているのではないかと考えた。他のさまざまな商品にしても、「不揃い」は敬遠されがちだ。形を整えてきれいに並べるものが、美しく良い印象を与える。確かに私たちはいつからか「不揃い」を敬遠するようになったようだ。なるほど少しずつ整えられた商品、整然とした見た目がよりよいものという価値観になっていたのだろう。だから、ちりめんじゃこを食べ続けてきたが、私も気がつかないうちにそういう価値観に慣れてしまっていたのだろう。 そんなことを考えていたある日、スーパーでちりめんじゃこを買おうと棚を探していたら、ちりめんじゃこがたくさん並べてある中に、量がそこそこありながらも他のものより安いちりめんじゃこがあった。お得やなぁ、なんでだろう、と思ってパッケージをよく見たら、「ワケありちりめんじゃこ」と書いてあった。ワケありって、ちりめんじゃこにワケありなんてあるのか、なんだろうと思ってよく見てみると、「不揃いちりめんじゃこ」だったのだ。大き目なものから小さなものまでバラバラだった。だからワケありで安くなっていたのだ。私はお得感よりも求めていたものが予期せず目の前に現れ、「これだ!」と思ってニンマリほくそ笑んだ。それは幼いころ食べていたちりめんじゃこだったからだ。すぐに2パック買い物カゴに入れた。 家に帰って昔のようにお皿の上に大きさ順に並べてみた。これがきれいに大きい方から小さい方にきれいに大きさ順に並べられるのだ。しかも赤い小エビも入っている。なんとちっちゃなタコちゃんとカワハギちゃんまで見つけた。「不揃い万歳!」幸せな夜だった。 それからしばらく経ったある日、ちりめんじゃこを買おうと棚を見ていると、びっくりするものがあった。それは「小エビ入りちりめんじゃこ」と書いてあり、見てみると形の整ったちりめんじゃこの中に、「入れました」と主張しているように「赤い小エビ」がまとまって入れられていた。じゃこと混ざっているのではなく、じゃこの中に小エビが注入されているというものだった。自然の流れだったものが、意図されたものに作り上げられていた。現代の商品であればそれは当たり前であり、当然の商品開発だ。なんの責められる点はない。が、ちりめんじゃこの歴史を体感した(自分ではそう思っている)私としては、違和感を覚えるのだ。それはちりめんじゃこを提供していただいている主体の責任ではなく、求める私たちのニーズに沿って、それは変化していったと思う。「きれい」「そろっている」「整えられている」「プラスのお得感」などによって商品は作られていったのだろう。ニーズに沿った商品開発は当たり前だ。興味はあったが、その時は買い物カゴには入れなかった。一度買ってみようとは思っている。 私たちの生きる社会は、いろんな人で構成されている。もちろん同じ目標達成のために集まったコミュニティはたくさんある。その中で一人ひとりの見方や考え方、価値観がその人数分だけ存在する。「ワケありじゃこ」状態だ。そこでお互いを認め合うことで、多様性のよさが表出してくる。大じゃこ、中じゃこ、小じゃこの主張、さらに小エビ、小タコや小カワハギの主張が化学反応をおこし、より良い方向性が見つかってくる。多様性にはイノベーションを引き起こすエネルギーが内在されていると思う。 私たちはふだんのコミュニケーションにおいても「不揃い」を避けているのではないかと思うことがある。特に、SNSなど通信機器を活用したネット上でのコミュニケーションだ。そこではさまざまなコミュニティが形成されていて、「同じ考え」「同じ趣味」「同じ思い」の人たちの集まりとなっている。通信機器でのコミュニケーションも大切ではあるが、よく考えてみるとネットを通じてのコミュニケーションは、「同じ」がベースとなっている人たちとだけつながろうとしている傾向があるのではないか。それはもしかしたら、違った意見を持つことで傷つくことを恐れているからではないか。多様性を認めよう、受け入れようとすることはもちろん大切であるものの、その前に、自分が「違う」ことや「できない」ことで傷つくことを恐れるのだ。他者を認めようとする前に、傷つくことを恐れる若者たち。ネット社会がこれからも大きく複雑に広がっていく中で、私たちはこれまでのフェイス・トゥ・フェイスを大切にしながら、ワケありじゃこ状態をキープしなければならないのではないだろうか。 学校長 谷内 秀一 花山天文台でのスタッフ活動
京都市教育委員会が毎年、小学生の体験事業として「京都大学花山天文台小学生体験学習」を実施しています。堀川高校の生徒はこの事業にサポートスタッフとして参加し、協力しています。
今年も、11月6日と7日の2日間、本校の生徒10名がスタッフとして参加し、天文台見学授業に訪れた小学生の体験学習をサポートしました。15人程度のグループに分かれてもらい、天文台の各施設を案内・誘導をしたり説明をしたりながら体験学習をすすめていきました。今年は本校生が4次元シアター(宇宙を立体視しながら、疑似宇宙旅行を楽しむ装置)の操作と説明も担当し、小学生と体験を通して交流することもできました。堀高生にとっては半日ずつの担当という短い時間でしたが、小学校の児童たちとも仲良くなり、充実した時間だったようです。 |
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