最新更新日:2024/11/01 | |
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吹奏楽部 「本能夏祭り」
8月24(土)、本校本能館にあるグラウンドで本能自治会夏祭りが開催されました。例年の通り、今年も本校の「吹奏楽部」がオープニングで演奏を披露し、たくさんの地域の皆様に楽しんでいただきました。
また、これも例年なのですが、演奏終了後、生徒たちは会場に出店していた屋台をまわって楽しませていただきました。みんなで夏の終わりを楽しむ良い機会となりました。地域のみなさま、ありがとうございます! バスケットボール部 市立大会男女揃って準優勝!!
8月21日から24日の4日間で京都市立高等学校バスケットボール夏季大会が行われました。
今大会で男女揃って準優勝することができました。 女子は強豪紫野高校に敗れはしたものの、他のチームとは実力の差を見せることができました。 また、紫野戦でもリバウンド・ルーズボールなどをしっかりと頑張り、善戦してくれました。 男子は3チームが5勝1敗で並ぶ混戦でしたが、得失点差で準優勝となりました。唯一敗戦した工学院戦での課題を今後に活かしていきたいと思います。 今後は9月15日より始まるウインターカップ予選に向けて、練習に励んでいきたいと思います。 応援よろしくお願いします。 文化祭で「制服リサイクル」を実施します。不要な制服等をご提供ください。(収集要領)
堀川高校保護者の皆様へ
来る8/31(土)、9/1(日)に堀川高校文化祭が開催されます。 その中で制服リサイクルを企画しております。 お子様のご不要になった制服がございましたら是非ご提供ください。 その際、下記要領でご提供くださいますようお願い致します。 皆様のご協力をお待ちしております。 記 制服収集日時:8月31日(土)10時〜16時 ※文化祭初日(8月31日)のみですのでご注意ください。 (2日目は制服提供日です) ※保管の都合上、当日以外の持込みやお預かりは出来ません。 受取場所:2階PTAわいわいサロン入口横 提供お願い品: ・ブレザー ・ズボン ・スカート ・セーター ・ベスト ・カッターシャツ(長袖・半袖) ・ネクタイ ・リボン ・コート ・上靴(未使用品に限る) ・ローファー(未使用品に限る) ※体操服はモデルチェンジのため対象外です。 お願い事項:(お手数ですがご理解、ご協力をお願い致します) ■ご提供くださる制服はクリーニングし、一品ずつハンガーにかかった 状態のままお持ち下さい。 (カッターシャツ等でクリーニング後たたんであるものは、そのまま お持ちください) ■ハンガーにかぶせてあるクリーニングのビニールに油性ペン等でサイ ズの記入をお願いします。 なお、ご提供頂いた制服類が最終的に残った場合は、廃棄しますのでご 了承ください。 令和元年度文化祭が開催されます(8/31土、9/1日)
堀川高校保護者の皆様へ
来る8/31(土)、9/1(日)に文化祭が開催されます。 PTAも両日「わいわいサロン」を企画します。 皆様、是非お越しください。お待ちしております。 日程:(1日目)8月31日(土) 10時〜16時 (2日目)9月1日(日) 10時〜15時30分 場所:2階北東角 自習室 企画: ■ドリンクコーナー(無料) 1日目・2日目 ■ゲームコーナー 1日目のみ 「輪投げ」と新企画「スロー・カップイン」(セットで100円) ■制服リサイクル 1日目:収集日(収集要領をHPに掲載します) 2日目:提供日(10時〜12時 なくなり次第終了)(予定) ※PTA有志の方々からのご厚意で収集しますので、 数量や種類は十分にご提供できない場合もございます。 この点事前にご了承ください。 ※1日目の収集品内容(種類、数量)の概要を、31日(土)中にHPでお知 らせする予定です。 ※生徒1人につき1点のお持ち帰りでお願いします。 ※持ち帰り用の袋等はご持参お願いします。 ※その他、ご提供にあたっての簡単なルールを設定し、当日お知らせ します。 希望される方々の混乱をさけるためですので、この点も事前にご了 承ください。 東京大学「全国高校生社会イノベーション選手権」
8月17日(土)・18日(日)の2日間、東京大学で開催された「全国高校生社会イノベーション選手権2019」に2年生の5名が参加しました。
この大会は、高校生を対象として、特定課題を解決する社会イノベーションのアイデアと、その創出プロセスを競う全国大会です。 全国から約100チームの応募があった一次審査(書類審査)を通過したチーム名「堀川五坊」の5名は、本大会(全国大会)に集まった8チームとアイデアを競いました。 当日のお題(テーマ)は「地域住民が川に親しくなるアイデアを考える」。参加生徒たちは2日間、頭をフル回転させてアイデアをまとめ、プレゼンテーションをして競い合いました。 堀川高校のチームは、審査員特別賞をいただきました。さまざまな機会を捉えて挑戦をしていく堀高生たちの、その意欲と行動力を頼もしく感じた夏休みの1コマでした。 探究合宿
SSHのとりくみとして、8月9日(金)〜10日(土)に、探究合宿(自然科学部合宿)を実施しました。
養命酒駒ヶ根工場、信州大学農学部、八ヶ岳自然文化園、丸昌稲垣を訪問し、現在行っている探究、または、これからの探究課題の設定に向けて、学習を深めました。 また、宿泊施設である信州高遠自然の家では天体観測を行いました。 すべての施設で、堀川高校向けの特別なプログラムを受講することができました。本当にありがとうございました。 SSH生徒研究発表会 報告
令和元年8月7日(水)、8日(木)の二日間、神戸国際展示場において、全国のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定された高校から精鋭が集まり、生徒の研究発表会が開催されています。
発表者は、木村百花(2年)、岩崎柊典(2年)、吉山陽翔(1年)の3名です。 発表テーマは「乳酸菌の生成するナイシンQの抗菌活性の検証と活用」。 先ほど、10:30からポスター発表が始まりました。写真は開始後すぐの様子です。熱の入った発表に聴衆もたくさん集まっている様です。 SSH卒業生アンケートのお願い
卒業生のみなさまへ
今年度は、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の4期目の指定の最終年度であることから、堀川高校の卒業生のみなさま(SSH第1期の指定を受けた平成14年に入学された4期生から18期生の約3000人)を対象に、アンケート調査を実施することになりました。 この調査の結果は、SSHや堀川高校の教育効果を検証する上で、また、これからの堀川高校を考えていく上で、大変重要なものとなります。 本アンケートの趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。 同級生のみなさま方にも、広めていただければ幸いです。 下記のアンケートフォームでご回答いただきたく存じます。 https://forms.gle/7y2WkFQC4h2UqoJN6 第1問でお答えいただくキーワードは、8月上旬に郵送でご案内させていただきました。 (4〜14期生については同窓会名簿に記載の住所、15〜18期生については卒業時の住所にお送りしております。) 万が一、届いておられない場合は、お手数ですが、堀川高校 研究部までお問い合わせください。 堀川高校 075-211-5351 紀平,安川 あと29日!「0話からはじまる堀川物語」
文化祭まであと29日です。(写真1)
8月1日で3年生の補習第2期が終了し、2日の今日から文化祭準備が本格化していきます。アトリウムには、3年生パフォーマンス用のステージが、3年生自身の手で準備されました。(写真2) そして、全学年が校舎のあちこちで文化祭の準備を進めています。(写真3) 「0話からはじまる堀川物語」が紡がれていきます。 境界線
こんな話がある。
一羽のイスカ(スズメ科の小鳥)がトウヒ(マツ科の針葉樹)の木に止まり、種子をついばむ。そのトウヒの種子が様々な偶然を経て、川沿いの森に根づく。やがて一本の大木に成長する。成長したトウヒの側を流れる川は長い年月をかけて浸食し続け、森に近づく。やがてそのトウヒの大木が川岸に立つようになる。ある年の洪水で、ついにトウヒの木はユーコン川(アラスカにある川)に根こそぎ流される。流されたトウヒの大木は、そのまま旅を続ける。ついにはベーリング海に運ばれ、はるか遠い北のツンドラ地帯の海岸へとたどり着く。海岸に打ち上げられたトウヒの流木は、全く「木」というものの存在しないツンドラ世界では、特に目立った存在となる。その目立つ流木に、一匹のキツネがテリトリーを示す匂いをつける、マーキングをする。何度かマーキングを繰り返すうちに、冬のある日にキツネの足跡を追っていた一人のエスキモーが、そこにキツネを捕るためのワナを仕掛ける。トウヒの木は最終的にエスキモーの家の薪となり、煙突から大気の中にゆっくりとひろがってゆく。 アラスカ内陸部の森で育ち、大木に成長したトウヒはある一羽の鳥の口からこぼれた偶然で生命が始まった。キツネもトウヒにマーキングすることでエスキモーのワナにはまる。大自然の妙である。 この話は写真家の星野道夫氏が大好きだったアラスカの動物学の古典「Animals of North」(北国の動物たち)第一章のはじめにある「旅をする木」という話である。 星野道夫氏はアラスカの自然をこよなく愛し、自然の中で暮らし、自然を体験し、写真を撮り続けてきた人である。彼は1996年、42歳で、その大好きな自然の中(ロシア、カムチャッカ半島)、で大好きなヒグマに襲われて亡くなった。 トウヒの木は「木」としての役割を終えてからも、偶然が重なり、その存在は他の生物や生命に影響を与え続け、自然界に循環していく。さてトウヒの一生はいったいどこで終えているのか。星野氏もまた偶然が重なり、その日の、その場所の、その瞬間にヒグマに襲われたのである。星野氏の生きざまは「真に自然の中に存在」し得た自然物といえはしまいか。瞬間、瞬間が大切な「生」であり、「命」なのだ。今でも、星野氏の存在は多くの人に影響を与え続けている。 では、「死」とは一体何を指すのか。どこからどこまでが「生」で、どこで「死」になるのか。ということで「境界線」ということについて少し考えてみた。人間レベルで考えてみると、世間では未だに議論されるところであるが、「自然の中の存在」と考えてみると問題はあまりなさそうだ。解剖学者の養老孟司氏が指摘するように、「死」とは、自分自身で体験的に語ることができない「他人事」であることには間違いないのであるから、「死」というものは他者が決めざるを得ない。他者が決める以上、「客観的基準」または「社会的基準」が必要となる。体験的に語ることができないのであるから、「客観的基準」の存在は困難である。残る「社会的基準」が一定しないので困っているのだ。つまり「この人は死んでいるのだ」と全員が認めることの一致点が一定しないということである。そこで養老氏は、人間は「ことば」によって世界を分節したのであるから、「死」も「ことば」で分節するしかないと結論づける。感情を入れてしまうと「死」は揺れ動く。医療技術の発達はすばらしく、否定のしようもないが、境界線が厳密になればなるほど「分節」が「分節」でなくなってゆくことも、否定できない事実となっている。境界線が多すぎるのだ。境界線が作られるならその区分を示す「概念」の名称が必要となる。にも関わらずその名称が存在しない。存在しないから言葉で分節せよというのである。 先のトウヒの一生においても、一般的には大木に成長して川に流されるまでを一区切りとするのだろう。トウヒの一生は根こそぎ川に流された時点で終える。誰が認定するかといえば、それはその地域の住民たち、そしてトウヒの木に世話になっていた動物たちであろう。トウヒの存在が消えてしまったわけだから、それは「死」という意味合いを持ってくる。ところが、ツンドラ地域に流されてきたトウヒの存在を認めるエスキモーにとってはどうであろうか。トウヒという植物の「生」を感じはしないまでも、「木」としての存在は認める。トウヒは生きていないが、死んでもいないという曖昧な存在となる。そして、人によっても認識は違ってくるだろう。つまりそのトウヒの木を「死」と認める人もいるだろうということである。「生」か「死」か自体も曖昧だが、「生」と認識するか、「死」と認識するかも様々で曖昧なのである。我々の目の前に切り倒された一本の大木を見て、「まだ生きている」と認識するか、「もう死んでいる」と認識するかは人によって違う。木造建築物を見て、材料となっている「木」を「生きている」と認識する人もいるはずだ。そういう感覚だ。一定しない。 「生」と「死」の境界線の問題は今後も深まっていくと考えられるが、先の「トウヒの一生」や「人間の死」の認識で示したように、その境界線が実は曖昧なものであることも我々は自覚せねばならない事実である。 現代芸術の最先端で人気を博している森村泰昌氏は、古い時代では人間は「境界線」を引くことに専念して、様々な物事に区切りをつけてきたが、現代社会ではその「境界線」を消しにかかっていると指摘している。境界線の引き方に個人差があるため、常識とはかけ離れた行動を人間はとってしまうわけだが、現在の社会状況のまま、その境界線がなくなっていくと一体どうなっていくのか。境界線が融合されることで常識が常識でなくなってゆく社会が形成され、新たな問題をはらむ社会構造を生み出していくとも考えられるが、逆にダイバーシティ的価値観として、新たな可能性が生まれることへの期待の方が大きいのではないだろうか。 94歳のピアニスト ルース・スレンチェンスカ曰く、 「老いは、成長の始まりよ。」 学校長 谷内 秀一 |
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