最新更新日:2024/11/01 | |
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1年生「茶道体験」を実施しました!
11月15日(金)
1年生を対象に,茶道体験を実施しました。 市立高校生が,急激なグローバル化により様々な背景の他者と共に生きていく中で,自国の伝統文化を知り理解し,他国の歴史や文化を理解し尊重する態度を育むための「市立高校における茶道を中心としたおもてなし事業」の一環です。 この日は,1年生が2グループ(20名ずつ)に分かれ,「講義とDVD視聴」,「お点前体験」を各1時限ずつ,計2時限の特別授業を受けました。 まず,教室で,講義とDVD視聴によって,茶道の精神や歴史,お点前の基本知識を学んだあと,和室に入って,裏千家淡交会から津田宗代先生,安渕宗悦先生をお招きして,お待ちかねの茶道体験です。 はじめに,先生の解説を交えてのデモンストレーションを拝見し,お茶席での亭主と主客の動きを学び,続いて,2人一組になって,お茶を点てる側といただく側の体験をしました。 真・草・行という3種のお辞儀を使い分けつつ,丁寧にコミュニケーションを交わしていきます。お菓子は,「綾錦」という名のとおり,色とりどりの紅葉の美しさを表したきんとん製の主菓子で,緊張の面持ちで手に取ると,「わぁ,きれい!」「おいしい!」と顔を見合わせながら笑顔が広がりました。お茶を点てる側の生徒たちは,悪戦苦闘。子どもの頃から習っていたり中学校の部活動で経験のある生徒の上手な点て方を見たり,先生に直接ご指導頂いたりして,なんとか,皆きれいにお茶が点てられました。 お抹茶の苦みが苦手だと言っていた生徒も,飲んでみると予想外においしさがわかって驚きの声があがったり,「おいしい!」の声がそこここで聞かれ,薄茶をゆっくりと味わって満足そうに飲んでいる姿があったりして,生徒たちの反応に,先生方も感激してくださいました。 おかげさまで,素晴らしい体験ができました。津田先生,安渕先生,お忙しい中,熱心にご指導くださり,本当にありがとうございました。 2年生ヨーロッパ研修旅行<第5日目>
11月17日(日)
本日は,ブルノを発ち,ウィーンに向かいました。途中のスーパーでコルナを使い切って(?),国境を越え,とうとうと流れるドナウ川を横に見ながらウィーンの街中へと進んで行きました。 昨日のコンサートは満席の上,スタンディングオベーションも出る大盛況で,さすがに生徒たちの疲労の色は濃く,バスの中ではほとんど皆すやすやと眠っている状態でしたが,ウィーンの街を見,ベートーヴェンハウスに着く頃には,生徒たちの目はキラキラと輝いておりました。 お昼ご飯のホイリゲでは,11月生まれの3人のために,サプライズパーティーが開かれ,ヴァイオリンとアコーディオンの生演奏を伴奏に,みんなで「ハッピーバースデー」を合唱し,誕生日ケーキを分けあって食べました。 夜には,国立歌劇場でオペラ鑑賞。新作で難しい内容でしたが,音高生らしく,学ぶことが多かったようでした。 明日はカールス教会でのコンサートです。(教員Y.H.) 【写真上】ベートーヴェン遺書の家にて 【写真中】ベートーヴェンの散歩道にて 【写真下】オペラ座にて 以下は,生徒からの報告です。 ***************************************************** ブルノからウィーンへと移るバスからの景色はとてものどかで,スメタナの「モルダウ(ヴルタヴァ)」の農民の結婚式の情景と音楽が頭に流れてきました。 ウィーンへ行くとチェコとは違ったパリッとした雰囲気の建物など都会の街並みが広がっており,見た目からも都ウィーンを感じました。ハイリゲンシュタット(ウィーンの森)は,本当に豊かな自然で色様々の落ち葉のじゅうたんがふかふかで気持ちよかったです。オペラは新作だったこともあり,演出が斬新で思わず息をのむ場面がたくさんありました。 (S.A.) ***************************************************** チェコを離れ,本日からはウィーン!! ウィーン1日目から盛りだくさんの研修内容でした。ベートーヴェンやシューベルトのゆかりの地に行けて,この場所やこの絵画からインスピレーションを受けてあの曲が作曲されたんだ…!などと,しみじみ感じました。偉大な作曲家と同じ地に立てて,とても感動しました。 日が暮れてから観に行ったオペラは,私には少し難しい内容ではありましたが,歌手の方々,演出,オーケストラの演奏,どれをとっても素晴らしかったです。舞台に,オーケストラピットに,日本語訳の字幕にと,視線をやるのが忙しかったです(笑) 身体を休めて,残りの研修でもしっかりとヨーロッパの空気を吸収していけたらいいなと思います。(K.M.) 2年生ヨーロッパ研修旅行<第4日目>
11月16日(土)
ヤナーチェク音楽院での2日目、午前中は、昨日受けていない生徒たちがレッスンを受講し、午後は、夜のコンサート開催に向け、リハーサルを行いました。 そして、本番。 ソロ、アンサンブル、合唱…生徒たちが奏でる音楽に心からの温かい拍手と「Bravo!」の声が飛び交い、特に最後のチェコ民謡を披露した後には、場内の皆様も揃っての歌声と手拍子でホール中が満たされました。 コンサート終了後、たくさんのお客様から「素晴らしかった」、「ありがとう」と声をかけられ、生徒たちもそれに「ありがとう」と笑顔でお見送りをして、大成功で幕を閉じました。 興奮冷めやらぬまま、ヤナーチェク音楽院とチェコでお世話になった方々とお別れをし、ホテルに戻ったのは21時半過ぎでしたが、本番で振り絞ったエネルギーを補給するように生徒たちは美味しく夕食をいただいておりました。 研修旅行も半分が過ぎました。明日からはウィーンでの研修です!ウィーンでも旅行団全員で協力し合い、素敵な時間を共に過ごします! (教員G.M.) 【写真上】コンサートを前に 【写真中】コンサート(アンサンブル) 【写真下】コンサート(合唱) 以下は,生徒からの報告です。 ***************************************************** 2年生になってから練習を重ねてきた演奏会の第1回目が終わった。 2日間お世話になったヤナーチェク音楽院で,音楽ができたことは幸せだった。そして,日本から出て改めて感じる日本という国の良さも再確認できて,日本語の合唱の曲一つ一つがとても感動的だった。 明日からはウィーン。海外にも少し慣れて気も緩みがちだが,気を引き締めなおして,有意義な時間にしたい。(F.S.) ***************************************************** ヤナーチェク音楽院でのコンサートがありました。私は歌と指揮とアンサンブルで出演しました。歌・指揮でもアンサンブルでも,みんなよくできて,すごく楽しくてお客さんもすごく笑顔で,緊張していましたが,自然と笑顔になることができました。 タンツィタンツィ(チェコ民謡)をうたったとき,涙を流して聴いてくださっているお客さんもいてすごくうれしかったです。貴重な体験をさせていただいて一生忘れられない思い出になりました。(F.N.) 2年生ヨーロッパ研修旅行<第3日目>
11月15日(金)
今日は曇りでしたが,それほど寒くはない穏やかな一日となりました。 ヤナーチェク音楽院での初日,冒頭に,22年に及ぶ両校の交流は秋の恒例行事となっているとのお話がありました。毎年迎えてくださる音楽院のご厚意によって,西洋音楽の本場,アカデミックな場で,音楽的,国際的に様々な体験をさせていただけていることに改めて感謝しました。 その後,レッスン室の借り方や注意事項を伺い,生徒たちはまもなく始まるレッスンに備え,緊張の面持ちで各部屋に向かっていきました。 レッスンから戻ってきた生徒はみな笑顔で「楽しかった!」「すばらしい先生!」「思っていたより言葉がわかった!」と充実感をみなぎらせていました。 今日レッスンのない生徒たちも友人のレッスンを聴講して多くを学びました。 ブルノの市街散策に出かけ,プラハとはまた違った表情を持つ街の歴史,建物,風景にたくさんの刺激を受けているようでした。 心に響くものが豊富すぎて,疲れも心配事も吹っ飛ばし,食欲旺盛,元気いっぱいの生徒たちです!みんなで励まし合いながら,旅を続けます! (教員H.A.) 【写真上】ヤナーチェク音楽院 控室にて 【写真中】レッスン風景 【写真下】ブルノ散策 10歳のモーツァルト像の前で 以下は,生徒からの報告です。 ***************************************************** 今日はレッスンとブルノ散策がありました。レッスンではいろいろなことを学ぶことができましたが,言語が違うこともありとても疲れました。ペダルや腕の使い方などについて,いつも習っている先生とは違うアドバイスなどもあり,楽しかったです。練習室も音響が良かったです。ブルノのこともたくさん知れて充実した一日でした。 明日のコンサート,頑張りたいと思います。 (A.C.) ***************************************************** 今日はレッスン漬けの一日でした。 先生はとても面白い方で,気がつけばあっという間に時間が過ぎていました。 自分の課題の克服への糸口が見出せた気がします。(N.U.) 2年生ヨーロッパ研修旅行<第2日目>
11月14日(木)
ドバイ経由で予定通りプラハに到着,入国審査に少々手間取り,駆け足のプラハ観光になりましたが,美しく夜空(5時でもう真っ暗)に浮かぶプラハ城に皆ため息をつきました。長旅のため,少々疲れ気味の生徒もいますが,全員大過なくブルノに到着しました。 いよいよ明日はJAMUにてレッスンです。 みんな,ゆっくりとおやすみ。 (教員Y. H.) 【写真上】ドバイープラハの機内にて 【写真中】プラハ城前にて 【写真下】聖ヴィート大聖堂前にて 以下は,生徒からの報告です。 ***************************************************** 初めての長時間フライトで,座ったまま寝るのが難しく,とても疲れました。ですが,ドバイへ到着した際,アナウンスで「京都堀川音楽高校72期生……」と入ったとき,皆で思わず声を上げ,拍手をしました。皆がいるという安心感で少し元気が出ました。 プラハ観光では,見たことのない景色だらけでカメラのシャッターを何回押したか分からないくらい撮りました。 プラハ城のステンドグラスは一つ一つきれいなものばかりで,時間が足りないくらい見ていたかったです。次の日にそなえて今日はしっかり寝ようと思います。(M.S.) ***************************************************** 13日21:00,無事全員が揃い,いよいよヨーロッパ研修旅行が始まる…という実感は,飛行機が関空を飛び立ってから,やってきました。 私は飛行機初体験だったのですが,約10時間,空の上とは思えないほど快適でした!(たった1つの不満は窓際じゃなかったこと) ドバイ空港は,一見テーマパークです!広いし,きれいだし,楽しかったです!けどやっぱりちょっと暑い…。そこからおよそ6時間,とうとうヨーロッパの地へ降り立った…! 京都の冬よりは寒くない気がします。夕暮れのプラハの街並みはとてもきれいでした! 約1週間,吸収できるものはすべて吸収して,日本に持って帰りたいと思います!(H.K.) 2年生ヨーロッパ研修旅行<速報>
引率団から,連絡が入りました。
みんな元気で研修をスタートさせています。 (※ 時間は,連絡が入った日本時間です。) 11月14日 午後10時半 プラハに無事に到着しました。変わらずみんな元気で、空港からバスでプラハ市街へ向かっているところです。安全に研修を開始したいと思います! 11月15日 午前5時 プラハ研修を終え、予定より1時間ほど遅れましたが、無事にブルノのホテルに到着し、生徒たちは夕食をいただいています。 第15回京都城巽音楽フェスティバルを開催しました!
11月2日(土)
よく晴れた素晴らしい青空がひろがったこの日,12時30分から,第15回京都城巽音楽フェスティバルを開催しました。 午前中に,開校10周年記念式典を行ったあとは,音楽の祭典の始まりです。 本校がこの城巽の地に移転し開校する前から,城巽の皆様とともに,「音楽の街城巽」を掲げて盛り上げていこうと取り組んできたこのフェスティバルも,今年で15回目を迎えました。 当日は,音楽ホールでは,本校在校生のオーケストラ演奏,合唱をかわきりに,PTA音友会コーラス,城巽コーラスをはじめ,近隣の小中学校のPTAコーラス団体や,京都市少年合唱団,京都子どもの音楽教室のみなさんの演奏があり,常に満員のお客様にご来場いただきました。 グラウンドの野外ステージでは,和太鼓,ウエスタン,ゴスペル,ジャズ,ハワイアンなどバラエティに富んだ演奏が繰り広げられ,城巽の住民の皆さんだけでなく,外国人観光客の方や通りすがりの方も,楽しげな音楽と模擬店のいい匂いに誘われてお越しくださり,なんと1,800人という大勢の方に楽しんでいただきました。 本校生も,演奏終了後に,グラウンドに繰り出して,地元の皆様と交流し,模擬店や音楽を自由に楽しませていただきました。 2年ヨーロッパ研修旅行<速報>
11月14日(木)
12時30分,引率団から,一報が入りました。 ドバイ空港に無事到着。特に体調不良もなく,全員元気であるとのことです。 ドバイは,早朝。これからしばらくドバイ空港内で過ごし,エミレーツ航空139便で現地時間8時55分にプラハに向けて飛び立つ予定です。 開校10周年記念式典を挙行しました!
11月2日(土)
午前10時より,本校音楽ホールにおきまして,開校10周年記念式典を挙行しました。 本校は,平成22年4月に,それまで沓掛にあった「京都市立音楽高等学校」から,「京都市立京都堀川音楽高等学校」と校名を変更して,現校地である城巽中学校の跡地に移転・開校してから,今年で10年目を迎えました。それを記念し,また,日頃お世話になっております城巽地域の皆様を始めとする多くの皆様への感謝を表すため,記念式典を催しました。 式典には,京都市副市長村上圭子様,京都市教育長在田正秀様,城巽自治連合会会長香川史朗様,同顧問宮崎健次様,京都市立芸術大学副学長大嶋義実様,本校芸術顧問田中美鈴様,京都・堀音同窓会会長塩見亮様,堀音父母の会副会長木田厚子様,PTA音友会会長田坂香様のご臨席を賜り,客席には,中京区長松田晃郎様,城巽地域の皆様を始め,同窓会歴代会長様,旧教職員の皆様,PTA音友会役員・保護者の皆様,関係諸団体の皆様にお越しいただき,厳粛な中にも温かい雰囲気に包まれて,式典が進んでいきました。 国歌斉唱のあと,在校生による校歌の合唱をご披露しました。本校生ならではの美しいハーモニーがホールいっぱいに響きました。 学校長式辞に続き,京都市長門川大作様のご祝辞を村上副市長に代読いただき,香川城巽自治連会長にもご祝辞を頂戴しました。 10周年を記念して,PTA音友会様よりスタインウェイフルコンサートピアノ1台とクラリネット3本,城巽自治連合会様より照明機器一式をご寄付いただき,在田京都市教育長より感謝状の贈呈がありました。 後半は,生徒自治会長岸本さんのご挨拶のあと,在校生の弦楽オーケストラの演奏をお聴きいただき,また,祝賀演奏として,卒業生2人にソロ演奏をご披露いただきました。 一人は,本校で3年間の高校生活を過ごした67期の辻本莉果子さん(ピアノ),もう一人は,沓掛で入学し3年時に移転して,本校の第1回卒業生となった62期の大久保祐奈さん(フルート)です。演奏前にはそれぞれ,高校時代の思い出を振り返ってのお話もいただきました。 祝賀演奏の直前には,ご公務ご多忙のなか,門川大作京都市長様が駆けつけてくださり,お言葉を頂戴することができました。 多くの皆様にお祝いと励ましをいただき,華やかで温かい式典となり,教職員・生徒一同,たいへんありがたく感激した次第です。 この日の感激を胸に,心を一つにして,生徒一人一人の夢の実現と本校の発展に努力をつづけてまいります。 皆様,本当にありがとうございました。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 2年ヨーロッパ研修旅行第1日
11月13日(水)
2年生(72期生)が,ヨーロッパ研修旅行に旅立ちました。 関西空港への集合時刻は,21時。 5分前には全員の元気な顔がそろいました。 全員がこの研修旅行を充実したものにしようという雰囲気に満ち満ちています。 研修旅行委員長の挨拶のあと,晴れやかな笑顔でチェックインしていきました。 23時35分のエミレーツ航空317便で飛び立った72期生たち。 実り多い研修旅行になるよう,祈っています。がんばれ! |
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