最新更新日:2024/10/01 | |
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日本学生支援機構 給付型奨学金について
今年度より「給付型」の奨学金制度が変わりました。(推薦枠がなくなりました)
支給額 月額:9,800円〜75,800円 (自宅通学生/下宿生,公立大/私立大によって額が異なります) 対象者 ・住民税非課税世帯 及び それに準ずる世帯の学生 ・現高校3年生 又は 高校卒業2年以内の者 (これまで大学等に入学したことのない者に限る) ・申込時まで(既卒生は高校3年間)の評定平均値が3.5以上 であること 希望者は6月14日(金)までに学校生活部 奨学金担当までご連絡ください。 (申請期間が短くなっていますので締切日に注意してください。) ※昨年度までと同様、貸与型奨学金の申し込みも受け付けております。 (今年度から申請の機会が2回から1回に変更されています。) 在校生は6月10日〜14日に学校生活部に申請書類を取りに来てください。 「あふれ出てくる」ものを「言わずにいられない」自分
19期生の予稿集の巻頭言では、泉鏡花の『夜叉が池』に登場する人と妖怪たちとの結んだ約束を人間が意識的に破っていくという話から、人の「欲」について述べた。マズローの五段階欲求の「自己実現欲求」を大切にしよう旨についてお伝えした。内的に満たされたい欲求を充足することは自然な流れであり、命ある限り私たちへの試練なのだろう。
欲はモノに対するものと、心理的な充足欲求とがある。デジタル化が進む情報化社会の現代にあっても欲求の基本形は同じように成り立っているが、スピードとやり取りする空間が大幅に変化してきている。流れる時間のいたるところで欲を充足しようとする営みが成立する。農耕が中心となっていた時代と比べるとその差異が明確に認識される。 江戸時代後期1800年代の『琴後集』巻十四雑文「河づらなる家に郭公(ほととぎす)を聞くといふことを題にて物語ぶみのさまにならへる文」に、以下のようなやりとりがある。 初瀬詣でに出かけている筆者が、一夜を明かすために、ある御堂に宿をとっていた。筆者は月を愛でるために宿の横に流れている川のほとりにたたずんでいた。同宿となった別の団体の女房たちの中にも、美しく照り輝く月を眺めようと、宿の端まで出てきて月を愛でている。その様子を外に出ている筆者が目にしている。女房たちは気づいていない。しばらく月を愛でていた時に、郭公の鳴く声を聞いた女房の一人が、 「ここを瀬に鳴くほととぎすかな」 と口ずさんだところ、それに対して別の女房が、 「初瀬川波間に月もやどる夜に」 と返した。そのすばらしく趣深いやり取りを、外で聞いていた筆者は、「かかるをりに歌よまでやはあらむ、よしやうちつけなるわざも、情け知らむ人は、咎めじ」と、我慢できず、 「月見つつ寝られざりけり郭公ほのかになのる声聞きしより」 と歌を詠み、扇の端に書きとどめて、宿の中にいる女房たちの足元におし入れた。自分たちのやり取りを外で誰かが見ているとは知らずに、驚いた女房たちは、扇を手にして部屋の奥へと下がっていった。誰とも知らない人からの歌ではあるが、歌を贈られた以上、歌を返すのが礼儀であるので、女房たちは香を焚きしめた白い紙に、 「郭公月にかたらふしのび音をいづれの雲のひまもらしけむ」 と書いて扇の端に結んで、外にいる筆者に返した。筆者は自分がいきなり歌を贈るということは失礼だと知りながらも、二人の女房のやり取りの趣深い風情に我慢ができず、そして、風流を解する人たちであれば、許してくれるだろうという勝手な判断で歌を贈っている。この我慢ができない、歌を歌わないではいられない、伝えたくてたまらないという欲求は、高いレベルでの自己実現欲求である。和歌を介してのコミュニケーションのひとつであり、流れる時間の中では頻繁にあるものでもなく、絶妙なタイミングでやってくる時間と空間で成立する。そのタイミングが人と人との関わりをより深く結びつける。 活動録においても同じく、伝えなくてはいられない魂の叫びがこめられている。書き手と読み手は直接的にはやり取りができないが、書き手の魂を読み手が受けとった時間と空間は、先のやり取りと同様、関わりを深く結びつける。 源公忠曰く、「行やらで山路暮らしつほととぎす今一聲の聞かまほしさに」 (19期生「探究基礎活動録」巻頭言より) 学校長 谷内 秀一 球技大会について保護者の皆様へ
平素は本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
今年度の球技大会を6月18日(火)に、1・2年生はハンナリーズアリーナ・京都市市民スポーツ会館にて、3年生は本校アリーナにて行います。 保護者の皆様におきましては、残念ながら観覧の場所が確保できないため、ご来場・ご来校をご遠慮いただきますよう、ご理解とご了承のほどよろしくお願いいたします。 今年度初めてのコミュニティカレッジを1年生全員対象で5月25日(土)に開催しました
今回は京都大学総合博物館准教授で本校のスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)運営指導委員でもある塩瀬隆之先生をお招きし、ご講演をいただきました。
講演題は「『深い学び』が切り拓く未来 ―対話的に考える学びの5W1H−」で、「高校と大学の学びは5W1Hのどれが一番違うと思うか」という問いかけから始まった講演会は、レクチャーとワークショップが交互に行われる形で、生徒が多くの事に気づくことができました。「どんな変化があっても学び続ける力があれば居場所は見つけられる」「学びの5W1Hを問い続けてほしい」という塩瀬先生の言葉に、生徒たちは深く聞き入っている様子でした。 講演会終了後には、さらに話をしたい生徒たちが別室に集まり、塩瀬先生を囲んで質問をしたり、意見を伺ったりしていました。生徒たちの熱心な問いかけに、塩瀬先生も長い時間にわたって応じてくださいました。ありがとうございました。 令和元年度「第1回探究道場」のご案内
探究道の稽古の場「探究道場」のご案内です。本校の生徒がお相手いたします。中学2・3年生のみなさん,ふるってのご参加をお待ちしております。詳細はこちらをご覧ください。
開催日時:令和元年7月13日(土) 9:45〜12:15 探究テーマ:「マイクロ水力プロジェクト」 電気のない生活を想像できますか? もしも電気がなかったら・・・困ってしまいますよね。 みんなが困らないように,日本のあちこちの発電所で電気が作られていますが,中でも化石燃料を使わない水力発電は環境への影響が特に小さいことから注目されています。 今回の探究道場では小さな水車を使い,効率の良い水力発電の方法をみんなで探究してみましょう! 申込み受付期間:令和元年6月11日(火)〜6月18日(火) 申込み方法:「申込ページ」または上記の詳細をご覧ください。 なお,当日は「令和元年度第1回探究道場申込書及び保護者同意書(押印のあるもの)」を必ずお持ちください。 薬物乱用防止教室
本日(5/31)のLHRの時間帯に、2年生(20期生)を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。
講師は本校の薬剤師でもある中嶋佳代子先生です。「薬物に対する正しい知識を身に付けること」や「日常遠く感じてしまいがちな事態に想像力を持って我がこととして考えることの大切さ」を話してくださましたが、ご自身の「薬剤師」という仕事からのお話もあり、「仕事を通して世の中と関わること」を考えるきっかけにもなったはずです。 様々な機会に、様々なことについて、自分の生活とも関わりを考えてほしいと思います。 赤本市
今年も恒例の赤本市を開催しました。
先輩たちが使った赤本や参考書を次の学年の生徒たちが譲り受け、もう一度活用させてもらいます。 放課後、たくさんの19期生たちが目当ての参考書を求めて集まりました。 赤本市を開催してくれた18期生のみなさん、本当にありがとうございました! 自主ゼミキックオフミーティングを開催しました。
5月22日、本校ラーニングコモンズにて、自主ゼミキックオフミーティングを開催いたしました。
本校の自主ゼミは、,生徒自らが団体の設立や運営をすることで、「自立する18歳」にむけて主体的に行動する態度や能力を伸長することを目的としています。 世界をよりよくするため社会に対して働きかけを起こすことを目的とした団体である「G-project」で1団体、学究を目的とした団体である「seminarium」で3団体の計4団体が承認されました。 承認された4団体に向けて、顧問の発表や自主ゼミのルールの共有をしました。 特に顧問の発表は盛り上がりました! また、自主ゼミの意義についても再確認と共有を行いました。 今後の4団体の活躍を期待するとともに,学校として活動のための支援をしていきます!! 顧問紹介の様子 自立する18歳の日
本校では、年間10回程度、「自立する18歳の日」を設定しています。
これは、学校活動から一時的に離れ、「ひとり」になってあらゆる活動を振り返り、自分で目標を設定することを通して、社会での貢献や地域・家庭での役割を果たしたり、教養の獲得に向けて自主的に取り組んだりすることに目を向ける日と位置づけて実施しているものです。 今年度は、本日5月21日(火)が1回目の「自立する18歳の日」です。この日は、校内での自主活動や部活動など、あらゆる学校活動を17時までに終えて、すべての生徒が下校します。 学校活動から一時的に離れ、「ひとり」になってあらゆる活動を振り返り、自分で目標を設定することを通して、社会での貢献や地域・家庭での役割を果たしたり、教養の獲得に向けて自主的に取り組んだりすることに目を向ける日となることを期待しています。 また、教職員もこの日を自己の研鑽に努める機会として有効に活用していきたいと思います。 ※今年度前期分の「自立する18歳の日」は以下の4回を予定しています。(確定した日程は月ごとの行事予定でお知らせします。また,後期分についても予定が決まり次第お知らせします) (1) 5/21(火) (2) 6/14(金) (3) 7/ 4(木) (4) 7/22(月) 「祇園祭山鉾巡行ボランティア」活動開始
外の世界につながる機会であり、自分そして他者と対話する機会でもある「堀川高校 町へ出よう!プロジェクト」。その一つとしての「祇園祭山鉾巡行ボランティア」に応募した1・2年生が本日集まり、第1回ミーティングを行いました。
これから山鉾巡行の当日(7月17日)に向けてしっかりと準備をしていき、ボランティアとして祇園祭を支えていきます。 今日は、趣旨説明を受けた後、かつてボランティアとして参加した卒業生から話を聞き、活動をスタートさせました。 これから、何度かのミーティング等を経て、活動していきます。 |
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