京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/03
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中学3年生対象「実技講習会」(6/8開催)に申し込みされた皆さんは、実施要項を確認の上、ご来校ください。引率の保護者の方には、当日9時より本校の教育活動についての説明会を実施いたします。

部活動ガイドライン ホームページに掲示しました。

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 京都市立高等学校部活動ガイドラインを踏まえ、本校の部活動ガイドラインを策定しました。ホームページ右欄「配布文書」にアップしていますのでご覧ください。


●京都市立銅駝美術工芸高等学校 部活動ガイドライン
 こちらから→本校部活動ガイドライン


●京都市立高等学校 部活動ガイドライン
 こちらから→京都市立高等学校部活動ガイドライン

10日 1年生「ケータイ教室」

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 本校では、毎年、年度の始めに、1年生対象に「ケータイ教室」を開催しています。

 本日、外部から特別講師としてKDDIの大浦さんにお越しいただき、スマートフォンやインターネットの危険性について教えていただきました。

 大浦さんは全国を何十か所も回られてケータイに関する講演をされているようで、非常に臨場感のある語り口で、生徒も自然と引き込まれて聴いていました。

 主に4つの動画を使い、SNSのトラブルや、ネット・ゲーム依存、ネットトラブルによる人間関係の問題など、高校生に身近でかかわりの深い事例を紹介していただきました。生徒は皆な真剣な態度で話しを聴き、時には笑いを交えつつ、大事なところではうなずいたりと、大切な学びの機会となりました。

10日 第1回進路講演会 ディズニー・マーベルUSA公認イラストレーター、奈良芸術短期大学准教授のカズ・オオモリ先生を招いて

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 本校では、生徒の学びへの意欲を高め、自己の進路探索、キャリア意識向上のため、春と秋の年2回、専門分野の最先端でご活躍の方をお招きし「進路講演会」を行っています。

 今年度1回目の進路講演会を10日、全学年生徒対象で行いました。今回は、ディズニー・マーベルUSA公認イラストレーターで奈良芸術短期大学准教授のカズ・オオモリ先生を招いて「イラストレーションの現場」というテーマでご講演いただきました。先日アメリカから帰国されたばかりの先生は、自分の高校時代の頃から、現在の仕事に至るまでの経験や考えてきたことをお話しいただきながら、アメリカのハリウッドでエンターテイメント・デザインの仕事をされている、最前線の現場の話を、手掛けられた様々な作品の動画やポスターなどを見せながら詳しくお話し下さいました。

 生徒はよく知っている映画の公認イラストレータのお話に食い入るように聴いていました。先生は、大阪在住でありながら80%はアメリカのハリウッドで仕事をされています。世界にはイラストレーターは数えきれないが、その中でナンバーワンではなくオンリーワンになることが大切。すべてをデジタルに頼るのではなく、創造し、作品が最終的にどこで、誰に提供するものなのかを考え、手を動かして仕事をすることが大切であるとお話になりました。先生がいつも持ち歩いておられるスケッチブックも見せていただき、あっという間に時間が過ぎました。

 講演の後の質疑応答では、次々に生徒の手が上がり、その一つ一つに丁寧に応えていただきました。また講演終了後も、会場に残っていただき、スケッチブックを見せていただいたり、生徒の質問にも時間を延長して対応していただきました。

 年度の始めに、生徒は大きな刺激を受け、これからの学びや制作、進路について考えるヒントをたくさんいただきました。

校内食堂 8日から営業が始まっています。

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 校内食堂は、8日から営業開始しています。

 リーズナブルでおいしい本校の校内食堂は、生徒も教職員もよく利用します。メニューは日替わり定食、麺類、ライス・丼物など豊富で、名物の石焼ビビンバは高校の校内食堂では珍しいメニューです。

 日替わり定食は、廊下のホワイトボードにメインのおかずが書かれています。昨日の日替わり定食は、豚バラ肉の塩だれ炒めがメイン、他に小松菜・もやしの胡麻和え、味噌汁、白飯、デザートはウサギカットのリンゴでした。これで440円。ごちそう様でした。
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4月9日(火) 新学期2日目 クラス写真、身体計測、各科検診、ホームルーム活動

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 9日(火)、気温はさほど上がらない中、今日もいい天気でした。鴨川沿いの歩道は、「桜のトンネル」になっています。学校ではチューリッフ゜が立派に開花。

 新学期が始まって2日目は、各クラスのホームルーム活動のほか、クラス写真の撮影、身体計測、各科検診(本日は眼科・耳鼻咽喉科)、生徒部や進路部オリエンテーションなどがありました。

平成31年度 前期始業式 校長の話

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●始業式 校長の話


 本日午前中、銅駝美術工芸高校の第40回入学式を行い、93名の新入生を迎えました。教職員も退職、新任、転任の教職員が17名変わりました。この新しいメンバーで第40回目の始業式ということになります。

 4月は人の動きの大きい時です。自分の立ち位置が変わり、いた人がいなくなったり、いなかった人が現れたり。心の動きもいつもとは違う時期だと思います。新鮮でワクワクするような、しかし何となく落ち着かず、不安や戸惑いの生じるこの4月の初めに、少々心をゆるめる話をします。

 皆さんは新聞や雑誌で「間違い探し」というのを見たことがありませんか。よく似た絵が二枚並んでいて、その中に何カ所か「違う」ところがあるのをを探す遊びです。計算して答えが一つという問題なら、結果が違うのは「間違い」ですが、並べられた絵を見比べて違うところを探すこの遊びは、「違う」ところは、間違っている、ミステイクなわけではないのに「間違い探し」という名称になっているのです。そんなことを思っていたら、この前、我が家の新聞に同じように2枚の絵を見比べる遊びが載っていましたが、「間違い探し」ではなく「同じもの探し」と書いてありました。

 「違い」と「間違い」は別物です。英語で言えば、diffrence と mistake あるいはerrorでしょうか。人は、人と違うことを意識して落ちこんだり、自分がダメだと思ったり、逆に他の人の自分と違うところが気になって、避けたり、拒否したりということがあります。「違う」ことは「間違い」「誤り」「悪い」ことではないのに、自分を責めたり、人を傷つけたりすることほど悲しいことはありません。「違い」を見つけられたら、むしろ喜ぶべきではないか、人と違うことが認識できてこそ、自分も他の人もかけがえのない唯一の存在だと思えるのです。新しいクラスになり、新しい人と出会ったときに、違うこと恐れたり、避けたり、あるいは「同調」することにエネルギーを使ったりすることをせず、違うことをそのままに関わり合ってください。そして我が家の新聞の「同じもの探し」のように、ささやかなことでも「同じ」であることを見つけて、「共感」を重ねてください。「同調」は他のモノに調子を合わすこと。「共感」は違いを認め合った上で相手のことに思いをはせることです。

 私が最後に担任をした学年も、一部のクラスを除いて毎年、クラス替えをやっていました。やはり、4月という年度の変わり目は、何かしら気持ちの上で負荷がかかるのですが、私のクラスでは、生徒の発案で全員の誕生日を聞いて、月ごとにイラスト入りで名前と誕生日を書き、その日が来るとSHRで、全員でその生徒に拍手を送るということをし始めました。もちろん私も入れてもらいました。みんな特性、個性があるなか、特別に深くつきあうわけではなくても、誕生月の同じ生徒を1枚の紙に名前を書いて張り出すと、ささやかな「同じもの」が見つかり緩やかなつながりができるのです。違いばかり意識していると忘れがちですが、みんな必ず誕生日があり、だから今ここに生きているという点では同じ。あの人は違う、あの人は受け入れられないという構え方は、モノを生み出しません。何としてでもこの銅駝に入学したいと思って入試を受け入学できたということは、みんな同じ。正面から向かいあって合う合わない、好き、嫌いと評価ばかりせず、横に並んだり、ナナメから見たりしてみてください。そのひととの共通点や魅力が見つかり、気持ちが楽になります。

 新しい年度が始まります。皆さんが、「違い探し」で違いを認め合うことと、「同じもの探し」でつながりを感じ、緩やかな関係性をつくることを願っています。


平成31年4月8日 前期始業式
                  校長  吉田 功

平成31年度 前期始業式

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 午前の入学式のあと、新入生と保護者の方に向けてオリエンテーションを行いました。

 昼食休憩の後、午後から全学年で始業式を行いました。

 始業式に先立ち、転退職教職員の紹介、転任教職員からのメッセージの披露、新転任教職員の紹介を行いました。

 始業式は、校長の挨拶、学級担任、補助担任紹介、各部主任の紹介を行いました。始業式のあと新入生と2・3年生徒の対面式を行いました。生徒会執行部長の歓迎の言葉、新入生代表の挨拶を行いました。


写真1 新転任紹介 代表教員挨拶
  2 校長挨拶
  3 担任紹介
  4 対面式
  5 対面式

平成31年度 第40回入学式

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 8日、昨晩から降っていた雨も上がり、素晴らしいお天気に恵まれ、桜花爛漫の中、第40回入学式を挙行しました。

 京都市教育委員会学校指導課、本校PTA会長・副会長、美工交友会、京都パレスライオンズクラブ、銅駝自治連合会よりご来賓をお招きし、多数の保護者がご臨席くださいました。

 
写真1 玄関
  2 お祝いパネル
  3 各方面からいただいた祝辞
  4 学校長式辞
  5 新入生宣誓
  6 学級担任紹介

平成31年度 第40回入学式 式辞

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              式  辞

 東山の稜線から明るい日差しがとどき、まさしく桜花爛漫の季節、通り過ぎた雨で花の色が鮮やかに映る今日の佳き日、京都市教育委員会をはじめ、PTA会長・役員の皆様、平素より本校にご支援をいただいております美工交友会、京都パレスライオンズクラブ、銅駝自治連合会のご来賓の皆様、そして、多数の保護者の皆様のご臨席を賜り、平成31年度、京都市立銅駝美術工芸高等学校、第40回入学式を挙行できますことは、誠に大きな喜びであり、本校教職員を代表いたしまして、心よりお礼申し上げます。

 ただ今、93名の新入生の入学を許可いたしました。まずは、新入生の皆さん、ご入学、おめでとうございます。教職員一同皆さんを、大切にお迎えしたいと思います。

 保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。お子様のご入学を心よりお祝いいたします。お子様が本校を志望されるにあたり、保護者の皆様が本校の教育をご理解いただき、進路実現を目指すお子様を励まし、ご入学までお導きいただきましたことに感謝申し上げます。これからの三年間、教職員一同、力を尽くしてお子様の成長を支援してまいります。どうかご理解、ご協力を賜りますようおい申し上げます。

 本校は、明治13年、1880年に、「京都府画学校」として創立され、今年で140年目、現校地で銅駝美術工芸高校として開校してから40回目の入学生を迎えることとなりました。長い歴史と伝統をもつ本校を卒業された諸先輩方は、美術界、産業界、教育界ほか、各方面で活躍されておられます。皆さんは、本日、晴れてこの歴史と伝統のある学校の生徒になりました。銅駝美術工芸高校の生徒として、しっかりとした自覚と誇りをもって、志高く学習に取り組んでほしいと思います。皆さんは、今、期待と不安の交錯する気持ちでこの場所に臨んでいると思います。その新鮮な感覚を大切にして第一歩を踏み出してください。

 さて、学校のそばを流れる鴨川の河畔は、今を盛りに桜が咲き誇っています。桜は、春に花を咲かせるために、何ヶ月も前から桜の樹の中でその準備をするのだ、と言うことを聞いたことがあります。桜の花は、開花してから散るまで約2週間ほどでしょうか。その2週間ほど人々の目を楽しませる桜の開花には、桜の樹がずっと前の季節から命の営みを続けてこなければ実現しないのです。桜色の糸を染めるには、桜の樹が花を咲かせようと時間をかけてその力を全身にみなぎらせてきた時に、その樹の枝や皮を伐って使うのだそうです。京都在住の染織作家、志村ふくみさんは、そのことを『色を奏でる』というエッセイのなかで書いておられます。志村さんは、ある人が本を見ながら草木染めしてみたが思うような色にならなかったということを聞いて、「私は順序が逆だと思う。草木がすでに抱いている色を私たちはいただくのであるから。どんな色が出るか、それは草木まかせである。ただ、私たちは草木のもっている色をできるだけ損なわずにこちら側に宿すのである。雪の中でじっと春を待って芽吹きの準備をしている樹々が、その幹や枝に貯えている色をしっかり受けとめて、織の中に生かす。その道程がなくては、自然を犯すことになる」とその思いを述べられています。日本国内だけでも数百種類あると言われる桜。言わずもがな、同じ桜の樹は2本とこの世にはありません。数知れない桜の樹は、根付いた場所、日差しや雨や、風や雪、それぞれの環境の中で、自然の力を吸収してエネルギーとし、生きています。私は、人間も同じではないかと思います。人はこの世に生を受けて、あまたの力をいただきながら様々な環境の中で命の営みを続けてきています。銅駝に入学した皆さんは、これから銅駝の高校生活の営みの中で、皆さん自身の色を出すのです。皆さんは、すでにひとり一人、自分の色を出す力をもっています。もし色が変わるとすれば、それは皆さん自身の中から湧き起こった力で変わるのです。私たち教職員の役割は、そのお手伝いをすることです。今までの色にこだわる必要はありません。どうか新しい色を創り出してください。加えて大切なことは、この世に二人として同じ人間はいない、人は多様で、ひとり一人がかけがえのない存在であるという重みを忘れてはならないということです。奇跡のような縁で、93名の新しい生徒がこの銅駝に入学しました。この不思議な縁に感謝し、人が多様であることの素晴らしさを理解して、自分と異なる人を受容し、向き合い、対話することを疎かにしないでください。

 志村ふくみさんは、植物を使う作家として、植物を単に色を作るための材料とするのではなく、命あるものとして尊び理解し、その植物の大切なものを生かし切ることを追求されています。厳し謙虚な姿勢で制作に臨む志村さんは、文化勲章を受章された陶芸作家の富本憲吉さんから、かつて次のように言われました。「工芸の仕事をするものが陶器なら陶器、織物なら織物と、そのことだけに一心になればそれでよいか、必ずゆきづまりが来る。何でもいい、何か別のことを勉強しなさい。」「画家がただ絵だけ描いていたらそれでよいと思う人はいないだろう。」「あなたは何が好きか。文学ならば、国文学でも仏文学でも何でもよい。勉強しなさい。私はこれから数学がやりたいと思っている。若い頃英国に留学したとき、建築をやりたいと勉強したが、それが今大いに役立っていると思う」と。その言葉を志村ふくみさんは重く心にとどめ、制作する際の軸としてきたと『一色一生』という著書に書かれています。銅駝では、美術の専門的な学びをじっくり取り組むことができます。しかし、美術の学び、あるいは、作品の制作だけをする学校ではありません。普通科の科目、総合的な探究の時間、学校行事やホームルーム活動、生徒会活動、国際交流、社会とつながる課題研究など多様な学びがあります。アートを学ぶとともにアート以外の学びも主体的に取り組んで総合力を身につける、それが銅駝美術工芸高校の教育です。今日からその学びがスタートします。

 皆さんが学校生活を過ごす本校の本館は、昭和初期に改築された銅駝小学校の建物です。今年は、全国に先駆けて京都で小学校が設立されてから150年目。京都では、明治維新の翌年1869年から、地元の人々の教育に対する熱い思いと資金供出の中で小学校が建設されました。銅駝小学校の前身、「上京第三十一番組小学校」もその最初の年に設立されました。昭和に改築された本館は、その後、数多くの子どもたちの学び舎として大切に使われ、戦後銅駝中学校として引き継がれました。ひとりひとりの人生にとって、また社会にとって「学校」はとても大切な存在です。
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「学校は希望を創るところ」だ、

 そう私は考えています。

 学校は人と出会い、学びと出会い、時には悩みや課題と出会いながらも、自己を磨き、変革していくところ、そして未来の自分に向けて可能性を広げるところです。戦前から多くの人々の学び舎として歴史を重ねてきたこの場所で、皆さんが、「見る、感じる、考える、表現する」という素晴らしい営みを旺盛に進め、皆さんらしい「希望を創る」3年間になることを願い、式辞といたします。


平成31年4月8日

                  京都市立銅駝美術工芸高等学校長
                   吉田 功

4月5日(金) 「学校教育の重点」の説明及び教員研修報告

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 5日、平成31年度京都市教育委員会「学校教育の重点」について、職員会議で校長より説明し、教職員で共有しました。

 高等学校の教育については、
・学校教育目標や育てようとする資質・能力に根差した
 授業改革を推進する
・計画的な支援により「主体的に学習に取り組む態度」の
 育成に取り組む
・新しい学習指導要領や高大接続改革を見据えた
 計画的な学校改革を推進する

を3つの柱として「自ら学ぶ力」「自ら律する力」の育成を進めます。


 この職員会議では、昨年度10年目研修に取り組んだ教員の研究報告も行い、校内で研修を行いました。対象教員2名のうち普通科教員1名はすでに昨年度末に実施しており、今回は美術工芸科教員:藤田雅史教諭の報告でした。テーマは「対話や協働学習、ICT機器の活用を通じた学びあい、他者や自己理解を深めながらイメージ力、表現力を高め、様々な視点で構成できる力を育てる」でした。

 すでに報告をした国語科:武裕子教諭のテーマは「内省を通じて自己理解を深め、自主的に学ぶ生徒を育てる」でした。

 「学校教育の重点」でも示されている学びの転換、授業改善に合致した2名の研究に学びながら、学校全体として、質の高い授業を目指してまいります。  

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行事予定
8/11 山の日
3年学科模試(河合塾)校内
8/13 学校閉鎖日(〜16日)

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