6月21日(金)3・4校時,6年生は,茶道の体験をしました。
これは,文化庁の全面移転(令和3年度)を契機に,京都市教育委員会は,すべての小中学生が伝統文化(茶道・華道)を在学中に一度は体験する機会をつくり,日本人が大切にしてきた伝統文化について,生活文化としての定着とその振興・継承を図り,担い手を育む機会とすることがねらいとされています。
本校は,その事業の1年次に指定をいただき,今回実施できることになりました。
体験活動だけに終わることなく「総合的な学習」の授業であることを大事に進めることにいたしました。
はじめに,茶の心や所作についてお話をいただいきました。そして,掛け軸の意味についてのお話を聞かせていただきました。先生は,子どもたちに分かりやすいようにと手づくりの紙芝居をご用意してくださっていたのです。
「一華五葉開く」の意味をしっかりと受け取っていた子どもたちです。いえ,言葉の意味だけではありません。こうして,手づくりの紙芝居に心が先生に向いていました。先生の気持ちを受け取っていました。