最新更新日:2024/10/18 | |
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学校説明会 第1回リーダー会議
前期中間考査が終わったこの日、学校説明会に向けた第1回リーダー会議が行われました。
2年生のリーダー約20名が集まり、リーダーの紹介と分担を確認したのち、まずは学校説明会のスタッフ募集についての話し合いを行いました。 来週にスタッフを募集して、準備が本格的に始まります。 学校説明会は7月20日(土)です。案内・申し込みは改めてご連絡いたします。 京都府高等学校体育指導者連盟実技研修会について日本学生支援機構 給付型奨学金について
今年度より「給付型」の奨学金制度が変わりました。(推薦枠がなくなりました)
支給額 月額:9,800円〜75,800円 (自宅通学生/下宿生,公立大/私立大によって額が異なります) 対象者 ・住民税非課税世帯 及び それに準ずる世帯の学生 ・現高校3年生 又は 高校卒業2年以内の者 (これまで大学等に入学したことのない者に限る) ・申込時まで(既卒生は高校3年間)の評定平均値が3.5以上 であること 希望者は6月14日(金)までに学校生活部 奨学金担当までご連絡ください。 (申請期間が短くなっていますので締切日に注意してください。) ※昨年度までと同様、貸与型奨学金の申し込みも受け付けております。 (今年度から申請の機会が2回から1回に変更されています。) 在校生は6月10日〜14日に学校生活部に申請書類を取りに来てください。 「あふれ出てくる」ものを「言わずにいられない」自分
19期生の予稿集の巻頭言では、泉鏡花の『夜叉が池』に登場する人と妖怪たちとの結んだ約束を人間が意識的に破っていくという話から、人の「欲」について述べた。マズローの五段階欲求の「自己実現欲求」を大切にしよう旨についてお伝えした。内的に満たされたい欲求を充足することは自然な流れであり、命ある限り私たちへの試練なのだろう。
欲はモノに対するものと、心理的な充足欲求とがある。デジタル化が進む情報化社会の現代にあっても欲求の基本形は同じように成り立っているが、スピードとやり取りする空間が大幅に変化してきている。流れる時間のいたるところで欲を充足しようとする営みが成立する。農耕が中心となっていた時代と比べるとその差異が明確に認識される。 江戸時代後期1800年代の『琴後集』巻十四雑文「河づらなる家に郭公(ほととぎす)を聞くといふことを題にて物語ぶみのさまにならへる文」に、以下のようなやりとりがある。 初瀬詣でに出かけている筆者が、一夜を明かすために、ある御堂に宿をとっていた。筆者は月を愛でるために宿の横に流れている川のほとりにたたずんでいた。同宿となった別の団体の女房たちの中にも、美しく照り輝く月を眺めようと、宿の端まで出てきて月を愛でている。その様子を外に出ている筆者が目にしている。女房たちは気づいていない。しばらく月を愛でていた時に、郭公の鳴く声を聞いた女房の一人が、 「ここを瀬に鳴くほととぎすかな」 と口ずさんだところ、それに対して別の女房が、 「初瀬川波間に月もやどる夜に」 と返した。そのすばらしく趣深いやり取りを、外で聞いていた筆者は、「かかるをりに歌よまでやはあらむ、よしやうちつけなるわざも、情け知らむ人は、咎めじ」と、我慢できず、 「月見つつ寝られざりけり郭公ほのかになのる声聞きしより」 と歌を詠み、扇の端に書きとどめて、宿の中にいる女房たちの足元におし入れた。自分たちのやり取りを外で誰かが見ているとは知らずに、驚いた女房たちは、扇を手にして部屋の奥へと下がっていった。誰とも知らない人からの歌ではあるが、歌を贈られた以上、歌を返すのが礼儀であるので、女房たちは香を焚きしめた白い紙に、 「郭公月にかたらふしのび音をいづれの雲のひまもらしけむ」 と書いて扇の端に結んで、外にいる筆者に返した。筆者は自分がいきなり歌を贈るということは失礼だと知りながらも、二人の女房のやり取りの趣深い風情に我慢ができず、そして、風流を解する人たちであれば、許してくれるだろうという勝手な判断で歌を贈っている。この我慢ができない、歌を歌わないではいられない、伝えたくてたまらないという欲求は、高いレベルでの自己実現欲求である。和歌を介してのコミュニケーションのひとつであり、流れる時間の中では頻繁にあるものでもなく、絶妙なタイミングでやってくる時間と空間で成立する。そのタイミングが人と人との関わりをより深く結びつける。 活動録においても同じく、伝えなくてはいられない魂の叫びがこめられている。書き手と読み手は直接的にはやり取りができないが、書き手の魂を読み手が受けとった時間と空間は、先のやり取りと同様、関わりを深く結びつける。 源公忠曰く、「行やらで山路暮らしつほととぎす今一聲の聞かまほしさに」 (19期生「探究基礎活動録」巻頭言より) 学校長 谷内 秀一 球技大会について保護者の皆様へ
平素は本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
今年度の球技大会を6月18日(火)に、1・2年生はハンナリーズアリーナ・京都市市民スポーツ会館にて、3年生は本校アリーナにて行います。 保護者の皆様におきましては、残念ながら観覧の場所が確保できないため、ご来場・ご来校をご遠慮いただきますよう、ご理解とご了承のほどよろしくお願いいたします。 今年度初めてのコミュニティカレッジを1年生全員対象で5月25日(土)に開催しました
今回は京都大学総合博物館准教授で本校のスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)運営指導委員でもある塩瀬隆之先生をお招きし、ご講演をいただきました。
講演題は「『深い学び』が切り拓く未来 ―対話的に考える学びの5W1H−」で、「高校と大学の学びは5W1Hのどれが一番違うと思うか」という問いかけから始まった講演会は、レクチャーとワークショップが交互に行われる形で、生徒が多くの事に気づくことができました。「どんな変化があっても学び続ける力があれば居場所は見つけられる」「学びの5W1Hを問い続けてほしい」という塩瀬先生の言葉に、生徒たちは深く聞き入っている様子でした。 講演会終了後には、さらに話をしたい生徒たちが別室に集まり、塩瀬先生を囲んで質問をしたり、意見を伺ったりしていました。生徒たちの熱心な問いかけに、塩瀬先生も長い時間にわたって応じてくださいました。ありがとうございました。 |
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