![]() |
最新更新日:2025/05/22 |
本日: 昨日:701 総数:2515700 |
適応マラソンを実施しました
2月8日(金)、適応マラソンを実施しました。
コースは鴨川河川敷(葵橋から西賀茂橋の間)の、男子約14km、女子約11kmです。曇りがちの寒い朝でしたが、集まった1、2年生たちは入念に準備運動をした後、男子は9:30、女子は9:40分にスタートしていきました。 長距離を走ることで健康の保持増進を図るとともに、自己の能力に応じて設定した目標(記録)に向かって力を発揮することを目的としている行事です。 走り終えた後は、みんな笑顔を見せてくれていたのが印象的でした。 大会の記録は集約ができましたら改めて報告する予定です。 (写真上)男子スタート直後 (写真中)女子スタート直後 (写真下)走行中 ![]() ![]() ![]() Imagine
缶コーヒーの「世界は誰かの仕事でできている」(つながっている篇)というCMを見て、とても感動した、と同時にとても清々しい思いになった。
こんな場面だ。 幹線道路の工事をしている二人が休憩時間に缶コーヒーを飲みながらの会話から始まる。スマートフォンを見ながら、「便利になったよな。」「ん?」「スマホアプリだよ。創ったやつすげぇな。」 場面はスマホアプリ開発者へ。お昼ごはんで弁当を食べながら、「うまっ、この弁当企画した人、まじ神。」 場面は弁当開発者へ、「お弁当は素材が命。生産農家さまさまね。」 場面は農家へ、「野菜は鮮度やけ。運んでくれる人に感謝やね。」 場面はトラック運転手へ、「この道完成したんだ。たすかるわ。」 場面は幹線道路工事の休憩中の二人へ、通過する先ほどのトラック運転手に手を振りながら、「おっ、お客さん。」「ご安全に!」「なんか他人とは思えないっすね。」「つながってんのかもな。」 それは他者の仕事に対し「想像」を通しての「リスペクト」が根底にあるもので、頭では理解できるものではあるが、しかしながら、このサイクルは誰にでもできる当たり前のものなのかと考えてみるに、様々なしがらみを抱えているヒトの行為としては、なかなかそう簡単にはできない「想像」なのではないかと思った。他者の行為や仕事に対して行われる想像は、自分の置かれている困難さを相手の行為や仕事には見出だせずに「いいなぁ、あの人は私の抱えている困難がなくて」という羨む気持ちや妬みとなって、なかなかリスペクトには至らない。しかし、このCMの「想像」は違っている。この人たちの仕事を自分に当てはめてみたとき、これは到底自分にはなし得ない次元や技術や思いがある、それは素晴らしいという「リスペクト」へいざなう想像なのだ。妬みは時としてエネルギーとなって新しい創造を生み出すこともあるが、それはなかなか難しいものだ。 世界が求める力の一つとしてOECD(経済協力開発機構)2030教育では、「生き延びる力」を提唱し、三つの力に分類している。その中の一つに「緊張とジレンマの調整力(Reconciling tensions and dilemmas)」というのがある。平等と自由、自立性と地域利益、変革と継続性など様々な競合する需要間のバランスをうまくとろうとする力だ。現在の日本社会ではなかなかピンとこない力なのではないだろうか。地続きで国境が目の前に存在している国々と、日本のそれとは状況が違うからだ。どちらがいいとか悪いとかではなく、状況の歴史はどうにもならない条件を突きつけてくる。それをどう前向きに受け入れて、理解しようとするのか、その態度が大事なのだろう。 堀川高校における教育活動は自己実現を目指し、常に「探究活動」との間でバランスをとり、かつ一体となるべくつなげながら展開している。そしてそれは、他者への「リスペクト」を内在させる活動とならなければならない。 世界は誰かの生き方や在り方でできている。想像していこう。 学校長 谷内 秀一 チャーリー浜曰く、「君たちがいて、ボクがいる。」 ![]() 英語プレゼンコンテスト 個人の部で最優秀賞を受賞
1月26日(土)に堀川音楽高校にて第5回京都市立高等学校英語プレゼンコンテストが開催されました。
本校からは1年生3名と2年生2名が出場しました。日常学習に加えて模試が重なる多忙の中で、準備と練習にしっかりと取り組んでいたことがわかるパフォーマンスでした。雪降る寒空の下、最後の最後までリハーサルを繰り返す姿が印象的でした。 そして、個人プレゼンの部で2年生の白井美羽さんが最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます! フィリピンのセブ島で目撃した貧困の現状について、できることが少ないが、その事実を言葉にして伝えることの重要性を訴える、力強いプレゼンテーションでした。 そのほか、京都の観光案内が深い学びにつながることを力説したプレゼン、留学をより実りあるものにする方法について提言したプレゼン、SNSの使い方に警鐘を鳴らすプレゼンなど、知的にワクワクする内容を堂々と発表していました。 今回の経験が、今後の生徒の成長にどんなふうにつながっていくのか、とても楽しみです。 ![]() ![]() ![]() SSH重点枠ドイツ海外研修事前学習1
本校は2019年3月6日から12日の日程でSSH重点枠ドイツ海外研修を実施します。
このプログラムでは、ドイツの学校教育の中で長年技術系教材として用いられてきた「fischertechnik」を利用して空間認識力、創造力、論理的思考能力などの育成を目指したワークショップに参加することが中心となります。 そこで今回の事前学習では、日本ではなじみの薄い「fischertechnik」に慣れるために、現地で合流予定の岐阜大学大学生の加藤浩行さんを本校に招き、基本的な使用方法についてレクチャーしていただきました。 生徒たちははじめのうちはレゴなどのブロックとの違いに戸惑いながらも、この日の最後には加藤さんに作成していただいたトランスミッションとモータを用いて簡単な車を走らせていました。 今後は自分たちで課題を設定してその解決のために「fischertechnik」を使えるレベルまで到達するために使い方をはじめとした利用方法を学習していきます。 ![]() ![]() ![]() センター試験 第2日目
1月20日(日)、センター試験第2日目です。
今日は朝から小雨が降っています。それでも,傘を差した18期生たちはいつもどおりに元気に会場にやってきました。そして、今日も多くの教職員の応援団が生徒たちを温かく迎えました。 この2日間、朝受験会場で生徒たちを励ました「さなぎ」の旗は、玄関を入ってすぐのアトリウムに掲げられています。これからの期間、各自の目標達成に向けて、さらに集中して取り組んでいく18期生たちを、この旗が見守っています。 さあ、次にやるべきことを確認して、前を向いて、着実に! ![]() ![]() ![]() センター試験 第1日目
大学入試センター試験が始まりました。今年度の受験会場は大多数の生徒が京都大学ですが、京都外国語大学等の別の大学で受験する生徒もいます。
大学の正門のすぐ横には、昨日の激励会で披露した「さなぎ」の大きな旗が掲げられ、たくさんの教職員が駆けつけていました。 会場にやって来る18期生たちはみんないつも通りの元気そうな笑顔を見せてくれていました。そんな生徒たちに、教職員は出席の確認をしながら励ましの言葉をかけ、正門を入っていく姿を見送りました。 今日は晴れ間もある穏やかな日和です。最高のコンディションの中、一人ひとりが十分に力を発揮できるように願っています。 ![]() ![]() ![]() 18期生 激励会
本日1月18日(金)、講堂にて「18期生激励会」を行いました。
これは、「自立する18歳」として巣立とうとする3年生が、各自の目標達成に向けて、さらに邁進できるよう、在校生および教職員で激励するということを目的としてたもので、毎年センター試験の前日に行っています。 激励会は、1・2年生からの激励で始まりました。現生徒会長、前生徒会長、現クラス活動部長の代表生徒3名が登壇し、激励メッセージを伝えた後、1・2年生でつくった折鶴を3年生に贈りました。折鶴には「さなぎ」の字が織り込まれています。 続いて統括室より中村陸子進路指導主事からの激励メッセージ、そして18期生担任団から先生方おひとりずつから心のこもった言葉が贈られました。 最後に、谷内校長から激励の旗の披露と、熱いメッセージを贈りました。 明日からはセンター試験です。みんなで応援しています!! (写真上)1・2年生代表生徒からのメッセージと折鶴贈呈 (写真中)進路指導主事と担任団の先生方からの激励 (写真下)校長からの「旗」の披露と激励 ![]() ![]() ![]() コミカレ「塩瀬隆之氏 講演会」を開催しました
今年度4回目のコミュニティカレッジを1月12日(土)に開催しました。
今回は本校のスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)の運営指導委員でもある京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之先生の講演会でした。 講演題は「探究型リーダーシップに社会が期待すること ―「わからないこと」に向き合う知的体力の大切さ―」。 講演を通して塩瀬先生が ・「うまくいくかわからないこと」を楽しむ知的体力 ・「社会が自分たちで変えられる」と信じる創造的自身 の大切さを熱く語ってくださいました。 また、本校がこれまでから先進的に取り組んできた「探究活動」についても期待と激励の言葉をかけていただきました。 「ロボット」「AI」「対話」「文理選択」など、たくさんのキーワードとともに、ご自身の経験・実践も含めた内容で、あっという間に予定していた2時間が過ぎた講演会でした。 講演会終了後には、さらに話をしたい生徒たちが別室に集まり、塩瀬先生を囲んで質問をしたり、意見を伺ったりしていました。生徒たちの熱心な問いかけに、塩瀬先生も長い時間にわたって応じてくださいました。ありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() 日本学生科学賞 入選!
3年生の田村駿弥君が、第62回日本学生科学賞で入選二等を受賞しました。
日本学生科学賞とは、日本で最も伝統のある中学生と高校生のための科学自由研究コンテストです。1957年に創設されてから、毎年開催されており、今回が62回目の大会でした。各都道府県ごとに行われる地方審査で選ばれた優秀作品が、全国大会である中央審査で審査されます。 田村君の研究テーマは「気体拡散の粒径及び分子間力依存性」というものです。地方審査(第62回日本学生科学賞京都府審査)では最優秀賞を受賞し、全国審査(中央審査)に臨んだ結果、見事に入選二等を受賞しました。 授業での探究活動をはじめ、さまざまな機会を通して、継続的に取組を続けていたことがこのような成果に結びつきました。田村君の意欲と努力を称えたいと思います。受賞、おめでとうございます! (写真)本校校長からの伝達表彰の様子 ![]() ![]() ![]() コミュニティカレッジ開催のお知らせ
今年度4回目のコミュニティカレッジ開催のお知らせです。
このページの右下のリンク「堀川高校HP」をクリックして、コミュニティカレッジの項目をご覧ください。 日 時:平成31年1月12日(土)10:00〜12:00 講演者:塩瀬 隆之 京都大学総合博物館准教授 講演題:探究型リーダーシップに社会が期待すること ―「わからないこと」に向き合う知的体力の大切さ― 【講演会のお知らせ】 ← 詳細はこちらをクリック! |
|