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最新更新日:2025/03/09 |
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SSH重点枠ドイツ海外研修第5日目
遅くなりましたが、5日目の活動報告です。
今日は今までと異なり、ギーセンという都市に移動し、数学博物館を訪れました。一つの博物館の中に本当に様々なテーマの数学の現象を実際に体験しました。 僕が特に印象に残っているのは、無限をテーマとしたコーナーです。普段は数式でしかない無限。それを様々な切り口で体感できるという画期的なシステムが初めての経験でした。フラクタル図形の制作はとても興味深かったです。小学生くらいの小さな子どもたちでさえ、楽しそうに数3の内容に触れていることに大きな衝撃を受けました。 また、レントゲンのお墓を訪れ、日本のものとの違いを比較する機会となりました。道のりではバスを利用し、運転面や乗客面に関してもカルチャーショックを受けました。 更にフランクフルト市に帰還する際に、元々は電車を使用する予定だったのですが、強風の影響で当日の運行が全て欠便となり、帰れない状況になりました。表示板には二時間遅れという表記しかなかったのですが、インフォメーションでの案内でその事態が判明し、少し慌てふためくことになりました。最終的には、タクシーを使用できるようになり、この事態にならなければ会わなかったであろう人々との交流があり、とても良い経験となりました。 明日は最終日です。一分一秒無駄にしないようにします。 (写真上) Ralph先生とのお別れ (写真中) 数学博物館前にて (写真下) 数学博物館での様子 ![]() ![]() ![]() SSH重点枠ドイツ海外研修第4日目
4日目の活動紹介も、参加生徒から報告します。
今日の活動で学んだことの2つを共有したいと思います。 1つ目は、「普段は目にしない部分にこそ、技術が隠れている」ということです。ベルトコンベア博物館では、物の運送を展示のテーマにしています。運送と聞くと、工学の中では派手さのない分野であまり興味を持っていませんでした。しかし、運送がなければ現在の社会は成り立たない、工学の70%以上はこの運送技術に隠されているという解説や、その展示で、縦回転と横回転の力の変換技術や動滑車やサイクロイドといった物理や数学で習うことが実際の現場に応用されていることを知り、とても興味深い見学をすることができました。 2つ目は、「既知の技術を実際に作成、運用する愉しさ」です。博物館ではFischerTechnikを用いて展示物を小型モデルとして実際に組み立て、プログラミングを施すことが可能でした。ただの工作ではない、自らの手を動かして最先端技術を学べたと感じています。更に、このFischerTechnikは実際に機械やシステムを改良するにはどうすればよいかと考える時に、シミュレーションすることに非常に適しているという昨日の工場見学での解説が本当に正しいなと感じました。ベルトコンベアや空気圧を用いた工場システムを再現することが出来ることの面白さをかんじました。また、元々の展示段階でのミスをプログラミングの修正で成功させる体験はなんとも言えない愉しさがありました。 このカールスルーエでの3日間の活動の1つ1つがバラバラなようで、繋がっている。技術開発にはまだまだ自分たちの知らない愉しさが隠れているなと感じました。 (写真上)博物館で説明を受けている様子 (写真中)つかの間の休息(テーブルサッカー) (写真下)オリジナルのモデルを作ってプログラミング ![]() ![]() ![]() SSH重点枠ドイツ海外研修第3日目
3日目の活動紹介は、参加生徒からの報告です。
今日はフィッシャーの本社とフィッシャーテクニックの工場の見学に行ってきました。今回私たちが取り組んでいるフィッシャーテクニックというのは、フィッシャーという企業が取り扱っている四分野のうちの一つです。まずフィッシャーが扱っているプラスチックやスチール製の部品を作る工場を見学し、また若手の教育プログラムについても教えていただきました。日本では、工場見学は見学者専用の通路を通り、全体を上から見下ろすというイメージが強かったのですが、今回は機械のすぐそばまでいくことができ、実際に働いている方と同じ目線に立つことができたのがとても新鮮でした。また、何よりも驚いたのが、この工場ではより効率よく作業を進めるために、日本のトヨタの看板方式を導入していたことです。最後にはおみやげもたくさんいただき、フィッシャーテクニックについて日本でもっと広げたい、広げなければという思いを新たにしました。 夜はRalph先生の家に招待され、ドイツの伝統的な食事をいただきました。英語・ドイツ語・日本語の飛び交う食卓はなかなか経験できるものでなく、とても楽しかったです。日本が好きだというRalph先生のおうちではお香が焚かれていて、また日本刀や抹茶茶碗など日本人の私たちでも持っていないようなものがたくさんありました。 一日一日が飛ぶように過ぎていく中、この研修も折り返し地点に来てしまいました。残りの研修も一日一日を大切に過ごし、精一杯楽しみ、最大限の学びを得たいと思います。 (写真上)International Sales DirectorのLaurenz Wohlfarth氏とともに (写真中)fischer本社の入り口 (写真下)fischer博物館で説明を受けている様子 ![]() ![]() ![]() SSH重点枠ドイツ海外研修第2日目
今日はカールスルーエ教育大学でRalph Hansmann先生によるワークショップ形式の授業に参加しました。
最初は、直流と交流についてクイズ形式の問題に取り組み、頭の体操をするところから始まりました。そのあと浮力をテーマにした実験を自分たちで道具を作りながら体験した後、理論も勉強したり、アメンボが水面を泳ぐ(浮かぶ)理屈を考えその模型を作る方法を教えてもらったりしました。 ランチタイムの後にはカールスルーエ教育大学の学長室を訪れ、学長であるKlaus Peter Rippe先生と少しお話させてもらう時間をいただきました。 午後からはいよいよfischertechnikについて豊富なパーツを使いながら、それぞれが様々なモデルを作成しました。 Fischertechnikに習熟した後は、カールスルーエ工科経済大学のJurgen Walter先生からfischertechnikで作成したモデルを使いプログラミングを用いて生徒一人ひとりの描きたい図形を描きました。 その途中には休憩も兼ねて実際にロボットアームを作成している研究室を訪問し、実際に動いているところを見せていただきました。 今日は盛りだくさんの一日で日本ではなかなかできない体験を通して多くの刺激を受けました。 以下は参加生徒のコメントです。 「今日はカールスルーエ教育大学でのワークショップに参加しました。Ralph先生に物理に関するお話を聞いたり、fischertecnikを触ったり、ロボットのプログラミングをしたりしました。 Ralph先生のお話では、浮力に関することを実験やそれにかかわる歴史ななどを聞き、高校の物理や小中学校で学んだことを少し違った角度から英語で改めて勉強するという新鮮な体験ができました。 また、fischertechnikと教育に関して研究されているRalphさんの教育への考え方や実践されている教育方法についてもお聞きし、日本との違いを知って実際に授業を受けてみたいと思いました。 Fischertechnikを使った実習では、これまで使ってきたパーツだけでなく本場だけあって様々なパーツがあって、Ralph先生のサポートでドイツならではの体験ができ全員楽しく楽しく活動できました。 ロボットの動きをコントロールするプログラミングでは、ロボットの後ろにペンを指して自分の名前を書いたりHORIKAWAの文字を書こうとしたりとそれぞれが試行錯誤しながら全員が集中して取り組みました。予想以上に様々なことが体験できた密度の濃い一日でした。」 (写真上)ワークショップでの様子 (写真中)Klaus Peter Rippe学長(真ん中)、Mutfried Hartmann副学部長(右)、Ralph Hansmann先生(左) (写真下)カールスルーエ工科経済大学の研究室を訪問した様子 ![]() ![]() ![]() SSH重点枠ドイツ海外研修 第1日目
本校の2年生4名が、2019年3月6日から12日の日程でカールスルーエ、ギーセンを訪れています。この研修の様子を報告します。
このプログラムでは、ドイツの学校教育の中で長年技術系教材として用いられてきた「fischertechnik」を利用して空間認識力、創造力、論理的思考能力などの育成を目指したワークショップに参加することが中心となります。 初日は飛行機、列車とも定刻通り運行し、昨日無事ホテルにチェックインし1日目を終了しました。 生徒たちは長旅で疲れてはいましたが元気に2日目を迎えています。 以下は参加している生徒によるコメントです。 「12時間という長いフライトのため、かなり疲れていましたが、ドイツに到着して現地の方と話しているうちに、疲れを忘れてしまっていました。初対面なのに英語で笑い話などもできて盛り上がりました。ぼく個人としては、ドイツ語のフレーズがいくつか通じたのが嬉しかったです。」 (写真上)マンハイムでICEを待っている様子 (写真下)カールスルーエ教育大学の先生方とのディナーの様子 ![]() ![]() 卒業を祝う会
3月1日(金)午後5時30分より、ANAクラウンプラザホテル京都にて
「卒業を祝う会」を開催いたしました。毎年、卒業式の行われた日の夕刻、PTA主催で、先生方と保護者の参加で行われています。 今年も「さなぎ」の18期生の卒業を、喜び、祝うとともに、3年間お世話になった先生方に感謝の気持ちをお伝えいたしました。 入学から卒業までの3年間の記録のスライドショーの上映や、担任団の先生方のご挨拶、各クラスの保護者からの感謝のパフォーマンスなどが行われ、お食事をしながら歓談し、ゆったりとした楽しいひと時を過ごし、生徒たちの更なる飛躍を願いました。 (写真上)3年間の記録のスライドショーの上映 (写真中)18期生担任団の先生方のご挨拶 (写真下)保護者のパフォーマンス ![]() ![]() ![]() 第71回卒業式!
寒さが少し緩み、陽ざしに温かさを感じる季節となりました。(中略)
ただ今、二百三十九名の卒業生に対しまして、本校における学業を成就したことの証として、栄えある卒業証書を授与いたしました。 卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。みなさんは、「立志」「勉励」「自主」「友愛」の校訓のもと、「自立する十八歳」たらんとして、本校の特色ある学習活動と探究活動に対し、積極的に、かつ、主体的に自己の啓発に努め、三年間の教育課程を無事修了されました。明治四十一年1908年、堀川高等女学校創立以来一一〇周年、昭和二十三年1948年、京都市立堀川高等学校創立以来七十周年を迎え、本日、第七十一回卒業式を挙行することとなりました。平成十一年、一九九九年四月、普通科に加えて人間探究科、自然探究科を設置してから、十八期生、堀川高等学校創立以来七十一期生として、みなさんは歴史ある第一歩を新たに歩んでいきます。 その第一歩を踏み出すにあたって、堀川高校の校訓について、少しお話します。みなさんは受け止めながら、堀川高校での活動そのものであったことを確かめてみてください。自立する十八歳に育つためには、校訓の実践は欠かせません。それは、みなさんの三年間の堀川高校での活動のいたるところに、組み込まれていたのです。 まず、「立志」とは、みなさん自身が持つ可能性を信じ、勇気を振り絞って目標達成を目指し、実現に向けて取り組むということです。目標なしに意味ある行動をとることはできません。ただし、持つべき目標は、当然、確かなものでなければなりません。確かであるかどうかということは、正当であるかどうかということです。それを判断するためには知識と知恵、教養が必要となります。それらを身につけるために、これまでみなさんは学んできましたし、これからも学んでいきます。 そして、「勉励」。これは、目標達成に向けて努力を重ね、目の前に立ちはだかる困難に立ち向かう姿勢のことをいいます。「自主」とは、自らをメタ的に認知し、適切な判断力と批判力を持って責任ある行動をとることをいいます。この二つは、達成すべき目標を自らの内に抱き、力の限りを尽くして真摯に取り組むことで、結果の如何に関わらず、成長していくことができるということです。たとえ失敗したとしても必ず得るものがあり、成長していきます。 「友愛」は、周囲をじっくり観察、分析して、想像力、イマジネーションを高め、思いやる心のことをいいます。普段、見えていないものを見ようとすること、聞こえない声に耳を傾けるように、それは想像力の大切さを意味します。 以上のように、堀川高校生活、三年間を通して、校訓は、君たちに「楽しんどい」という経験値とともに内在されてきたのです。 「立志・勉励・自主・友愛」の根底にあって、それぞれの活動を支えているのが、「友愛」の「愛」なのです。「愛」という字形は、金文で、後ろを顧みて立つ人の形を表わす字形と「心」の字形が合わさった会意文字で、うしろに心を残しながら立ち去ろうとする人の姿を表したものです。日本古来の武道でいう「残心」に通じています。目標達成にむけて、また達成後に、心を残すとは、周囲への視点と自分自身の位置との関係に思いを馳せ、真摯に振り返ることです。それは、未知へのイマジネーションとイノベーションという未来につながっていくのです。ここで大切になるのが、周囲への視線と感知です。それはどちらも受け取る力。ただし、ここでいう力とは能力ではなく「心」のことを意味します。未来への思いとイマジネーションの想像、それはどちらも発信する力。この力も能力ではなく、「心」のことを意味します。校訓は心が基本形となっています。 さまざまな問いに対する解決に向けた糸口の一つとして、規定から外れた思考、ちょっとした視点の変換があります。それが、新たな気づきや発見につながり、おさまりどころを形成していきます。そのような世界にむかって、さなぎたちは羽ばたいていきます。どのように羽ばたくのか。それは、どう自己変革してきた三年間であったのかということにもなります。 いくつか私なりに振り返ってみますと、入学当初の花背山の家での宿泊研修からスタートした堀川高校生活。「探究活動のプロセスを学べ」、「Make〜仲間との団和〜」、「光を支える影となる」という係ごとの目標をたて、探究基礎のゼロ時間目という位置づけの花背山の家の研修を、戸惑いながらも必死にやり切りました。一泊二日の活動を終え、山の家から帰る直前の退所式で「ありがとうコール」をしたのを覚えているでしょうか。本来であれば、一年生が「ありがとうコール」を初体験するのは、九月文化祭の閉会式です。ですが、みなさんは、一年生の初っ端に体験したのです。その時の団長として付き添って、退所式での挨拶で、ありがとうコールをフライングしたのが、実は、当時、副校長だった私でした。みなさんの一生懸命で、健気な活動を二日間見て、思わず一体化したいと思い、やってしまいました。花背の活動は、可能性を信じて、目標達成を目指した「立志」そのものでした。 そして、海外研修、この時のみなさんの立てた目標は、二つでした。「自分の可能性を開拓する」、そして「国境を越えて「知りたい」を追い求める」でした。私は日本にいて、みなさんの海外での活動、チャレンジの報告を現地から受け、楽しみながら、毎日、学校HPにアップをし、帰宅途中の夜空にかかっている細い月をみながら、さなぎたちも同じ月を世界各国から見ているんだろうなと思いを馳せていたのを思い出します。海外研修を通して、困難に立ち向かい、判断力と責任ある行動としての「勉励」と「自主」をやりきったのです。 そして文化祭「堀川のKSK(キセキ)〜この瞬間を君と共に〜」、「Premium “HORI” day 〜三時に帰っちゃいられない〜」、「堀川革命 #さよなら平静」のテーマのもと、みなさんは爆発しました。そのチャレンジ精神が、堀川高校での探究活動と化学反応を起こし、さなぎたちの自己変革の触媒となっていったのです。そして今の自分が形成されてきたのです。文化祭は、校訓「立志・勉励・自主・友愛」の全てが込められていました。みなさんは、羽ばたいていくべき自己変革を見事にやりきってきたのです。一人ひとりの未来に向かって、それぞれの方法で、羽ばたいていってください。 さて、保護者のみなさま、お子様のご卒業おめでとうございます。改めてお祝いを申し上げます。この三年間、本校教育に対するご理解とご支援をちょうだいいたしましとことに厚くお礼申し上げます。振り返りますとさまざまなことが思い返されます。十分でなかったところや、うまくいかなかったこと、ご心配をおかけした点もございました。特に三年生での九月の文化祭、受験準備真っただ中での各クラスの目標達成に向けてのエネルギー発散には、得も言われぬ葛藤があったこととご推察いたします。自宅学習時間が文化祭準備にとられ、なかなか増えていかない状況、さらには自宅での学習だけではなく、クラスでのダンスの宿題まであり、ご自宅で踊っていたこともありました。それをそっと見守ってくださった保護者のみなさまがあっての、十八期生の今日があります。三年間のご家庭でのお子様の様子に、その折々に温かくお見守りいただき、心から感謝いたします。 本日、十八期生はここを巣立っていきます。彼らの記憶の中で、この三年間が、懐かしさとともに、少しの誇りを感じられるものであり続けることを願っております。今後ともどうかよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。 十八期生、さなぎのみなさん。さなぎは、外的には静の状態に見えますが、内的には激動的な状態となっています。さなぎの内部は繊細なので、ちょっとした振動などのショックで、成長へ大きな影響を受けます。周囲の環境と対話しながら成長を遂げていきます。重層なエネルギーを保ちながらも、繊細であるさなぎの期間は、成虫に向けて、生命をかけた重要な時間です。ハードな学習活動とウルトラハードな探究活動で、もがきながらでもチャレンジし、立ち向かうことで、さなぎの総エネルギーと頑丈な器を作り出してきました。どうぞ、誇りを持ってください。 そして、見えないものを思い、聞こえない声を受けとめるその想像力を養ってください。みなさんの目には、木々の揺らぐ細い枝や呼吸をしている小さな葉っぱが映っていますか。みなさんの耳には、そよぐ風のゆらめきが聞こえていますか。みなさんの「心」には、光輝く太陽の、温かいぬくもりが、エネルギーとなって、感じられていますか。 それでは、十八期生さなぎのみなさん。くれぐれもからだに気をつけて。みなさんが巣立つ今日の夕刻、アトリウムに掲げた「さなぎ」の旗を、君たちの前途を祝して、たたむことにします。自立する十八歳として、少年少女から青年へ羽ばたいていく、さなぎたちの、次なる自己変革を願って。 平成三十一年三月一日 第七十一回卒業式 京都市立堀川高等学校長 谷内 秀一 ![]() ![]() ![]() 「宇宙ユニットシンポジウム」で本校の2年生3名が発表
2月9日(土)、京都大学で開催された「第12回 宇宙ユニットシンポジウム 人類は宇宙社会をつくれるか?―宇宙教育を通じた挑戦」にて、本校の2年生3名がポスター発表をおこないました。
3名のそれぞれの発表タイトルは「宇宙の距離はしご―球状星団M3の距離推定から―」、「エウロパの表面氷のサンプルリターン機構の開発」、「ダークマターのモデルシミュレーションの開発」でした。探究基礎の授業や研究発表会を通じて進めてきたことを発表しました。 生徒は、小学生から宇宙の専門家まで、様々なバックグラウンドを持った人々と交流しました。多くの質問やコメントをもらい、充実した時間を過ごせたようでした。 ポスター発表の審査の結果、ユニット長賞と宇宙飛行士賞を受賞しました。 この発表会をきっかけにして、自分の探究したいことをさらに突き詰めていってほしいと思います。 (上)ポスター発表会の様子 (中・下)表彰式の様子 ![]() ![]() ![]() SSH重点枠ドイツ海外研修事前学習3
本校は2019年3月6日から12日の日程でSSH重点枠ドイツ海外研修を実施します。
このプログラムでは、ドイツの学校教育の中で長年技術系教材として用いられてきた「fischertechnik」を利用して空間認識力、創造力、論理的思考能力などの育成を目指したワークショップに参加することが中心となります。 日々「fischertechnik」に触れることで設計図が無くても自由な発想で作成することができるようになってきました。 さて、今回はこれまで学んできた内容を、現地でお世話になるカールスルーエ教育大学のRalph Hansmann先生と岐阜大学の河崎哲嗣准教授、また事前学習でこれまでお世話になった岐阜大学の加藤浩行さんに伝えるため遠隔会議システムzoomを使った多地点同時中継を行いました。 残念ながらRalph Hansmann先生は多忙の為参加していただくことはできませんでしたが、河崎先生、加藤さんとは私たちが学習してきた内容を共有することができ、また現地でどうすべきかについて助言をいただくことができました。 今後はドイツ海外研修を有意義なものにしていくことはもちろん、遠隔会議システムを利用して国内・海外問わず様々な機関と積極的に交流していきたいと考えています。 ![]() チャレンジ!!
昨日21日、京都府公立高校前期選抜の合格発表がありました。
合格されたみなさんは、チャレンジした自分自身を褒め、そして、新たな新しい自分を成長させる目標をすぐに設定してください。近い未来、そして遠い未来をも見通した目標を立てましょう。 結果が残念に終わったみなさん、同じくチャレンジした自分自身を褒め、誇りに思ってください。今回のチャレンジ精神は、必ず将来の大きな選択すべき時に、あなたの背中を押す原動力となります。自信を持ってください。そして、目標に向かって、中期選抜にもチャレンジしてください。 例年お伝えしているとおり、本校は、中期選抜で合格してきたみなさんを、最大限の敬意をもってお迎えします。これからチャレンジするみなさんのご健闘を心からお祈りしております。 私は自分にエネルギーを蓄えようとするときに、よく聴く歌があります。WANIMAの「やってみよう」です。その詞の中に、このような表現があります。 踏み出そう よじ登ろう 高い山ほど 絶景が待ってるから 遠回りの道を 選んでみよう 険しい峠には 何かがあるさ みなさんの次の目標は何ですか? 学校長 谷内 秀一 |
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