最新更新日:2024/09/20 | |
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2年専門科目「表現基礎2」 着彩課題と合評
2年「表現基礎2」では、着彩の課題に取り組んできました。
本日、制作を進めた後、それぞれの講座で合評がありました。 26日(金) 2年生・3年生の専攻別美術見学 その226日(金)2年生・3年生の専攻別美術見学の様子を紹介します。 ●陶芸専攻・デザイン専攻 ・万博公園・太陽の塔内部 ・国立民族学博物館 ・東洋陶磁美術館 ●染織専攻・ファッションアート専攻 ・神戸ファッション美術館 ・北野異人館街 ・大山崎山荘美術館 どの専攻も、特別に校外の研修に出かけて、様々な作品や人、モノと対面してきました。今後の作品制作に力となることでしょう。 美術見学の様子を少し文章で紹介します。 (彫刻専攻の見学記より) 佐川美術館、三重県立美術館で、佐藤忠良氏、柳原義達氏の彫刻作品を中心に鑑賞しました。どちらの美術館でも素晴らしい作品と出会い、貴重な時間を過ごすことができました。三重県立美術館では、特別に収蔵庫を見学させてもらい、ふだん見ることができない美術館の裏側や作品群を見せてもらうことができました。 (染織専攻・ファッションアート専攻の見学記より) タータン展では、タータンにまつわる美術作品や多数の資料が展示されており、文化的背景を知ることでよりタータンの魅力を再発見できました。併設されている図書館にもファッションに関するたくさんの資料があり、生徒は目を輝かせながら眺めていました。 次の北野異人館「ベンの家」は、明治35年建築当時のまま残されている建物です。英国の貴族であるベンアリソン氏のコレクションである巨大な白熊やトナカイなどたくさんの動物の剥製が、所狭しと展示されていました。数々の珍しい動物の剥製に生徒たちは興味津々の様子でした。また、そこへ向かう街並みにも異国感が漂っており、街中のポストやレンガ造りの建物、ランプにつるされた花なども楽しんでいました。 最後に行った大山崎山荘美術館「谷崎潤一郎文学の着物を見る」では、さまざまな資料をもとに、谷崎潤一郎の文学の登場人物の着こなしを検証し、アンティーク着物で再現されており、珍しい着こなしやアンティーク着物の美しさを楽しみました。 26日(金) 2年生・3年生の専攻別美術見学 その1●日本画専攻・漆芸専攻 ・岩野平三郎製紙所 ・卯立の工芸館・パピルス館 ・東近江商人博物館、中路融人記念館 ●洋画専攻 ・横尾忠則現代美術館 ・大阪市立美術館 ●彫刻専攻 ・佐川美術館 ・三重県立美術館 27日(金) 1年美術見学 市内フィールドワーク「京の美を探る」 その2
(つづき)
27日(金)1年生は美術見学 市内フィールドワーク 市内フィールドワークは教員も市内各所で指導にあたりましたが、基本的には、各グループが主体的に生徒だけで訪問し調査・研究してきました。 昼ごろ、各グループから学校待機教員へ状況報告をすることになっており、各グループと学校の教員とはiPadとZoom(ズーム)というアプリを使って生中継でやり取りしました。校長も各グループとiPad上でやり取りしました。 写真 訪問先 つづき(一部) 老松、やま崎織物(やま=代の下に山) タブレットiPadで生徒と学校との連絡 各グループと学校にいる教員とが同じ画面で生中継 27日(金) 1年美術見学 市内フィールドワーク「京の美を探る」 その1各クラス5名ずつ6グループ、1学年全部で18グループが市内各所で調査、研究しました。 今年度のテーマと訪問先は、以下のようになりました。お世話になりました訪問先の関係者の皆様、誠にありがとうございました。 ・町並み 京都府立大学、京町家仕事組、京都市景観まちづくりセンター 西陣・祇園花見小路・清水道・産寧坂・ねねの道周辺 ・襖絵と建築空間 南禅寺金地院、建仁寺、聖護院門跡、二条城 ・明治建築 京都国立博物館、京都文化博物館、京都府庁本館、三条通 ・枯山水 東福寺、龍安寺 ・京菓子 京菓子博物館、老松、亀屋良長 ・西陣織 龍村光峯、織成館、西陣織会館、やま崎織物(やま=代の下に山) ・漆器 象彦、堤浅吉漆店、漆器のアソベ、中村宗哲 ・茶室 高台寺、南禅寺金地院、曼殊院 写真 美術見学冊子 漆器のアソベ、中村宗哲 東福寺、象彦 (つづく) 3年生専門科目 「表現演習」E講座 老人介護施設でのアートワークショップに向けて
3年生の「表現演習(E講座)」では、11月に開催する、京都東山老年サナトリウムとのワークショッに向けて、事前学習に取り組んでいます。
この取り組みは昨年度より始まり、今年度で2年目になります。今年度はステンシルを用いた共同制作に挑戦するため、現在は型紙のデザインおよび切抜きの作業を行っています。 先週10月23日(火)には、大阪芸術大学より中谷昭雄先生をお招きして「芸術療法」について特別講義をしていただきました。実際に医療の現場でも美術を通して様々な方と関わっておられる中谷先生ならではの視点で、どのようにすれば人々が自由に、心地よく自己表現することができるのか、というテーマを中心にお話いただきました。 様々なケースの患者さんがいる医療の現場において、患者さんとの関係性を築くためには「共感」「信頼」「愛情」がキーワードになることを知り、当日限られた時間のワークショップであっても丁寧に準備する気持ちを確かにしました。 この授業では、すでに特別講義の前から、当日のワークショップに向けて、準備物を制作しています。型紙をつくったり、背景になる布を染めたり少しずつ進めてきました。 単に当日1回きりの学びにならないように、しっかり取り組んでいます。 秋麗 26日(金) 全学年、美術見学
秋晴れの26日。全学年、美術見学の日。
1年生は「京の美を探る」という課題研究で、各グループごとに市内フィールドワークに。 2年生・3年生は、専攻ごとに美術見学に。 転校にも恵まれ、美術三昧の一日です。 写真 朝の出発の様子。 2年専門科目「表現基礎2」 色彩表現2年生の「表現基礎2」では、色彩表現に取り組んでいます。モチーフは、柿、縄、缶、手ぬぐい、です。 3年アートフロンティアコース 総合的な学習の時間「美術探求F」 京都精華大学の田中圭一先生「魅力的なキャラクターが60分で創れる」マンガをおもしろくする要因の1つに「キャラクターの魅力」があります。今回の授業は,たった60分で魅力的なキャラクターが創れるテクニックを解説していただいた後,実際に先生の指導のもと,魅力的なキャラクター創りに挑戦しました。 初めに,パンダが凶暴な性格で乱暴する海外のCMを視聴し,「なぜこのCMがおもしろいと感じるのか」と問いかけ,ギャップのあるキャラクター設定が笑いを誘うと解説されました。 次に生徒たちは,自分オリジナルのキャラクターを描いて提出し,それをクラスメイトにランダムに配布します。配布されたクラスメイトのキャラクターを見て,目的や家族構成,性格,立場,好きなもの,嫌いなもの,決め台詞などを想像してキャラクターの設定を行いました。田中先生から,「その設定が普通の人がイメージできるそのキャラクターの設定です。今度はその設定の逆の設定を考えてみよう」と提案。自分のキャラクターに他人から見た設定とはギャップのある設定を考えました。完成したキャラクター設定を田中先生がコメントをつけながら紹介し,上手くギャップのある設定ができた作品には大きな歓声が上がりました。 授業を終えた生徒たちは,「みんなの創作キャラがおもしろい。他の人が考えてくれた自分のキャラクターの性格を参考にしてギャップを考えるのは新鮮で楽しい!!ギャップキャラが目を引くというのは納得できる」「めっちゃ楽しかったです。SNSで絵を上げているけど,二次創作ばかりなので,1つだけでもいいから自分でしっかり考えた話やキャラの構成をしてみたいと思いました。キャラの分析もしてもらえて嬉しかったです。」「ギャップキャラや人物設定をしっかりすることで魅力的なキャラクターを生み出せることが理解できた。最近はデジタル系マンガなどいろんなタイプのマンガがあることも分かった。マーケティング力はマンガ家に限らず大切な力なので自分も身につけたいと思った。キャラクターの設定を考えるのは初めてだったけど,すっごく楽しかった。」などと感想を述べていました。 とても興味深くワクワクする話を聞かせていただきました。本日の授業で学んだことや触発されたことを今後の制作活動や進路選択に活かしてくれることを期待します。 お世話になりました田中圭一先生,本当にありがとうございました。 24日(水) 台湾 僑泰高級中学が本校を訪問されました その3放課後、本校1年生・2年生の交流スタッフと僑泰高級中学の生徒が、マルチホールで交流会を行いました。 自己紹介の後、アイスブレークとして、袋からカードを取り出し、カードに書かれたテーマを絵で表して答えをあてるというゲームをしました。 そのあと、両校生徒がそれぞれ学校紹介をプレゼンテーションしました。 言葉の違いがあっても、英語を使ったり絵で描いたり、スマートフォンの翻訳機能を使ったりと、積極的に交流しすぐ打ち解けあいました。 最後にお互いプレゼント交換。本校からは、過日完成した、生徒のイラストを表紙にしたオリジナルスケッチブックを贈りました。 |
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