最新更新日:2024/10/02 | |
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2019年 新年のご挨拶
新しい年を迎えて
2019年が始まりました。希望をもって健やかに過ごせる一年であってほしいと願っています。 昨年11月30日、京都市(行財政局、教育委員会)より「京都市立芸術大学及び京都市立銅駝美術工芸高等学校移転整備事業に係る基本設計について」が発表されました。2023年に京都駅東部崇仁地域へ市立芸術大学と本校が新築移転し、「文化芸術都市・京都」の新たなシンボルゾーンになることを目指す大きなプロジェクトの基本設計の概要が発表されました。基本設計の考え方として、京都の町に受け継がれてきた「通り」「奥庭」「軒下」などの空間要素を効果的に配置し、学内・校内の垣根を越えた出会いにより創造的な活動を生みだし、市民や入洛者が気軽に芸術にふれあうことを可能にする、また3地区に分かれた敷地に東山や鴨川と調和する連続的な屋根や水平に広がる大きな床により「つながり」をつくり、京都の玄関口・京都駅と東山の文化ゾーンを結ぶ拠点とするデザインにすると発表されました。本校は、鴨川のそば、東山を望むA地区に移転予定です。 この間、基本設計業者JV(乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同体)は、本校を何度も訪問・調査していただき、本校の教育活動の特色や現状と課題、そして美術専門高校としての未来に向けたビジョンを聴き取っていただき基本設計に反映していただきました。 1880年(明治13年)に京都府画学校として創立して以来、戦前永く京都市立美術工芸学校という校名で美術専門教育に取り組んできた本校は、戦後、今から70年前の1949年、総合制のもと日吉ヶ丘高等学校の中に普通課程とともに美術課程として併設されることになりました。本校の沿革史によれば、50年前の1969年に「京都市立美術工芸高等学校設立準備世話人会」が発足し、美術単独高校実現の要望が高まっていたことがわかります。そして本校が、現校地である銅駝中学校の跡地に銅駝美術工芸高等学校として単独開校したのは1980年で、まもなく40年目を迎えることとなります。本校は、永い歴史の中で、入学する生徒はもちろん、保護者、地域、市民、各方面から熱い期待と支援を寄せていただきながら美術専門教育を実践してまいりました。伝統ある学校が、歴史を重ね発展していくためには、常に社会の情勢・変化を把握し、作品はもちろん、美術の学びが社会に果たす役割を追求しながら、教育実践の改革を怠らず、次代の担い手を育成していかなければなりません。 今年は、全国に先駆けて、京都で番組小学校が建設された1869年(明治2年)から150年目。上京第三十一番組小学校、後の銅駝小学校もこの年に建設されました。明治維新という大きな社会変革の時期に、町の人々が熱い思いと資金を注いで未来を担う子どもたちのために学校建設するという画期的な事業が行われたのです。銅駝小学校、銅駝中学校と地域の人々が大切にされてきた校地で美術専門高校として再スタートをした本校。新しい年を迎え、あらためてこれまでの歴史を振り返り、現校地での教育の積み重ね、寄せられた思いをしっかり受けとめ、未来に向けて一層学校力の上を目指したいと考えております。 今年度の学校案内ポスターに掲げた言葉をあらためて記し、新年のご挨拶とさせていただきます。 未来を描き 時代を創る 2019年(平成31年)1月4日 校長 吉田 功 2018年も残すところあと3日。今年も本校ホームページをご覧いただきありがとうございました。よいお年を。
明日から4日まで学校閉鎖となります。
今年も、本校のホームページをご覧いただき、ありがとうございました。本校のホームページでは、生徒の姿、教育活動の様子など学校の日常をできるだけ紹介しようという方針で記事を掲載してきました。 年明けからまた、たくさん新しい記事を掲載していきます。本校に興味をもっていただき、本校ならではの魅力を感じていただければ幸いです。 様々なことがあった2018年ですが、来る年が希望のもてる良い年になりますよう祈念し、一旦パソコンから指を離します。ありがとうございました。 28日 年内最後の日 寒気到来
28日(金)は、年内最後の日。
朝から強い寒気が入り込み、鴨川から眺める北山や東山はグレーの雲がかかり降雪の模様。 1・2年生の進学補習も今日が最後。みんな朝からがんばっれ学習していました。 3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」 京都市交通局と連携した課題研究「洛バスの車内広告スペースのデザインを作成する」 その1218日の授業は年内最後の授業ということで,京都市交通局の担当の方々が生徒たちの制作の様子を見学に来られました。 1月22日の最終プレゼンに向けて,タブレットとZoomを使って、NPO法人グローカル人材開発センタースタッスの外崎佑実さんから,デザイン案を提案するだけでなく,どのような意図と目的で制作してきたかのプロセスを含めた発表をするようにアドバイスをいただきました。 次に各チームから現在の制作状況を報告し,嵯峨美術大学の奥田先生から個別に技術的なアドバイスや改善すると良くなる点を指摘していただきました。奥田先生から「専門的な立場から改善点をコメントしました。コメントを受け入れない場合は,なぜそうしないのかをしっかりと考えてください。なぜ自分たちはこのデザインにするのかを考えて制作を進めることが大事です」と助言いただきました。 最後に,京都市交通局の田中真理子様から「高校生の瑞々しい感性,視点でデザインを考えていただいていて,期待感が高まってきました。来年1月の完成をとても楽しみにしています。」と感想をいただきました。 今回も多くの方々のご協力により授業を進めることができました。お世話になりました関係者の皆様にお礼申し上げます。いよいよ制作は最終段階に入ります。 今後の美術専門高校のあり方について 校内教員研修 開催
12月25日(火)午後、美術工芸科の教員が、学校を取り巻く状況、これからの美術専門教育のあり方などについて意見交換し、学校教育目標の検討に向けて熱心に議論しました。
約2時間にわたってグループごとに議論した後、模造紙にまとめ、発表しました。 今後、普通科教員の研修、学校全体の研修と積み上げていきます。 黒板アート制作中 完成まであと少し12色の色チョークを使いながら生徒有志が一所懸命取り組んでいます。午前中は進学補習もあるので、制作は午後。完成すれば、カメラマンが撮影されて大きなパネルにして会場に設置されます。 本日27日も頑張って制作し、完成を目指します。 12月26日(水) 校長室ウェブログの記事を更新しました。26日(水)から3日間 1年・2年 進学補習美工作品展「1・2年生展」が終わって、本日26日から28日まで、1年生・2年生の進学補習です。 校内の教室だけではまかなえず、1年生の補習は、学校からすぐの職員会館かもがわ を借りて行っています。職員会館かもがわ には、館内に本校生徒作品を飾っていただいています。 「毎日・DAS学生デザイン賞 高校生の部」にデザイン専攻3年生の作品が入賞しました。毎年「毎日・DAS学生デザイン賞 高校生の部」に3年生デザイン専攻の生徒作品を数点応募していますが、今年度は下記の結果となりました。 佳作 クラフト部門 「POP-UO TOWN」 中西錦太 入選 グラフィック部門 「夢標本」 野田有美華 また優良高等学校賞を受賞し、記念の盾をいただきました。 1年総合的な学習の時間「美術探求」 課題研究「今日の美を探る」フィールドワークについて、京都市景観・まちづくりセンターのニュースレターで紹介されました。1年総合的な学習の時間「美術探求」では、「今日の美を探る」をテーマに各グループが事前調査、フィールドワーク、事後学習をし、12月に研究発表を行いました。 10月に行ったフィールドワークでは、テーマに沿った場所を生徒が訪問し、調査研究をしてきました。「町並み」をテーマにしたグループが訪問した「京都市景観・まちづくりセンター」では、その調査研究の様子を、センターが発行されているニュースレターで紹介していただきました。 |
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