最新更新日:2024/10/31 | |
本日:41
昨日:85 総数:549289 |
平成29年度 教職員の異動
平成29年度 教職員の異動
【退職教職員】 校 長 松田 実 教 諭 山本 陽子 【転出教職員】 教 諭 丹野 貴之 教 諭 田中 麻紀子 教 諭 東田 真美 教 諭 矢野 恭裕 常勤講師 伊澤 藍 常勤講師 嫁兼 雅弘 常勤講師 丹羽 栄樹 常勤講師 河合 奎介 常勤講師 寺石 幸生 平成29年度修了式・皆勤賞等表彰その後,皆勤賞の表彰が行われました。1年生から10名,2年生から12名が表彰されました。全国障害者スポーツ大会の表彰も行いました。 次年度のそれぞれの目標達成に向けて頑張っていきましょう。 保護者の皆様,地域の皆様,企業の皆様 今年度も,本校教育活動やPTA活動に多大なご理解・ご協力を頂き,ありがとうございました。来年度も,よろしくお願いします。 広報用掲示板設置私たちは,今年度学校全体で取り組んでいる“花と緑の白河プロジェクト”を進行するにあたり,「植物や食べ物を扱っていない自分たち情報印刷に何ができるのだろうか」ということをずっと考えてきました。 ブロック集会では,「白河のことを学校内外に広く知ってもらおう」「自分たちの得意分野である“間違いのないきれいな製品づくり”や“絵を描くこと”等を通して広報活動できれば」「ジオラマで校内案内図を作ろう」等々,様々な意見が飛び交いました。 ・・・そしてついに,今年度最終授業である本日3月20日,年度末ぎりぎりではありますが,「私たちにできること」を無事形にすることができました。 1月から講師としてお世話になった先生や,管理用務員さんの多大なる協力を得て,情報印刷全員で掲示板を3枚作り,企画〜設営までの全工程を体験することができました。 来年度からこの掲示板を活用し,花と緑の白河プロジェクトに関する告知をはじめ,様々な広報活動を行なっていきたいと思います。 3月15日 本年度最後の配食サービスご協力いただいた地域の皆さま、配食ボランティアの皆様、ありがとうございました。来年度もよろしくお願いいたします。 3月14日 東山総合よりリソース活用
先日,職業学科3校リソース活用の一貫で、本校生徒が学習に行った養正カフェから、東山総合支援学校の生徒2名が喫茶ミルキーウェイに学習に来ました。養正カフェでの学習の際、お互いに「うちのカフェはこんなことしているよ」と意見交換をしていましたが,今回は実際にお互いの学習の様子を見て、より深い意見交換をすることを目的としました。
はじめに,食品加工厨房や喫茶の様子を見学,質疑応答のあと,お互いに「こんなことができたらいいね」という意見を出し合いました。 「作業をしていて楽しいことは何ですか?」や「普段気を付けていることはどのようなことですか?」などの質問をもとにお互いの様子を共有したり,「カウンターがあるのがいいなぁ」や「東山はもっとドリンクの種類があります」「机に飾りをしたらどうですか?」など,お互いに新しい気づきがあったり,それぞれの違いをもとにアドバイスしあったりしました。 それぞれのいいところや違いを共有しながら,お互いの喫茶がよりよくなることにつなげていきたいです。 配食サービス 100回記念 その2
配食サービスでは,本校の食品加工の生徒が,普段学習している調理の技術や衛生管理等を発揮し,食事の調理の補助や盛り付けに当たっています。今回のちらし寿司もエビや桜餅の向きなどに気を付けながら1つ1つ盛り付けました。
また,本校農園芸で栽培しているブロッコリーも天ぷらとして弁当に彩りを添えました。 地域との活動を軸にして,教科を横断して取り組んでいます。 3月8日 配食サービス 100回記念!
配食サービスがスタートして7年,今回で100回目になりました。地域の方との協働活動であり,校内の3つの専門教科が携わっている大きな学習として取り組んできました。
100回目のお祝いとひな祭りとの関連で,ちらし寿司をメインとした献立でした。配食のお弁当には毎回,献立のメニューを情報印刷で作成していますが,今回は100回記念版を作成しました。 雨の中での配達だったので「雨の中,ご苦労様」とお客さまから声をかけていただき,生徒のはげみになっています。これからも200,300と続けられるよう,地域の方とともにがんばっていきます。 卒業証書授与式 その後
クラスで記念撮影中
第41回卒業証書授与式が挙行されました
多くの方に参列して頂き、第41回卒業証書授与式が挙行されました。
27名の生徒が、希望と不安を胸に、学び舎を飛び立っていきました。 社会人としての第一歩、幸多いことを祈っています。 参列いただいた教育委員会、企業、地域の皆様、ありがとうございました。 第41回 卒業証書授与式 式辞式 辞 柔らかな春の陽ざしに、木々の芽も膨らむ季節となりました。この佳き日に、ご来賓をはじめ、日ごろからお世話になっている企業・地域・関係機関の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、第四十一回卒業証書授与式を、かくも盛大に挙行できますことは、卒業生はもとより、在校生、教職員にとりましても大きな喜びです。深く感謝申し上げます。 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これまでの皆さんの努力を心から讃えたいと思います。また、この日まで長きにわたってお子たちを励まし、支えてこられた保護者の皆様に対しても、ここに深く敬意を表します。今、立派に成長し、晴れやかに巣立っていくお子たちの姿を目の当たりにされ、これまでの歩みを振り返えられ、感慨深いことと存じます。こころよりお慶び申し上げます。 さて、卒業生の皆さん。先ほど、皆さん一人一人に卒業証書を授与いたしました。書いてある文言は同じですが、たどってきた道は一人一人違います。 企業実習で真剣に取り組んだ人。それぞれの専門教科の中で、暑い日も寒い日も黙々と作業に取り組んでいた人。みんなで意見を出し合い、対話を通して自分たちの作業内容や新しい取組を考えていった人。 配食サービスや体操教室をはじめとして、野菜の引き売り・交流農園、名刺・チラシの受注製作、喫茶ミルキーウェイの営業、錦林小学校・児童館との協働など、地域の方とのコミュニケーションを深めた人。 アビリンピックやビジネス文書検定等に取り組んだ人。オープンキャンパスで参加者に白河の取組を丁寧に説明した人。ポスター発表で自分たちが大切にしていることや自らの育ちを堂々と発表した人。 生徒会活動を引っ張っていった人。各種スポーツ大会に積極的に参加した人。部活動に熱心に取り組んだ人。また、美術作品の発表や音楽・和太鼓の演奏・発表に取り組んだ人、茶道などの伝統文化でもてなしの心を学んだ人等、卒業までに取り組んできたことは、一人一人様々です。 時には、白河で学習していくことの意味を見失いかけて、学校を休みがちになったり、実習で思い通りにいかず良い評価がもらえず落ち込んだり、友達との人間関係に悩んだり、いくつかの挫折感も味わったことと思います。 しかし、皆さんは失敗したこと、つらかったことをも通して成長して来たのです。うまくいかないこと、つらいことにどのように対応していけばよいのか、どのように乗り越えていけばよいのかを、経験を通して学び、確かに成長してきたのです。 自ら頑張って取り組み、成果を上げたこと、そして、うまくいかなかったこと、その両方が皆さんを成長させてきたのだと思います。 一つ、皆さんに、覚えておいてほしいことがあります。それは、企業や地域の皆様の支えがあってこそ、今の皆さんの姿があるということです。 企業との連携による実習では、数多くの企業にお世話になり、働く力を高めるためのご助言をたくさんいただきました。実習を通して、皆さんは、自ら振り返り、自ら次の課題に気付き、それを自らのキャリアデザインに落とし込んで、専門教科や各教科での学習につなげてきました。 また、地域の皆様からは、地域協働活動等で多大なご協力・ご支援をいただきました。地域の方と共に活動する中で、人と人との触れ合い、感謝の気持ち、誰かのために何かをすることの大切さなど、人として大切なことをたくさん学ばせていただきました。 錦林小学校との協働では、先日、錦林小のゆめいろ学級の子どもたちから卒業生に向けてのメッセージをいただきました。その中の言葉をいくつか紹介します。 野菜作りなどいつも優しく分かりやすく心を込めて教えてくれてありがとうございます。 僕たちのために時間を作ってくれたり、質問に答えてくれたりして僕はかっこいいなぁーと思いました。 私はもっと一緒に交流したいです。お兄さん、お姉さんは、誰かのためにいつもこころを込めて活動しているところがかっこいいなと思いました。 野菜の苦い根を切るのはお客さんのためで愛情がこもっているからだということが分かりました。 パン生地を丸めるコツを教えてくれてかっこいいと思った。僕もお兄さんみたいに優しくなりたいと思いました。 お兄さんやお姉さんを見ているとすごいなぁーと思ってパン屋さんになりたいと思いました。 手の洗い方、接客の姿勢や言葉について学びました。 人やものに心を込めることが大切だということが分かりました。 これらのメッセージを読んで皆さんもきっとやってよかった、うれしいと思ったことでしょう。 また、配食サービスや体操教室・手浴、情報印刷ワークショップ、児童館イベントのカード作り等でも地域の方々からたくさんうれしいお言葉をいただいています。 皆さんが地域の方と一緒に活動することで地域の方にも喜んでいただいています。皆さんは活動を通して地域への貢献もしているのです。 働くことについての思いや決意も一人一人違います。先日の卒業生を激励する会では、一人一人が、この三年間を振り返り、自らの未来のことをしっかり考え、卒業後の働く姿について、自分の言葉で力強く発表してくれました。 コミュニケーションを自ら積極的に取っていこうと思っている人。自ら健康管理に努め毎日休まず出勤しようと思っている人。丁寧に間違いなく作業し、周りから信頼される人になりたいと思っている人。一人一人様々です。 しかし、共通して言えることは、皆さん一人一人が働く社会人として、責任感を持って仕事をしていこうと考えていることです。 そのことをとても頼もしいと感じています。 そして、そんな皆さんは、白河の誇りです。 卒業後の生活も一人一人違います。卒業後に一人暮らしを始める人もいます。今、就労前の実習に取り組んでいる人もいます。三月中旬から働き始める人もいます。職種も仕事内容も一人一人違います。 働くことだけでなく、人生をより豊かにするために、趣味を充実させようとしたり、旅行に行こうとしたりしている人もいます。 卒業生二十七名それぞれの「自らの未来」がここにあります。 皆さんは、入学以来、「振り返りと気付き」を大切にしてきました。そして「なぜ、何のために」を意識して様々な学習や実習に取り組み、自ら働く力を高め続けてきました。そして、今、まさに、働くことを通して社会に貢献していこうとしています。さらに、働く生活を続けていく中で、自らの夢や希望を叶えていこう、自らの未来を切り拓いていこうとしています。 卒業生の皆さん、これからも「振り返りと気付き」「なぜ、何のために」を大切にして、「自ら」歩んでいってください。 企業・地域の皆様、本当にありがとうございました。改めて感謝申し上げます。 卒業生の皆さん、皆さんを支えて下さった企業・地域の皆様への、そしてご家族や周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに、次のステージに進んでいってください。 皆さん一人一人の、 歩いていく道は、 きっと違うけれど、 この地球のどこかで、 同じ空見上げている仲間がいることも忘れないでください。 あらためて皆さんのこれからの人生が実り多い、幸福なものでありますよう心から祈念して、私の式辞といたします。 平成三十年三月一日 京都市立白河総合支援学校 校 長 松 田 実 |
|